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プロローグ 星間国家・地球連合国の概要
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我が地球連合国は2321年に一つの国として統一された時、その象徴として宇宙エレベーターが建設され、また核融合炉に次ぐ新たな発電方法である「宇宙太陽光発電」の実用化が始まった。
そして2468年、人類が過酷な環境を持つ水星や火星への進出の為に、それらの環境に適応できる新型アンドロイド「発展の女神」を送り、水星や火星での資源採掘が可能になり、人類文明の更なる発展に寄与し。
2740年、月に存在する「宇宙港」での太陽帆技術や何百年も冷凍することが出来るコールドスリープポッドなどの当時の最新技術を結集し、一隻全長600m搭乗員500万人の規模を誇る超型宇宙船5隻の「財宝艦隊」の建造が完了し太陽系を出航し、地球人は歓喜に満ちた。
3167年、財宝艦隊は400年にも及ぶ航海の末、3つの恒星系を航海した結果。地球と同じ環境の惑星を二つ程発見し、それぞれに植民基地を建設し数万人ほどの地球人を移住させたことで「星間国家」としての地球連合国が始まる。それは同時に現地惑星勢力との抗争の始まりでもあった。
3198年、シべリスタ惑星・地球連合国ジュリアン植民地軍が現地勢力である「ゴーフ帝国」と戦争状態に突入。そこに居合わせた地球連合宇宙軍の「ハーベスト実験砲鑑」がシべりスタ惑星の軌道から新型砲弾「ゼロ弾」を植民地軍と戦闘している敵に対して、また帝国の首都、都市に砲撃するも。帝国が所有する「都市防衛ドーム」技術により防がれたが、一定の戦果を挙げた。
ゴーフ帝国との戦争では地球連合国側が若干優勢だったが、戦争が始まった時期が悪く。ジュリアン基地が建設された後すぐの時で、兵站や物資の補給能力が弱かったのもあり、海岸部の都市3つを占領した後講和へと至った。
だがシべりスタ惑星の文明は地球連合国の予想を超えた文明力を持っていた事をゴーフ帝国との戦争で思い知らされた。損害が意外と多かったのだ。
3200年に軍事力強化の為に今までモルテガ艦(60~100m)サイズしかなかった宇宙軍艦を更に巨大化し軍事力の増大を図る「ユリウス計画」が始まる。
3260年地球に氷河期が到来すると技術者、地球連合国の「天皇」「イギリス王室」「アラブ王族」等の地球王皇族や大臣等の重要官僚等が月の住居地区、または財宝艦級の艦艇での生活を余儀なくされた。
地球に残った一般国民は地球連合国が世界各地の数百ヶ所に建設した巨大な地下シェルター「ノア」にて3630年までの数百年間地下で度々宇宙から物資の補給を受けつつも生活することになる。
そして地球連合国での大まかな政治形態は各王皇族が北ユーラシア、ヨーロッパ、、北アフリカ、南アフリカ、アジア、東南アジア、オセアニア、南アメリカ、北アメリカなどの各地域を世襲制で統治し、その中央には「核」と呼ばれる独自の教育ポッドでの教育をされた一族が地球連合国のトップとして地球人類の未来の舵を握っている。
地球人の教育課程は基本的に4年小等教育ポッド・3年中等教育ポッド・5年高等教育ポッドと分かれており、小等では今でいう幼~中学レベルの教育が、中等では高校レベル教育だがここで細かい知識なども含めて多くの知識が教育される、高等では大学レベルが施される。
地球世界トップレベルの教育がどんな人間でもこの「教育ポッド」で施されるので地球人のほぼ全ては理系文系などのあらゆる分野が得意な者たちばかりだ。
そして地球は地球連合国として一国に統一され、教育格差は無くなり、技術は21世紀までの技術黎明期とは違い十年間隔で新技術が生まれ地球人の寿命は300歳まで老化が遅くなり生きられるようになり、誰もがそれを享受でき、身分の違いは軍人階級、技術者生産者階級、官僚階級の三つで身分差は軽微なものである。
そんな聞けば聞くほどユートピアのように感じる星間国家「地球連合国。」
だがしかし、そんな地球連合国に「異世界転移」という巨大な衰退の波が押し寄せることになる。何者かが地球人をこれ以上助長させまいとね。
国家プロフィール
星間国家・地球連合国(転移前)
人口 37.8憶人
領土 地球・月・水星・火星・金星
他 シべりスタ惑星・フィフライン惑星等の植民基地
軍事力 惑星地上軍 総人員4憶人
地球歩兵第1防衛軍団(地球の警備。)
第2、3、4、5征服軍団(シべリスタ惑星・バイガ惑星の征服軍団、または駐在軍として出征準備中。)
地球機甲第1防衛軍団(地球の警備)
第2、3、4征服軍団(シべリスタ惑星の征服軍団として一部軍団が出征済み。)
地球海上防衛艦隊(地球の防衛。)
惑星空軍 総人員500万人
飛行第1軍団(地球の警備)
第2軍団(シべリスタ惑星の征服軍団として出征済み)
宇宙軍 総人員5憶人
財宝級(600m)7隻
