5 / 15
一章 出会いは突然に、霧のよう
5話 孤独と正しさと絶対
しおりを挟む
「少し、恐ろしいですよね、今では考えられないですね」
今では考えられない、場所によっては存在しているのかもしれないが。
世界の秩序的に、今はそんな物騒なものは
存在しない、よっぽど一部の古臭い風習でも無ければな。
僕らはその後も城の中を見て回った。
こんだけ広ければ何回か来ても見ていない箇所とかあってもおかしくないなと思った。
途中城の地下にも行った。
「ほんとに広いんだな、迷子になりそうなほどだ」
「ほんとですよね、私でも何回も来てますが、全部は知らないですからね」
こりゃ城の中を行ったり来てたりしたら1日が終わることもあるだろう。
そんな生活僕は想像もできない。
「ここが地下か」
地上の部屋とは違って少し薄暗い。
廊下が広がっていた。
それも先までまっすぐ。
途中にはいくつもの部屋があるようだった。
僕は城を見るのが少し飽き飽きし始めたし、
何も話さないと言うのもあれなので、
少し話を変えて、僕から彼女について少し聞こうと話をしてみた。
「休日はなにしてるんだ?」
「や、休みの日ですか?
ん~お休みの日そうですね、お花を見に行くのが好きです」
「お、お花か?」
この年にして、なかなか渋い。
どこで見るんだろうか?
「この街は意外ときれいなお花が多いんですよ」
城に咲いていた花も、確かに他ではあまり見たことなかったかもな。
もしかしすると、この街には他にはない種の植物が多いのかもしれない。
「そうなんだな、なかなかお花の鑑賞が趣味とは、その」
「変ですか?」
「いやいや、うん、いいと思うぞ
花からも色々勉強することもあるからな」
「勉強?」
「植物は人間と違って再生が可能なんだ、そいうところから、」
少し沈黙の後、彼女は喋り始めた。
「、、、ん、えっと」
あまりに彼女には興味が薄そうなことを話してしまったか、話題を変えよう。
「あ、他にはないのか?」
「他はですね、、寮の友達とお茶とか少し奮発して買い物とかですかね」
普通なのもあるな。
まぁそりゃそうだ。
奮発、まぁ観光の給料はそんな良くないと思うが、
そんな考察はいいんだ。
金額じゃないからな。
人生楽しむのに安い高いは関係ない。
「いいな、そう言えば
オススメのお店があるって言ったね?
後で連れってよ」
「ええ、ぜひ!いきましょう」
普段行くとこにないところ。
そんなところに彼女は連れてってくれそうな気がする。
「じゃこの城もそろそろ出るか、
腹も減ってきたしな、どこかで食事にしよう」
「いいですね、そうしましょう
といても私そんなにお金持ってないんですよね」
「あぁ、気にしないで僕が出すよ、
だから食べたいものを食べてくれればいいから」
その後、
そんなことを喋った僕らは話の通り、出口まで長い城の中を色々とを眺めつつ。
次のところへ向かった。
まだこの世の中はやり直せる。
まだ終わっちゃいないあの時空を歪ませる少女が正せれば。
私が正してやるんだ。
あの人の言う通りに、
あの人は正しい人、とても正しい
だから私はあの少女を排除しなくては、
だから私は、
「お前は、そんなとこでしょぼくれているのか」
「大丈夫、私の言う事を聞いていればなんの心配もいらない、安心したまえ」
私は孤児であった。
もう死んでしまうのか、
どこに行けばよいのか、
どこへ行っても居場所がなかった。
どこへ行っても、何をしても。
私はもう、
この世界は歪んでいる。
どうして私だけこんな思いをするのか。
どうして。
どうして。
どうして。
そんな時に声をかけてきた。
彼女はヘイトレッド・アルメルア。
彼女は私に優しくしてくれた。
私に食事や住む場所を与えてくれた。
そして、この世界が間違っていると教えてくれた。
私は彼女の言う事を聞くことで、
自分を信じていけた。
だから私の中では彼女の言うことは絶対だった。
僕らはその後城を出て、
露店が賑わう街の中央部分に来ていた。
コニステル中央通り、
どうやらここに位置する場所に、彼女の好きなお店があるらしい。
「こっちですこっちです!」
なんかさっきより少しはしゃいでいる。
好きなものだからだろう。
「あ、今行く」
店の中に入ると雑貨屋さんのようだった。
男女使えそうだが、どちらというと女性が好きそうな小物とかが色々と置いてあった。
「ここのお店よく来るんですよ」
結構年相応な店だ。
「ここが言ってた場所か」
「ステキでしょ、因みにここの奥でサンドイッチも食べれるんです
良かったらここでお茶にしませんか?」
雑貨売り場の奥には、食事がとれるようなタイプの店だ。
「あ、折角だしそうしよう」
言われるがまま通されているが、
特に意見もないし、何より
最初にあったときより彼女が笑顔になっていくのが、なんだが少し嬉しく思った。
雑貨を見るよりも先に食事を済ませるため、食堂へと行った。
食堂入ると奥から店員がやってきて、
「何名様ですか?」
「二人です」
とよくあるやりとりをして席へ通された。
食堂は感じのいい席が並び、
今時の内装といった感じだった。
席に座り注文を選ぶ僕ら二人。
「何にする?君のオススメものを教えてくれる?」
「はい!えーっとですね、
この自然派なサラダサンドイッチと、自然派な甘さたっぷりハチミツサンドイッチとオリジナルブレンドコーヒーがオススメですよ!」
「じゃそれしようか、
すみません!」
と手を挙げると、
気付いた店員がこちらにやってきた。
「これとこれとこれを、2つづつください」
今では考えられない、場所によっては存在しているのかもしれないが。
世界の秩序的に、今はそんな物騒なものは
存在しない、よっぽど一部の古臭い風習でも無ければな。
僕らはその後も城の中を見て回った。
こんだけ広ければ何回か来ても見ていない箇所とかあってもおかしくないなと思った。
途中城の地下にも行った。
「ほんとに広いんだな、迷子になりそうなほどだ」
「ほんとですよね、私でも何回も来てますが、全部は知らないですからね」
こりゃ城の中を行ったり来てたりしたら1日が終わることもあるだろう。
そんな生活僕は想像もできない。
「ここが地下か」
地上の部屋とは違って少し薄暗い。
廊下が広がっていた。
それも先までまっすぐ。
途中にはいくつもの部屋があるようだった。
僕は城を見るのが少し飽き飽きし始めたし、
何も話さないと言うのもあれなので、
少し話を変えて、僕から彼女について少し聞こうと話をしてみた。
「休日はなにしてるんだ?」
「や、休みの日ですか?
ん~お休みの日そうですね、お花を見に行くのが好きです」
「お、お花か?」
この年にして、なかなか渋い。
どこで見るんだろうか?
「この街は意外ときれいなお花が多いんですよ」
城に咲いていた花も、確かに他ではあまり見たことなかったかもな。
もしかしすると、この街には他にはない種の植物が多いのかもしれない。
「そうなんだな、なかなかお花の鑑賞が趣味とは、その」
「変ですか?」
「いやいや、うん、いいと思うぞ
花からも色々勉強することもあるからな」
「勉強?」
「植物は人間と違って再生が可能なんだ、そいうところから、」
少し沈黙の後、彼女は喋り始めた。
「、、、ん、えっと」
あまりに彼女には興味が薄そうなことを話してしまったか、話題を変えよう。
「あ、他にはないのか?」
「他はですね、、寮の友達とお茶とか少し奮発して買い物とかですかね」
普通なのもあるな。
まぁそりゃそうだ。
奮発、まぁ観光の給料はそんな良くないと思うが、
そんな考察はいいんだ。
金額じゃないからな。
人生楽しむのに安い高いは関係ない。
「いいな、そう言えば
オススメのお店があるって言ったね?
