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第五章:殺盗団を壊滅せよ
122:リアルな鬼ごっこはお好きですか?
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――お屋敷街の一角に、周辺の建物より一際豪華な屋敷があった。
その屋敷の一室に二人の男達はいた。
「オイ、キルトはまだ戻らないのか?」
「そうですね……少し遅いですね」
「チッ、奴らしくもねぇ! 陽動も上手くいったんだろう?」
「はい、それは間違いなく。ただキルトさん以外の者達からも、帰還の報告がありません」
「……こいつは何かあったと見て間違いないな」
「どうしますか、ボス?」
ボスと呼ばれた男は、質の良い柔らかく、黒檀を思わせるような色合いの、革張りのソファーに〝ドカリ〟と腰を落とす。
そして葉巻の両端を乱暴にむしり取り、それに火をつけて最高級の刺激的な紫煙を吸い込むと、乱暴にソレを吐き出す。
葉巻用のカッターを使わないのはこの男の妙な拘りだったりするが、風味はカッターを使った方が良いのは間違いなさそうだと手下は思う。
男の年齢は五十代程で、スキンヘッドの右側頭部には二匹の蛇が絡まるようなのタトゥが彫られ、浅黒い筋肉質なマッチョボディの男だった。
「ふぅ~。ここは『絶対に安全』な所とは言え、用心に越した事は無いか……」
ボスはテーブルに置いてあった小箱を懐へしまい、すぐに部下へ指示を出す。
「おい、今すぐ屋敷の防御を固めろ。最悪この町を捨てる」
「了解しました。ここの主はどうします?」
「放っておけ、あいつはあいつで何とでもするだろう。その為の『特権』だからな」
「でしたね。では早速手配します」
部下の男はそのまま部屋を出て行く。
「……巨滅級だか知らんが、舐めたまねをしてくれる。この代償はキッチリ払ってもらう」
ボスはそう言うと、天上を見上げながら葉巻の煙をくゆらせた。
◇◇◇
その頃、流はラーマンの背に揺られながら、幽霊屋敷へと向かっていた。
「もうすぐだな。ラーマン疲れていないか?」
「……マ」
「そうなのか? タフだなお前は~」
「……ママ」
「え? 長老なんているのか?」
「……マ~」
「そうなのか~分かった、今回の仕事が終わったら案内してくれよ」
そんな話をしながら屋敷の近くに来ると、大勢の気配を察知する。
「うわぁ、こっちも結構来てたんだな。しかもアレは火災か? あちこちから煙が出ているな。まさか、アレも襲撃のためなんじゃないだろうな……いや、陽動ってやつかも知れん。もしそうだったら気が滅入るわ……」
溜息一つ〝ハァ~〟と疲れたように吐き出すと、屋敷の正門前に到着する。
「ラーマン、庭で少し休んでいてくれ。メイド達に食事を持って来させるから、待っていてくれよな?」
「……ママーマ」
「いや、気にするなよ。こっちこそ急がせて悪かったな。報酬を受け取ったら好きにしてくれていいぞ。このまま泊ってくれてもいいしな。じゃあ待っててくれ、今日は本当に助かった、ありがとうな」
「……マママ」
ラーマンと話し終えたタイミングを見計らったかのように、正門が音もなく開門する。
中に入ると、メイドが左右五名並び、中央には参と〆が立っていた。
「「「お帰りなさいませ、御館様」」」
「あれ? 呼び方変えたのか?」
「うふふ。何かしっくり来る呼び名を色々と考えているようですよ。お帰りなさいませ、古廻様。あら、お顔が……」
「フム、お帰りなさいませ古廻様。これは……男子三日会わざれば、と申しますが、古廻様は一日でございますな」
「当たり前ですよ、古廻様ですからね♪」
そんなに顔が変わったものかと、何となく撫でてみる流であった。
「そうか? まあ成長したんだよ、色々とな……」
闇夜に浮かぶ薄青い月を見ながら流は寂しそうに言う。
その瞳は泣き出しそうでもあり、不安げな心を鼓舞するように真っ直ぐに月を見上げていた。
「古廻様……」
「フム……」
「っと、湿っぽいのは今は相応しくないな。よし、とりあえず屋敷で少し休憩しながら状況を報告してくれ。あ、それとラーマンへ美味い料理と、飲み物を好きなだけ食べさせてやってくれ。それと報酬もな」
「承知しました、御館様」
メイド達は流れるように頭を下げると、屋敷へと消えていく。
「では参りましょう、古廻様」
「まずは俺も飯だな! ラーマンのお陰で酔う事も無かったしな。簡単にすませられるのを頼む」
メイドの一人が流の要望に応えると、三人は執務室へと移動する。
無駄に広い執務室の中央にある、王族も真っ青な応接セットの椅子に流は腰を落とす。
「それじゃ成果を教えてくれ」
「はい。まず当然の事ながら、当屋敷への被害はありませんでした」
さもありなんと流は頷く。
「次に古廻様のご要望であった『生きたまま捕縛』ですが、こちらは……申し訳ございません。その、私が少々張り切りすぎてしまい五十四名中、十六名が旅立ってしまいました」
「旅立つ? どこへ行ったんだ?」
「え!? えっと、それは……」
そんな疑問に、〆が冷や汗を浮かべながら答えようとすると、颯爽と現れる者がいる。
「壱:よう聞いてくれましたな、古廻はん! この女、やらかしおったんでっせ! これを見てや!!」
「ちょ! どこでそれを!?」
「壱:お前に半分にされた時に、袖に仕込んどいたんや!!」
