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旅路 〜ダグスクへ〜
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パチン パチン
焚き火の音に呼ばれて振り返ったイオリが微笑む。
「ソル?」
突然のイオリの言葉に食卓が騒然となった。
「ソル!?」
「どこ!?」
「ソル?」
「どこどこどこ!?」
立ち上がる子供達を落ち着かせてイオリは焚き火に近づいた。
すると焚き火の中で真紅の小鳥が楽しそうに羽をバタつかせていた。
「「「「ソル!!」」」」
子供達は抱き付きそうな勢いで焚き火に飛び込みそうになるが、慌てて止めるアウラが間に入った。
「こらこら、これは焚き火だよ。
飛び込んだら大怪我しちゃう。
ソルは焚き火の炎を通じて会いにきてくれているんだよ。
アウラ、止めてくれて有難う。」
イオリに頭を撫でられたアウラは嬉しそうに喉を鳴らした。
「本当に焚き火の炎の中にソルがいるんだな。」
ソルが以前会いに来たのはイオリが1人で焚き火番をしていた時の事だった。
だが、今日は家族の皆んなにも会いに来たようだ。
「元気?」
「怪我や病気してない?」
「会えて嬉しいよ。」
「ソルちゃん。会いたいよ。」
必死な子供達にもソルはニコニコとしながら頷いたり、羽を動かしたりと忙しい。
ソルレカランテと名付けられたフェニックスのソルだ。
天空の王・ソライヤに託されイオリの元で過ごした時間は彼のこれからの時間を考えれば短いのかもしれない。
それでも、ソルがイオリが大好きである事も子供達に愛情を抱いている事は変わらない。
何かしらの事情で離れながらも従魔契約を結び続けている事はイオリも分かっており、安心している要因の一つだった。
「やあ、ソル。
元気そうだね。
俺達は今ダグスクに向かっているところだよ。
ソルと一緒にダグスクに行った時は大きなクラーケンに遭遇したね。
今回は安全な滞在になると良いなと思ってるよ。」
イオリが手を振るとソルは嬉しそうにステップを踏んで見せた。
「ダグスクの次はデザリア。
砂漠の国だ。
また、いつでも会いにおいで。」
イオリの笑顔にソルはコクコクと嬉しそうに羽をバタつかせた。
この日、イオリ達の食事にソルがいた。
パティは大きな口で肉を頬張り、スコルは負けじと大食いの才能を見せた。
お腹いっぱいになったナギはライヤーを奏でゼンとアウラとソルがその音色に合わせて踊り出す。
ニナはヒューゴの膝の上でニコニコと微笑んで見ていたが、いつのまにかコクリコクリと心地よい眠りについた。
ニナを馬車の荷台に用意された寝具で眠らせたヒューゴは焚き火の炎を絶やさぬ様に薪を焚べ、ソルに話しかけた。
イオリは揃った家族に優しい笑顔を向けてた。
「リュオン様。
今日も楽しい1日でした。」
イオリの言葉が届いたのか、流れ星が1つ煌めきならが流れていった。
※※※※※ ※※※※※
書籍化第4巻宜しくお願いします!
コミカライズも第2巻が書籍化されました!是非、ご覧下さい。
焚き火の音に呼ばれて振り返ったイオリが微笑む。
「ソル?」
突然のイオリの言葉に食卓が騒然となった。
「ソル!?」
「どこ!?」
「ソル?」
「どこどこどこ!?」
立ち上がる子供達を落ち着かせてイオリは焚き火に近づいた。
すると焚き火の中で真紅の小鳥が楽しそうに羽をバタつかせていた。
「「「「ソル!!」」」」
子供達は抱き付きそうな勢いで焚き火に飛び込みそうになるが、慌てて止めるアウラが間に入った。
「こらこら、これは焚き火だよ。
飛び込んだら大怪我しちゃう。
ソルは焚き火の炎を通じて会いにきてくれているんだよ。
アウラ、止めてくれて有難う。」
イオリに頭を撫でられたアウラは嬉しそうに喉を鳴らした。
「本当に焚き火の炎の中にソルがいるんだな。」
ソルが以前会いに来たのはイオリが1人で焚き火番をしていた時の事だった。
だが、今日は家族の皆んなにも会いに来たようだ。
「元気?」
「怪我や病気してない?」
「会えて嬉しいよ。」
「ソルちゃん。会いたいよ。」
必死な子供達にもソルはニコニコとしながら頷いたり、羽を動かしたりと忙しい。
ソルレカランテと名付けられたフェニックスのソルだ。
天空の王・ソライヤに託されイオリの元で過ごした時間は彼のこれからの時間を考えれば短いのかもしれない。
それでも、ソルがイオリが大好きである事も子供達に愛情を抱いている事は変わらない。
何かしらの事情で離れながらも従魔契約を結び続けている事はイオリも分かっており、安心している要因の一つだった。
「やあ、ソル。
元気そうだね。
俺達は今ダグスクに向かっているところだよ。
ソルと一緒にダグスクに行った時は大きなクラーケンに遭遇したね。
今回は安全な滞在になると良いなと思ってるよ。」
イオリが手を振るとソルは嬉しそうにステップを踏んで見せた。
「ダグスクの次はデザリア。
砂漠の国だ。
また、いつでも会いにおいで。」
イオリの笑顔にソルはコクコクと嬉しそうに羽をバタつかせた。
この日、イオリ達の食事にソルがいた。
パティは大きな口で肉を頬張り、スコルは負けじと大食いの才能を見せた。
お腹いっぱいになったナギはライヤーを奏でゼンとアウラとソルがその音色に合わせて踊り出す。
ニナはヒューゴの膝の上でニコニコと微笑んで見ていたが、いつのまにかコクリコクリと心地よい眠りについた。
ニナを馬車の荷台に用意された寝具で眠らせたヒューゴは焚き火の炎を絶やさぬ様に薪を焚べ、ソルに話しかけた。
イオリは揃った家族に優しい笑顔を向けてた。
「リュオン様。
今日も楽しい1日でした。」
イオリの言葉が届いたのか、流れ星が1つ煌めきならが流れていった。
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