62 / 84
友達以上彼女未満
27話 真矢さんの誕生日
しおりを挟む
前に聞いた真矢さんの、
誕生日が近づいてくる。
母さんには、
楽に買って渡せたのにな。
(エプロンとかキーホルダーなんか)
しかし、今回はそうはいかない。
流石の涼も力になれそうにない、
と言われてしまった・・・。
キーワードで考えてみよう。
美人・上品・家族想い。
正解はなんだ?
俺はまたしても、
デパートをさまよった。
考えに考えた結果、
たどり着いた答えがあった。
正解は真矢さんのみぞ知る・・・。
7月6日
優里ちゃんと一緒に登校する。
慣れたもので、
楽しく話をしていると、
「パパとママが、
明日お兄さんも、
来てくれないか?って」
「えっ?僕も?」
「直接渡してほしいってママが、
パパも前回もらったから、
来るなら来いって」
「お邪魔していいの?」
「お兄さんが、
来てくれるなら、
わたしもうれしい!」
正直、慶さんに会うのは怖い。
しかし、断るのも怖い。
ならば進もう。
「わかった行くよ」
「やったー!」
優里ちゃんは、
喜んでくれたがどうなる事か・・・。
両親に許可をもらい、
紙袋を持ち、
五時に優里ちゃんの家に向かう。
到着し、インターホンを鳴らす。
真矢さんが出迎えてくれる。
「わざわざありがとう。優人君」
「いえ!
お誕生日おめでとうございます!」
「ありがとう♪あがってくれる?」
「失礼します!」
慶さんはまだ帰っていない様だ。
「お兄さん!いらっしゃい!」
「よろしくね、優里ちゃん」
和やかに話をしていると、
慶さんが帰ってくる。
「パパ、お帰りなさい!」
「ただいま!優里」
にこやかな笑顔、初めて見たかも。
しかし、こちらを見ると、
「お邪魔しています!」
「今日は、
楽しんでいってもらおうか?」
怖っ!
悪役のセリフじゃないか!?
慶さんが汗を流し着替えてくる。
そして、パーティーは始まった。
和やかな雰囲気で、
食事は進む。
美味しい料理に、
優里ちゃんや真矢さんの笑顔。
慶さんも、
オーラを放つ事は無かったので、
楽しめた。
そしてデザートにケーキを食べ、
そこからプレゼントタイムだった。
まず優里ちゃんが、
可愛い犬のキーホルダー。
頭を撫でながら、
笑顔でありがとうと言う。
慶さんは、
高そうなブレスレットだった。
ありがとう貴方。
嬉しそうだった。
その後に出したくないな!
「僕からはこれを!」
一本の赤い薔薇と、
ラッピングされた包みを渡す。
「うれしいわ♪なにかしら?」
包みを開けると三枚のハンカチ。
同じような刺繍のデザインだが、
色ちがいにしてある。
薄いピンク、白、黒。
真矢さん達、家族をイメージした。
「その、
三人は大変仲が良いので、
お揃いで使っていただけたらな、
と思いまして、
薔薇は真矢さん個人への、
プレゼントです・・・」
「優人君ありがとう。
とてもうれしいわ!」
「はい、優里、貴方」
「わーお揃いだ!」
「・・・ありがとう」
何とか喜んでくれた・・・。
そして、パーティーは終了した。
そろそろ失礼しようとすると、
「送るから、待っていなさい」
慶さんが言う。
お酒は飲んではいなかったが、
「いえ、大丈夫ですよ」
「乗っていきたまえ」
「は、はい」
「では失礼します」
「ありがとう優人君」
「バイバイお兄さん!」
俺は二人きりで、
慶さんと車で帰ることになった。
沈黙だ・・・。
「優里とは仲良くしているか?」
「そ、そうですね。
仲良くさせてもらっています」
「そうか。君の話をする時、
優里は幸せそうに笑うんだ」
「僕も同じ気持ちです」
「これからも優里を頼む」
「はっはい!」
家に到着する。
「ありがとうございました」
「今日はありがとう」
「いえ!こちらこそ!」
「では、失礼する」
慶さんは帰っていった。
少しは認めてもらえたのかな?
空を見上げると、
星が綺麗に輝いていた。
短冊には書かないが、
これからも、
皆が幸せでありますように。
願った・・・。
誕生日が近づいてくる。
母さんには、
楽に買って渡せたのにな。
(エプロンとかキーホルダーなんか)
しかし、今回はそうはいかない。
流石の涼も力になれそうにない、
と言われてしまった・・・。
キーワードで考えてみよう。
美人・上品・家族想い。
正解はなんだ?
俺はまたしても、
デパートをさまよった。
考えに考えた結果、
たどり着いた答えがあった。
正解は真矢さんのみぞ知る・・・。
7月6日
優里ちゃんと一緒に登校する。
慣れたもので、
楽しく話をしていると、
「パパとママが、
明日お兄さんも、
来てくれないか?って」
「えっ?僕も?」
「直接渡してほしいってママが、
パパも前回もらったから、
来るなら来いって」
「お邪魔していいの?」
「お兄さんが、
来てくれるなら、
わたしもうれしい!」
正直、慶さんに会うのは怖い。
しかし、断るのも怖い。
ならば進もう。
「わかった行くよ」
「やったー!」
優里ちゃんは、
喜んでくれたがどうなる事か・・・。
両親に許可をもらい、
紙袋を持ち、
五時に優里ちゃんの家に向かう。
到着し、インターホンを鳴らす。
真矢さんが出迎えてくれる。
「わざわざありがとう。優人君」
「いえ!
お誕生日おめでとうございます!」
「ありがとう♪あがってくれる?」
「失礼します!」
慶さんはまだ帰っていない様だ。
「お兄さん!いらっしゃい!」
「よろしくね、優里ちゃん」
和やかに話をしていると、
慶さんが帰ってくる。
「パパ、お帰りなさい!」
「ただいま!優里」
にこやかな笑顔、初めて見たかも。
しかし、こちらを見ると、
「お邪魔しています!」
「今日は、
楽しんでいってもらおうか?」
怖っ!
悪役のセリフじゃないか!?
慶さんが汗を流し着替えてくる。
そして、パーティーは始まった。
和やかな雰囲気で、
食事は進む。
美味しい料理に、
優里ちゃんや真矢さんの笑顔。
慶さんも、
オーラを放つ事は無かったので、
楽しめた。
そしてデザートにケーキを食べ、
そこからプレゼントタイムだった。
まず優里ちゃんが、
可愛い犬のキーホルダー。
頭を撫でながら、
笑顔でありがとうと言う。
慶さんは、
高そうなブレスレットだった。
ありがとう貴方。
嬉しそうだった。
その後に出したくないな!
「僕からはこれを!」
一本の赤い薔薇と、
ラッピングされた包みを渡す。
「うれしいわ♪なにかしら?」
包みを開けると三枚のハンカチ。
同じような刺繍のデザインだが、
色ちがいにしてある。
薄いピンク、白、黒。
真矢さん達、家族をイメージした。
「その、
三人は大変仲が良いので、
お揃いで使っていただけたらな、
と思いまして、
薔薇は真矢さん個人への、
プレゼントです・・・」
「優人君ありがとう。
とてもうれしいわ!」
「はい、優里、貴方」
「わーお揃いだ!」
「・・・ありがとう」
何とか喜んでくれた・・・。
そして、パーティーは終了した。
そろそろ失礼しようとすると、
「送るから、待っていなさい」
慶さんが言う。
お酒は飲んではいなかったが、
「いえ、大丈夫ですよ」
「乗っていきたまえ」
「は、はい」
「では失礼します」
「ありがとう優人君」
「バイバイお兄さん!」
俺は二人きりで、
慶さんと車で帰ることになった。
沈黙だ・・・。
「優里とは仲良くしているか?」
「そ、そうですね。
仲良くさせてもらっています」
「そうか。君の話をする時、
優里は幸せそうに笑うんだ」
「僕も同じ気持ちです」
「これからも優里を頼む」
「はっはい!」
家に到着する。
「ありがとうございました」
「今日はありがとう」
「いえ!こちらこそ!」
「では、失礼する」
慶さんは帰っていった。
少しは認めてもらえたのかな?
空を見上げると、
星が綺麗に輝いていた。
短冊には書かないが、
これからも、
皆が幸せでありますように。
願った・・・。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる