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第38話:好評な予感
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学園祭の準備を教室で、クラスメイトと一致団結して行っていた。
そんな中、上級生の公爵令嬢エリザベスさんが突然やってくる。
突然のファルマ学園の女帝の襲来。
クラスメイトに一気に緊張感がはしる。
「あら、マリアンヌさん。噂を聞いて参りましたが、随分と変わったお店ですわね?」
教室の中はメイドカフェの模擬店は、完成に間近。
エリザベスさんは目を細めて見渡している。
何やら意味深な言葉で問いかけてきた。
「“噂”でございますか、エリザベス様?」
「“ファルマの改革者”が、また何やら凄いことを行っている……という噂でございます」
学園祭で私たちのクラスが、メイドカフェをやる。
何でも学園中の噂になっていたのだという。
噂になっていたか。
でも、それも仕方がないかもしれない。
何しろ庶民のメイドのコスプレをした令嬢たちが、喫茶を運営。
これまでの学園史上で無かったこと。
「でも噂とおり、かなり面白い感じですわね、マリアンヌさん?」
エリザベスさんの口調だと、良い噂みたいだ。
完成間近の素敵なカフェの内装や、可愛いメイド服が好評なのだろう
これは嬉しいことだ。
ん?
ところで“ファルマの改革者”って聞こえたけど、いったい誰のことであろう?
まさか私のこと⁉
いや、そんなハズはないよね。そんな怖そうなあだ名は……聞かなかったことにしよう。
「それにしても噂以上ですわ。さすがは私の好敵手であるマリアンヌさんね」
エリザベスさんは何やら感想を述べている。
活気あるメイドカフェの準備の光景に、しきりに監視していた。
(それにしてもエリザベスさん。いったい、何をしに来たんだろう?)
この公爵令嬢さんが何を考えているのか、いまいち分からない部分がある。
最初の花見会での印象は、気ぐらいが高い公爵令嬢。
正直なところ私は苦手なタイプだった。
でも、その後の学園での印象は、それほど悪くはない。
エリザベスさんは横暴に、その権力を振りかざすことは無い。
どちらかといえば騒いでいるのは、取り巻きの子たちであった。
"私マリアンヌのことを嫌いなのかな?”と思いきや、今日みたい何かと話しかけてくれる。
だから私も花見会以降は、正面きって対立しないようにしている。
何しろエリザベスさんは上級生であり、自分よりも家の爵位の高い公爵令嬢なのだ。
そしてエリザベスさんのことで、一番よく分からないところといえば――――
「おっ、いたぞ、マリアが!」
そんな時だった。
大きな声と共に、騎士が姿を現す。
私とエリザベスさんが話をしている場に、強引に声をかけてくる。
「よっ、マリア。噂を聞きつけて来てやったぞ!」
颯爽と現れたのは、二人の美しい青年。
「ん? もしかして、まだ営業していないのか、ここは?」
「当たり前だろう、ライン。学園祭は来週だぞ」
やって来たのは壁ドンなオレ様ラインハルト。
クールな貴公子ジークフリードだった。
この二人の襲来。
なんか前にもこんな感じがあった。花見の時とかに。
「そうか来週だったな、学園祭は! はっはっは」
ラインハルトは無邪気に笑いながら、ズカズカと近寄って来る。
私とエリザベスさんの雰囲気も気にせずに、私の前に立つ。
相変わらず空気を読まず、距離が近い男だ。
彼の得意とする"壁ドン”の射程圏内、ギリギリまで迫ってくる。
一方で、クール系男子なジーク様は、適度な距離をとっていた。
この場の状況を観察している。
「ラ、ラインハルト様……妖魔退治の遠征から、お戻りになられたのですね」
エリザベスさんの声質が、急に女の子っぽくなる。
さっきまでは“ザ・悪役令嬢”みたいなキツイ声からの、一瞬で豹変だ。
「おっ、エリザベス、いたのか? そうだな。遠征はまだ継続中だが、オレたちは戻ってきたぞ!」
「簡単に言いすぎだろうが、ライン。ちゃんと説明してやれ」
曖昧なラインハルトの説明を、ジーク様が補足してくれる。
何でも最近、各地で妖魔の群れが、急に発生していたという。
それに対して各領主は、騎士団を派遣し対応していたのだ。
ラインハルトやジーク様の所属する蒼薔薇騎士も、妖魔退治に参加していたのだ。
そんな中、妖魔軍の勢いが弱まってきた。
ジーク様たち蒼薔薇騎士は、一時帰還してきたのだという。
「今回の妖魔の発生は不規則で、読めない部分がある。そのため蒼薔薇騎士は、しばらく学園で待機だ」
ジーク様は説明を終える。
なるほど、そういうことだったのか。
ん?