壱は〆が妨害しようと手を伸ばしたのを華麗に躱し、賊達を相手にしている所の映像を壁に向けて映写する。
そこには怯え、混乱し、錯乱した賊が、何故か地獄のような場所で鬼ごっこをしているシーンだった。
その屋敷の一室に二人の男達はいた。
「オイ、キルトはまだ戻らないのか?」
「そうですね……少し遅いですね」
「チッ、奴らしくもねぇ! 陽動も上手くいったんだろう?」
「はい、それは間違いなく。ただキルトさん以外の者達からも、帰還の報告がありません」
「……こいつは何かあったと見て間違いないな」
「どうしますか、ボス?」
ボスと呼ばれた男は、質の良い柔らかく、黒檀を思わせるような色合いの、革張りのソファーに〝ドカリ〟と腰を落とす。
そして葉巻の両端を乱暴にむしり取り、それに火をつけて最高級の刺激的な紫煙を吸い込むと、乱暴にソレを吐き出す。
葉巻用のカッターを使わないのはこの男の妙な拘りだったりするが、風味はカッターを使った方が良いのは間違いなさそうだと手下は思う。
男の年齢は五十代程で、スキンヘッドの右側頭部には二匹の蛇が絡まるようなのタトゥが彫られ、浅黒い筋肉質なマッチョボディの男だった。
「ふぅ~。ここは『絶対に安全』な所とは言え、用心に越した事は無いか……」
ボスはテーブルに置いてあった小箱を懐へしまい、すぐに部下へ指示を出す。
「おい、今すぐ屋敷の防御を固めろ。最悪この町を捨てる」
「了解しました。ここの主はどうします?」
「放っておけ、あいつはあいつで何とでもするだろう。その為の『特権』だからな」
「でしたね。では早速手配します」
部下の男はそのまま部屋を出て行く。
「……巨滅級だか知らんが、舐めたまねをしてくれる。この代償はキッチリ払ってもらう」
ボスはそう言うと、天上を見上げながら葉巻の煙をくゆらせた。
◇◇◇
その頃、流はラーマンの背に揺られながら、幽霊屋敷へと向かっていた。
「もうすぐだな。ラーマン疲れていないか?」
「……マ」
「そうなのか? タフだなお前は~」
「……ママ」
「え? 長老なんているのか?」
「……マ~」
「そうなのか~分かった、今回の仕事が終わったら案内してくれよ」
そんな話をしながら屋敷の近くに来ると、大勢の気配を察知する。
「うわぁ、こっちも結構来てたんだな。しかもアレは火災か? あちこちから煙が出ているな。まさか、アレも襲撃のためなんじゃないだろうな……いや、陽動ってやつかも知れん。もしそうだったら気が滅入るわ……」
溜息一つ〝ハァ~〟と疲れたように吐き出すと、屋敷の正門前に到着する。
「ラーマン、庭で少し休んでいてくれ。メイド達に食事を持って来させるから、待っていてくれよな?」
「……ママーマ」
「いや、気にするなよ。こっちこそ急がせて悪かったな。報酬を受け取ったら好きにしてくれていいぞ。このまま泊ってくれてもいいしな。じゃあ待っててくれ、今日は本当に助かった、ありがとうな」
「……マママ」
ラーマンと話し終えたタイミングを見計らったかのように、正門が音もなく開門する。
中に入ると、メイドが左右五名並び、中央には参と〆が立っていた。
「「「お帰りなさいませ、御館様」」」
「あれ? 呼び方変えたのか?」
「うふふ。何かしっくり来る呼び名を色々と考えているようですよ。お帰りなさいませ、古廻様。あら、お顔が……」
「フム、お帰りなさいませ古廻様。これは……男子三日会わざれば、と申しますが、古廻様は一日でございますな」
「当たり前ですよ、古廻様ですからね♪」
そんなに顔が変わったものかと、何となく撫でてみる流であった。
「そうか? まあ成長したんだよ、色々とな……」
闇夜に浮かぶ薄青い月を見ながら流は寂しそうに言う。
その瞳は泣き出しそうでもあり、不安げな心を鼓舞するように真っ直ぐに月を見上げていた。
「古廻様……」
「フム……」
「っと、湿っぽいのは今は相応しくないな。よし、とりあえず屋敷で少し休憩しながら状況を報告してくれ。あ、それとラーマンへ美味い料理と、飲み物を好きなだけ食べさせてやってくれ。それと報酬もな」
「承知しました、御館様」
メイド達は流れるように頭を下げると、屋敷へと消えていく。
「では参りましょう、古廻様」
「まずは俺も飯だな! ラーマンのお陰で酔う事も無かったしな。簡単にすませられるのを頼む」
メイドの一人が流の要望に応えると、三人は執務室へと移動する。
無駄に広い執務室の中央にある、王族も真っ青な応接セットの椅子に流は腰を落とす。
「それじゃ成果を教えてくれ」
「はい。まず当然の事ながら、当屋敷への被害はありませんでした」
さもありなんと流は頷く。
「次に古廻様のご要望であった『生きたまま捕縛』ですが、こちらは……申し訳ございません。その、私が少々張り切りすぎてしまい五十四名中、十六名が旅立ってしまいました」
「旅立つ? どこへ行ったんだ?」
「え!? えっと、それは……」
そんな疑問に、〆が冷や汗を浮かべながら答えようとすると、颯爽と現れる者がいる。
「壱:よう聞いてくれましたな、古廻はん! この女、やらかしおったんでっせ! これを見てや!!」
「ちょ! どこでそれを!?」
「壱:お前に半分にされた時に、袖に仕込んどいたんや!!」
壱は〆が妨害しようと手を伸ばしたのを華麗に躱し、賊達を相手にしている所の映像を壁に向けて映写する。
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