7 / 47
気になるあいつ
気になるあいつ。でも嫌い2
しおりを挟む
「はぁ。俺は‥。」
「ね。楽しいよ?」
拓人が断ろうと口を開きかけるが、ミキちゃんの笑顔での説得に、拓人は躊躇した。
珍しいと思うが、何気に見てしまった、ミキちゃんの笑顔の裏に、圧を感じるのは何故だろう。
「お邪魔させてもらう‥。」
拓人が、ミキちゃんに圧されるとは。想像も出来なかった。
何時も俺は、拓人に流されてしまうが、ミキちゃんには効果がないらしい。
流石、俺の天使。
だが、どうするか。拓人が行くとなると、俺のテンションが下がって行く気が失せるな‥。
「どうしたの?」
俺が考え込んでる間に、ミキちゃんの旦那が、いつの間にかいて俺の顔を覗き込んでいる。
修二さん。αなのに、物腰が柔らかく、俺に対してもいつでも優しい人だ。
ミキちゃんの隣に立つと、二人で一つって感じになるんだよな。
これが番パワー?俺は何を考えているのか‥。時々分かんなくなる。
「‥修二さん。」
「ふはっ。同い年なんだからさん付けっておかしくない?」
俺は何故か、修二さんは呼び捨て出来ない。なんか呼び捨てしづらい程、俺らと違う気がする。
「修二も来るんだよ。だから、二人とも遠慮しないで、ね?」
そんな風にお願いされてしまったら行くしかない。
そうして、俺達はミキちゃんの別荘に行く事になった。
〈楽しい夏休み編〉
青い空、白い雲、そして緑生い茂る森の中。
ミキちゃんの別荘は長野の山の中でした。
長野の山の中って流石金持ち(偏見)だ。
車でも行ける所なのだが、途中で降りた。森の中でも気持ち良いスポットがあるみたいで、そこを見せたいと言われ、山道をひたすら登ってます。ひたすら登って少し降りて、また登って急勾配になっている所で足滑らしそうになったりして3時間‥。運動苦手な俺には大変だ。本当はそこまで時間かからないらしいんだけどね‥。
「ふへへはは‥はぁ‥はぁ‥。」
なんかラリってくる。こんなに汗かく事ないんだけど、辛いんだけど辛くないんだ。だんだん気持ち良くなってくる。意識も飛びそう‥。てか、今どこなのここ。。。
「もうそろそろだから頑張って!」
ミキちゃんに励まされながらも、俺の足は雛鳥の様に震えながらも歩き続ける。さり気なく拓人が、ずっと支えてくれている。
時々、気にしてくれる修二さんも励ましてくれる。俺は皆の足を引っ張っている自覚がある。
帰ったら運動しようそうしよう。と、只只管に思いながら歩いた。
そうしていたら、緑の森っぽい所から、開けてきてきて、岩だらけのコースになっていった。そこを登っていって、またひたすら上を目指して行った。
上はもう直ぐ其処だ。
テンションが高くなる俺。
そうしてー‥。
〈山頂〉
「う‥わぁあっ!!!」
そこは、とても見晴らしが良く、富士山が大きく大きく見えた。流石に長野は富士山が凄く近い。大きさに驚きしか感じない。そして、他の山々も果てしなく‥。
そして、雲の上なのか?下が白い霧に覆われて見えない。
自然の大きさに只々圧巻させられました。
自分の今迄の事なんて吹っ飛ぶ。あまりにも小さい事や小さな事で悩んでいた事なんて、この自然の前だと何にもならない。俺、なんていうか‥生まれ変わった気分になるよ。
「凄いな‥。」
「ね、来てよかったでしょ?」
「うん!最高だ!」
但し、帰るのが地獄でした。
余りにも動いた事が無かった俺の身体は、非常に酷使してしまったらしく、帰りは皆さんに介抱されながら降りました‥。
足が千鳥足にも成らず、完全にお荷物になりました。
その俺を運んでくれたのは、拓人だった。ずっと拓人に背負われての下山で、俺は体力を付けようと改めて思った。
拓人の背中が、あまりにも暖かく、気持ち良い振動で俺はいつの間にか転た寝していたらしい。
そうして気付いたら、ミキちゃんの別荘に着いていた‥。
___
2021年4月14日更新
2022年1月19日編集作業完了
「ね。楽しいよ?」
拓人が断ろうと口を開きかけるが、ミキちゃんの笑顔での説得に、拓人は躊躇した。
珍しいと思うが、何気に見てしまった、ミキちゃんの笑顔の裏に、圧を感じるのは何故だろう。
「お邪魔させてもらう‥。」
拓人が、ミキちゃんに圧されるとは。想像も出来なかった。
何時も俺は、拓人に流されてしまうが、ミキちゃんには効果がないらしい。
流石、俺の天使。
だが、どうするか。拓人が行くとなると、俺のテンションが下がって行く気が失せるな‥。
「どうしたの?」
俺が考え込んでる間に、ミキちゃんの旦那が、いつの間にかいて俺の顔を覗き込んでいる。
修二さん。αなのに、物腰が柔らかく、俺に対してもいつでも優しい人だ。
ミキちゃんの隣に立つと、二人で一つって感じになるんだよな。
これが番パワー?俺は何を考えているのか‥。時々分かんなくなる。
「‥修二さん。」
「ふはっ。同い年なんだからさん付けっておかしくない?」
俺は何故か、修二さんは呼び捨て出来ない。なんか呼び捨てしづらい程、俺らと違う気がする。
「修二も来るんだよ。だから、二人とも遠慮しないで、ね?」
そんな風にお願いされてしまったら行くしかない。
そうして、俺達はミキちゃんの別荘に行く事になった。
〈楽しい夏休み編〉
