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旅立ち。
隣国13
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クロノさんが、危ない思考の人だと再度認識した所で、俺には特に害はない様に感じる。ハクト様には、害になりそうだけどな。
そんな事を、ぼへー。と、ぼんやり思っていると、外から音が聞こえてきた。
コンコン。
扉がノックする音と、返事をする前に開けられた。
「アリス。目を覚ましたって聞いて飛んで来たよ!」
そこには、見目麗しいノイシュ王子殿下がいらっしゃいました。
背後には、もう1人のこの国の王子と騎士団長のロードさんがおりました。
ハクト様と戯れている場合じゃなかったね。
「あっれー?凄く早いじゃん!」
クロノさんが早いって言うんだからそうなんだろう。もう、現実的に考えても魔法使える世界だから何が早くて遅いのか、俺には分からん。
「魔法陣使ったからな。」
「あー。紙の魔法陣使ったのか~。あれ作るの面倒なのに‥。」
ノイシュ王子の言葉に、ぶつぶつクロノさんが言ってる。
紙の魔法陣は、一つの紙に何かしらの特性の魔法陣を一つ描く。そこに場合によっては、膨大な魔力を注ぎ込まなくちゃいけない。移動陣が描かれている魔法陣ならば、結構な魔力を使う。だから、面倒臭いらしい。
そんなやり取りを見て思い出した。
「あ、この度はご迷惑をおかけして、申し訳ありません!」
流石にベッドにずっといる訳にはいかないから降りてからの謝罪だ。
迷惑かけ過ぎだよな。チラリって見たら、なんか騎士団長が何時の間にか目の前にいた。
「良かった‥。タスクに何かあったら、俺は‥!」
おもっきりハグされて苦しい。
「ちょっ!苦っ!痛っ!息でき‥っ!」
力加減を間違えないでください。苦しいし痛いし、抱きしめられているだけで、呼吸出来なくなるなんて、初めての経験だ。そんな経験いらないからな。
肩をバンバン叩いて訴えても、少し緩んだだけで離す気はないらしい。
しかも、ロードさんの肩、震えている。泣いてんの?俺の為に?ロードさんって、本当に俺を好きなんだ‥。
そういえば、この世界は、乙女ゲームとBLゲームに酷似してんだよな‥。だから、こんなにロードさんが、俺に対して甘いのか‥。でも、この甘さ癖になりそうで怖い。そんな風に、俺の中に納得して、ストンって落ちた。が、俺の恋愛対象は、男じゃないから複雑です。
「ちょっと!馬鹿力なんだから、解放させろよ!タスク、半分意識飛んでんじゃん!」
あ、ストンっ。て、俺の意識が落ちたのか~。まじ力強っ!クロノさんのお陰でなんとか、脱出に成功したみたいだ。
「タスク、すまない‥。安心したら抱き締めずにはいられなかったんだ‥。」
反省しているロードさんは、大型犬の様だ。
「まあ、良いですよ。俺も心配かけてすみません。」
ロードさんが、また俺を抱き締めようとする前に。スルッと前にノイシュ王子が顔を近付けてきた。え、近い。なんで?なんて、思う前に、顎をクイって上向かせられた。
「顔色も問題なさそうだね。本当に心配したよ。あと、ありがとう。君のおかげだ。」
突然のお礼に困惑してしまう。
「そうそう!魔獣達の件なんだけどさ!アレはここに棲む元々の精霊や動物達だったんだ。最後に君の聖なる力で、元の姿に戻る事が出来たんだよ。俺からもありがとうね。」
この国の第一王子アデル様が、俺達の会話に割って来て、お礼を言った。
そんな、俺の力ってそんな事が出来るのか。薄らとしか覚えてなかった。だから、力使い果たして、寝てしまったのか。
そんな事を、ぼへー。と、ぼんやり思っていると、外から音が聞こえてきた。
コンコン。
扉がノックする音と、返事をする前に開けられた。
「アリス。目を覚ましたって聞いて飛んで来たよ!」
そこには、見目麗しいノイシュ王子殿下がいらっしゃいました。
背後には、もう1人のこの国の王子と騎士団長のロードさんがおりました。
ハクト様と戯れている場合じゃなかったね。
「あっれー?凄く早いじゃん!」
クロノさんが早いって言うんだからそうなんだろう。もう、現実的に考えても魔法使える世界だから何が早くて遅いのか、俺には分からん。
「魔法陣使ったからな。」
「あー。紙の魔法陣使ったのか~。あれ作るの面倒なのに‥。」
ノイシュ王子の言葉に、ぶつぶつクロノさんが言ってる。
紙の魔法陣は、一つの紙に何かしらの特性の魔法陣を一つ描く。そこに場合によっては、膨大な魔力を注ぎ込まなくちゃいけない。移動陣が描かれている魔法陣ならば、結構な魔力を使う。だから、面倒臭いらしい。
そんなやり取りを見て思い出した。
「あ、この度はご迷惑をおかけして、申し訳ありません!」
流石にベッドにずっといる訳にはいかないから降りてからの謝罪だ。
迷惑かけ過ぎだよな。チラリって見たら、なんか騎士団長が何時の間にか目の前にいた。
「良かった‥。タスクに何かあったら、俺は‥!」
おもっきりハグされて苦しい。
「ちょっ!苦っ!痛っ!息でき‥っ!」
力加減を間違えないでください。苦しいし痛いし、抱きしめられているだけで、呼吸出来なくなるなんて、初めての経験だ。そんな経験いらないからな。
肩をバンバン叩いて訴えても、少し緩んだだけで離す気はないらしい。
しかも、ロードさんの肩、震えている。泣いてんの?俺の為に?ロードさんって、本当に俺を好きなんだ‥。
そういえば、この世界は、乙女ゲームとBLゲームに酷似してんだよな‥。だから、こんなにロードさんが、俺に対して甘いのか‥。でも、この甘さ癖になりそうで怖い。そんな風に、俺の中に納得して、ストンって落ちた。が、俺の恋愛対象は、男じゃないから複雑です。
「ちょっと!馬鹿力なんだから、解放させろよ!タスク、半分意識飛んでんじゃん!」
あ、ストンっ。て、俺の意識が落ちたのか~。まじ力強っ!クロノさんのお陰でなんとか、脱出に成功したみたいだ。
「タスク、すまない‥。安心したら抱き締めずにはいられなかったんだ‥。」
反省しているロードさんは、大型犬の様だ。
「まあ、良いですよ。俺も心配かけてすみません。」
ロードさんが、また俺を抱き締めようとする前に。スルッと前にノイシュ王子が顔を近付けてきた。え、近い。なんで?なんて、思う前に、顎をクイって上向かせられた。
「顔色も問題なさそうだね。本当に心配したよ。あと、ありがとう。君のおかげだ。」
突然のお礼に困惑してしまう。
「そうそう!魔獣達の件なんだけどさ!アレはここに棲む元々の精霊や動物達だったんだ。最後に君の聖なる力で、元の姿に戻る事が出来たんだよ。俺からもありがとうね。」
この国の第一王子アデル様が、俺達の会話に割って来て、お礼を言った。
そんな、俺の力ってそんな事が出来るのか。薄らとしか覚えてなかった。だから、力使い果たして、寝てしまったのか。
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