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第二章 チーム『オリーブの芽』の躍進
私のチームができました
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「お前って、とんでもなく強かったんだな。なんで隠してた」
生き残った三人で、亡骸を埋葬していると、モローがメグに尋ねて来た。
「最初の時に、嘘をついてしまい、本当の事を言い出しづらくなって」
「何度も言えるチャンスは有ったろう。俺たちは、お前を戦友と思っていたが、もう信じられない。お前とはもう組まないからな」
いつも虐めてきて、好きになれない人だけど、それでも兄の様な存在。そんなモローに、嫌われてしまったのが、凄く悲しかった。
「おい、そこのエルフ。これから、どうする気だ」
メグは、エルフ族の知識は持っていたが、彼がエルフだとは気づいてなかった。
へぇ、耳が長いから、何の獣人だろうと思っていたけど、エルフだったんだ。もう、絶滅したと聞いていたけど、まだ生存者がいたんだ。エルフ族って、神と妖精のハーフと聞いたけど、本当なのかな。齢をとらないとも聞いてるけど、この人、何歳くらいなんだろう。
メグはエルフに出会えたことに感動し、次々と疑問が湧きあがっていたが、モローの機嫌が悪い今は、そんなことを聞くべきではないと、黙って二人の会話に耳を澄ませた。
「俺はケントだ。見下したような呼び方は止めろ」
エルフって、侮蔑語だったんだ。初めて知った。
「じゃあ、そのケントさんよぉ、俺は盗賊で、トラップ使いなんだが、俺と一緒に組まないか?」
ケントは暫く沈黙したまま、埋葬をつづけ、五秒程、間を開けてから、応えた。
「盗人は嫌いだ。五年前、冒険者になったばかりの頃、騙されて奴隷にされそうになったことがある。ローウェンに助けてもらわなければ、今頃、奴隷にされていた。お前は、そいつとは違うとは思うが、信用できないんだ。組むなら、この魔法剣士がいい」
そう言って、手を休めず、顔だけ、メグの方に向けた。
突然の申し込みに、メグはなんと言葉を返せばいいのか迷ってしまい、言葉がでない。
「ちっ、こんな嘘つきの化け物女と組む気かよ。気が知れねぇ」
化け物女と言われて、少しカチンときたけど、皆を騙し続けてきたので、何も言えない。
「ケントさん、本気? 私、仲間をずっと騙し、後衛に徹していた卑怯者だよ」
「でも、実力は確かだ。俺は後衛だし、前衛で戦える剣士と組みたい」
そんな訳で、メグは、ケントと一緒に活動することなった。
埋葬を済ませると、モローは気分が悪いと言って、一人で帰り、メグとケントの二人で、ゆっくりとキース村へと歩き始めた。
「ケントさんって、何歳なの? さっき、ローウェンさんが、復讐を果たせなかったといってたけど、何があったの?」
「さん付けは、気持ち悪いからやめてくれ。いろいろと質問攻めする女だな。俺は四十二歳。復讐というのは、さっきのフェルニゲシュのこと。三年前、俺の故郷は、あいつの悪魔の息吹で焼失し、皆殺しにされたんだ。俺も大やけどを負ったが、俺だけが生き残った」
次の言葉を待ったが、ケントは何かを思い出したのか、黙ってしまった。
「じゃあ、私の事を話すね。私は、どこの生まれで、何者なのかも、全くわからないの。分かっているのは、マーガレットというどこかの国の姫らしいということ。この森のもう少し先に、突然転送魔法で飛ばされてきて……」
メグは、今度は、正直に全てを話した。魔法の天才で、誰も知らない様な魔法を次々と生み出して、使えること。ローウェンの魔導士募集に応募したが、出直して来なと相手にされなかったこと。魔導士一人では限界があるので、ヤポン国のリュウ将軍の弟子になり、剣術を習得したこと。リンに誘われて治癒魔導士となったけど、実力を隠して、そのまま本当の事を言えなかったこと。最近、リットという弟子ができ、その彼も母親をフェルニゲシュに殺されたこと。その全てを話した。
「そんな、新米冒険者とパーティーを組んでたんだ。メグは、お人よしなんだな。安心した」
ずっと沈黙して、一言も話さなかったケントが、最後に、一言そういった。
キース村に着くと、既にモローの馬はなかった。夜だというのに、王都に向けて出発したらしい。
二人は、翌朝、夜明けとともに、出発することに決め、その日は、それぞれの宿屋で休息を取ることにした。
ケントの宿屋は、メグを奴隷に売ったあの二人が経営する宿だったので、睡眠薬入りの食事には注意してねと警告して上げた。
