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ha-tsu

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第壱話 カメラ男子(六)

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数日後。
亜美のケータイの着信音が鳴る、ディスプレイを見ると、知らない番号だったものの、最後が110番だったことから警察と思い出る。
「もしもし……」
「もしもし、私〇月‪✕‬日の事件を担当しております、県警の刑事です、当時のことをもっと詳しく聞きたくてお電話しました、今お時間大丈夫ですか?」
「はい」
「それでは当時一緒に泊まっていた方は、奥様の亜美さんと、ご主人さんの龍也さん、お子さんの優美さんと西  大和さんでよろしいですか?」
「はい、そうです。」
「西  大和さんとはどのような関係で?」
「昔から仲のいい友達です、私も友達ですが、旦那の友達でも有ります。」
亜美は大和との関係性を細かく説明していく。
「その……西  大和さんとは今でも連絡取れますか?」
そう警察に言われ、少し違和感が残る。
「はい、今でもメール送ったら帰って来ますけど。」
「西   大和さんのケータイの番号を教えてもらいたいんです、少し言いにくいのですが、おおかた犯人やと思います。」
そう言われると亜美は、信じられない思いと、まさかそんな事がという思いとで少し混乱する。
「あまり詳しくはまだ伝えられないのですが、犯人やと思っていることは伏せて連絡を取りたいです、ご協力お願いします。」
(まだ犯人やと決まったわけじゃないし、一度確かめる意味もこめて、協力した方がいいよね。)
心の中で亜美なりに考えて結論を出す。
「番号は教えますけど、一度本人に教えていいか確認してもいいですか?一応個人情報なんで。」
「分かりました、でも気づかれんようにして下さいね。」
その後亜美は大和にメールをした。
「なんか警察の人が、聞きたいことあるから電話したいって言ってたけど、大丈夫?一人ひとり聞いてるみたい。」
と打つ。
半日ほどして返信がくる。
「いーよー。」
一言だけだった。
亜美は真実を知りたい一心で警察に電話をかけ、番号を教えた。

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