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新たな寮と新生活
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穏やかなのに有無を言わせないオーラを感じさせる男にリトゥル・バーニーは魅入られた。
肩にかけていた荷物を置き、鞄の中から一冊の本を取り出して差し出した。
「先日は失礼しました。
改めまして、リトゥル・バーニーと申します。
お預かりしてました本をお返しします。」
男は小さく笑うと本を受け取った。
「ベンジャミン・ミラーの“片羽の天使”
続きが読みたかったんだ。
ありがとう。
私は“サム”だ。
皆んなにはマスターと呼ばれてる。
まぁ、座りなさい。
マリエッタもお疲れ様。
エド、ヒスイも座りなさい。」
「いつもの事だよ。
ホテル暮らしなんて楽なもんさ。」
マダム・マリエッタはカウンターに座ると置かれていたコーヒーに口をつけた。
「さて、リトゥル・・・。
君をここに迎えた理由は分かっているね。
マリエッタから君の覚悟は聞いている。
私が言うことなんて他にはないよ。
命をかけて戦う事を選んだ君に敬意を・・・。
ここは君にとって安全な場所だ。
丘での仕事に励んでくれている君達には寛いでもらう、それが私の仕事だよ。
自由に過ごしなさい。」
「恐縮です。
ありがとうございます。」
マスターはリトゥル・バーニーを静かに見つめた。
「君達の行いは私の咎だ。
仕事の全ての責任は私にある。
罪悪感も悲壮感も背負う必要はない。
良い目になったじゃないか。
我々は君を歓迎する。」
差し出された手を震えながら立ち上がったトゥル・バーニーは、己の人生を回想していた。
親の顔を知らない、周りより少し大きな体の男の子には人生は厳しかった。
お兄さんやお年さんはいたが、彼らの顔から生気が失われていく事に気づくのも遅くはなかった。
理由を知ったのは5歳の夏だった。
当時の施設長グレシャム神父によって連れて行かれた屋敷で現実を見たリトゥル・バーニーにとって息をする事すら罪悪感がある程、汚れたと分かってしまった。
施設では子供達が生き残りをかけて蹴落とし合い、信じる者がいない暗いトンネルの中で親友モーリスと出会った。
仕事の日の夜はお互い泣きながら肩を寄せ合った。
フレディ先生と出会い、初めて信じられる大人が現れたと喜んだ束の間。
グレシャム神父を手にかけ、重たい重たい枷を背負う事になった。
警察学校では、誰とも馴染まずヒソップに配属されると田舎ののどかな雰囲気に穏やかな気持ちになるも、いつ自分の秘密が知られるかとの不安が心を落ち着かせる事がなかった。
テレンス・ブラナーに見つかった時は絶望したが、ある意味ホッとしている自分がいた。
Bar Hopeで過ごす内に、マダムへの忠誠心と店への愛着、そして自由に笑う彼らに憧れたのだ。
マダム・マリエッタやエドの優しい目とヒスイの労りの目に背中を押され、リトゥル・バーニーはマスターの手を握った。
「宜しくお願いします。」
____________
「良い子じゃないか。」
「そうだろう。
部屋に入ってきた瞬間にビビっときたね。」
マスターに胸を張ったマダム・マリエッタにエドはクスクスと笑った。
「あのハイエナは全く・・・気持ちい程にハマってくれたね。」
マダムは溜息混じりに髪をほどき始めた。
「テレンス・ブラナー・・・。
今も家から怯えて出てこれないらしい。
奥方にも見捨てられたと報告があった。
元々、エリートコースだったが情報屋をボコボコにした事が由縁で左遷されたんだ。
その情報屋がホームレスだった事もあって、表立っての処分ではなかったがダチュラで力をつけて王都に返り咲く算段
だったんだろう。
ホームレスは命は取り止めて、療養中だ。」
マスターはコポコポとコーヒー豆にお湯を注いだ。
「ハイエナの事はなんだっていいさ。
私達の前に、もう現れる事はないだろうさ。」
「フフフ。
招待状は送っているのに意地悪ですね。」
エドが苦笑するとマスターとマダムが笑い出した。
3人がコーヒーを楽しんでいた時だった。
カウンターの横にある扉が開き少女が眠たそうな顔を出して覗いていた。
「おかえり・・・。」
騒がしかったのだろう。
隣にいる白いフワフワの犬が不機嫌そうな顔を隠そうともしない。
「起きたのか?」
マスターが声を掛けると少女は首をコクンと縦に振った。
「うん。マダムの声が聞こえた。」
「ただいま。子ウサギを連れて帰ってきたよ。
新しい家族だ。仲良くおしよ。」