因みに、メグはあの二人には復讐らしきものは何もしていない。忘れることにして、何もなかったと自分に言い聞かせている。それでも、老婆の顔を見ると、怒りが込み上げてくる気がして、あの宿だけは使わない様にしている。
王都までは、馬車だと五日掛かるが、早朝に出発し、馬を走らせ続ければ、一泊だけで、翌日の深夜には王都に着くことができる。
その一泊目、街道から少し離れた見通しの利く高台で、野営していた時、メグは、ずっと気になっていたケントの武器について話をきいた。
彼は、通常の弓ではなくボーガンを使って、鋼鉄の矢を打つのだが、少し変わったボーガンだったからだ。
「ああ、こいつのことか。フェルニゲシュには通常の弓矢が全く効かないだろう。だから、なんとかダメージを与えられないかと、試行錯誤して作り出した究極の弓なんだ。こうやって……」
彼は、そのボウガンの特殊な形の巨大な銃床を胸に押し当てて、固定して、実際に打ち出すところを実演してみせてくれた。
六本の鋼鉄製の矢を収めたカーリッジをセットして、両腕で鋼でできた弓を引っ張って、しならせる。すると、弦が勝手に引っ張られて、矢尻に掛かり、手を放すことで、矢が放たれる。
放つと、自動的にカートリッジが回転して、次の矢が打ち出せる状態になる。
ただ、両腕で引っ張って、きちんと弦が、矢尻に嵌るようにしないとならないので、六連発といっても、一秒程の時間間隔でしか打つことができない。
それでも、一本ずつ、矢をセットして打つよりは、格段に速く打つことができるのだそう。
「この武器だからこそ、瞼程度なら貫くことができたし、胸にも突き刺すことができたんだ」
彼が自慢するように、その威力は、木に刺さった弓を引き抜くことが困難なほどだった。
「そうそう、あの黒龍の鱗を破壊したあれは何だったの?」
「お前、魔弾砲撃も知らないのか。本来は、魔結晶の表面を数ミリ程削って薄くして使うんだが、魔結晶のままでも、強い衝撃を与えれば、大爆発を起こすんだ。魔石は、どんなものでも、爆発する性質をもっているからな」
「えっ、初めて知った。もしかして、魔宝石も?」
「ああ、勿論だ。かなりの爆発をする。魔石玉だって、強い衝撃を当てれば、パンと破裂する」
それを聞いて、メグはなんてことをしていたのだろうとぞっとした。背中に石でも勢いよく飛んできて当たれば、誘爆して大爆発が起こり、死んでいたのだから。
因みに、中央の核の部分が爆発するのだそうで、特殊なドリルで慎重に穿てば、爆発しなくなるのだそう。
それを聞いて、メグはひらめいた。
核の部分が爆発を起こす源なら、それを上手く使えば、面白いことができるかもしれない。
「俺たちのチーム名、何にするんだ。メグはなんか考えているのか?」
「えっ、私たちがチームを作るの?」
メグは、組むという意味を、どこかのチームに二人で入るのだと、勘違いしていた。
「ああ、弟子もいるんだろう。メグは恐ろしく強いし、俺もいる。三人いれば、十分に魔物狩りできるチームになる。それでリーダー、名前はどうするんだ」
「そんなこと、突然言われても、名前なんて考えてなかったから」
「それなら、『オリーブの芽』というのは、どうだろう」
ケントは、そう言って、彼の故郷の言い伝えを話し出した。
その昔、女神エレナと精霊ルーフが禁断の恋に落ち、人間界に駆け落ちした。苦労して生活していると考え、見逃して来た神々だったが、女児を産み、幸せな生活を送っていると知って怒り、二人に天罰を与える。だが、生まれ落ちた赤ん坊には何も罪がない。
オリーブの芽と共に、その耳の長い赤ん坊を人間に託した。その女児こそが、エルフの始祖エレナーフだ。
彼女の両親、エレナとルーフは、幸せだったとはいえ、大変な苦労をし、貧乏のどん底にいた。なのに、天の怒りをかい、エレナーフはたった一人で、両親に苦い思いをさせた人間界で、生活せざるを得なくされた。
だが、神が与えたオリーブの小さな芽はすくすくと育ち、その実は人々を豊かにした。そして、彼女もまた美女へと育ち、オリーブを授けてくれた神の子として、人々から愛され、八百年を生き、沢山のエルフの先祖を産んだという。
大災厄の絶望の中にあっても、そのオリーブの芽が、彼女に幸せをもたらした。
だから、オリーブの芽は、親の様なギルド長を無くし、新たな苦難を歩む私たちに、幸運と繁栄を貰らしてくれる。
こうして、チーム『オリーブの芽』が結成した。団長はCランクの魔法剣士メグ。副長がCランクの狩人ケント、隊員はEランクの黒魔導士リット。
たった三人の、冒険者ランクもしょぼいチームだが、目標は大きく、A級魔物フェルニゲシュの討伐だ。
はたして、彼らだけで、魔物の森で生き残って行けるのか不安しかないが、漸く、メグが本来の実力を存分に発揮できる環境が整った。
生き残った三人で、亡骸を埋葬していると、モローがメグに尋ねて来た。
「最初の時に、嘘をついてしまい、本当の事を言い出しづらくなって」
「何度も言えるチャンスは有ったろう。俺たちは、お前を戦友と思っていたが、もう信じられない。お前とはもう組まないからな」
いつも虐めてきて、好きになれない人だけど、それでも兄の様な存在。そんなモローに、嫌われてしまったのが、凄く悲しかった。
「おい、そこのエルフ。これから、どうする気だ」
メグは、エルフ族の知識は持っていたが、彼がエルフだとは気づいてなかった。
へぇ、耳が長いから、何の獣人だろうと思っていたけど、エルフだったんだ。もう、絶滅したと聞いていたけど、まだ生存者がいたんだ。エルフ族って、神と妖精のハーフと聞いたけど、本当なのかな。齢をとらないとも聞いてるけど、この人、何歳くらいなんだろう。
メグはエルフに出会えたことに感動し、次々と疑問が湧きあがっていたが、モローの機嫌が悪い今は、そんなことを聞くべきではないと、黙って二人の会話に耳を澄ませた。
「俺はケントだ。見下したような呼び方は止めろ」
エルフって、侮蔑語だったんだ。初めて知った。
「じゃあ、そのケントさんよぉ、俺は盗賊で、トラップ使いなんだが、俺と一緒に組まないか?」
ケントは暫く沈黙したまま、埋葬をつづけ、五秒程、間を開けてから、応えた。
「盗人は嫌いだ。五年前、冒険者になったばかりの頃、騙されて奴隷にされそうになったことがある。ローウェンに助けてもらわなければ、今頃、奴隷にされていた。お前は、そいつとは違うとは思うが、信用できないんだ。組むなら、この魔法剣士がいい」
そう言って、手を休めず、顔だけ、メグの方に向けた。
突然の申し込みに、メグはなんと言葉を返せばいいのか迷ってしまい、言葉がでない。
「ちっ、こんな嘘つきの化け物女と組む気かよ。気が知れねぇ」
化け物女と言われて、少しカチンときたけど、皆を騙し続けてきたので、何も言えない。
「ケントさん、本気? 私、仲間をずっと騙し、後衛に徹していた卑怯者だよ」
「でも、実力は確かだ。俺は後衛だし、前衛で戦える剣士と組みたい」
そんな訳で、メグは、ケントと一緒に活動することなった。
埋葬を済ませると、モローは気分が悪いと言って、一人で帰り、メグとケントの二人で、ゆっくりとキース村へと歩き始めた。
「ケントさんって、何歳なの? さっき、ローウェンさんが、復讐を果たせなかったといってたけど、何があったの?」
「さん付けは、気持ち悪いからやめてくれ。いろいろと質問攻めする女だな。俺は四十二歳。復讐というのは、さっきのフェルニゲシュのこと。三年前、俺の故郷は、あいつの悪魔の息吹で焼失し、皆殺しにされたんだ。俺も大やけどを負ったが、俺だけが生き残った」
次の言葉を待ったが、ケントは何かを思い出したのか、黙ってしまった。
「じゃあ、私の事を話すね。私は、どこの生まれで、何者なのかも、全くわからないの。分かっているのは、マーガレットというどこかの国の姫らしいということ。この森のもう少し先に、突然転送魔法で飛ばされてきて……」
メグは、今度は、正直に全てを話した。魔法の天才で、誰も知らない様な魔法を次々と生み出して、使えること。ローウェンの魔導士募集に応募したが、出直して来なと相手にされなかったこと。魔導士一人では限界があるので、ヤポン国のリュウ将軍の弟子になり、剣術を習得したこと。リンに誘われて治癒魔導士となったけど、実力を隠して、そのまま本当の事を言えなかったこと。最近、リットという弟子ができ、その彼も母親をフェルニゲシュに殺されたこと。その全てを話した。
「そんな、新米冒険者とパーティーを組んでたんだ。メグは、お人よしなんだな。安心した」
ずっと沈黙して、一言も話さなかったケントが、最後に、一言そういった。
キース村に着くと、既にモローの馬はなかった。夜だというのに、王都に向けて出発したらしい。
二人は、翌朝、夜明けとともに、出発することに決め、その日は、それぞれの宿屋で休息を取ることにした。
ケントの宿屋は、メグを奴隷に売ったあの二人が経営する宿だったので、睡眠薬入りの食事には注意してねと警告して上げた。
因みに、メグはあの二人には復讐らしきものは何もしていない。忘れることにして、何もなかったと自分に言い聞かせている。それでも、老婆の顔を見ると、怒りが込み上げてくる気がして、あの宿だけは使わない様にしている。
王都までは、馬車だと五日掛かるが、早朝に出発し、馬を走らせ続ければ、一泊だけで、翌日の深夜には王都に着くことができる。
その一泊目、街道から少し離れた見通しの利く高台で、野営していた時、メグは、ずっと気になっていたケントの武器について話をきいた。
彼は、通常の弓ではなくボーガンを使って、鋼鉄の矢を打つのだが、少し変わったボーガンだったからだ。
「ああ、こいつのことか。フェルニゲシュには通常の弓矢が全く効かないだろう。だから、なんとかダメージを与えられないかと、試行錯誤して作り出した究極の弓なんだ。こうやって……」
彼は、そのボウガンの特殊な形の巨大な銃床を胸に押し当てて、固定して、実際に打ち出すところを実演してみせてくれた。
六本の鋼鉄製の矢を収めたカーリッジをセットして、両腕で鋼でできた弓を引っ張って、しならせる。すると、弦が勝手に引っ張られて、矢尻に掛かり、手を放すことで、矢が放たれる。
放つと、自動的にカートリッジが回転して、次の矢が打ち出せる状態になる。
ただ、両腕で引っ張って、きちんと弦が、矢尻に嵌るようにしないとならないので、六連発といっても、一秒程の時間間隔でしか打つことができない。
それでも、一本ずつ、矢をセットして打つよりは、格段に速く打つことができるのだそう。
「この武器だからこそ、瞼程度なら貫くことができたし、胸にも突き刺すことができたんだ」
彼が自慢するように、その威力は、木に刺さった弓を引き抜くことが困難なほどだった。
「そうそう、あの黒龍の鱗を破壊したあれは何だったの?」
「お前、魔弾砲撃も知らないのか。本来は、魔結晶の表面を数ミリ程削って薄くして使うんだが、魔結晶のままでも、強い衝撃を与えれば、大爆発を起こすんだ。魔石は、どんなものでも、爆発する性質をもっているからな」
「えっ、初めて知った。もしかして、魔宝石も?」
「ああ、勿論だ。かなりの爆発をする。魔石玉だって、強い衝撃を当てれば、パンと破裂する」
それを聞いて、メグはなんてことをしていたのだろうとぞっとした。背中に石でも勢いよく飛んできて当たれば、誘爆して大爆発が起こり、死んでいたのだから。
因みに、中央の核の部分が爆発するのだそうで、特殊なドリルで慎重に穿てば、爆発しなくなるのだそう。
それを聞いて、メグはひらめいた。
核の部分が爆発を起こす源なら、それを上手く使えば、面白いことができるかもしれない。
「俺たちのチーム名、何にするんだ。メグはなんか考えているのか?」
「えっ、私たちがチームを作るの?」
メグは、組むという意味を、どこかのチームに二人で入るのだと、勘違いしていた。
「ああ、弟子もいるんだろう。メグは恐ろしく強いし、俺もいる。三人いれば、十分に魔物狩りできるチームになる。それでリーダー、名前はどうするんだ」
「そんなこと、突然言われても、名前なんて考えてなかったから」
「それなら、『オリーブの芽』というのは、どうだろう」
ケントは、そう言って、彼の故郷の言い伝えを話し出した。
その昔、女神エレナと精霊ルーフが禁断の恋に落ち、人間界に駆け落ちした。苦労して生活していると考え、見逃して来た神々だったが、女児を産み、幸せな生活を送っていると知って怒り、二人に天罰を与える。だが、生まれ落ちた赤ん坊には何も罪がない。
オリーブの芽と共に、その耳の長い赤ん坊を人間に託した。その女児こそが、エルフの始祖エレナーフだ。
彼女の両親、エレナとルーフは、幸せだったとはいえ、大変な苦労をし、貧乏のどん底にいた。なのに、天の怒りをかい、エレナーフはたった一人で、両親に苦い思いをさせた人間界で、生活せざるを得なくされた。
だが、神が与えたオリーブの小さな芽はすくすくと育ち、その実は人々を豊かにした。そして、彼女もまた美女へと育ち、オリーブを授けてくれた神の子として、人々から愛され、八百年を生き、沢山のエルフの先祖を産んだという。
大災厄の絶望の中にあっても、そのオリーブの芽が、彼女に幸せをもたらした。
だから、オリーブの芽は、親の様なギルド長を無くし、新たな苦難を歩む私たちに、幸運と繁栄を貰らしてくれる。
こうして、チーム『オリーブの芽』が結成した。団長はCランクの魔法剣士メグ。副長がCランクの狩人ケント、隊員はEランクの黒魔導士リット。
たった三人の、冒険者ランクもしょぼいチームだが、目標は大きく、A級魔物フェルニゲシュの討伐だ。
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