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王城 〜予感〜
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アースガイル国のイルツクの地にいる守護者である聖獣オリオン。
デザリア国にいる守護者・聖獣トルトル・ポルポル。
パライソの森の守護者・聖獣アマメ
グランヌス国の守護者・聖獣ラーヴァ
そして天空の守護者・聖獣スカイヤ
彼の地で聖獣達がイオリを待っているという。
ーーー試練だ。
国王アルフレッドの夢に出てきたスカイヤはそう言ったらしい。
「何の?」
困惑するイオリにアルフレッドも困った顔をして首を横に振った。
「それは分からん。
空の守護者と名乗った白銀のドラゴンが夢に出て来たのだぞ。
顔面をグイグイと近づけて大きな口を開いていた。
驚いたのなんの・・・怖かったぁぁ。」
国王の威厳などなくアルフレッドは小さくなった。
「・・・確かに。
それは怖いかも。」
同意するのは少しばかり同情するヴァルトだけで、他は話を進めろと咳払いをしている。
「何の試練かは分からん。
だが、聖獣が呼んでいるのなら行かないわけにはいかないだろう。
世の中はアースガイルだけではなく他国でも事件が巻き起こっている。
気にもなるだろうが、それは我等の仕事。
イオリは聖獣の試練とやらに集中しなさい。」
アルフレッドがそう言うと、テオルドが頷いている。
「各地を旅するのだ。
今回騒ぎになっている輩達に遭遇する事もあるだろう。
今のイオリ1人では対処も難しいのは分かっている。
だから、ヒューゴ。
道中の護衛を任せたぞ。」
「承知しました。」
ヒューゴは胸に手を当てて頭を下げた。
「・・・旅かぁ。
久々ですね。」
「あぁ。
子供達もイオリと旅する事に大喜びするだろうな。
準びを怠るなよ。」
「あぁ、俺の得意な事です。
任せて下さい。」
試練というのならナギのスキルで一っ飛びという訳には行かないだろう。
いつもの通り、のんびりと小さな馬車を揺らして行けばいい。
旅はしたかったが、皆んなに迷惑をかけられたないと足踏みしていたが周囲が理由を作ってくれる。
イオリのワクワクが伝わるようで、皆も笑顔になっている。
「イオリ。ヒューゴ。
魔獣の誘拐の件も人族を襲う組織の件も解決はしていません。
道中で得た情報を小まめに送ってくれると助かります。
今はどんな情報も欲しいところです。」
宰相グレン・ターナーは2人の指に収まった通信の魔道具を指差した。
「はい。分かりました。
連絡は・・・俺がします。
多分、イオリは忘れるんで。」
ヒューゴとテオルドに睨まれたイオリは旅に出れる喜びがすっ飛び気まずそうに顔を逸らして笑った。
「ははは。」
「お前の無事をみんなが祈っているんだ。
少しの窮屈は我慢しなさい。」
ニコライに肩を叩かれたイオリは大人しく頷くしかなかった。
※※※※※ ※※※※※
書籍化第4巻宜しくお願いします!
コミカライズも第2巻が書籍化されました!是非、ご覧下さい。
デザリア国にいる守護者・聖獣トルトル・ポルポル。
パライソの森の守護者・聖獣アマメ
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そして天空の守護者・聖獣スカイヤ
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ーーー試練だ。
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「何の?」
困惑するイオリにアルフレッドも困った顔をして首を横に振った。
「それは分からん。
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驚いたのなんの・・・怖かったぁぁ。」
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「・・・確かに。
それは怖いかも。」
同意するのは少しばかり同情するヴァルトだけで、他は話を進めろと咳払いをしている。
「何の試練かは分からん。
だが、聖獣が呼んでいるのなら行かないわけにはいかないだろう。
世の中はアースガイルだけではなく他国でも事件が巻き起こっている。
気にもなるだろうが、それは我等の仕事。
イオリは聖獣の試練とやらに集中しなさい。」
アルフレッドがそう言うと、テオルドが頷いている。
「各地を旅するのだ。
今回騒ぎになっている輩達に遭遇する事もあるだろう。
今のイオリ1人では対処も難しいのは分かっている。
だから、ヒューゴ。
道中の護衛を任せたぞ。」
「承知しました。」
ヒューゴは胸に手を当てて頭を下げた。
「・・・旅かぁ。
久々ですね。」
「あぁ。
子供達もイオリと旅する事に大喜びするだろうな。
準びを怠るなよ。」
「あぁ、俺の得意な事です。
任せて下さい。」
試練というのならナギのスキルで一っ飛びという訳には行かないだろう。
いつもの通り、のんびりと小さな馬車を揺らして行けばいい。
旅はしたかったが、皆んなに迷惑をかけられたないと足踏みしていたが周囲が理由を作ってくれる。
イオリのワクワクが伝わるようで、皆も笑顔になっている。
「イオリ。ヒューゴ。
魔獣の誘拐の件も人族を襲う組織の件も解決はしていません。
道中で得た情報を小まめに送ってくれると助かります。
今はどんな情報も欲しいところです。」
宰相グレン・ターナーは2人の指に収まった通信の魔道具を指差した。
「はい。分かりました。
連絡は・・・俺がします。
多分、イオリは忘れるんで。」
ヒューゴとテオルドに睨まれたイオリは旅に出れる喜びがすっ飛び気まずそうに顔を逸らして笑った。
「ははは。」
「お前の無事をみんなが祈っているんだ。
少しの窮屈は我慢しなさい。」
ニコライに肩を叩かれたイオリは大人しく頷くしかなかった。
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