竹本蘭乃

竹本蘭乃

こんにちわ。楽しい作品を書いています。楽しんでいってくださいね♪
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六人の聖女が君臨する、神聖国家ファルメル。 心優しき村娘だったアネモネは、七歳の時に女神より神託をへて大聖女になる。 それが気に食わない筆頭聖女のマリエッタは、子供のアネモネへ歪んだ教育をほどこす。 女神が求める事と称し、民を愚民と呼ばせ、虐げ、ワガママし放題にし、自己中のバケモノに育て上げる事に成功する。 国中でワガママし放題なアネモネが十八歳になった日、ついに運命が壊れだす。 我慢の限界を超えた女神が、ついにアネモネへと神罰を下してしまう。 気がつけば彼女は白い雌牛になっており、言葉も神聖魔法も何もかもが取り上げられていた。 人の姿も、地位も、場所も、全てを失い、失意のアネモネは旅にでる。 そこで偶然知り合った、心優しき隣国の皇子と旅をし、歪んだ心を正すことを決意して前を見て歩くのだが……。 ところが大聖女の地位を狙う、筆頭聖女のマリエッタに生きていることがバレた事で、命まで狙われてしまう。 そうとは知らず、牛になった不便な体でも、アネモネは皇子と元気いっぱいに生きる。 一生懸命生きる二人に、マリエッタの魔の手が着実に迫る。 はたしてアネモネは生き残り、女神の怒りを解き、昔の純粋な心を取り戻せるのか? そして最後はこの悪女。 女神をあざむき、アネモネをはめたマリエッタの運命はいかに――……。 ◇◇◇ 開始早々、主人公がザマァされてしまう異色の牛ものたがり――ついにはじまります!! 「モオオオオオオオ~!!」  訳:ちゃんと応援してよね!! 「アネモネどうしたんだい? そっちは誰もいないよ」 「ブモオオオオン」  訳:優男はこれだからダメなのよ。だからみなさん、お話を楽しんでもよくてよ? 「? よくわからないけれど、楽しんでいってくださいね。お待ちしています」 「カカカ! 王たる吾を忘れてはおるまいな?」 「え? なんだい、この白く小さいモフモフは?」 「ムモオオオオオオン」  訳:ほら、お手をなさい。はいお手。 「ぐぬぬ……吾を犬ころと一緒にして馬鹿にするなッ!?」
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小説 35,449 位 / 183,695件 ファンタジー 5,560 位 / 42,156件
文字数 132,479 最終更新日 2023.09.24 登録日 2023.08.24
瀬戸内の海で怪魚を釣り上げた、釣りが命よりも上位なヘンタイ――「島野大和」は気がつけば異世界の無人島にいた。 日本に帰ろうと必死に島内を動き回り、やっと島の中心の社から帰れると気がつく。 帰ろうとしたやさき、社の奥に黄金に輝く神の遺物とされる釣り道具――【ゴッド・ルアー】を見つけてしまう。 ダメだ! やめろ! ふれるな! 帰るんだろう!? と心が叫ぶが、釣りに狂った魂はそれを許さない。 震える両手で握れるほどの、魚の形をしたゴッド・ルアーを握りしめた瞬間、大和を囲む四つの真紅のとりい。 そこから無機質な声が響くと同時に、この島独自の風土病が発症し、体が急速に崩壊しだす。 痛く、苦しく、熱くもだえる大和。 そんな彼に無機質な存在は非常識な提案をする。 そう――このまま死ぬか、【釣りをするか】を選べ、と。 その結果、何故か十二歳ほどの子供の体になってしまい、さらにゴッド・ルアーへ触れたことで禁忌の島と呼ばれる〝神釣島〟の封印を解いてしまっていた。 異世界で伝説とまで呼ばれ、莫大な富と幻の資源。さらには貴重な薬草までが雑草として生える。 そんな神釣島だからこそ、世界の権力者がノドから手が出るほどに欲っするチカラがある。 そのチカラは、過去の傲慢な世界を一ヶ月で崩壊させ、あまりの凶暴さから自らが再封印したとされる、強力無比な神の特級戦力――四聖獣。 それら四つが神釣島に封印されており、その一つがとある条件をクリアした事で今、解き放たれた――すげぇ~でっけぇ~ヒヨコになって!! 「ぽみょ?」 「うぉ!? なんだ、あのでかいヒヨコは?! よし、焼いて食おう」 「ぽみょっぉぉ!?」 「そんな顔するなよ……ちっ、仕方ない。非常食枠で飼ってやる」 「ぽぽぽみょ~ん♪」 そんな、ビッグなひよこや、小狐のもふもふ。聖女にお侍まできちゃって、異世界でスローライフをする予定だが、世界はそれを許さず……
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小説 183,695 位 / 183,695件 ファンタジー 42,156 位 / 42,156件
