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優しい幼馴染@水揚げ
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「……通せ、国王の指示だ」
「…お待ちしておりました。どうぞ、お通りください」
静かで、人気のない廊下
普段であればにぎわう道に生徒は誰一人としてそこにいない
当たり前だ。式典の主役がいようと、いなかろうと、宴は続く
飲んで、歌って、踊って、と騒ぐ外に、一人の少女の苦しみなど知られるはずがない
「…、シロナ、入るぞ」
息をのみ、その扉へと手をかける
鍵もなく、すんなりと俺を受け入れた扉
だが、足を踏み入れたことを後悔するのはそのすぐあとだった
部屋に充満する甘い雌の香り
ソレを嗅いだことはあったが、コレは別格だ
食らいたい、今すぐに、その体を、俺のものにしたくてたまらない
本能が、膨張し理性で制御されていたはずの体は一直線に彼女が横たわるベットへ向かう
「う、ぁ…♡や、がふ」
「っ!♡…大丈夫、なわけないよな」
愛おしい、その少女は小さな体をぶるりと震わせて俺の手から逃げるように身を引いた
だが、その行為は獣人族にとって挑発と同じだ
二足歩行で歩き、人間に近づいたとはいえ、本能を抑え込めるほどの理性を俺らは持ち合わせていない
俺ら獣人族、特に俺のような狼族は、理性を抑えることが苦手で喧嘩っ早いことが特徴だ
だから、と自分を正当化するわけではない
けど、この狩猟本能が抑えられないのは事実だ
強引なことはしたくない、彼女が嫌がるのなら無理強いはしたくない
そんな考え、今の俺にはない
そんな余裕、俺には、ない
「や、だ…♡や、がふ…♡こな、いでッ♡」
「あ……くぅ…♡わる、い♡…シロナッ♡」
ぶるぶると震え、怖がる彼女を腕の中へと閉じ込めてその香りを堪能する
子ウサギのように温かくて、はちみつのように甘い香り
彼女も、雄のにおいを堪能するかのように、小さな手でぎゅぅ、と俺の背をつかんだ
こうなってしまえば、雌と雄を隔てるものは何もない
あとは、底のない快楽へと沈むだけ
確かに、多少の恐怖は俺にだってある
けれど、その恐怖は彼女のに比べればほんの些細なものだろう
深く、息を吸って、腕の中で震える彼女の耳を撫でた
髪と同じ黒色で、狼とは違う少し丸っこい先端は、敏感に俺の手に反応を見せた
付け根を指先で撫でると、少し気持ちよさそうに首を伸ばし、中へ、そっと指を入れれば、ぶるりと震えて、その体を縮こめる
その反応が、なんとも愛らしくて、かわいらしい
「あー、♡うぅ…♡や、ぁ…ふ…♡」
「…♡……大丈夫、痛く、しねぇから♡」
ぐしゃり、と頭を撫でてやってから小さな体をベットに寝かせる
髪は乱れ、汗で顔に張り付いた髪が何とも言えない色気を醸し出す
遠目から見ていたドレスはシロナらしい晴天の色をしたもの
胸元を飾っていたビーズはほつれ、薄く裂けた布の隙間からレースの下着がちらつく
もう、抵抗ができないことを確認して、俺はその細い脚を掴んだ
根本的に体のつくりが違う、細っこい脚
するり、と軽く触れただけでもびくつく体が、漏れ出す声が、愛おしくてたまらない
俺を見上げる瞳
国王と同じ、真っ赤な瞳が俺をとらえて離さない
呑まれないように、と張っていた気はいつの間にか消え失せ、俺は本能のままに、その雌を求めた
「…お待ちしておりました。どうぞ、お通りください」
静かで、人気のない廊下
普段であればにぎわう道に生徒は誰一人としてそこにいない
当たり前だ。式典の主役がいようと、いなかろうと、宴は続く
飲んで、歌って、踊って、と騒ぐ外に、一人の少女の苦しみなど知られるはずがない
「…、シロナ、入るぞ」
息をのみ、その扉へと手をかける
鍵もなく、すんなりと俺を受け入れた扉
だが、足を踏み入れたことを後悔するのはそのすぐあとだった
部屋に充満する甘い雌の香り
ソレを嗅いだことはあったが、コレは別格だ
食らいたい、今すぐに、その体を、俺のものにしたくてたまらない
本能が、膨張し理性で制御されていたはずの体は一直線に彼女が横たわるベットへ向かう
「う、ぁ…♡や、がふ」
「っ!♡…大丈夫、なわけないよな」
愛おしい、その少女は小さな体をぶるりと震わせて俺の手から逃げるように身を引いた
だが、その行為は獣人族にとって挑発と同じだ
二足歩行で歩き、人間に近づいたとはいえ、本能を抑え込めるほどの理性を俺らは持ち合わせていない
俺ら獣人族、特に俺のような狼族は、理性を抑えることが苦手で喧嘩っ早いことが特徴だ
だから、と自分を正当化するわけではない
けど、この狩猟本能が抑えられないのは事実だ
強引なことはしたくない、彼女が嫌がるのなら無理強いはしたくない
そんな考え、今の俺にはない
そんな余裕、俺には、ない
「や、だ…♡や、がふ…♡こな、いでッ♡」
「あ……くぅ…♡わる、い♡…シロナッ♡」
ぶるぶると震え、怖がる彼女を腕の中へと閉じ込めてその香りを堪能する
子ウサギのように温かくて、はちみつのように甘い香り
彼女も、雄のにおいを堪能するかのように、小さな手でぎゅぅ、と俺の背をつかんだ
こうなってしまえば、雌と雄を隔てるものは何もない
あとは、底のない快楽へと沈むだけ
確かに、多少の恐怖は俺にだってある
けれど、その恐怖は彼女のに比べればほんの些細なものだろう
深く、息を吸って、腕の中で震える彼女の耳を撫でた
髪と同じ黒色で、狼とは違う少し丸っこい先端は、敏感に俺の手に反応を見せた
付け根を指先で撫でると、少し気持ちよさそうに首を伸ばし、中へ、そっと指を入れれば、ぶるりと震えて、その体を縮こめる
その反応が、なんとも愛らしくて、かわいらしい
「あー、♡うぅ…♡や、ぁ…ふ…♡」
「…♡……大丈夫、痛く、しねぇから♡」
ぐしゃり、と頭を撫でてやってから小さな体をベットに寝かせる
髪は乱れ、汗で顔に張り付いた髪が何とも言えない色気を醸し出す
遠目から見ていたドレスはシロナらしい晴天の色をしたもの
胸元を飾っていたビーズはほつれ、薄く裂けた布の隙間からレースの下着がちらつく
もう、抵抗ができないことを確認して、俺はその細い脚を掴んだ
根本的に体のつくりが違う、細っこい脚
するり、と軽く触れただけでもびくつく体が、漏れ出す声が、愛おしくてたまらない
俺を見上げる瞳
国王と同じ、真っ赤な瞳が俺をとらえて離さない
呑まれないように、と張っていた気はいつの間にか消え失せ、俺は本能のままに、その雌を求めた
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