後で連れってよ」
「ええ、ぜひ!いきましょう」
普段行くとこにないところ。
そんなところに彼女は連れてってくれそうな気がする。
「じゃこの城もそろそろ出るか、
腹も減ってきたしな、どこかで食事にしよう」
「いいですね、そうしましょう
といても私そんなにお金持ってないんですよね」
「あぁ、気にしないで僕が出すよ、
だから食べたいものを食べてくれればいいから」
その後、
そんなことを喋った僕らは話の通り、出口まで長い城の中を色々とを眺めつつ。
次のところへ向かった。
まだこの世の中はやり直せる。
まだ終わっちゃいないあの時空を歪ませる少女が正せれば。
私が正してやるんだ。
あの人の言う通りに、
あの人は正しい人、とても正しい
だから私はあの少女を排除しなくては、
だから私は、
「お前は、そんなとこでしょぼくれているのか」
「大丈夫、私の言う事を聞いていればなんの心配もいらない、安心したまえ」
私は孤児であった。
もう死んでしまうのか、
どこに行けばよいのか、
どこへ行っても居場所がなかった。
どこへ行っても、何をしても。
私はもう、
この世界は歪んでいる。
どうして私だけこんな思いをするのか。
どうして。
どうして。
どうして。
そんな時に声をかけてきた。
彼女はヘイトレッド・アルメルア。
彼女は私に優しくしてくれた。
私に食事や住む場所を与えてくれた。
そして、この世界が間違っていると教えてくれた。
私は彼女の言う事を聞くことで、
自分を信じていけた。
だから私の中では彼女の言うことは絶対だった。
僕らはその後城を出て、
露店が賑わう街の中央部分に来ていた。
コニステル中央通り、
どうやらここに位置する場所に、彼女の好きなお店があるらしい。
「こっちですこっちです!」
なんかさっきより少しはしゃいでいる。
好きなものだからだろう。
「あ、今行く」
店の中に入ると雑貨屋さんのようだった。
男女使えそうだが、どちらというと女性が好きそうな小物とかが色々と置いてあった。
「ここのお店よく来るんですよ」
結構年相応な店だ。
「ここが言ってた場所か」
「ステキでしょ、因みにここの奥でサンドイッチも食べれるんです
良かったらここでお茶にしませんか?」
雑貨売り場の奥には、食事がとれるようなタイプの店だ。
「あ、折角だしそうしよう」
言われるがまま通されているが、
特に意見もないし、何より
最初にあったときより彼女が笑顔になっていくのが、なんだが少し嬉しく思った。
雑貨を見るよりも先に食事を済ませるため、食堂へと行った。
食堂入ると奥から店員がやってきて、
「何名様ですか?」
「二人です」
とよくあるやりとりをして席へ通された。
食堂は感じのいい席が並び、
今時の内装といった感じだった。
席に座り注文を選ぶ僕ら二人。
「何にする?君のオススメものを教えてくれる?」
「はい!えーっとですね、
この自然派なサラダサンドイッチと、自然派な甘さたっぷりハチミツサンドイッチとオリジナルブレンドコーヒーがオススメですよ!」
「じゃそれしようか、
すみません!」
と手を挙げると、
気付いた店員がこちらにやってきた。
「これとこれとこれを、2つづつください」
0
あなたにおすすめの小説
私はもう必要ないらしいので、国を護る秘術を解くことにした〜気づいた頃には、もう遅いですよ?〜
AK
ファンタジー
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
拾われ子のスイ
蒼居 夜燈
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞】
記憶にあるのは、自分を見下ろす紅い眼の男と、母親の「出ていきなさい」という怒声。
幼いスイは故郷から遠く離れた西大陸の果てに、ドラゴンと共に墜落した。
老夫婦に拾われたスイは墜落から七年後、二人の逝去をきっかけに養祖父と同じハンターとして生きていく為に旅に出る。
――紅い眼の男は誰なのか、母は自分を本当に捨てたのか。
スイは、故郷を探す事を決める。真実を知る為に。
出会いと別れを繰り返し、命懸けの戦いを繰り返し、喜びと悲しみを繰り返す。
清濁が混在する世界に、スイは何を見て何を思い、何を選ぶのか。
これは、ひとりの少女が世界と己を知りながら成長していく物語。
※週2回(木・日)更新。
※誤字脱字報告に関しては感想とは異なる為、修正が済み次第削除致します。ご容赦ください。
※カクヨム様にて先行公開(登場人物紹介はアルファポリス様でのみ掲載)
※表紙画像、その他キャラクターのイメージ画像はAIイラストアプリで作成したものです。再現不足で色彩の一部が作中描写とは異なります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
侯爵夫人のハズですが、完全に無視されています
猫枕
恋愛
伯爵令嬢のシンディーは学園を卒業と同時にキャッシュ侯爵家に嫁がされた。
しかし婚姻から4年、旦那様に会ったのは一度きり、大きなお屋敷の端っこにある離れに住むように言われ、勝手な外出も禁じられている。
本宅にはシンディーの偽物が奥様と呼ばれて暮らしているらしい。
盛大な結婚式が行われたというがシンディーは出席していないし、今年3才になる息子がいるというが、もちろん産んだ覚えもない。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
☆ほしい
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる