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第弐話 自分でつかむ(八)
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颯太は自室で何も手につかず椅子に座っていた。
「もうオレには何も残っていないのかなぁ?もうテニスも出来ないし……スポーツ推薦で入ったのに……学校にも行きづらいよ……」
颯太は泣きながら今後どうしたらいいのか分からず、一夜を過ごした。
次の日母親が颯太を起こしに部屋へ行くと、そこには颯太の姿が無かった。
颯太は家の近くにあるダムの上に立っていた。
「やっぱり朝早いと誰もいないなぁ……さすが自殺の名所……」
颯太の顔は引きずりながらも、どこか何かを吹っ切った顔をしていた。
右手にはあのスイッチがあった。
「よし、一か八かこのスイッチを押して、入学前の過去に戻るか、押してそのままココから落ちて死ぬか……二つに一つだ。」
颯太は決意をするも少し足が震える。
ケータイの時間を見るともう朝の六時半になっていた。
「今頃お母さん朝のリハビリしてると思ってるかなぁ……一応梨美にはゴメンってメールしたけど……まだ寝てるよな……」
(オレもしかして梨美に飛び込むの止めて欲しかったのかもな……だからあんなメール梨美に送ったのかな……)
心の中でそう思いながら送ったメールを思い出す。
「梨美へ、この前はゴメン、少し冷たくして、実はオレもうテニス出来ないようなケガをしてしまって、もうオレどう生きていけばいいのか分からなくて……梨美今までありがと……こんなオレでゴメン……さようなら。」
そんな文章と共に今いる所の画像を送った。
「せっかく過去に戻れるなら楽しかった時がいいなぁ……」
そう独り言を言いながら一歩前に出る。
急激な重力と共に下へ落下していく。
途中颯太は目を閉じスイッチを押した。
「もうオレには何も残っていないのかなぁ?もうテニスも出来ないし……スポーツ推薦で入ったのに……学校にも行きづらいよ……」
颯太は泣きながら今後どうしたらいいのか分からず、一夜を過ごした。
次の日母親が颯太を起こしに部屋へ行くと、そこには颯太の姿が無かった。
颯太は家の近くにあるダムの上に立っていた。
「やっぱり朝早いと誰もいないなぁ……さすが自殺の名所……」
颯太の顔は引きずりながらも、どこか何かを吹っ切った顔をしていた。
右手にはあのスイッチがあった。
「よし、一か八かこのスイッチを押して、入学前の過去に戻るか、押してそのままココから落ちて死ぬか……二つに一つだ。」
颯太は決意をするも少し足が震える。
ケータイの時間を見るともう朝の六時半になっていた。
「今頃お母さん朝のリハビリしてると思ってるかなぁ……一応梨美にはゴメンってメールしたけど……まだ寝てるよな……」
(オレもしかして梨美に飛び込むの止めて欲しかったのかもな……だからあんなメール梨美に送ったのかな……)
心の中でそう思いながら送ったメールを思い出す。
「梨美へ、この前はゴメン、少し冷たくして、実はオレもうテニス出来ないようなケガをしてしまって、もうオレどう生きていけばいいのか分からなくて……梨美今までありがと……こんなオレでゴメン……さようなら。」
そんな文章と共に今いる所の画像を送った。
「せっかく過去に戻れるなら楽しかった時がいいなぁ……」
そう独り言を言いながら一歩前に出る。
急激な重力と共に下へ落下していく。
途中颯太は目を閉じスイッチを押した。
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