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秋人side
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「梅原久しぶり!」
「秋人様お久しぶりです。」
「あ、なんだよお前かよ拓海、お前は来なくて良いわ!」
「なんですか?まるで子供みたいに騒いで?」
「誰が子供だ!」
「どっから見てもお前だよ!」
「こら二人とも、仲良くね…。…ボソッ…じゃないと、クビにしちゃうかもなー」
「はい…。」
「じゃあ梅原あーちゃん見てもらっても良い?」
「はい。此方へどうぞ。」
ガラッ…パタンッ
「では、佐藤様は此方に寝かせてください。」
「では、これから詳しく調べて来ますのでお掛けになってお待ち下さい。」
パタンッ
「あーちゃん大丈夫かな?重い病気とかになっていないと良いんだけど…。」
「それをこれから梅原が検査するんですよ。まぁ、あいつの腕は確かですし任せましょう。」
「拓海ってさぁーなんだかんだ梅原のこと好きだよね?」
「何言ってるんですか?そんなわけないでしょう。」
「梅原もお前のこと好きだと思うんだけどなぁー?」
「そんなわけないでしょう。あいつは昔から私に悪口しか言ってきませんし。」
多分両片思いなんだよな~。この二人いつまで続けるんだろう。
まぁ、面白いから良いけど!
ガラッ
「秋人様。終わりました。」
「梅原…どうだった?」
「とにかく佐藤様は身長に対して体重が軽過ぎます。そしてとにかく栄養が不足しています。それに身体に火傷などの古傷が沢山ありました。身長が156センチで体重は30キロあるかないかです。胃は年齢の割にとても小さいですが毎日少しずつ食べる量を増やしていけばまだ成長期ですし身長も伸びてくれると思います。古傷の方は、薬などで出来る限り消していきましょう。それと佐藤様の耳の裏に引っ掻いたような傷が多くありました。多分ですが、幻聴などが聞こえているのかもしれません。」
「そう。ありがとう。」
「秋人様は本当に佐藤様と暮らすおつもりですか?」
「本気だよ。手放す気はないよ。」
「…そうですか。では、佐藤様の生活の仕方について幾つかアドバイスを。」
「まず夜中もうなされてします可能性があります。毎日それが続く場合は此方で睡眠薬を出します。その他には、急に沢山の食事が出されると出されたものを全て食べようとしてしまう子がいるのでよく注意して見てあげてください。後佐藤様の目の届く場所に刃物などは置かないようにしてください。腕に自傷した傷がありましたので。精神面に関してはとにかく不安定な状況なので、急に親に虐待された時の記憶がフラッシュバックしてパニックになったりする可能性が十分にあるのでそこも気を付けてください。」
「あと、秋人様。佐藤様…とても可愛らしいお顔でございましたよ。」
「…見たの?、おれまだ見てないのに…。」
「検査のため仕方なく。」
「チッ。良いよ、おれはあーちゃんから見せてもらうし!無理やりみるなんてことしないし!」
「ふふふっ。秋人様ずいぶん変わりましたね。」
「まぁね、あーちゃんのおかげだよ。」
「そうですか。では、何かありましたらまたご連絡下さい。」
「そうするよ。」
「あ、あと傷薬を塗って包帯を巻いているので、そうですね、入浴した後に私が包帯を巻きに行きますので連絡して下さい。良いですか、ぬるいお湯じゃないとダメですからね。」
「了解。」
「それでは失礼します。」
「じゃあな吊り目」
「はいはい。」
ガラッ…ガチャン
「ひとまず大きな病気は無かったから良かったよ。」
「そうですね。」
「まぁ、まずはあーちゃんと一緒にうちに帰ろうか。拓海」
「はい。そうですね。賑やかになりそうですね」
「秋人様お久しぶりです。」
「あ、なんだよお前かよ拓海、お前は来なくて良いわ!」
「なんですか?まるで子供みたいに騒いで?」
「誰が子供だ!」
「どっから見てもお前だよ!」
「こら二人とも、仲良くね…。…ボソッ…じゃないと、クビにしちゃうかもなー」
「はい…。」
「じゃあ梅原あーちゃん見てもらっても良い?」
「はい。此方へどうぞ。」
ガラッ…パタンッ
「では、佐藤様は此方に寝かせてください。」
「では、これから詳しく調べて来ますのでお掛けになってお待ち下さい。」
パタンッ
「あーちゃん大丈夫かな?重い病気とかになっていないと良いんだけど…。」
「それをこれから梅原が検査するんですよ。まぁ、あいつの腕は確かですし任せましょう。」
「拓海ってさぁーなんだかんだ梅原のこと好きだよね?」
「何言ってるんですか?そんなわけないでしょう。」
「梅原もお前のこと好きだと思うんだけどなぁー?」
「そんなわけないでしょう。あいつは昔から私に悪口しか言ってきませんし。」
多分両片思いなんだよな~。この二人いつまで続けるんだろう。
まぁ、面白いから良いけど!
ガラッ
「秋人様。終わりました。」
「梅原…どうだった?」
「とにかく佐藤様は身長に対して体重が軽過ぎます。そしてとにかく栄養が不足しています。それに身体に火傷などの古傷が沢山ありました。身長が156センチで体重は30キロあるかないかです。胃は年齢の割にとても小さいですが毎日少しずつ食べる量を増やしていけばまだ成長期ですし身長も伸びてくれると思います。古傷の方は、薬などで出来る限り消していきましょう。それと佐藤様の耳の裏に引っ掻いたような傷が多くありました。多分ですが、幻聴などが聞こえているのかもしれません。」
「そう。ありがとう。」
「秋人様は本当に佐藤様と暮らすおつもりですか?」
「本気だよ。手放す気はないよ。」
「…そうですか。では、佐藤様の生活の仕方について幾つかアドバイスを。」
「まず夜中もうなされてします可能性があります。毎日それが続く場合は此方で睡眠薬を出します。その他には、急に沢山の食事が出されると出されたものを全て食べようとしてしまう子がいるのでよく注意して見てあげてください。後佐藤様の目の届く場所に刃物などは置かないようにしてください。腕に自傷した傷がありましたので。精神面に関してはとにかく不安定な状況なので、急に親に虐待された時の記憶がフラッシュバックしてパニックになったりする可能性が十分にあるのでそこも気を付けてください。」
「あと、秋人様。佐藤様…とても可愛らしいお顔でございましたよ。」
「…見たの?、おれまだ見てないのに…。」
「検査のため仕方なく。」
「チッ。良いよ、おれはあーちゃんから見せてもらうし!無理やりみるなんてことしないし!」
「ふふふっ。秋人様ずいぶん変わりましたね。」
「まぁね、あーちゃんのおかげだよ。」
「そうですか。では、何かありましたらまたご連絡下さい。」
「そうするよ。」
「あ、あと傷薬を塗って包帯を巻いているので、そうですね、入浴した後に私が包帯を巻きに行きますので連絡して下さい。良いですか、ぬるいお湯じゃないとダメですからね。」
「了解。」
「それでは失礼します。」
「じゃあな吊り目」
「はいはい。」
ガラッ…ガチャン
「ひとまず大きな病気は無かったから良かったよ。」
「そうですね。」
「まぁ、まずはあーちゃんと一緒にうちに帰ろうか。拓海」
「はい。そうですね。賑やかになりそうですね」
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