文字数 187,152 最終更新日 2023.06.14 登録日 2023.05.19
恋愛 完結 短編 R15
【簡単なあらすじ】 大聖女と国中から愛された私。でも気がつけば、世界最悪の称号【常闇の魔女】と認定された。 父や妹。そして婚約者に暴行され、終いには国民から石を投げつけられて、火あぶりにされてしまう。 悲しくて胸が張り裂けそう……でもその時、太陽に一筋の黒い陰があらわれて、私を連れ去る。 旅の途中、新月の夜に出会う不思議な人物――【新月華の皇太子】 彼との出会いが私の心を大きく動かし、もう、すべてが、止まらないと魂が理解した。 【普通のあらすじ】 神の寵愛をうけた娘が国の安定を司り、発展と平和の象徴――聖女。 その聖女の中でも、百年に一度と言われる大聖女が生まれ落ちた。 名をエリーシア・フォン・ローデックといい、この国の第一王女でもある。 ある時、エリーシアは王家の血筋にちかしい四大公爵家の一つ、ワール公爵家の嫡男であるデレクと婚約をし、仲むつまじく過ごす。 それが一年ほどたった、とある正午に、全ての運命が大きく動き出す。 大聖女たるエリーシアは前日に急激なめまいにより倒れ、気がつけば朝だった。 頭が冴えないまま起床すると、メイドを押しのけ近衛兵が押し寄せやって来る。 何事かとたずねるエリーシアだったが、一切答えずに国王たる父の元へと突き出されてしまう。 困惑するエリーシア。しかしその原因が廊下を歩く時に気がついていた。 そう……聖女の象徴たる〝右手の甲にある聖印〟が無くなっていたのだから。 案の定、その事で国王に問い詰められるが、原因が全くわからない。 ますます混乱するエリーシアの元へと双子の妹、コレットがやって来る。 コレットはエリーシアを抱きしめると、自分がハメたのだとソッと耳打ち。 その意味がわからずさらに困惑した瞬間、婚約者に殴られ床へと血を流し転がってしまう。 そして父たる国王より言い渡される、この国最悪の存在――〝常闇の魔女〟認定。 国中から怨嗟の声を一身に受け、エリーシアは翌日火あぶりの刑に処され、命が消え失せる刹那それは現れる。 悪魔の象徴――厄災の魔女。 それが突如現れ、エリーシアを連れ去ってしまう。 やがて自由になったエリーシアは、知り合った白いもふもふと旅をし、新月の夜に【新月華の皇太子】と出会い恋に落ちる、が……。 二人の行き先に立ち阻む茨の道。それらを乗り越え、二人はどこへ向かうのか。 そして妹のコレットとエリーシアの関係は? 最後に訪れる、絶望と希望は誰の手に? それは物語を見ている、あなただけが知っています。
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小説 20,974 位 / 183,695件 恋愛 9,378 位 / 55,977件
文字数 9,427 最終更新日 2023.05.02 登録日 2023.05.02
ホラー 連載中 長編 R15
簡単なあらすじ。 十七歳の女子高生、紗奈は頼れる幼なじみに人生初の告白をした。 胸が潰れそうな緊張の中、彼も顔を真っ赤にして頷いてくれる……までよかった。 その直後、紗奈へと降りかかる不幸の数々。 友人知人、飼い猫まで犠牲になり、ついに彼氏となった晴斗まで追い詰められて命が――オワル。 【まともなあらすじ】 勘原紗奈は入学初日に恋をした。そう、目の前を通り過ぎた容姿端麗な男子に瞳が釘付けになり、理由すらなく一目惚れだった。 さらに半年後に知った、彼のハイスペックな人生を知り、ますます気になり過ぎて毎日が辛い。 そんな心が苦しい時を一年過ごし、さらに半年。とうとう二回目の夏休みが訪れてしまう。 だから一大決心をした。ダメで元々! どうせ撃沈するなら熱い夏がいい。 熱い夏なら瀬戸内の海にダイブして、さっぱり全てを忘れる事が出来る。そんな思いから告白をした。 が、予想に反し、告白は意外な結末を迎えた――までは良かった。 ちょうどその頃、四国全域で起こっていたペットの虐殺事件。通称〝パペッティア〟が全国規模でニュースになり、紗奈は馴染みのカフェでそれを見る。 とたんに愛猫が気になりはじめ、店を出て家へと戻るがすでに……。 その後に起こる愛猫の失踪から始まる不幸の連鎖。 止まることを許されない不幸の連鎖は加速度的に進み、紗奈の周りで次々と人が殺されていく。 それもただ殺されるのではなく、残虐すら生ぬるい身の毛もよだつ方法でだ。 一体何が原因で、何が自分を襲っているかすら理解できず、ただ犯人を探す。 が、探せば探すほどドツボにハマリ込み、いつの間にか抜け出せない迷路に両足をっ突っ込んでしまう。 紗奈は無事に犯人を特定し、猟奇犯から逃れることが出来るのか?
