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十六 蛇足の蛇足 ※近親相姦匂わせあり
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子は男だった。
侯爵は舌打ちをした。
しかも妻に似ていない。
侯爵家当主の血を強く感じる子をエクシルは産んだ。
「はぁ…しかたないな。本当は抱かせたくないが」
天を仰ぐ侯爵は、赤子を腕に抱いた弟に目を向けた。
弟は、うっとりと赤子を見つめている。
「あぁ…父上に…似て…」
その呟きに、侯爵はニヤリと笑った。
弟の背に周り、後ろから囁いた。
「その子が欲しいか?なら、わかっているな?」
少し低めに高圧的な口調にすれば、侯爵の声は父と間違うほどに似ている。
「…っ!はいっ父上!」
弟は背筋を伸ばし、恍惚の表情を浮かべる。
弟は父上を愛している。
だから、父の口調を真似ればどんな事でもやるのだ。
「私は母上に似た子が欲しい。…どうすれば良いか…わかるな?」
「はいっ」
「では、行け」
赤子を兄に受け渡すと、弟は部屋を飛び出した。
しばらく後に、エクシルの悲鳴が屋敷に響いた。
「後でエクシルを慰めないとな」
鬼畜行為の後に優しくすれば心も堕ちるだろう。
一石二鳥だな。
我が子を片腕であやしながら侯爵は楽しそうに笑っていた。
侯爵は舌打ちをした。
しかも妻に似ていない。
侯爵家当主の血を強く感じる子をエクシルは産んだ。
「はぁ…しかたないな。本当は抱かせたくないが」
天を仰ぐ侯爵は、赤子を腕に抱いた弟に目を向けた。
弟は、うっとりと赤子を見つめている。
「あぁ…父上に…似て…」
その呟きに、侯爵はニヤリと笑った。
弟の背に周り、後ろから囁いた。
「その子が欲しいか?なら、わかっているな?」
少し低めに高圧的な口調にすれば、侯爵の声は父と間違うほどに似ている。
「…っ!はいっ父上!」
弟は背筋を伸ばし、恍惚の表情を浮かべる。
弟は父上を愛している。
だから、父の口調を真似ればどんな事でもやるのだ。
「私は母上に似た子が欲しい。…どうすれば良いか…わかるな?」
「はいっ」
「では、行け」
赤子を兄に受け渡すと、弟は部屋を飛び出した。
しばらく後に、エクシルの悲鳴が屋敷に響いた。
「後でエクシルを慰めないとな」
鬼畜行為の後に優しくすれば心も堕ちるだろう。
一石二鳥だな。
我が子を片腕であやしながら侯爵は楽しそうに笑っていた。
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