スイッチ

ha-tsu

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第壱話 カメラ男子(七)

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一ヶ月後亜美のケータイに警察から連絡が来た。
「はい、もしもし。」
「もしもし、県警の刑事です、事件の事で進展がありましたので、ご連絡しました。」
「進展って事は、犯人が分かったんですか?」
「そうですね、単刀直入に言いますと、犯人は、西  大和さんで間違えありませんでした、つきましては、詳しく事情聴取したいので、署の方まで来ていただけますか?」
警察の話を聞いて亜美は頭の中が真っ白になる。
意識が飛びそうになるも、何とか平常心をたもつ。
「分かりました。」
日時を決め、ケータイを切ると同時に、体の力が抜け、床に座り込んでしまう。
(何かの間違いだと思ってたのに……まさか大和が犯人だったなんて……)
一瞬目の前が真っ白になった様に思うと、目の前の机に見慣れないスイッチがあるのに気付いた。
「あれ?あんな所にスイッチ?なんのだろ?」
それは、ただ四角い形に少し小さめの丸いスイッチが着いているものだった。
亜美は、自分の物では無いだろうと思うも、気になり手に取った。
スイッチの裏には説明書と書かれた紙が着いていた。
(どうしても過去に戻りたい時、戻りたい時の事を考えてスイッチを押すべし。)
「優美のおもちゃかな……?でもこんなおもちゃ持ってなかったような気がするしなぁ……」
そう思い、一旦リビングの引き出しにスイッチをしまう事にした。
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