マダムの言葉に少女は顔を輝かせた。
「本当??」
「えぇ、今ヒスイが部屋へ案内してるとこです。
行きますか?」
カウンターにやって来た少女を抱き上げるとエドは微笑んだ。
「ううん。忙しいだろうから後でいい。
マスターお腹すいた。」
「分かった。
ハニートーストを作ってやろう。」
眠そうな可憐な少女の出現に大人達は微笑みあったのであった。
________
「この部屋を自由に使って。
ちょっと狭いけど、1人部屋だから気兼ねなく過ごしてよ。」
ヒスイによって連れてこられた部屋にリトゥル・バーニーは愕然とした。
レンガの壁が一面に広がり、広々としたリビングにはベージュの大きなソファーに小さめの冷蔵庫が置かれ、古材で作られた棚がおしゃれを醸し出さしていた。
「トイレとシャワーはここね。
寝室とクローゼットは奥。
大きな風呂とランドリールームは下の階にあるよ。」
「俺がここ使って良いんですか?」
リトゥル・バーニーが慌てて確認するとヒスイはにこやかに頷いた。
「うん。マスターが君の為に用意したんだ。
実は他のみんなの部屋は2階とあって、この部屋は一番狭いんだ。」
申し訳なさそうに眉を下げるヒスイにリトゥル・バーニーは首をブンブンと振った。
「俺は寝れる場所があれば良いんです。
こんな素敵な部屋をいただけるとは思っていませんでした。」
「気に入ってくれたようで良かったよ。
後で俺達の部屋にもおいでよ。
それよりも先にコインランドリーと浴場だよね。
少し片付けたら行ってみようか?
帰還早々だから、誰かしら使ってるかもしれないけど。」
ヒスイは黒く縁取られた窓枠に手をかけ大きく窓を広げると部屋の中に風を入れた。
リトゥル・バーニーは奥の寝室を覗き、大きなベットの脇に荷物を置くと部屋を見渡した。
「広い・・・。」
今まで住んだどの部屋よりも広く、体の大きなリトゥル・バーニーでも余裕を持って行動する事が出来る。
《ここで暮らすんだ・・・。》
ホッとするのも束の間ヒスイが待っている事に気づき、急いでリビングに戻った。
「もういいの?じゃあ、行く?」
「はい。お願いします。」
2人で部屋を出て歩き出した時だった。
扉が開き1人の女性が部屋から出てきた。
前髪だけを頭頂部で括り、メガネをかけクシャクシャのジャージ姿で現れたのは何と・・・。
「あれ、アリー姉さん風呂でも行くの?」
そう、驚くべき事にヒスイが声をかけたクシャクシャジャージの相手はBar Hopeの歌姫アレクサンドラだったのだ。
肩にかけていた荷物を置き、鞄の中から一冊の本を取り出して差し出した。
「先日は失礼しました。
改めまして、リトゥル・バーニーと申します。
お預かりしてました本をお返しします。」
男は小さく笑うと本を受け取った。
「ベンジャミン・ミラーの“片羽の天使”
続きが読みたかったんだ。
ありがとう。
私は“サム”だ。
皆んなにはマスターと呼ばれてる。
まぁ、座りなさい。
マリエッタもお疲れ様。
エド、ヒスイも座りなさい。」
「いつもの事だよ。
ホテル暮らしなんて楽なもんさ。」
マダム・マリエッタはカウンターに座ると置かれていたコーヒーに口をつけた。
「さて、リトゥル・・・。
君をここに迎えた理由は分かっているね。
マリエッタから君の覚悟は聞いている。
私が言うことなんて他にはないよ。
命をかけて戦う事を選んだ君に敬意を・・・。
ここは君にとって安全な場所だ。
丘での仕事に励んでくれている君達には寛いでもらう、それが私の仕事だよ。
自由に過ごしなさい。」
「恐縮です。
ありがとうございます。」
マスターはリトゥル・バーニーを静かに見つめた。
「君達の行いは私の咎だ。
仕事の全ての責任は私にある。
罪悪感も悲壮感も背負う必要はない。
良い目になったじゃないか。
我々は君を歓迎する。」
差し出された手を震えながら立ち上がったトゥル・バーニーは、己の人生を回想していた。
親の顔を知らない、周りより少し大きな体の男の子には人生は厳しかった。
お兄さんやお年さんはいたが、彼らの顔から生気が失われていく事に気づくのも遅くはなかった。
理由を知ったのは5歳の夏だった。
当時の施設長グレシャム神父によって連れて行かれた屋敷で現実を見たリトゥル・バーニーにとって息をする事すら罪悪感がある程、汚れたと分かってしまった。
施設では子供達が生き残りをかけて蹴落とし合い、信じる者がいない暗いトンネルの中で親友モーリスと出会った。
仕事の日の夜はお互い泣きながら肩を寄せ合った。
フレディ先生と出会い、初めて信じられる大人が現れたと喜んだ束の間。
グレシャム神父を手にかけ、重たい重たい枷を背負う事になった。
警察学校では、誰とも馴染まずヒソップに配属されると田舎ののどかな雰囲気に穏やかな気持ちになるも、いつ自分の秘密が知られるかとの不安が心を落ち着かせる事がなかった。
テレンス・ブラナーに見つかった時は絶望したが、ある意味ホッとしている自分がいた。
Bar Hopeで過ごす内に、マダムへの忠誠心と店への愛着、そして自由に笑う彼らに憧れたのだ。
マダム・マリエッタやエドの優しい目とヒスイの労りの目に背中を押され、リトゥル・バーニーはマスターの手を握った。
「宜しくお願いします。」
____________
「良い子じゃないか。」
「そうだろう。
部屋に入ってきた瞬間にビビっときたね。」
マスターに胸を張ったマダム・マリエッタにエドはクスクスと笑った。
「あのハイエナは全く・・・気持ちい程にハマってくれたね。」
マダムは溜息混じりに髪をほどき始めた。
「テレンス・ブラナー・・・。
今も家から怯えて出てこれないらしい。
奥方にも見捨てられたと報告があった。
元々、エリートコースだったが情報屋をボコボコにした事が由縁で左遷されたんだ。
その情報屋がホームレスだった事もあって、表立っての処分ではなかったがダチュラで力をつけて王都に返り咲く算段
だったんだろう。
ホームレスは命は取り止めて、療養中だ。」
マスターはコポコポとコーヒー豆にお湯を注いだ。
「ハイエナの事はなんだっていいさ。
私達の前に、もう現れる事はないだろうさ。」
「フフフ。
招待状は送っているのに意地悪ですね。」
エドが苦笑するとマスターとマダムが笑い出した。
3人がコーヒーを楽しんでいた時だった。
カウンターの横にある扉が開き少女が眠たそうな顔を出して覗いていた。
「おかえり・・・。」
騒がしかったのだろう。
隣にいる白いフワフワの犬が不機嫌そうな顔を隠そうともしない。
「起きたのか?」
マスターが声を掛けると少女は首をコクンと縦に振った。
「うん。マダムの声が聞こえた。」
「ただいま。子ウサギを連れて帰ってきたよ。
新しい家族だ。仲良くおしよ。」
マダムの言葉に少女は顔を輝かせた。
「本当??」
「えぇ、今ヒスイが部屋へ案内してるとこです。
行きますか?」
カウンターにやって来た少女を抱き上げるとエドは微笑んだ。
「ううん。忙しいだろうから後でいい。
マスターお腹すいた。」
「分かった。
ハニートーストを作ってやろう。」
眠そうな可憐な少女の出現に大人達は微笑みあったのであった。
________
「この部屋を自由に使って。
ちょっと狭いけど、1人部屋だから気兼ねなく過ごしてよ。」
ヒスイによって連れてこられた部屋にリトゥル・バーニーは愕然とした。
レンガの壁が一面に広がり、広々としたリビングにはベージュの大きなソファーに小さめの冷蔵庫が置かれ、古材で作られた棚がおしゃれを醸し出さしていた。
「トイレとシャワーはここね。
寝室とクローゼットは奥。
大きな風呂とランドリールームは下の階にあるよ。」
「俺がここ使って良いんですか?」
リトゥル・バーニーが慌てて確認するとヒスイはにこやかに頷いた。
「うん。マスターが君の為に用意したんだ。
実は他のみんなの部屋は2階とあって、この部屋は一番狭いんだ。」
申し訳なさそうに眉を下げるヒスイにリトゥル・バーニーは首をブンブンと振った。
「俺は寝れる場所があれば良いんです。
こんな素敵な部屋をいただけるとは思っていませんでした。」
「気に入ってくれたようで良かったよ。
後で俺達の部屋にもおいでよ。
それよりも先にコインランドリーと浴場だよね。
少し片付けたら行ってみようか?
帰還早々だから、誰かしら使ってるかもしれないけど。」
ヒスイは黒く縁取られた窓枠に手をかけ大きく窓を広げると部屋の中に風を入れた。
リトゥル・バーニーは奥の寝室を覗き、大きなベットの脇に荷物を置くと部屋を見渡した。
「広い・・・。」
今まで住んだどの部屋よりも広く、体の大きなリトゥル・バーニーでも余裕を持って行動する事が出来る。
《ここで暮らすんだ・・・。》
ホッとするのも束の間ヒスイが待っている事に気づき、急いでリビングに戻った。
「もういいの?じゃあ、行く?」
「はい。お願いします。」
2人で部屋を出て歩き出した時だった。
扉が開き1人の女性が部屋から出てきた。
前髪だけを頭頂部で括り、メガネをかけクシャクシャのジャージ姿で現れたのは何と・・・。
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