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知られてしまった正体
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「うぅっ、あああああああああ!!」
大きく背中を反らしながら、安藤 沙織は本日何度目かのアクメに達する。
しかし半分意識を失いかけているにも関わらず、佐々木 小梅は愛撫を止めようとはしない。
するとそれまで少し離れた所で見ていたディザイアが、選手交代を告げる。
「もう良いぞ、佐々木。 ここからは、俺が楽しませてもらう」
言い終わると太く反り返った楔を、安藤の菊門に打ち込んだ!
「あ、あぁ、ああぁ……」
与えられた衝撃で限界を超えたのか、安藤は白目をむいて気絶する。
しかしディザイアは回復で彼女の意識を戻すと、荒々しいピストンで彼女を快楽の淵へと誘う。
何度気を失ってもすぐに回復され、また犯される。
数え切れない失神の末、ようやく彼女は解放の時を迎えた。
「なかなか良い締まりだったぞ、これは褒美だ。 存分に味わうと良い」
バシャバシャと大量の精液が吐き出され、それを直腸で受け止める。
精が当たる振動で子宮は揺さぶられ、マグマの如き精液の熱は直腸を刺激した。
神経が焼き切れるかのような快楽に襲われた安藤は、一際大きく身体を痙攣させると口から泡を吹きながらその場で倒れる。
動かなくなった安藤の尻穴からペニスを抜いたディザイアは、休む間も無く今度は佐々木の膣内へ挿入し、昂ぶっている性欲を彼女にぶつけた。
お預け状態に近かった彼女は、侵入してきた異物を歓喜の声をあげて出迎えた。
また彼女の膣内は愛液で溢れかえっており、彼の剛直をたやすく飲み込む。
膣全体で優しく包み込みながら、時折強く締め付けて射精を促す。
負けてなるものかとディザイアは手を伸ばして陰核を刺激しつつ、子宮口を力任せにこじ開けた。
「ひぐぅっ!」
ポルチオとクリトリスを同時に攻められた佐々木は、軽く達してディザイアの身体にもたれかかる。
それを抱きとめた彼は、彼女が落ち着くのを待って対面座位の体勢で奪い取った力の説明を受けた。
「わたしが貰ったのは、土遁。 地面の中に隠れることが出来る力、服が汚れるから試してなかったけど待ち伏せに使えると思う」
「土遁って、まるで忍者だな」
「もしかしたら水遁の力も有るかもしれない、水辺では警戒しておいた方が良いわ」
たしかに土遁があるのだから、水遁もあっても不思議ではない。
対処方法を考えながら、ディザイアはいまだ刺さったままのペニスで佐々木の膣内をかき回した。
不意討ちを喰らった彼女は、その攻撃をまともに受けたことで口を大きく開けて涎を垂らす。
それを舐め取るように唇を奪うと、彼女の方から舌を絡ませてきた。
その後佐々木は胎内で2度ディザイアの精を受け止めると、満足気な表情を浮かべ眠るように意識を手放したのである。
その頃7人の級友が姿を消したまま戻らないことに、残る教師や生徒達は苛立ちを募らせていた。
「最初に皆からはぐれた江藤や紅葉院は恐らく死んでいるだろう、その後2人を探しに出かけた安藤と佐々木の生存も期待出来ない。 そして自分の力を過信してオークが作ったという拠点へ向かった桂井達は、ディザイアという名有りのオークと遭遇。 返り討ちに遭い、山田と中畑は殺され桂井も拠点に連れて行かれた」
「馬鹿な奴らだ! ゴブリンやコボルトを倒したくらいで浮かれるから、こんな目に遭う。 山田と中畑が殺されたというのは、確かな情報か?」
「ああ、俺がこっそり奴らを観察していたからな。 拠点の上空まで近づくと流石に気付かれると思ったから、桂井がどうなったかまでは確認出来なかった」
桂井達を観察していたと言った男子生徒が左手を広げると、手の平くらいの大きさのドローンが姿を見せる。
「神様から貰った創造って力で創ったドローンは、本当に優秀だね。 今住んでいるこの街もすぐに見つけられたし、それに面白い情報を桂井達が聞き出してくれた」
「へぇ、それはどんな情報なのかな? 僕にも聞かせてよ、伊勢谷君」
「なんだ、櫻木。 お前も興味あるのか?」
櫻木 誠(さくらぎ まこと)は、無言で頷いた。
すると問いかけられた伊勢谷 弘(いせや ひろし)の瞳が、一瞬紫色に光る。
「伊勢谷君、手に入れた情報を全て僕に教えるんだ。 そして意識が戻ったら、この事は全部忘れている事。 良いね?」
ゆっくりと頷きながら、伊勢谷は知っている情報の全てを話し始める。
櫻木は伊勢谷と話していたクラスメートにも、同様の指示を与えた。
「あれ? 伊勢谷、俺達今誰かと話をしていなかったっけ?」
「馬鹿、ずっと2人で話していただろ? そういえば2人で何の話をしてたかな?」
会話の内容を思い出せない2人は、思わず首を傾げる。
一方で情報を聞き出した櫻木は不敵な笑みを浮かべながら、人通りの少ない通りを歩いていた。
「ディザイアというオークが、転生した佐伯 一平だったとはね……。 それじゃあ彼が油断するように、適当なエサでも贈ってあげるとするかな♪」
そう独り言を言いながら、彼はエサとなる級友達が居る宿屋へ向かう。
復讐する相手に自分の正体を知られていることに、ディザイアはこの時点で知る由も無かった……。
大きく背中を反らしながら、安藤 沙織は本日何度目かのアクメに達する。
しかし半分意識を失いかけているにも関わらず、佐々木 小梅は愛撫を止めようとはしない。
するとそれまで少し離れた所で見ていたディザイアが、選手交代を告げる。
「もう良いぞ、佐々木。 ここからは、俺が楽しませてもらう」
言い終わると太く反り返った楔を、安藤の菊門に打ち込んだ!