ユリウス級(200m)10隻
モルテガ級(60~100m)34隻
フィル揚陸級(40~60m)50隻
そして2468年、人類が過酷な環境を持つ水星や火星への進出の為に、それらの環境に適応できる新型アンドロイド「発展の女神」を送り、水星や火星での資源採掘が可能になり、人類文明の更なる発展に寄与し。
2740年、月に存在する「宇宙港」での太陽帆技術や何百年も冷凍することが出来るコールドスリープポッドなどの当時の最新技術を結集し、一隻全長600m搭乗員500万人の規模を誇る超型宇宙船5隻の「財宝艦隊」の建造が完了し太陽系を出航し、地球人は歓喜に満ちた。
3167年、財宝艦隊は400年にも及ぶ航海の末、3つの恒星系を航海した結果。地球と同じ環境の惑星を二つ程発見し、それぞれに植民基地を建設し数万人ほどの地球人を移住させたことで「星間国家」としての地球連合国が始まる。それは同時に現地惑星勢力との抗争の始まりでもあった。
3198年、シべリスタ惑星・地球連合国ジュリアン植民地軍が現地勢力である「ゴーフ帝国」と戦争状態に突入。そこに居合わせた地球連合宇宙軍の「ハーベスト実験砲鑑」がシべりスタ惑星の軌道から新型砲弾「ゼロ弾」を植民地軍と戦闘している敵に対して、また帝国の首都、都市に砲撃するも。帝国が所有する「都市防衛ドーム」技術により防がれたが、一定の戦果を挙げた。
ゴーフ帝国との戦争では地球連合国側が若干優勢だったが、戦争が始まった時期が悪く。ジュリアン基地が建設された後すぐの時で、兵站や物資の補給能力が弱かったのもあり、海岸部の都市3つを占領した後講和へと至った。
だがシべりスタ惑星の文明は地球連合国の予想を超えた文明力を持っていた事をゴーフ帝国との戦争で思い知らされた。損害が意外と多かったのだ。
3200年に軍事力強化の為に今までモルテガ艦(60~100m)サイズしかなかった宇宙軍艦を更に巨大化し軍事力の増大を図る「ユリウス計画」が始まる。
3260年地球に氷河期が到来すると技術者、地球連合国の「天皇」「イギリス王室」「アラブ王族」等の地球王皇族や大臣等の重要官僚等が月の住居地区、または財宝艦級の艦艇での生活を余儀なくされた。
地球に残った一般国民は地球連合国が世界各地の数百ヶ所に建設した巨大な地下シェルター「ノア」にて3630年までの数百年間地下で度々宇宙から物資の補給を受けつつも生活することになる。
そして地球連合国での大まかな政治形態は各王皇族が北ユーラシア、ヨーロッパ、、北アフリカ、南アフリカ、アジア、東南アジア、オセアニア、南アメリカ、北アメリカなどの各地域を世襲制で統治し、その中央には「核」と呼ばれる独自の教育ポッドでの教育をされた一族が地球連合国のトップとして地球人類の未来の舵を握っている。
地球人の教育課程は基本的に4年小等教育ポッド・3年中等教育ポッド・5年高等教育ポッドと分かれており、小等では今でいう幼~中学レベルの教育が、中等では高校レベル教育だがここで細かい知識なども含めて多くの知識が教育される、高等では大学レベルが施される。
地球世界トップレベルの教育がどんな人間でもこの「教育ポッド」で施されるので地球人のほぼ全ては理系文系などのあらゆる分野が得意な者たちばかりだ。
そして地球は地球連合国として一国に統一され、教育格差は無くなり、技術は21世紀までの技術黎明期とは違い十年間隔で新技術が生まれ地球人の寿命は300歳まで老化が遅くなり生きられるようになり、誰もがそれを享受でき、身分の違いは軍人階級、技術者生産者階級、官僚階級の三つで身分差は軽微なものである。
そんな聞けば聞くほどユートピアのように感じる星間国家「地球連合国。」
だがしかし、そんな地球連合国に「異世界転移」という巨大な衰退の波が押し寄せることになる。何者かが地球人をこれ以上助長させまいとね。
国家プロフィール
星間国家・地球連合国(転移前)
人口 37.8憶人
領土 地球・月・水星・火星・金星
他 シべりスタ惑星・フィフライン惑星等の植民基地
軍事力 惑星地上軍 総人員4憶人
地球歩兵第1防衛軍団(地球の警備。)
第2、3、4、5征服軍団(シべリスタ惑星・バイガ惑星の征服軍団、または駐在軍として出征準備中。)
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第2、3、4征服軍団(シべリスタ惑星の征服軍団として一部軍団が出征済み。)
地球海上防衛艦隊(地球の防衛。)
惑星空軍 総人員500万人
飛行第1軍団(地球の警備)
第2軍団(シべリスタ惑星の征服軍団として出征済み)
宇宙軍 総人員5憶人
財宝級(600m)7隻
ユリウス級(200m)10隻
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フィル揚陸級(40~60m)50隻
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