青い空、白い雲、そして緑生い茂る森の中。
ミキちゃんの別荘は長野の山の中でした。
長野の山の中って流石金持ち(偏見)だ。
車でも行ける所なのだが、途中で降りた。森の中でも気持ち良いスポットがあるみたいで、そこを見せたいと言われ、山道をひたすら登ってます。ひたすら登って少し降りて、また登って急勾配になっている所で足滑らしそうになったりして3時間‥。運動苦手な俺には大変だ。本当はそこまで時間かからないらしいんだけどね‥。
「ふへへはは‥はぁ‥はぁ‥。」
なんかラリってくる。こんなに汗かく事ないんだけど、辛いんだけど辛くないんだ。だんだん気持ち良くなってくる。意識も飛びそう‥。てか、今どこなのここ。。。
「もうそろそろだから頑張って!」
ミキちゃんに励まされながらも、俺の足は雛鳥の様に震えながらも歩き続ける。さり気なく拓人が、ずっと支えてくれている。
時々、気にしてくれる修二さんも励ましてくれる。俺は皆の足を引っ張っている自覚がある。
帰ったら運動しようそうしよう。と、只只管に思いながら歩いた。
そうしていたら、緑の森っぽい所から、開けてきてきて、岩だらけのコースになっていった。そこを登っていって、またひたすら上を目指して行った。
上はもう直ぐ其処だ。
テンションが高くなる俺。
そうしてー‥。
〈山頂〉
「う‥わぁあっ!!!」
そこは、とても見晴らしが良く、富士山が大きく大きく見えた。流石に長野は富士山が凄く近い。大きさに驚きしか感じない。そして、他の山々も果てしなく‥。
そして、雲の上なのか?下が白い霧に覆われて見えない。
自然の大きさに只々圧巻させられました。
自分の今迄の事なんて吹っ飛ぶ。あまりにも小さい事や小さな事で悩んでいた事なんて、この自然の前だと何にもならない。俺、なんていうか‥生まれ変わった気分になるよ。
「凄いな‥。」
「ね、来てよかったでしょ?」
「うん!最高だ!」
但し、帰るのが地獄でした。
余りにも動いた事が無かった俺の身体は、非常に酷使してしまったらしく、帰りは皆さんに介抱されながら降りました‥。
足が千鳥足にも成らず、完全にお荷物になりました。
その俺を運んでくれたのは、拓人だった。ずっと拓人に背負われての下山で、俺は体力を付けようと改めて思った。
拓人の背中が、あまりにも暖かく、気持ち良い振動で俺はいつの間にか転た寝していたらしい。
そうして気付いたら、ミキちゃんの別荘に着いていた‥。
___
2021年4月14日更新
2022年1月19日編集作業完了
1
あなたにおすすめの小説
僕の幸せは
春夏
BL
【完結しました】
【エールいただきました。ありがとうございます】
【たくさんの“いいね”ありがとうございます】
【たくさんの方々に読んでいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます!】
恋人に捨てられた悠の心情。
話は別れから始まります。全編が悠の視点です。
【本編完結】αに不倫されて離婚を突き付けられているけど別れたくない男Ωの話
雷尾
BL
本人が別れたくないって言うんなら仕方ないですよね。
一旦本編完結、気力があればその後か番外編を少しだけ書こうかと思ってます。
僕の番
結城れい
BL
白石湊(しらいし みなと)は、大学生のΩだ。αの番がいて同棲までしている。最近湊は、番である森颯真(もり そうま)の衣服を集めることがやめられない。気づかれないように少しずつ集めていくが――
※他サイトにも掲載
【完結】幼馴染から離れたい。
June
BL
隣に立つのは運命の番なんだ。
βの谷口優希にはαである幼馴染の伊賀崎朔がいる。だが、ある日の出来事をきっかけに、幼馴染以上に大切な存在だったのだと気づいてしまう。
番外編 伊賀崎朔視点もあります。
(12月:改正版)
8/16番外編出しました!!!!!
読んでくださった読者の皆様、たくさんの❤️ありがとうございます😭
1/27 1000❤️ありがとうございます😭
3/6 2000❤️ありがとうございます😭
4/29 3000❤️ありがとうございます😭
8/13 4000❤️ありがとうございます😭
12/10 5000❤️ありがとうございます😭
わたし5は好きな数字です💕
お気に入り登録が500を超えているだと???!嬉しすぎますありがとうございます😭
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
【完結済】極上アルファを嵌めた俺の話
降魔 鬼灯
BL
ピアニスト志望の悠理は子供の頃、仲の良かったアルファの東郷司にコンクールで敗北した。
両親を早くに亡くしその借金の返済が迫っている悠理にとって未成年最後のこのコンクールの賞金を得る事がラストチャンスだった。
しかし、司に敗北した悠理ははオメガ専用の娼館にいくより他なくなってしまう。
コンサート入賞者を招いたパーティーで司に想い人がいることを知った悠理は地味な自分がオメガだとバレていない事を利用して司を嵌めて慰謝料を奪おうと計画するが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる