43 / 56
第三章 裏切りと復讐の果て
モーリー王国軍の総司令官になってしまいました
しおりを挟む
すっかり日焼けして、全員真っ黒になって、王都に戻ると、また戦争騒動が起きていた。今度は、魔物軍との戦争で、明日から、国王軍がロンブル帝国のザラネスクに向け、出兵するのだそう。
メグ達一行は、聖剣を回収する任務を負っているが、ベルゼブブと対戦するには、まだ準備不足だし、聖剣探しは急務ではない。
捕虜になっている人たちをどうしても助けに行きたいので、今回も傭兵依頼がギルドから出ているに違いないと、冒険者ギルドに出向いていった。
予想通り、今回も傭兵依頼が出ていて、七人全員でその依頼を受けようとすると、またもギルド長に呼ばれた。
今回は人間同士の戦争ではなく、魔物との戦争なので、以前のままの編成で望めば、全滅しかねないという相談だった。全員であれこれと意見を出し合って、議論をまとめ、その上申と、メグを傭兵部隊長にしてもらうお願いをするため、王宮まで出向くことになった。
正直、女王には、聖剣探しを後回しにしていると発覚するので、顔を合わせたくないのだか、やむを得ない。
すると、傭兵隊長どころか、この軍の総司令官として、正規軍を率いて欲しいと、女王から頼まれることになった。
メグは、一万人以上の兵を率いる総大将として、モーリー王国軍を率いることになってしまった。
早速、女王陛下が、国王軍幹部の将軍五人を招集し、メグを魔王退治をする英雄だと紹介し、この軍の総司令官を任せることにしたと告げた。
女王陛下の御前なので、誰も不満は口にしなかったが、冒険者の下に着くなんて、面白くないのは間違いない。
そして、女王が退席し、作戦会議をすることになったが、組織編制の変更を提案すると、早速、反論して文句をつけてきた。
傭兵部隊という形ではなく、冒険者を正規軍の一員として混ぜてもらうことは、承諾してもらえたが、指揮を冒険者に執らせるわけにはいかないらしい。
それでも、メグはその必要性を説き、彼らのプライドを守る形で、組織編制の変更をまとめて行った。
最終的には、二百人単位の中隊長は、ベテラン冒険者と軍の二百人将とで半々とし、それを束ねる約千人単位の大隊長は、軍の千人将のままで、大隊長補佐として、S級やA級の強豪チームのリーダーが着く形で落ち着いた。
次の侵攻ルートは、メグの完敗。魔物の森ルートでは、魔物と遭遇して、相当の被害がでると主張して、カーマン山脈越えルートを提案したのだが、開戦予定日の三日前、十日後には、帝都ザラネスクに到着しなければならないと主張してきて、魔物の森ルートを譲らなかった。
確かに、歩兵もいるので、山越えルートだと、十日後到着は不可能だし、一か所に集まって、野営することもできない問題もある。それでも兵力を温存したまま、開戦前に到達できる利点の方が大きいのに、あれこれ難癖つけて、三日前到着を譲らなかった。
仕方ないので、サーチの魔法が使える冒険者を各大隊に配することにし、極力、強い魔物との遭遇を回避しながら、魔物の森を通過することにした。
そして、進軍をはじめ六日後に、魔物の森に入ったが、不思議なことに、C級以上の魔物が居ない。D級、E級はそこら中にいるのだが、C級、B級魔物は、奥に進んでいっても、現れなかった。
その所為で、軍人たちは、魔物なんて大したことないと、甘く考え始め、冒険者の意見を聞かなくなっていき、最悪な状態になっていく。
地下迷宮の洞窟近くを通過して、ロンブル帝国側に入ると、流石に魔物の軍団らしき強い気配がそこかしこにあった。
このまま、開戦すると最悪な事態になりかねないので、この辺で強い魔物と戦わせることも真剣に考えたりしたが、やはり兵を失うのは避けるべきと、当初通り、強い魔物との戦闘は回避する迂回作戦を継続した。
といっても、これだけの大軍で移動しているで、敵にも見つかっていた筈だが、こちらが迂回行動をとっていたから、敵の方から攻撃してくることはなかった。
ただ、トラップに引っかかりまくり、多くの犠牲者を出すことになった。
熟練した冒険者を配置して、いち早くトラップを見つけて警告する対策を講じたのだが、それでも誰かがトラップを発動させてしまう。
ミラの掛かった様な宙吊りや、落とし穴なんかは可愛いトラップの部類で、沼地では、火矢が降り注ぎ、油の巻かれていたので火炙りにされたし、狭い渓谷では、巨大岩が落下してきて、踏みつぶされ、干上がっていると思われた川では、濁流が押し寄せてきた。
一万人以上いた軍勢が、魔物の森を抜ける頃には、八千人にまで、減ってしまっていた。
それでも、魔物軍団と戦闘せずに済んだのは、幸いだった。
合流地点に着いたのは、結局、開戦前日になってしまい、既に、ガルシア王国軍とルーメリア共和国軍が、設営を済ませて待機していた。
早速、連合軍の将軍が集まり、捕虜奪還作戦会議をすることになった。
一番乗りのガルシア王国軍は、既に三方の裏門まで、兵を配置しており、兵糧作戦を提案してきた。
でも、どこかに隠し通路があり、気づかれない様に補給することが可能だと思われるし、例えその隠し通路を見つけて、完全に補給路を絶てたとしても、一番先に餓死するのは、捕虜となっているロンブルの民になる。
そんなわけで、その作戦は却下した。
すると、今度は、ルーメリア共和国軍が、空爆作戦を提案してきた。ルーメリア共和国にも魔獣使いが居るそうで、翼竜の足に、魔結晶を結わき、その翼竜を撃墜して、場内で大爆発をおこさせ、その混乱の隙に正門を攻城槌で破ってこじ開けるというとんでもない作戦だ。
勿論、それもメグは却下した。
「作戦は面白いと思いますが、翼竜が思い通りに、帝都上空を飛んでくれるでしょうか。それに翼竜の撃墜だって、遠距離からだと至難です。ここは、正攻法で、行きましょう。私達が、手薄な側壁に、巨大な穴をこじ開けて、我が軍が突撃して、正門や裏門を開放します。ですから、門が開き次第、皆さまの軍で突撃して、捕虜にされている民を救出してください」
「確かに、壁なら、門兵に攻撃されずに済むが、あの壁は、魔弾砲撃位じゃ、壊せない。攻城槌で時間を掛ければ、壊せるかもしれないが、穴をこじ開けているうちに敵も集まってくる。内側から、門を開けるなんて不可能だ」
「あらんかぎりの魔結晶を集めて、爆発させれば、一瞬で穴を開けれると思いませんか。敵が来ない内に、帝都内に侵入し、敵に遭遇しない様に、四方向に散らばって、門を必ず解放します。全門を開放できるとは限りませんが、少なくとも正門は、開けて見せると約束します」
「魔弾砲撃ではなく、魔結晶を集めて、大爆発を起こさせるのか。確かに、それなら巨大な穴があくかもしれないな。分かったその作戦でいこう」
「それで、皆様にお願いがあるのですが、冒険者たちにも参戦してもらえているのなら、機敏な動きで、隠密行動ができるような冒険者を、私どもに貸しては頂けないでしょうか。重装甲の軍人は、潜入工作に向きませんので」
各国とも了承してもらえ、それぞれ二十人程の精鋭冒険者を貸してもらえることになった。
翌朝、いよいよ作戦行動に出ようとしたとき、正門が開き、ぞろぞろと、ロンブルの民が逃げ出してきた。
作戦変更して、解放された正門から雪崩込んでみると、中はもぬけの殻。魔物がどこにもいなくなっていた。
どこかの門や、隠し通路から抜け出した可能性も考えたが、誰も魔物に出会っていない。
少なくも、三日前には魔物の大群が出てきて戦闘になったというし、昨晩も門の周辺に、魔物の兵が何体も警戒に当たっていた。なのに、その魔物が一匹残らず、忽然と姿を消してまった。
拍子抜けだったが、それでも、目的は無事達成。今後、この難民の扱いや、このロンブル帝国の領地をどうしていくのか、三国同盟を継続していくのか等、複雑な政治絡みの問題はあるが、とりあえず、戦争での犠牲者を一人も出さずに、捕虜奪還どころか、ザラネスク奪還まで果たすことができた。
帰還ルートは、勿論、カーマン山脈越え。もう誰も反対意見を述べるものはなく、細い山道なので、長蛇の列となって帰還した。
メグ達一行は、聖剣を回収する任務を負っているが、ベルゼブブと対戦するには、まだ準備不足だし、聖剣探しは急務ではない。
捕虜になっている人たちをどうしても助けに行きたいので、今回も傭兵依頼がギルドから出ているに違いないと、冒険者ギルドに出向いていった。
予想通り、今回も傭兵依頼が出ていて、七人全員でその依頼を受けようとすると、またもギルド長に呼ばれた。
今回は人間同士の戦争ではなく、魔物との戦争なので、以前のままの編成で望めば、全滅しかねないという相談だった。全員であれこれと意見を出し合って、議論をまとめ、その上申と、メグを傭兵部隊長にしてもらうお願いをするため、王宮まで出向くことになった。
正直、女王には、聖剣探しを後回しにしていると発覚するので、顔を合わせたくないのだか、やむを得ない。
すると、傭兵隊長どころか、この軍の総司令官として、正規軍を率いて欲しいと、女王から頼まれることになった。
メグは、一万人以上の兵を率いる総大将として、モーリー王国軍を率いることになってしまった。
早速、女王陛下が、国王軍幹部の将軍五人を招集し、メグを魔王退治をする英雄だと紹介し、この軍の総司令官を任せることにしたと告げた。
女王陛下の御前なので、誰も不満は口にしなかったが、冒険者の下に着くなんて、面白くないのは間違いない。
そして、女王が退席し、作戦会議をすることになったが、組織編制の変更を提案すると、早速、反論して文句をつけてきた。
傭兵部隊という形ではなく、冒険者を正規軍の一員として混ぜてもらうことは、承諾してもらえたが、指揮を冒険者に執らせるわけにはいかないらしい。
それでも、メグはその必要性を説き、彼らのプライドを守る形で、組織編制の変更をまとめて行った。
最終的には、二百人単位の中隊長は、ベテラン冒険者と軍の二百人将とで半々とし、それを束ねる約千人単位の大隊長は、軍の千人将のままで、大隊長補佐として、S級やA級の強豪チームのリーダーが着く形で落ち着いた。
次の侵攻ルートは、メグの完敗。魔物の森ルートでは、魔物と遭遇して、相当の被害がでると主張して、カーマン山脈越えルートを提案したのだが、開戦予定日の三日前、十日後には、帝都ザラネスクに到着しなければならないと主張してきて、魔物の森ルートを譲らなかった。
確かに、歩兵もいるので、山越えルートだと、十日後到着は不可能だし、一か所に集まって、野営することもできない問題もある。それでも兵力を温存したまま、開戦前に到達できる利点の方が大きいのに、あれこれ難癖つけて、三日前到着を譲らなかった。
仕方ないので、サーチの魔法が使える冒険者を各大隊に配することにし、極力、強い魔物との遭遇を回避しながら、魔物の森を通過することにした。
そして、進軍をはじめ六日後に、魔物の森に入ったが、不思議なことに、C級以上の魔物が居ない。D級、E級はそこら中にいるのだが、C級、B級魔物は、奥に進んでいっても、現れなかった。
その所為で、軍人たちは、魔物なんて大したことないと、甘く考え始め、冒険者の意見を聞かなくなっていき、最悪な状態になっていく。
地下迷宮の洞窟近くを通過して、ロンブル帝国側に入ると、流石に魔物の軍団らしき強い気配がそこかしこにあった。
このまま、開戦すると最悪な事態になりかねないので、この辺で強い魔物と戦わせることも真剣に考えたりしたが、やはり兵を失うのは避けるべきと、当初通り、強い魔物との戦闘は回避する迂回作戦を継続した。
といっても、これだけの大軍で移動しているで、敵にも見つかっていた筈だが、こちらが迂回行動をとっていたから、敵の方から攻撃してくることはなかった。
ただ、トラップに引っかかりまくり、多くの犠牲者を出すことになった。
熟練した冒険者を配置して、いち早くトラップを見つけて警告する対策を講じたのだが、それでも誰かがトラップを発動させてしまう。
ミラの掛かった様な宙吊りや、落とし穴なんかは可愛いトラップの部類で、沼地では、火矢が降り注ぎ、油の巻かれていたので火炙りにされたし、狭い渓谷では、巨大岩が落下してきて、踏みつぶされ、干上がっていると思われた川では、濁流が押し寄せてきた。
一万人以上いた軍勢が、魔物の森を抜ける頃には、八千人にまで、減ってしまっていた。
それでも、魔物軍団と戦闘せずに済んだのは、幸いだった。
合流地点に着いたのは、結局、開戦前日になってしまい、既に、ガルシア王国軍とルーメリア共和国軍が、設営を済ませて待機していた。
早速、連合軍の将軍が集まり、捕虜奪還作戦会議をすることになった。
一番乗りのガルシア王国軍は、既に三方の裏門まで、兵を配置しており、兵糧作戦を提案してきた。
でも、どこかに隠し通路があり、気づかれない様に補給することが可能だと思われるし、例えその隠し通路を見つけて、完全に補給路を絶てたとしても、一番先に餓死するのは、捕虜となっているロンブルの民になる。
そんなわけで、その作戦は却下した。
すると、今度は、ルーメリア共和国軍が、空爆作戦を提案してきた。ルーメリア共和国にも魔獣使いが居るそうで、翼竜の足に、魔結晶を結わき、その翼竜を撃墜して、場内で大爆発をおこさせ、その混乱の隙に正門を攻城槌で破ってこじ開けるというとんでもない作戦だ。
勿論、それもメグは却下した。
「作戦は面白いと思いますが、翼竜が思い通りに、帝都上空を飛んでくれるでしょうか。それに翼竜の撃墜だって、遠距離からだと至難です。ここは、正攻法で、行きましょう。私達が、手薄な側壁に、巨大な穴をこじ開けて、我が軍が突撃して、正門や裏門を開放します。ですから、門が開き次第、皆さまの軍で突撃して、捕虜にされている民を救出してください」
「確かに、壁なら、門兵に攻撃されずに済むが、あの壁は、魔弾砲撃位じゃ、壊せない。攻城槌で時間を掛ければ、壊せるかもしれないが、穴をこじ開けているうちに敵も集まってくる。内側から、門を開けるなんて不可能だ」
「あらんかぎりの魔結晶を集めて、爆発させれば、一瞬で穴を開けれると思いませんか。敵が来ない内に、帝都内に侵入し、敵に遭遇しない様に、四方向に散らばって、門を必ず解放します。全門を開放できるとは限りませんが、少なくとも正門は、開けて見せると約束します」
「魔弾砲撃ではなく、魔結晶を集めて、大爆発を起こさせるのか。確かに、それなら巨大な穴があくかもしれないな。分かったその作戦でいこう」
「それで、皆様にお願いがあるのですが、冒険者たちにも参戦してもらえているのなら、機敏な動きで、隠密行動ができるような冒険者を、私どもに貸しては頂けないでしょうか。重装甲の軍人は、潜入工作に向きませんので」
各国とも了承してもらえ、それぞれ二十人程の精鋭冒険者を貸してもらえることになった。
翌朝、いよいよ作戦行動に出ようとしたとき、正門が開き、ぞろぞろと、ロンブルの民が逃げ出してきた。
作戦変更して、解放された正門から雪崩込んでみると、中はもぬけの殻。魔物がどこにもいなくなっていた。
どこかの門や、隠し通路から抜け出した可能性も考えたが、誰も魔物に出会っていない。
少なくも、三日前には魔物の大群が出てきて戦闘になったというし、昨晩も門の周辺に、魔物の兵が何体も警戒に当たっていた。なのに、その魔物が一匹残らず、忽然と姿を消してまった。
拍子抜けだったが、それでも、目的は無事達成。今後、この難民の扱いや、このロンブル帝国の領地をどうしていくのか、三国同盟を継続していくのか等、複雑な政治絡みの問題はあるが、とりあえず、戦争での犠牲者を一人も出さずに、捕虜奪還どころか、ザラネスク奪還まで果たすことができた。
帰還ルートは、勿論、カーマン山脈越え。もう誰も反対意見を述べるものはなく、細い山道なので、長蛇の列となって帰還した。
10
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
伯爵令嬢アンマリアのダイエット大作戦
未羊
ファンタジー
気が付くとまん丸と太った少女だった?!
痩せたいのに食事を制限しても運動をしても太っていってしまう。
一体私が何をしたというのよーっ!
驚愕の異世界転生、始まり始まり。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる