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「私と一緒に行動しませんか」
呼び止めた椿は、開口一番そういった。
「メリットは」
「あなたと私、両方死にづらくなる。でどうかしら」
「現時点で一級までなら倒せて、世界最強とまで思われているのに、そんな危険があるとでも」
「ええそうです」
椿は微笑んでいた。
「まだこのような状況になって二ヶ月未満。まだ混乱し情報があまり無いけれど、世界最強がいたら。元々人口が十億程度だけど、多分二億人は亡くなってるわ。建造物は壊されている。絶対私たちにモンスターを、殺させようとするわ。名目上だけでも女が前に出た方がいいと思うのよ。どうかしら」
「なるほど。ちゃんとメリットがありそうだ。協力するか」
「よろしく頼むわ」
「ああ」
椿が手を差し出し、俺がにぎった。
「早速だけど、情報交換しない」
「何が知りたい」
ことによっては、答えられない。
ただできるだけ、互いの情報を交換しておきたい。
「あなたの強さ、そして技術。出来る範囲でいいから、教えてくれないかしら」
「伝えられない部分もあるがいいか」
「もちろんいいわよ」
「まず多分俺は個人で世界最強だ。国に強い武器がないらしいからそうだと思う。断言はできないけれど、千ぐらいまでなら一人でモンスターの群れを殺せる。特級は倒せないがな」
「一応知ってはいたけど規格外ね」
呆れたように言われた。
「技術については特にない。武器のスペックに頼ってるだけで特殊な技術はない。強いて言うなら、身体能力にものを言わせて、出来るだけ最短距離で切ってるだけだ」
「そう。じゃあ私の番ね。私は一級までなら一対一ならたおせるわ。二以下なら百は倒せると思う。こちらも技術はほとんど無いわ。武器の能力に合わせてたら、若干の予測が出来るようになったぐらいだわ」
「予測はすごいな。集団戦でも使えるなら頼もしい。武器の能力は」
「今は秘密にしておくわ。気づくかもしれないけど。まあこれからよろしく」
またそう言ってから、笑った。
呼び止めた椿は、開口一番そういった。
「メリットは」
「あなたと私、両方死にづらくなる。でどうかしら」
「現時点で一級までなら倒せて、世界最強とまで思われているのに、そんな危険があるとでも」
「ええそうです」
椿は微笑んでいた。
「まだこのような状況になって二ヶ月未満。まだ混乱し情報があまり無いけれど、世界最強がいたら。元々人口が十億程度だけど、多分二億人は亡くなってるわ。建造物は壊されている。絶対私たちにモンスターを、殺させようとするわ。名目上だけでも女が前に出た方がいいと思うのよ。どうかしら」
「なるほど。ちゃんとメリットがありそうだ。協力するか」
「よろしく頼むわ」
「ああ」
椿が手を差し出し、俺がにぎった。
「早速だけど、情報交換しない」
「何が知りたい」
ことによっては、答えられない。
ただできるだけ、互いの情報を交換しておきたい。
「あなたの強さ、そして技術。出来る範囲でいいから、教えてくれないかしら」
「伝えられない部分もあるがいいか」
「もちろんいいわよ」
「まず多分俺は個人で世界最強だ。国に強い武器がないらしいからそうだと思う。断言はできないけれど、千ぐらいまでなら一人でモンスターの群れを殺せる。特級は倒せないがな」
「一応知ってはいたけど規格外ね」
呆れたように言われた。
「技術については特にない。武器のスペックに頼ってるだけで特殊な技術はない。強いて言うなら、身体能力にものを言わせて、出来るだけ最短距離で切ってるだけだ」
「そう。じゃあ私の番ね。私は一級までなら一対一ならたおせるわ。二以下なら百は倒せると思う。こちらも技術はほとんど無いわ。武器の能力に合わせてたら、若干の予測が出来るようになったぐらいだわ」
「予測はすごいな。集団戦でも使えるなら頼もしい。武器の能力は」
「今は秘密にしておくわ。気づくかもしれないけど。まあこれからよろしく」
またそう言ってから、笑った。
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