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援軍と再会
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過労で倒れたフィリップは、数日間ゆっくりと休養をとり、再び仕事に戻れるまでに回復した。
もっとも、仕事に戻りたがるフィリップを床に就かせるのが大変だと、ロデリックは側近のベルトランから、しばしば愚痴をこぼされた。
「お陰様で、すっかり回復しました。ご迷惑をかけて申し訳ありません」
久々に会議室の円卓に着いたフィリップが、居並ぶ王族たちや、その側近を前に、詫びる言葉を口にした。
「いや、思ったよりも早い復帰で驚いているぞ。本当に、大丈夫なのか」
「はい、側近たちに寝台へ押し込まれて、嫌になるほど眠ったら、すっきりしました」
ホルストの問いかけに、フィリップは微笑みながら答えた。倒れた時は蒼白の顔をしていたが、現在は血色も良く健康そうだ。
「若いと、回復が早いのでしょうね。でも、あまりご無理をなさらないでくださいね」
ソフィアも安堵したように微笑んだ。
「やはり、君がいないと締まらないからね。頼りにしてるよ」
イーヴァリが、少し悪戯っぽい表情で言った。
「よかった、フィリップ様、元気になったみたいね」
隣に座っているアンネリーゼに囁かれたロデリックは、無言で頷いた。
フィリップが解放軍の要というのは紛れもない事実だ。しかし、それを差し引いても、ロデリックは、彼の回復が喜ばしいと思えるようになっていた。
アンネリーゼを解放軍に巻き込むことに対し、フィリップも葛藤していたらしいと知って、多少なりとも蟠りが解けてきたのかもしれない。
「それで、エティエンヌ殿が休まれている間、僕たちが話し合ったことなんだけど」
イーヴァリが、再び口を開いた。
「オーロールが解放状態になったことで、ラウハ、ルーエ、ヴァッレの三国でも駐屯している帝国軍が『ステラ派』と、それ以外に分裂している。少数派になった『ステラ派』ではない者たちは、『ステラ派に敗北した』という体で帝国へ『撤退』しつつあるそうだよ」
さらに、ソフィアがイーヴァリの言葉を受け取って続けた。
「これを機に、ステラ姫から兵力の集結を呼び掛けてもらえればいいのではないか、という案が出ています。エティエンヌ様のご意見をお聞かせ願います」
「なるほど、ステラ姫が帝国へ帰還する際に備えてということですね」
彼らの説明を聞いて、フィリップが目を丸くした。
「我々三国の政治については、それぞれの側近たちを送って、彼らに委任する案が出ている。国の代表者である我々がステラ姫に同行することで、連合解放軍の結束と信頼関係を知らしめることができるだろう」
「そうですね。ステラ姫が帝国に帰還し皇帝として即位してからが、むしろ本番ですからね」
ホルストの言葉に、フィリップも納得したというように頷いた。
「ステラ姫、また、お手数をかけることになりますが、帝国の駐屯部隊および各国の民に対しての呼びかけをお願いします。『ステラ派』を名乗る者たちなら、姫のお言葉が最も効果を現わすでしょう」
「はい、頑張ります!」
フィリップに言われて、アンネリーゼも力強く頷いた。
「兵が集結するのを待つ間、我々も帝国へ向かう準備ができるという訳ですね」
アンネリーゼに目をやりながら、ロデリックは言った。
――いよいよ帝国へ行くのか。フィリップの言うとおり、アンネリーゼが皇帝に即位してからが問題だ。現皇帝オディウムに対する不信が大きい分、この子に対する期待が高まっている。帝国民の期待に応えられなければ、より大きく落胆されるだろう。俺は、娘を守る為に何ができるだろうか……
迫りくる変革の時を思い、ロデリックの中には不安と焦りが渦巻いていた。
「失礼します!」
扉を叩く音のあと、一人のオーロール兵が会議室へと入ってきた。
「リベルタ自治都市同盟、その他の国々からの援軍がミラージュを訪れています! 如何いたしますか」
「なんと、それは、ありがたいことですね。皆さん、是非、彼らの話を聞きに行きましょう」
フィリップが立ち上がると、円卓に着いていた者たちも、それに倣った。
