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武器と防具を揃えたい

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酒場にもどると、早速部屋を借りて、休むことにした。

「はいはい。2部屋で、80Gいただきますよ。」

「なんで、2部屋なんだよ。いっこでいいよ。」

と、啓次郎が文句をいうと、おかみがジロリとにらんだ。
「あんた、フラウと同じ部屋に泊まるきかい?」

え、いやいや。そうじゃなくってと、あわてて言い訳をする。
「フラウは、自分の家があるんじゃねえの」

「あれ?フラウのうちって、あんた聞いたことあるかい?」

おかみさんが、マスターにきく。

「フラウん家って、先月、寝ぼけて爆裂拳かましたら、ぶっこわれたんじゃなかったっけなあ。それから、野宿してるらしいって、聞いたことあるぞ」

「寝ぼけて爆裂拳って。。。」

後ろをみると、フラウがはずかしそうに後ずさりして、ドアを開けて出ていこうとしている。

「また、野宿するきかよ。やめとけって。
お前が野宿してたら、森の動物が怖がって逃げ出すわ。んじゃ、80G。2部屋、よろしく。。。
ただし、一番離れた部屋にしてくれ。」

《啓次郎たちはHPとSPを回復した》

翌朝、出発前に武器と防具を揃えることにした。

折れた枝は、もうぼろぼろだったので、ミチルには杖を
《ミチルは普通の杖を手にいれた》

フラウには道中、活躍して貰わねばならぬので、武器と防具を
《フラウは動きやすい胴着と頑丈なナックルを手にいれた》
さて、と啓次郎は自分も護身用になにか買おうと考えた。
《啓次郎は剣を装備できない》
《啓次郎は弓を装備できない》
《啓次郎は盾を装備できない》
《啓次郎は旅人の服を装備できない》

。。。。。以下略。。。。

「なんでだよ!」
悔しがる啓次郎に、マスターが ミルクをさしだした。

「まあまあ。あんたも、これでも飲んで落ち着いて。」
あんた『も』?『も』って、言った?

テーブルをみると、ミチルと、フラウが豪華な朝食にかぶりついていた。
「マスター、これって、マスターのご厚意?」

「おう。ご厚意で、500Gにまけといてやるよ。」
ニヤリ

全然、定価じゃんか!





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