しばらく学園で待機。ということは?
「そ、それでは“ラインハルト様”は学園祭に、参加できるのですね⁉」
私の疑問を、エリザベスさんが代わりに口にしてくれる。
彼女は声が裏返り、かなり嬉しそうな表情だ。
「ああ、そうだ。それにしても、マリア。この“メイドカフェ”とやらは、何やら面白そうな感じだな!」
そんな乙女風なエリザベスさんにはお構いなし。
ラインハルトはズカズカと教室内に入って行く。
相変わらず空気が読めない行動。
でもクラスの女子はみんな、キャーキャーと黄色い声で喜んでいる。
くっ……これがイケメン補正なのか。イケメン騎士なら何でも許される特権なのだろう
「なあ、ジークもいいと思わないか、ここは?」
「ああ、そうだな。来場者に地味な女中のイメージを想像させて、意表をつくこの華やかな店内と制服。実に面白いアイデアだ」
ラインハルトの呼びかけに、ジーク様は冷静に店内を観察している。
そしてクラス乙女たちから、ジーク様にも黄色い声が飛ぶ。
むむ……今のところラインハルトとジーク様の人気は、互角といったところか。
まぁ、私はジーク様派だけどね。
それにしても今のところ、騎士な男子にもメイドカフェは好評。
この好印象なら学園祭の当日も、上手くいきそうな予感がする。
そういった市場調査を的な意味では、この二人のが遊びに来てくれたことは有りがたい。
彼らの意見もメモしておこう。
「当日ここに来るのが楽しみだな、ジーク?」
「なぜ私を巻き込む。まぁ、仕方がないから来てやるか」
「ラ、ラインハルト様は、このメイドカフェにいらっしゃるのですか⁉」
「ん? エリザベスも一緒に来るか?」
「えっ……は、はい! 喜んでお受けいたします!」
何か向こうで盛り上がっている。
ラインハルトとジーク様、それにエリザベスさんの三人。
学園当日にうちのメイドカフェに来る、約束をしているのかな?
あっ、クラスの委員長さんに、当日の席予約をしている。
「あのラインハルト様が来店してくれるなんて!」
「あのジーク様もよ! エステで髪の毛と肌の、お手入れをしないと……」
クラスのみんなも一気にテンション上がっている。
学園の中でもトップクラス人気を誇る、両騎士の来店予約。
乙女心がときめいているのだ。
この分だと当日はバタバタして、なんか騒がしくなりそうだな。
でも、なんか……いや、“絶対に”楽しくなりそうな予感がする。
感動の大成功になる予感してきた。
「マリアンヌ様……嬉しそうでございますわ」
そんなことを考えていた私に、ヒドリーナさんが微笑んでくる。
えっ……そんなに私は嬉しそうだったかな?
でも――――本当に、そうかもしれない。
ずっと寂しかったこの世界。
初めての本格的なクラス活動なのだ。
さて、準備期間は、残り数日しかない。
後悔のないように、最後まで頑張っていかないとね。
クラスの出し物を、必ず大成功にしよう!
――――そんな決意の時だった。
「マリアンヌお嬢さま……」
陰のように、静かに声をかけてくる者がいた。
「あら、ハンス」
専属の若執事ハンスだった。
そういえば学園の事務室まで、私の代わりに行っていたのね。
お勤めご苦労様~♪
今の私は気分がいいから、ハンスにも優しいよ。
「お嬢さま、お忙しいところ恐縮です。ですが王命により、急ぎバルマン家の実家にお戻りください」
えっ……王命?
それにバルマン家に戻るって、誰が?