「あ、あぁ、ああぁ……」
与えられた衝撃で限界を超えたのか、安藤は白目をむいて気絶する。
しかしディザイアは回復で彼女の意識を戻すと、荒々しいピストンで彼女を快楽の淵へと誘う。
何度気を失ってもすぐに回復され、また犯される。
数え切れない失神の末、ようやく彼女は解放の時を迎えた。
「なかなか良い締まりだったぞ、これは褒美だ。 存分に味わうと良い」
バシャバシャと大量の精液が吐き出され、それを直腸で受け止める。
精が当たる振動で子宮は揺さぶられ、マグマの如き精液の熱は直腸を刺激した。
神経が焼き切れるかのような快楽に襲われた安藤は、一際大きく身体を痙攣させると口から泡を吹きながらその場で倒れる。
動かなくなった安藤の尻穴からペニスを抜いたディザイアは、休む間も無く今度は佐々木の膣内へ挿入し、昂ぶっている性欲を彼女にぶつけた。
お預け状態に近かった彼女は、侵入してきた異物を歓喜の声をあげて出迎えた。
また彼女の膣内は愛液で溢れかえっており、彼の剛直をたやすく飲み込む。
膣全体で優しく包み込みながら、時折強く締め付けて射精を促す。
負けてなるものかとディザイアは手を伸ばして陰核を刺激しつつ、子宮口を力任せにこじ開けた。
「ひぐぅっ!」
ポルチオとクリトリスを同時に攻められた佐々木は、軽く達してディザイアの身体にもたれかかる。
それを抱きとめた彼は、彼女が落ち着くのを待って対面座位の体勢で奪い取った力の説明を受けた。
「わたしが貰ったのは、土遁。 地面の中に隠れることが出来る力、服が汚れるから試してなかったけど待ち伏せに使えると思う」
「土遁って、まるで忍者だな」
「もしかしたら水遁の力も有るかもしれない、水辺では警戒しておいた方が良いわ」
たしかに土遁があるのだから、水遁もあっても不思議ではない。
対処方法を考えながら、ディザイアはいまだ刺さったままのペニスで佐々木の膣内をかき回した。
不意討ちを喰らった彼女は、その攻撃をまともに受けたことで口を大きく開けて涎を垂らす。
それを舐め取るように唇を奪うと、彼女の方から舌を絡ませてきた。
その後佐々木は胎内で2度ディザイアの精を受け止めると、満足気な表情を浮かべ眠るように意識を手放したのである。
その頃7人の級友が姿を消したまま戻らないことに、残る教師や生徒達は苛立ちを募らせていた。
「最初に皆からはぐれた江藤や紅葉院は恐らく死んでいるだろう、その後2人を探しに出かけた安藤と佐々木の生存も期待出来ない。 そして自分の力を過信してオークが作ったという拠点へ向かった桂井達は、ディザイアという名有りのオークと遭遇。 返り討ちに遭い、山田と中畑は殺され桂井も拠点に連れて行かれた」
「馬鹿な奴らだ! ゴブリンやコボルトを倒したくらいで浮かれるから、こんな目に遭う。 山田と中畑が殺されたというのは、確かな情報か?」
「ああ、俺がこっそり奴らを観察していたからな。 拠点の上空まで近づくと流石に気付かれると思ったから、桂井がどうなったかまでは確認出来なかった」
桂井達を観察していたと言った男子生徒が左手を広げると、手の平くらいの大きさのドローンが姿を見せる。
「神様から貰った創造って力で創ったドローンは、本当に優秀だね。 今住んでいるこの街もすぐに見つけられたし、それに面白い情報を桂井達が聞き出してくれた」
「へぇ、それはどんな情報なのかな? 僕にも聞かせてよ、伊勢谷君」
「なんだ、櫻木。 お前も興味あるのか?」
櫻木 誠(さくらぎ まこと)は、無言で頷いた。
すると問いかけられた伊勢谷 弘(いせや ひろし)の瞳が、一瞬紫色に光る。
「伊勢谷君、手に入れた情報を全て僕に教えるんだ。 そして意識が戻ったら、この事は全部忘れている事。 良いね?」
ゆっくりと頷きながら、伊勢谷は知っている情報の全てを話し始める。
櫻木は伊勢谷と話していたクラスメートにも、同様の指示を与えた。
「あれ? 伊勢谷、俺達今誰かと話をしていなかったっけ?」
「馬鹿、ずっと2人で話していただろ? そういえば2人で何の話をしてたかな?」
会話の内容を思い出せない2人は、思わず首を傾げる。
一方で情報を聞き出した櫻木は不敵な笑みを浮かべながら、人通りの少ない通りを歩いていた。
「ディザイアというオークが、転生した佐伯 一平だったとはね……。 それじゃあ彼が油断するように、適当なエサでも贈ってあげるとするかな♪」
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