「リベルタ自治都市同盟って、小規模な自治都市が幾つか集まっているところよね」
「そうだね。全部合わせればコティに匹敵するくらいの力はある筈だ。リベルタからティエト学院に来ている生徒も多いよ」
歩きながら、アンネリーゼとシャルルが話している。
「その他の国も援軍を出してくるとは、随分と心強いじゃないか」
ロデリックが言うと、アンネリーゼは嬉しそうに頷いた。
「これって、ステラ姫が即位した後のことを考えているんじゃないの?」
イーヴァリが、口を挟んだ。
「そうですね。現在、帝国は併合した四か国から得られる生産物などを独占している上に、多くの国と国交を絶った状態です。ステラ様が即位して、交易路が復活すれば、恩恵を得られると踏んで、今のうちに繋がりを作っておこうというつもりでしょうね」
ソフィアの言葉に、ロデリックは眩暈に似た感覚を覚えた。
――アンネリーゼの存在が、もはや大陸中に影響を与えていると言っても過言ではない……ここまでのことになるとは、想像していなかったが。
そうこうするうちに、馬車に乗ったロデリックたちは、王都ミラージュの入り口に辿り着いた。
城壁の外には、騎馬兵や歩兵など、あらゆる兵種の部隊が、ずらりと整列している。
合わせれば、千人は優に超えると思われた。
「ステラ姫」ことアンネリーゼと、フィリップら王族たちが姿を見せると、各国の援軍の代表たちも、彼らの前に進み出た。
「リベルタ自治都市連合より援軍として参りました。連合は『ステラ姫』様を支持いたします。如何様にも、お使いください」
アンネリーゼの前で跪き挨拶する大柄な男に、ロデリックは見覚えがあった。
「……ネリオお兄ちゃん?」
大柄な男が、アンネリーゼの声に驚いたように、顔を上げた。
「なぜ、俺の名を……やはり、アンネリーゼちゃんか? ああ、ロデリック先生も一緒か!」
「ネリオか! 立派になったな」
リベルタの代表としてやって来たのは、ロデリックの初めての生徒の一人、ネリオだった。
三十歳になる筈の彼は歳相応に貫禄が出ているものの、どこかやんちゃそうな面影は、そのままだ。
「……って、ロデリック先生は変わらないな。並んだら、俺の方が老けて見えそうだ」
そうネリオに言われたロデリックは、曖昧に笑って誤魔化した。
「それにしても……魔法絵の引き札を見て、『ステラ姫』とアンネリーゼちゃんが似てるとは思っていたけど、まさか本当に本人だったとはな。ってことは……」
ネリオは言いかけて、自分の口を押えた。
「……いや、何でもないです」
「アンネリーゼはフォルトゥナ帝国先帝の孫だ。つまり、俺と、この子の間に血縁はない」
ロデリックが先回りして言うと、ネリオは、少しばつの悪そうな顔をした。
「でも、お父さんは、私のお父さんよ」
二人の話を聞いていたのか、アンネリーゼが口を挟んだ。
「そうか、そうだよな」
ロデリックとアンネリーゼを交互に見ながら、ネリオは安心したように何度も頷いた。
「連合も、下手に帝国を突いて藪蛇になるんじゃないかと日和ってたけど、『ステラ姫を助けろ』って世論が強くなってな。だが、アンネリーゼちゃんとロデリック先生の為なら、ますますやる気が出るってもんだ」
「ありがとう。でも、ネリオお兄ちゃんも無理しないでね」
笑い合うアンネリーゼとネリオを見て、シャルルが怪訝そうな表情を見せた。
「あの人、ロデリック先生たちのお知り合いなんですか」
「俺の、初めての生徒の一人だ。シャルルにとっても先輩にあたるぞ」
「……強いんですか?」
「あの学年では最強と言えるな」
「先生が仰るなら、本当に強いんでしょうね……」
視線に気付いたのか、ネリオが囁き合うロデリックたちに目を向けた。
「そちらの方は? 王族とお見受けしますが」
「僕は……アンリ・オーロールです。ティエト学院では、シャルルと名乗っていました。先輩、あとで、是非、手合わせをお願いできますか」
「ええ? いきなり王子様から手合わせの申し込みですか。いいでしょう、ただし、俺は先生ほど甘くないですよ」
シャルルの申し出に驚きながらも、ネリオは快く承諾した。
「シャルル、怪我したら魔法で治してあげるね」
アンネリーゼの言葉に、シャルルは少し顔を赤らめた。
「へぇ、あの二人って……」
「想像に任せる」
意味ありげに片方の口角を上げるネリオを見て、ロデリックは苦笑いした。
もっとも、仕事に戻りたがるフィリップを床に就かせるのが大変だと、ロデリックは側近のベルトランから、しばしば愚痴をこぼされた。
「お陰様で、すっかり回復しました。ご迷惑をかけて申し訳ありません」
久々に会議室の円卓に着いたフィリップが、居並ぶ王族たちや、その側近を前に、詫びる言葉を口にした。
「いや、思ったよりも早い復帰で驚いているぞ。本当に、大丈夫なのか」
「はい、側近たちに寝台へ押し込まれて、嫌になるほど眠ったら、すっきりしました」
ホルストの問いかけに、フィリップは微笑みながら答えた。倒れた時は蒼白の顔をしていたが、現在は血色も良く健康そうだ。
「若いと、回復が早いのでしょうね。でも、あまりご無理をなさらないでくださいね」
ソフィアも安堵したように微笑んだ。
「やはり、君がいないと締まらないからね。頼りにしてるよ」
イーヴァリが、少し悪戯っぽい表情で言った。
「よかった、フィリップ様、元気になったみたいね」
隣に座っているアンネリーゼに囁かれたロデリックは、無言で頷いた。
フィリップが解放軍の要というのは紛れもない事実だ。しかし、それを差し引いても、ロデリックは、彼の回復が喜ばしいと思えるようになっていた。
アンネリーゼを解放軍に巻き込むことに対し、フィリップも葛藤していたらしいと知って、多少なりとも蟠りが解けてきたのかもしれない。
「それで、エティエンヌ殿が休まれている間、僕たちが話し合ったことなんだけど」
イーヴァリが、再び口を開いた。
「オーロールが解放状態になったことで、ラウハ、ルーエ、ヴァッレの三国でも駐屯している帝国軍が『ステラ派』と、それ以外に分裂している。少数派になった『ステラ派』ではない者たちは、『ステラ派に敗北した』という体で帝国へ『撤退』しつつあるそうだよ」
さらに、ソフィアがイーヴァリの言葉を受け取って続けた。
「これを機に、ステラ姫から兵力の集結を呼び掛けてもらえればいいのではないか、という案が出ています。エティエンヌ様のご意見をお聞かせ願います」
「なるほど、ステラ姫が帝国へ帰還する際に備えてということですね」
彼らの説明を聞いて、フィリップが目を丸くした。
「我々三国の政治については、それぞれの側近たちを送って、彼らに委任する案が出ている。国の代表者である我々がステラ姫に同行することで、連合解放軍の結束と信頼関係を知らしめることができるだろう」
「そうですね。ステラ姫が帝国に帰還し皇帝として即位してからが、むしろ本番ですからね」
ホルストの言葉に、フィリップも納得したというように頷いた。
「ステラ姫、また、お手数をかけることになりますが、帝国の駐屯部隊および各国の民に対しての呼びかけをお願いします。『ステラ派』を名乗る者たちなら、姫のお言葉が最も効果を現わすでしょう」
「はい、頑張ります!」
フィリップに言われて、アンネリーゼも力強く頷いた。
「兵が集結するのを待つ間、我々も帝国へ向かう準備ができるという訳ですね」
アンネリーゼに目をやりながら、ロデリックは言った。
――いよいよ帝国へ行くのか。フィリップの言うとおり、アンネリーゼが皇帝に即位してからが問題だ。現皇帝オディウムに対する不信が大きい分、この子に対する期待が高まっている。帝国民の期待に応えられなければ、より大きく落胆されるだろう。俺は、娘を守る為に何ができるだろうか……
迫りくる変革の時を思い、ロデリックの中には不安と焦りが渦巻いていた。
「失礼します!」
扉を叩く音のあと、一人のオーロール兵が会議室へと入ってきた。
「リベルタ自治都市同盟、その他の国々からの援軍がミラージュを訪れています! 如何いたしますか」
「なんと、それは、ありがたいことですね。皆さん、是非、彼らの話を聞きに行きましょう」
フィリップが立ち上がると、円卓に着いていた者たちも、それに倣った。
「リベルタ自治都市同盟って、小規模な自治都市が幾つか集まっているところよね」
「そうだね。全部合わせればコティに匹敵するくらいの力はある筈だ。リベルタからティエト学院に来ている生徒も多いよ」
歩きながら、アンネリーゼとシャルルが話している。
「その他の国も援軍を出してくるとは、随分と心強いじゃないか」
ロデリックが言うと、アンネリーゼは嬉しそうに頷いた。
「これって、ステラ姫が即位した後のことを考えているんじゃないの?」
イーヴァリが、口を挟んだ。
「そうですね。現在、帝国は併合した四か国から得られる生産物などを独占している上に、多くの国と国交を絶った状態です。ステラ様が即位して、交易路が復活すれば、恩恵を得られると踏んで、今のうちに繋がりを作っておこうというつもりでしょうね」
ソフィアの言葉に、ロデリックは眩暈に似た感覚を覚えた。
――アンネリーゼの存在が、もはや大陸中に影響を与えていると言っても過言ではない……ここまでのことになるとは、想像していなかったが。
そうこうするうちに、馬車に乗ったロデリックたちは、王都ミラージュの入り口に辿り着いた。
城壁の外には、騎馬兵や歩兵など、あらゆる兵種の部隊が、ずらりと整列している。
合わせれば、千人は優に超えると思われた。
「ステラ姫」ことアンネリーゼと、フィリップら王族たちが姿を見せると、各国の援軍の代表たちも、彼らの前に進み出た。
「リベルタ自治都市連合より援軍として参りました。連合は『ステラ姫』様を支持いたします。如何様にも、お使いください」
アンネリーゼの前で跪き挨拶する大柄な男に、ロデリックは見覚えがあった。
「……ネリオお兄ちゃん?」
大柄な男が、アンネリーゼの声に驚いたように、顔を上げた。
「なぜ、俺の名を……やはり、アンネリーゼちゃんか? ああ、ロデリック先生も一緒か!」
「ネリオか! 立派になったな」
リベルタの代表としてやって来たのは、ロデリックの初めての生徒の一人、ネリオだった。
三十歳になる筈の彼は歳相応に貫禄が出ているものの、どこかやんちゃそうな面影は、そのままだ。
「……って、ロデリック先生は変わらないな。並んだら、俺の方が老けて見えそうだ」
そうネリオに言われたロデリックは、曖昧に笑って誤魔化した。
「それにしても……魔法絵の引き札を見て、『ステラ姫』とアンネリーゼちゃんが似てるとは思っていたけど、まさか本当に本人だったとはな。ってことは……」
ネリオは言いかけて、自分の口を押えた。
「……いや、何でもないです」
「アンネリーゼはフォルトゥナ帝国先帝の孫だ。つまり、俺と、この子の間に血縁はない」
ロデリックが先回りして言うと、ネリオは、少しばつの悪そうな顔をした。
「でも、お父さんは、私のお父さんよ」
二人の話を聞いていたのか、アンネリーゼが口を挟んだ。
「そうか、そうだよな」
ロデリックとアンネリーゼを交互に見ながら、ネリオは安心したように何度も頷いた。
「連合も、下手に帝国を突いて藪蛇になるんじゃないかと日和ってたけど、『ステラ姫を助けろ』って世論が強くなってな。だが、アンネリーゼちゃんとロデリック先生の為なら、ますますやる気が出るってもんだ」
「ありがとう。でも、ネリオお兄ちゃんも無理しないでね」
笑い合うアンネリーゼとネリオを見て、シャルルが怪訝そうな表情を見せた。
「あの人、ロデリック先生たちのお知り合いなんですか」
「俺の、初めての生徒の一人だ。シャルルにとっても先輩にあたるぞ」
「……強いんですか?」
「あの学年では最強と言えるな」
「先生が仰るなら、本当に強いんでしょうね……」
視線に気付いたのか、ネリオが囁き合うロデリックたちに目を向けた。
「そちらの方は? 王族とお見受けしますが」
「僕は……アンリ・オーロールです。ティエト学院では、シャルルと名乗っていました。先輩、あとで、是非、手合わせをお願いできますか」
「ええ? いきなり王子様から手合わせの申し込みですか。いいでしょう、ただし、俺は先生ほど甘くないですよ」
シャルルの申し出に驚きながらも、ネリオは快く承諾した。
「シャルル、怪我したら魔法で治してあげるね」
アンネリーゼの言葉に、シャルルは少し顔を赤らめた。
「へぇ、あの二人って……」
「想像に任せる」
意味ありげに片方の口角を上げるネリオを見て、ロデリックは苦笑いした。
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