「はい、マリアお嬢さまでございます」
ハンスは神妙な顔で、私にだけ聞こえるように小さく呟く。
えっ、そんな……。
せっかく、もうすぐ学園祭があるのに、なんで
こうして遠くバルマン家の自領に急遽、私は戻ることになってしまったのだ。
そんな中、上級生の公爵令嬢エリザベスさんが突然やってくる。
突然のファルマ学園の女帝の襲来。
クラスメイトに一気に緊張感がはしる。
「あら、マリアンヌさん。噂を聞いて参りましたが、随分と変わったお店ですわね?」
教室の中はメイドカフェの模擬店は、完成に間近。
エリザベスさんは目を細めて見渡している。
何やら意味深な言葉で問いかけてきた。
「“噂”でございますか、エリザベス様?」
「“ファルマの改革者”が、また何やら凄いことを行っている……という噂でございます」
学園祭で私たちのクラスが、メイドカフェをやる。
何でも学園中の噂になっていたのだという。
噂になっていたか。
でも、それも仕方がないかもしれない。
何しろ庶民のメイドのコスプレをした令嬢たちが、喫茶を運営。
これまでの学園史上で無かったこと。
「でも噂とおり、かなり面白い感じですわね、マリアンヌさん?」
エリザベスさんの口調だと、良い噂みたいだ。
完成間近の素敵なカフェの内装や、可愛いメイド服が好評なのだろう
これは嬉しいことだ。
ん?
ところで“ファルマの改革者”って聞こえたけど、いったい誰のことであろう?
まさか私のこと⁉
いや、そんなハズはないよね。そんな怖そうなあだ名は……聞かなかったことにしよう。
「それにしても噂以上ですわ。さすがは私の好敵手であるマリアンヌさんね」
エリザベスさんは何やら感想を述べている。
活気あるメイドカフェの準備の光景に、しきりに監視していた。
(それにしてもエリザベスさん。いったい、何をしに来たんだろう?)
この公爵令嬢さんが何を考えているのか、いまいち分からない部分がある。
最初の花見会での印象は、気ぐらいが高い公爵令嬢。
正直なところ私は苦手なタイプだった。
でも、その後の学園での印象は、それほど悪くはない。
エリザベスさんは横暴に、その権力を振りかざすことは無い。
どちらかといえば騒いでいるのは、取り巻きの子たちであった。
"私マリアンヌのことを嫌いなのかな?”と思いきや、今日みたい何かと話しかけてくれる。
だから私も花見会以降は、正面きって対立しないようにしている。
何しろエリザベスさんは上級生であり、自分よりも家の爵位の高い公爵令嬢なのだ。
そしてエリザベスさんのことで、一番よく分からないところといえば――――
「おっ、いたぞ、マリアが!」
そんな時だった。
大きな声と共に、騎士が姿を現す。
私とエリザベスさんが話をしている場に、強引に声をかけてくる。
「よっ、マリア。噂を聞きつけて来てやったぞ!」
颯爽と現れたのは、二人の美しい青年。
「ん? もしかして、まだ営業していないのか、ここは?」
「当たり前だろう、ライン。学園祭は来週だぞ」
やって来たのは壁ドンなオレ様ラインハルト。
クールな貴公子ジークフリードだった。
この二人の襲来。
なんか前にもこんな感じがあった。花見の時とかに。
「そうか来週だったな、学園祭は! はっはっは」
ラインハルトは無邪気に笑いながら、ズカズカと近寄って来る。
私とエリザベスさんの雰囲気も気にせずに、私の前に立つ。
相変わらず空気を読まず、距離が近い男だ。
彼の得意とする"壁ドン”の射程圏内、ギリギリまで迫ってくる。
一方で、クール系男子なジーク様は、適度な距離をとっていた。
この場の状況を観察している。
「ラ、ラインハルト様……妖魔退治の遠征から、お戻りになられたのですね」
エリザベスさんの声質が、急に女の子っぽくなる。
さっきまでは“ザ・悪役令嬢”みたいなキツイ声からの、一瞬で豹変だ。
「おっ、エリザベス、いたのか? そうだな。遠征はまだ継続中だが、オレたちは戻ってきたぞ!」
「簡単に言いすぎだろうが、ライン。ちゃんと説明してやれ」
曖昧なラインハルトの説明を、ジーク様が補足してくれる。
何でも最近、各地で妖魔の群れが、急に発生していたという。
それに対して各領主は、騎士団を派遣し対応していたのだ。
ラインハルトやジーク様の所属する蒼薔薇騎士も、妖魔退治に参加していたのだ。
そんな中、妖魔軍の勢いが弱まってきた。
ジーク様たち蒼薔薇騎士は、一時帰還してきたのだという。
「今回の妖魔の発生は不規則で、読めない部分がある。そのため蒼薔薇騎士は、しばらく学園で待機だ」
ジーク様は説明を終える。
なるほど、そういうことだったのか。
ん?
しばらく学園で待機。ということは?
「そ、それでは“ラインハルト様”は学園祭に、参加できるのですね⁉」
私の疑問を、エリザベスさんが代わりに口にしてくれる。
彼女は声が裏返り、かなり嬉しそうな表情だ。
「ああ、そうだ。それにしても、マリア。この“メイドカフェ”とやらは、何やら面白そうな感じだな!」
そんな乙女風なエリザベスさんにはお構いなし。
ラインハルトはズカズカと教室内に入って行く。
相変わらず空気が読めない行動。
でもクラスの女子はみんな、キャーキャーと黄色い声で喜んでいる。
くっ……これがイケメン補正なのか。イケメン騎士なら何でも許される特権なのだろう
「なあ、ジークもいいと思わないか、ここは?」
「ああ、そうだな。来場者に地味な女中のイメージを想像させて、意表をつくこの華やかな店内と制服。実に面白いアイデアだ」
ラインハルトの呼びかけに、ジーク様は冷静に店内を観察している。
そしてクラス乙女たちから、ジーク様にも黄色い声が飛ぶ。
むむ……今のところラインハルトとジーク様の人気は、互角といったところか。
まぁ、私はジーク様派だけどね。
それにしても今のところ、騎士な男子にもメイドカフェは好評。
この好印象なら学園祭の当日も、上手くいきそうな予感がする。
そういった市場調査を的な意味では、この二人のが遊びに来てくれたことは有りがたい。
彼らの意見もメモしておこう。
「当日ここに来るのが楽しみだな、ジーク?」
「なぜ私を巻き込む。まぁ、仕方がないから来てやるか」
「ラ、ラインハルト様は、このメイドカフェにいらっしゃるのですか⁉」
「ん? エリザベスも一緒に来るか?」
「えっ……は、はい! 喜んでお受けいたします!」
何か向こうで盛り上がっている。
ラインハルトとジーク様、それにエリザベスさんの三人。
学園当日にうちのメイドカフェに来る、約束をしているのかな?
あっ、クラスの委員長さんに、当日の席予約をしている。
「あのラインハルト様が来店してくれるなんて!」
「あのジーク様もよ! エステで髪の毛と肌の、お手入れをしないと……」
クラスのみんなも一気にテンション上がっている。
学園の中でもトップクラス人気を誇る、両騎士の来店予約。
乙女心がときめいているのだ。
この分だと当日はバタバタして、なんか騒がしくなりそうだな。
でも、なんか……いや、“絶対に”楽しくなりそうな予感がする。
感動の大成功になる予感してきた。
「マリアンヌ様……嬉しそうでございますわ」
そんなことを考えていた私に、ヒドリーナさんが微笑んでくる。
えっ……そんなに私は嬉しそうだったかな?
でも――――本当に、そうかもしれない。
ずっと寂しかったこの世界。
初めての本格的なクラス活動なのだ。
さて、準備期間は、残り数日しかない。
後悔のないように、最後まで頑張っていかないとね。
クラスの出し物を、必ず大成功にしよう!
――――そんな決意の時だった。
「マリアンヌお嬢さま……」
陰のように、静かに声をかけてくる者がいた。
「あら、ハンス」
専属の若執事ハンスだった。
そういえば学園の事務室まで、私の代わりに行っていたのね。
お勤めご苦労様~♪
今の私は気分がいいから、ハンスにも優しいよ。
「お嬢さま、お忙しいところ恐縮です。ですが王命により、急ぎバルマン家の実家にお戻りください」
えっ……王命?
それにバルマン家に戻るって、誰が?
「はい、マリアお嬢さまでございます」
ハンスは神妙な顔で、私にだけ聞こえるように小さく呟く。
えっ、そんな……。
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