36 / 57
完璧な男
しおりを挟む
ナタンたちは、「板」を回収した建物跡から無事に街へと戻った。
リリエから、護衛の報酬とは別に「板」と「情報体」を分けてもらったラカニは、ほくほく顔で喜んでいる。
「その『板』を売るなら、『無法の街』じゃなくて、もっと都会に行くのか?」
ナタンが尋ねると、ラカニは首を捻って考える素振りを見せた。
「たしかに、売るなら『無法の街』から離れた場所のほうがいいだろうな。でも、この街は、結構居心地が良くて、今更よそに行くのは面倒な気もするんだよな」
彼は、そう言って笑った。
「父方の爺さんがアカラ……南方にある島国の生まれで、若い頃に、この大陸に渡ってきたんだ。俺の肌の色じゃ、どうやっても目立つから、ガキの頃から物珍しそうに見られたり、からかわれたりするのが嫌でさ。でも、『無法の街』には色々な土地から人が集まってるし、そんなことがない点で快適なんだ」
「私も……分かる気がします」
ラカニの言葉に、リリエが頷いた。
「モントリヒトでも黒髪は目立つ所為か、知らない人から珍しそうに見られることが多くて……言われてみれば、『無法の街』では、そんなこと誰も気にしていませんよね」
「そうだね。『躍る子熊亭』のカヤさんみたいに、ヤシマとか東方の国から来た人たちもいるからね。俺は、リリエの髪、綺麗だと思うけど」
ナタンが言うと、リリエは、顔を赤らめながら微笑んだ。
ラカニと別れたナタンたちは、次の探索に向けて、数日の間、休養することにした。
リリエが「帝都跡」から回収した「魔導絡繰り」を調べながら何か書き物をしている間、ナタンはフェリクスに剣や格闘の手合わせをしてもらったりして過ごしていた。
この日も「躍る子熊亭」の裏庭で、ナタンはフェリクスに格闘の稽古をつけてもらっていた。
「いい打撃だ。随分、良くなっているぞ、ナタン」
フェリクスが、ナタンの拳を受け止めながら言った。
「フェリクスが相手なら、全力を出せるからね。でも、あんたが本気だったら、そもそも俺の拳なんて当たらないだろ?」
「そうだな……もし、本気の俺に触れることだけでもできれば、お前は誰にも負けないということになるな」
他の者が同じ言葉を言っていたなら、何と傲慢なのかと思うだろうが、相手がフェリクスであれば、何故か、すんなりと受け入れられる――ナタンは、不思議な気持ちだった。
「二人とも、少し休んではどうですか」
蓋つきの手籠を手にしたセレスティアが、ナタンとフェリクスに声をかけてきた。
「宿に頼んで、おやつとお茶を用意してもらったんです」
「やった! 丁度、小腹が空いていたところだったんだ」
ナタンは満面の笑みを浮かべ、裏庭に置かれている木箱を椅子代わりに腰を下ろした。
「ところで、リリエは、まだ部屋にいるの?」
「ええ。ずっと書き物をしています。おやつも部屋で食べると言っていたので、彼女の分は渡してきました」
魔法瓶から茶碗に茶を注ぎながら、セレスティアが言った。
「リリエは、書き物や調べ物に夢中になると食事も寝るのも忘れちゃうからな……」
そう言いつつ、ナタンは、おやつの焼き菓子を手に取った。
セレスティアは茶を注いだ茶碗と焼き菓子をフェリクスに渡すと、自身も、その隣に腰を下ろした。
二人の様子は、見るからに仲睦まじい恋人同士といった感があり、ナタンの目には少し羨ましく映った。
「……セレスティア、ちょっと聞いていいかな」
「何でしょう?」
ナタンが声をかけると、セレスティアは首を傾げた。
「えーと……セレスティアは、フェリクスのどういうところが好きなの?」
「あら、面白いことを聞くのですね」
セレスティアは、頬を染めながらも余裕のある表情を見せている。
「や、やっぱり……女性から見れば、フェリクスみたいに見た目が良くて強くて優しくて余裕がある、完璧な男を『いい』って思うのかな」
「そうですね。そういうところも、フェリクスの美点ですね」
ナタンとセレスティアのやり取りを前に、フェリクスは鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしている。
「フェリクスと初めて会った時……私は何もかも失って、絶望していました」
セレスティアが、淡々と言った。
「自分がどうなっても構わないとさえ思う、自暴自棄な状態だった私に、フェリクスは優しく寄り添い、守ってくれました。そんな彼の人柄に、私は惹かれたのだと思います」
初めて耳にする、セレスティアの過去の一端に、ナタンは驚いた。
常に優しく穏やかな彼女が、そのような辛い状況を潜り抜けてきたというのは、ナタンから見れば思いもかけないことだった。
「フェリクスだって、察しの良くないところがあったり、意外にやきもち焼きだったりしますけど、私には、そういうところも彼の一部だと思えば可愛く見えます」
そう言って、セレスティアは恥ずかしそうに微笑んだ。
「……察しが良くないのは自覚しているが」
フェリクスも、珍しく、ほんの少しだが顔を赤らめている。
「必ずしも『完璧』である必要はないということだな。俺も、苦手なことはセレスティアに助けてもらう場面が多いし。……リリエも、君に好意を持っていると思うぞ。流石に、俺でも分かる」
突然、リリエの名前を出されて、ナタンは座ったまま飛び上がりそうになった。
「リリエのことが気になっているから、さっきのような質問をしたのでしょう?」
にこにこしながら、セレスティアが言った。
「あ……いや、まぁ、そうだけどさ」
ナタンは恥ずかしくなって頭を掻いた。
「リリエは、俺のことを『信用できる』と言ってくれたけど、俺は彼女の『信用』を本当に受け止められるのかって考えたら、ちょっと不安になったというか……」
「ナタンは、真面目なのですね。そういうところも、好感を持てると思いますよ」
セレスティアが、優しく微笑んで言った。
リリエから、護衛の報酬とは別に「板」と「情報体」を分けてもらったラカニは、ほくほく顔で喜んでいる。
「その『板』を売るなら、『無法の街』じゃなくて、もっと都会に行くのか?」
ナタンが尋ねると、ラカニは首を捻って考える素振りを見せた。
「たしかに、売るなら『無法の街』から離れた場所のほうがいいだろうな。でも、この街は、結構居心地が良くて、今更よそに行くのは面倒な気もするんだよな」
彼は、そう言って笑った。
「父方の爺さんがアカラ……南方にある島国の生まれで、若い頃に、この大陸に渡ってきたんだ。俺の肌の色じゃ、どうやっても目立つから、ガキの頃から物珍しそうに見られたり、からかわれたりするのが嫌でさ。でも、『無法の街』には色々な土地から人が集まってるし、そんなことがない点で快適なんだ」
「私も……分かる気がします」
ラカニの言葉に、リリエが頷いた。
「モントリヒトでも黒髪は目立つ所為か、知らない人から珍しそうに見られることが多くて……言われてみれば、『無法の街』では、そんなこと誰も気にしていませんよね」
「そうだね。『躍る子熊亭』のカヤさんみたいに、ヤシマとか東方の国から来た人たちもいるからね。俺は、リリエの髪、綺麗だと思うけど」
ナタンが言うと、リリエは、顔を赤らめながら微笑んだ。
ラカニと別れたナタンたちは、次の探索に向けて、数日の間、休養することにした。
リリエが「帝都跡」から回収した「魔導絡繰り」を調べながら何か書き物をしている間、ナタンはフェリクスに剣や格闘の手合わせをしてもらったりして過ごしていた。
この日も「躍る子熊亭」の裏庭で、ナタンはフェリクスに格闘の稽古をつけてもらっていた。
「いい打撃だ。随分、良くなっているぞ、ナタン」
フェリクスが、ナタンの拳を受け止めながら言った。
「フェリクスが相手なら、全力を出せるからね。でも、あんたが本気だったら、そもそも俺の拳なんて当たらないだろ?」
「そうだな……もし、本気の俺に触れることだけでもできれば、お前は誰にも負けないということになるな」
他の者が同じ言葉を言っていたなら、何と傲慢なのかと思うだろうが、相手がフェリクスであれば、何故か、すんなりと受け入れられる――ナタンは、不思議な気持ちだった。
「二人とも、少し休んではどうですか」
蓋つきの手籠を手にしたセレスティアが、ナタンとフェリクスに声をかけてきた。
「宿に頼んで、おやつとお茶を用意してもらったんです」
「やった! 丁度、小腹が空いていたところだったんだ」
ナタンは満面の笑みを浮かべ、裏庭に置かれている木箱を椅子代わりに腰を下ろした。
「ところで、リリエは、まだ部屋にいるの?」
「ええ。ずっと書き物をしています。おやつも部屋で食べると言っていたので、彼女の分は渡してきました」
魔法瓶から茶碗に茶を注ぎながら、セレスティアが言った。
「リリエは、書き物や調べ物に夢中になると食事も寝るのも忘れちゃうからな……」
そう言いつつ、ナタンは、おやつの焼き菓子を手に取った。
セレスティアは茶を注いだ茶碗と焼き菓子をフェリクスに渡すと、自身も、その隣に腰を下ろした。
二人の様子は、見るからに仲睦まじい恋人同士といった感があり、ナタンの目には少し羨ましく映った。
「……セレスティア、ちょっと聞いていいかな」
「何でしょう?」
ナタンが声をかけると、セレスティアは首を傾げた。
「えーと……セレスティアは、フェリクスのどういうところが好きなの?」
「あら、面白いことを聞くのですね」
セレスティアは、頬を染めながらも余裕のある表情を見せている。
「や、やっぱり……女性から見れば、フェリクスみたいに見た目が良くて強くて優しくて余裕がある、完璧な男を『いい』って思うのかな」
「そうですね。そういうところも、フェリクスの美点ですね」
ナタンとセレスティアのやり取りを前に、フェリクスは鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしている。
「フェリクスと初めて会った時……私は何もかも失って、絶望していました」
セレスティアが、淡々と言った。
「自分がどうなっても構わないとさえ思う、自暴自棄な状態だった私に、フェリクスは優しく寄り添い、守ってくれました。そんな彼の人柄に、私は惹かれたのだと思います」
初めて耳にする、セレスティアの過去の一端に、ナタンは驚いた。
常に優しく穏やかな彼女が、そのような辛い状況を潜り抜けてきたというのは、ナタンから見れば思いもかけないことだった。
「フェリクスだって、察しの良くないところがあったり、意外にやきもち焼きだったりしますけど、私には、そういうところも彼の一部だと思えば可愛く見えます」
そう言って、セレスティアは恥ずかしそうに微笑んだ。
「……察しが良くないのは自覚しているが」
フェリクスも、珍しく、ほんの少しだが顔を赤らめている。
「必ずしも『完璧』である必要はないということだな。俺も、苦手なことはセレスティアに助けてもらう場面が多いし。……リリエも、君に好意を持っていると思うぞ。流石に、俺でも分かる」
突然、リリエの名前を出されて、ナタンは座ったまま飛び上がりそうになった。
「リリエのことが気になっているから、さっきのような質問をしたのでしょう?」
にこにこしながら、セレスティアが言った。
「あ……いや、まぁ、そうだけどさ」
ナタンは恥ずかしくなって頭を掻いた。
「リリエは、俺のことを『信用できる』と言ってくれたけど、俺は彼女の『信用』を本当に受け止められるのかって考えたら、ちょっと不安になったというか……」
「ナタンは、真面目なのですね。そういうところも、好感を持てると思いますよ」
セレスティアが、優しく微笑んで言った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
世界最強の七賢者がお世話係の俺にだけはデレデレすぎる件
Y.
恋愛
国の頂点に君臨し、神にも等しい力を持つ『七賢者』。
火・水・風・土・光・闇・氷の属性を極めた彼女たちは、畏怖の対象として国民から崇められていた。
――だが、その「聖域」の扉を一枚隔てた先では、とんでもない光景が広がっていた。
「アルトぉ、この服脱がせてー。熱いから魔法で燃やしちゃった」
「……アルトが隣にいないと、私、一生布団から出ないから」
「いいじゃない、減るもんじゃないし。さあ、私と混ざり合いましょう?」
彼女たちの正体は、私生活が壊滅的にポンコツで、特定の一人に依存しきったデレデレな美少女たちだった!
魔法の才能ゼロの雑用係・アルトは、世界で唯一「彼女たちの暴走魔力に耐えられる」という理由で、24時間体制の身の回りのお世話をすることに。
着替え、食事の介助、添い寝(!?)まで……。
世界最強の7人に取り合われ、振り回され、いじり倒される。
胃袋と心根をガッチリ掴んだお世話係と、愛が重すぎる最強ヒロインたちによる、至福の異世界ハーレムラブコメ、開幕!
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
氷河期世代のおじさん異世界に降り立つ!
本条蒼依
ファンタジー
氷河期世代の大野将臣(おおのまさおみ)は昭和から令和の時代を細々と生きていた。しかし、工場でいつも一人残業を頑張っていたがとうとう過労死でこの世を去る。
死んだ大野将臣は、真っ白な空間を彷徨い神様と会い、その神様の世界に誘われ色々なチート能力を貰い異世界に降り立つ。
大野将臣は異世界シンアースで将臣の将の字を取りショウと名乗る。そして、その能力の錬金術を使い今度の人生は組織や権力者の言いなりにならず、ある時は権力者に立ち向かい、又ある時は闇ギルド五竜(ウーロン)に立ち向かい、そして、神様が護衛としてつけてくれたホムンクルスを最強の戦士に成長させ、昭和の堅物オジサンが自分の人生を楽しむ物語。
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました
星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎
王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝――
路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。
熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。
「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」
甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。
よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、
気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて――
しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!?
「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」
年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。
ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる