氷の薔薇は愛に目覚める~婚約破棄された令嬢と救国の王子~

イアペコス

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愛の誓いと真実の力 5

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『愛しい、私の、そしてこの世でただ一人の、私の魂の半身とも言うべき、エリザベスへ。
もし、君が、この、私の、もはや肉体は滅びようとも、その魂だけは永遠に君と共にあり続けるであろう、その魂の最後の欠片とも言うべき手紙を、その美しい、そして優しい手で読んでいるのならば、それは、私が、おそらくは、あの卑劣で残忍な敵の、あまりにも巧妙に仕掛けられた罠にかかり、君の待つ、あの希望に満ちたエルム村へと、そして何よりも、君の、太陽のように温かい腕の中へと、二度と辿り着くことができなかったという、あまりにも悲しく、そしてあまりにも無念な事実を意味するのだろう。私の、この、あまりにも不甲斐なく、そして力及ばなかったことを、そして、君との、あの星空の下で交わした、永遠の愛の約束を、この地上では守れなかったことへの、言葉では言い尽くせないほどに深い後悔を、どうか、どうか、私の愛するエリザベス、許してほしい。
しかし、エリザベス、決して、決して、ただの一瞬たりとも絶望してはいけない。そして、何よりも、どんな甘言にも、どんな脅迫にも、そしてどんな絶望的な状況にも屈することなく、自分自身の、その誰よりも気高く、そして美しい魂を偽り、君が、ただの一片たりとも犯してはいない、偽りの、そして呪われた罪を、その清らかな魂に、自らの手で刻み込むことだけは、絶対に、絶対に、この私に誓って、してはならない。それは、私にとって、この身が八つ裂きにされるよりも、そして永遠に地獄の業火で焼かれるよりも、はるかに辛く、そして耐え難いことなのだから。
君は「悪役令嬢」などでは、断じて、そして永遠に、ただの一瞬たりともなかったし、これからもそうであるはずがない。君は、私が、この、短くも激動の人生の中で出会った、どの人間よりも、最も気高く、最も聡明で、そして最も深く、そして海のように温かい心優しく、そして何よりも、あらゆる嘘や偽り、そして不正を、自らの命を懸けてでも憎み、真実を、そして正義を、そして愛を、誰よりも純粋に、そして命懸けで愛する人間だ。そのことを、この世の誰よりも、この私、ルシアンが、一番良く、そして深く知っている。そして、その君の真実の姿こそが、私が君を愛した、唯一無二の理由なのだから。
私は、君の、その、一点の曇りも、一片の影もない、太陽のような潔白を、完全に、そして永遠に証明するための、そして、この、美しくも不幸なアルカディア王国を、内側から静かに、しかし確実に蝕み続けている、あの、忌まわしくも恐るべき者たちの、邪悪で、そして許しがたい陰謀を、その根元から完全に断ち切り、そして打ち砕くための、決定的で、そして誰にも覆すことのできない、絶対的な証拠を、ようやく、本当にようやく、この血塗られた手に、掴むことができた。それは、あの、天使のような仮面を被った悪魔リリアと、その背後で、まるで毒蜘蛛のように、全ての、そしてあまりにも巧妙な糸を引くオルダス公爵が、長年にわたり、信じられないほどに巧妙に、そして悪魔のような冷酷さをもって仕組んできた、このアルカディア王国そのものを、内側から腐敗させ、そして最終的には転覆させかねない、恐るべき、そしておぞましいまでの陰謀の、その全ての、醜く汚れた全貌を、白日の下に、完全に、そして永遠に明らかにするものだ。その、あまりにも危険で、そしてあまりにも重要な証拠は、今、私の、この世で最も信頼し、そして私の命そのものを預けることのできる、数名の、しかし誰よりも勇敢で忠実な部下の手によって、いかなる権力者の魔の手も、決して届くことのない、最も安全な場所へと、厳重に、そして秘密裏に運ばれている最中だ。必ずや、それは、神の目と、そして全ての善良な人々の目の前に、光の下に晒され、君の、一時的に汚されてしまったかもしれないが、決してその本質を失うことのない名誉は、以前にも増して、より一層輝かしく、そして永遠に回復されるだろう。そして、覚えておいてほしい、エリザベス。悪は、必ず、そして必ずや滅びるのだということを。歴史がそれを証明している。

だから、エリザベス、私の愛する、そしてただ一人のエリザベス、どうか、どうか、どんな困難が君を襲おうとも、どんな絶望が君の心を覆い尽くそうとも、強く、そして気高くあれ。そして、何よりも、自分自身の、その、誰よりも美しく、そして誰よりも気高い魂を、心の底から、そして何の疑いもなく信じろ。君は、君が思っている以上に、ずっと強く、そしてずっと素晴らしい人間なのだから。
たとえ、この私、ルシアンが、一時的に、あるいは永遠に、君のその温かいそばにいられなくとも、私の魂は、常に、そして永遠に、君と共にある。君が、それを感じ、そして信じてくれる限り、私は決して、決して死ぬことはない。私は、君の心の中で、永遠に生き続けるのだから。
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