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小説 183,695 位 / 183,695件 ホラー 6,785 位 / 6,785件
文字数 29,880 最終更新日 2023.04.26 登録日 2023.02.24
大富豪にして京都の名家。 その言葉だけがひとり歩きし、次の当主と目される女子高生、枢木明日夏が遭遇した十七歳の秋の思い出が酷すぎる。 両親は安定の離婚寸前も酷いが、もっと酷いのが、数百年に一度の皆既月蝕により、突如活性化した〝妖かし〟が出現。 目の前で怪異に飲み込まれた少女を、身代わりになり助けたまでは良かった。 気がつけば明日夏は狂った付喪神に体が乗っ取られる寸前であり、体内へと侵入される直前だ。 抗い、魂から拒絶し、それでもネトリと絡みつく恐怖。 何をしても無駄。何をしても助からない。 超常的なソレは、まさに〝異能〟と呼べる力なのか……。 恐怖が臨界に達した刹那、そこに冗談のように現れた男との出会いが、明日夏の人生を一変する。 「あ……ありがとう」 「感謝は当然だが、報酬は極上なんだろうな? それにしても……ちっさいな。オシイ」 「ちょ?! どこを見てるのッ!?」 救ってもらった瞬間、報酬を求めるばかりか上半身を見て、変態発言をする男にドン引きする明日夏。 こんな最悪な男との出会ったのが運の尽き。 そんなヤツなのに、度々……いや、毎日気になる存在になってしまったのが悔しい。 怪しげな報酬を片手に、同い年だという男の住む骨董屋へと押しかける。 「ねぇ! これで依頼を受けない?」 「この電話は現在使われておりません、番号を~」 「あ、そう……いいのかなぁ? 安土桃山時代の黒茶碗なんだけど」 「ハ~ハッハッハ! 誰がお前の依頼を断るものかよ。さ、行こう……黒茶碗のために!!」 「私のために頑張って欲しいんですが?」 やる気のない男と、京都の妖かしを討滅しながら、次第に明らかになる闇の勢力。 はたして、二人は京都を守りきれるのか? 知らんけど。
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小説 183,695 位 / 183,695件 キャラ文芸 4,377 位 / 4,377件
文字数 147,067 最終更新日 2023.02.24 登録日 2022.12.30
モフモフだけならいざ知らず、足音まで〝ぽむぽむ〟と聞こえる、あざとい子狐が全て悪いと思わないかい?   だってあの男は、それが原因で異世界へと行く途中、予期せぬ事態に巻き込まれるんだ。  目の前には歪な魔法陣があり、気がつけば豚みたいな王様が兵器として、勇者を召喚したってさ。  そんな馬鹿みたいな召喚に巻き込まれた、あわれな男の話なんだって。  だがこの男、普通じゃないのよ。  なにせ二十歳のくせに、ヤバイ古武術の達人だってんだからビックリだよね。  だからね、異世界人に廃棄(ゴミ)処分されても、人間兵器の勇者に殺されそうになっても、男は負けないんだよ。  どうしてそんな事を知っているのかって?  簡単だ――  俺の話だからだよ!! 絶対に力を取り戻し、お前ら全員に〝ざまぁ〟してやるから覚悟しとけ!! ☆ ☆ ☆ ここまでが簡単な〝あらすじ〟ですが、このまま本編へ読み進めてもOKです。 以下、お時間があれば詳しい〝あらすじ〟をご覧ください。 ☆ ☆ ☆ 二十歳の男、古廻戦極(こまわりせんごく)は異世界へと渡る準備をしていた。 戦極が現在いる場所は、日本と異世界の中間にある〝異怪骨董やさん〟と呼ばれる、神の宿る骨董品を封印しておく場所であった。 そこから旅立つ戦極には野望がある。 趣味の骨董品を持ち、異世界で骨董やを開くというものだ。 だが状況がそれを許さない。 この男、古廻戦極は先祖代々受け継がれる、一子相伝の古武術の使い手だったからだ。 なぜそんな武術を継承しているのか?  そのワケこそ、〝三百年前の先祖の恨みを異世界で討つ〟ことが理由だという。 幼少より祖父に理不尽に叩き込まれた武術と、剣術を魂にまで刻まれた事で、二十歳にしては達観した……いや、枯れたような男でもあった。 ちょっと抜けているけど。 そんな戦極が日本最狂の妖刀たる〝悲恋美琴〟を持ち、異世界へと渡る直前、何者かの妨害により目的地と違う場所へと召喚されてしまう。 意識がもうろうとする中、目覚めた戦極は異様な光景を目撃。 薄暗い地下室で、その儀式が行われていた。 そう――勇者召喚を。 気がつけば戦極の力の元たる悲恋美琴を消失し、異世界でも最弱の部類になってしまう。 それを知った周りの勇者二人をはじめ、国の関係者もゲスも極まる性格であり、戦極をイヂメぬき楽しむ。 だがそんな逆境にも負けず、戦極は力を取り戻すために努力するが、廃棄(ゴミ)の烙印を押されてしまう。 やがて新規に見つかったと言うダンジョンへと、罠よけのために放り込まれる戦極であったが、そこで運命の再会を果たす。 それは力を取り戻すために、探し求めた戦極の妖刀・悲恋美琴であった。
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小説 183,695 位 / 183,695件 ファンタジー 42,156 位 / 42,156件
文字数 206,991 最終更新日 2022.10.27 登録日 2022.08.23
㊗PV165万超え!!㊗ 【一言で分かるあらすじ】 300年前の先祖の仇である狂った神と最愛の女を、日本最狂の妖刀で異世界で討伐する話! 【本気で分かるあらすじ】  骨董品が好きすぎて、友人からは変態あつかいされている二十歳の男は、現在とある噂に夢中だ。  いわく、京都伏見に「出た」らしい。いわく、持つものは「とり殺される」らしい。曰く、曰く、曰く……。  そんな無責任なSNSの情報の中に、一つ気になるモノを男は見つける。その噂はこうだ――  ――令和元年より300年前に時代は戻る。  神々の油断と満心により、日ノ本に最強にして最狂の妖刀が、ひとりの娘により創造される。  その妖刀、人の魂を食らうものなりて、数多の武士・結界師・陰陽師などが妖刀に喰われり。  ゆえに強大な力で封印すらままならぬ、恐ろしい妖気をはらむものなり。  妖刀は異界の狭間にある骨董屋に持ち込まれるが、依然と意思をもち人を襲うものなりけり。 「フン、ばかばかしい」  男はネットに書き込まれた内容を見て笑うが、その「骨董屋」に強い関心があった。  だから来てしまう、そのウワサの場所へと……。  そして出会う。存在しないはずの骨董屋と、そこにある呪われた一振りの妖刀に。  その妖刀、銘を「悲恋美琴」といった。そこまではよかった……が、骨董屋の番頭に妖刀を押し付けられ、男は意味もわからず異世界へと放り込まれる。  ここまで聞けば、よくある異世界冒険譚。  だがこの男が異世界に行ったのはワケがある。それは300年前に最愛の女に殺された、先祖のかたきを異世界で討つためだった。  異世界生活をしていくなかで、徐々にあきらかになる先祖と妖刀の過去。  そこで知る、男の先祖がうけた仕打ちと無念の数々。それらを知った男はある決意をする。  そう、この国を滅ぼしてやる……と。  敵は狂った神と、先祖を裏切った最愛の女。それらを討伐するために、男は異世界へと旅立ち、仲間と共に国を滅ぼす!!  一風変わった作風と、コミカルだけどシリアスもあり、戦闘シーンが面白いッ!! 「異世界骨董無双」……はじまります!!
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小説 183,695 位 / 183,695件 ファンタジー 42,156 位 / 42,156件
文字数 1,067,660 最終更新日 2022.03.01 登録日 2021.03.21
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