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断罪塔の裁きの章
新たな出会い
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「ニナリス様が旅立ってから数日が経ったある日の事です、私は総大主教の側近の方に声を掛けられヴィクトル様の部屋に呼ばれました」
シスターは娼館に送られるまでの経緯を少しずつ語ってくれた。 部屋の中に通された後、総大主教から秘儀の修行を行う旨を伝えられ小瓶に入った薬を飲まされたらしい。
「精神をより天へと近づける薬だ、目も眩むような一時を味わえるぞ」
それが媚薬だと気付いたのは、ずいぶん後になってからだった。 その間、疑いもせずに薬を飲み続け誰に抱かれていたのかも記憶に無い。 そして薬におぼれてしまい、薬なしでは生活出来なくなった頃にあの娼館に送られたのだそうだ。
「私の身体は穢れてしまいました、普通の生活に戻る事も出来そうにありません。 2度と会うことは無いと思いますが、どうか私のようにだけはならないでください」
普通の生活が神職としての生活なのか、一般女性としての生活なのかは分からない。 けれど1つだけ言えることは、神の教えを広めようとしていた敬虔なシスターを食い物にする外道が平然とした顔で生きているということだ。
彼女の口から他にも数ヶ所ある娼館の場所を聞いたセラは、総本部へ向かう前にまずその娼館を片っ端から潰していくことにした。
「お客様、当店は予約された会員様のみ入る事が許されます。 申し訳ございませんが、今日のところはお帰り下さい」
「あっ客ではないので大丈夫です、私達はこの娼館を潰しに来ただけですから」
「潰すだって!? じゃあ、お前らがあそこを襲った犯人か?」
「知ってるって事は無関係じゃないですね、あとで仲間達が合流するから先にあの世で待ってなさい」
胸元からナイフを取り出した受付の手を払いながら、拳をみぞおちに叩き込むリィナ。 拳の衝撃で心臓が停止し、受付は声を上げる間もなく絶命した。
ドサッ! 受付が倒れる音を聞きつけて、他の従業員達が控え室を出て向かってくる。 セラはそんな彼らにガトリンクガンの銃口を向け引き金を引いた。
館の主であるベルサは薬漬けにした女達と共に寝ていたところを、突然起きた騒ぎによって叩き起こされた!
「なんだ、何が起きているのだ?」
どこかの組織が襲ってきたのかもしれない、冷静に考えたベルサは近くの本棚に並べられている本の1冊を押し込む。 すると本棚が横にスライドし、地下に続く通路が現れた。
「お前達、主は別の部屋に居ると伝えるのだぞ」
そう言いながら地下通路に下りると隠していた服に着替え始める、その服は全神教のもので主教以上の者しか着れない服だった。
身を潜めていると上の方からは、従業員として雇った男たちの悲鳴や叫び声が木霊している。 このままだといずれこの通路も見つかるかもしれないと考えたベルサは、館を捨て逃げることにした。 通路をそのまま進めば、少し離れた町の教会に繋がっている。 この男は教会で神の教えを伝えながら、裏では総本部から送られてきたシスター達を娼婦として客に売っていたのだ。
ガンッ! 通路の途中で見えない壁に行方を阻まれた、どうやら結界を張り通路を塞いでいるみたいだ。
「結界程度で行方を阻めると思われるとは、私も見くびられたものだな」
軽く手を伸ばしながら、解除の術式を打ち込む。 ニナリスといった名だたる人物と比べれば劣るかもしれないが、それなりの魔力を有している自負があった。 しかし、その力を持ってしても結界が解除出来ない。 何度も解除の術式を打ち込むことで、逆に自分の居場所を知らせていることに気付きもせず・・・。
(くそっ! こんな筈では・・・明日は借金のかたに手に入れた娘を味見するつもりだったのに、こんなことなら先に食っておけば良かった!)
娘の部屋の鍵はベルサ本人が持っていて、他の者は入る事が出来ない。 朝食の中に薬を仕込ませて、出来上がったところを楽しむ予定だった。
そんなくだらない事を考えていた所為で、ベルサは上の騒がしさが収まっていることに気付かなかった。 さらに致命的だったのが、本棚が動く音を聞き逃していた事だ。 聞こえていれば迎撃する準備を整えることが出来ただろう、たとえそれが無駄と分かっていても・・・。
「あれ、こんなところでどうしたんですか?」
背後から突然1人の少女に話しかけられたベルサは驚いた、見覚えのない青い髪の娘。 しかしその娘はベルサの着ている服に見覚えがあった。
「その服、トマス小父さんが着ているのと一緒だ。 っということは、あなた全神教の関係者ですか?」
(これは運が転がってきたぞ、私が主教だと分かればきっとこの場から解放するに違いない。 ここさえ乗り切れば、あとはどうとでもなる)
「あっ、ああ、そうだ。 私は町の教会を治めている主教のベルサだ。 若い女性を食い物にする連中が居ると聞き、説得して解放するつもりだったが逆に捕らえられ監禁されていたのだ。 幸い騒ぎの最中にこの通路を見つけ、身を隠していたところへ君達が来てくれた。 救出してくれて、本当に感謝するよ」
娘の横を通り過ぎようとするベルサ、しかしその行く手を盾に仕込まれたガトリンクガンが阻む。
「なっ! どういうつもりだ、主教である私に対して!?」
「被害者のふりをしても誤魔化されないですよ、ここの真の主が総大主教だってことは既に知ってますから。 あなた自身も多くのシスターを騙し我が物とした上で、飽きるとこの娼館で死ぬまで働かせていた・・・。 部下の待っている地獄に行くが良いわ」
とっさに結界を張るが、その結界もセラの攻撃の前では無力だった。 結界は簡単に破られ、放たれた弾が容赦なく手足を吹き飛ばす。 両手両足を失い、身動き出来なくなったベルサを蔑視しながらセラ
が言葉を掛ける。
「痛い? 助けて欲しい?」
「た、たすけ・・て・・・」
「でもオモチャにされた娘達はもっと怖くて痛い目に遭ったのよ、これは当然の報い」
威力を抑えた1発がベルサの右胸を貫く、急所を外してあるので致命傷になっていない。
「楽に死なせるつもりはないわ、地獄に落ちる瞬間まで死の恐怖に怯えていなさい」
絶望で顔を歪めている醜い男の最期に興味はない、胸元から入れなかった部屋の鍵を抜き取るとセラは来た道を引き返した。
ガチャッ ドアを開けるとそこには1人の少女がいた、身に着けている下着が透けて見えるほど薄い生地の服を着せられている。
「あなた、誰?」
「わたしの名はセラ、セラ・ミズキよ。 あなたの名前は?」
「私はアイリ、親の借金のかたに売られちゃったの」
聞くと親が賭け事で借金を作り返せなくなったので教会で相談すると、援助の名目で主教のベルサが娘のアイリを買い取ったらしい。
「お家はどこ? 送っていってあげる」
「家には帰りたくない、きっとまた私は売られるから・・・」
アイリの言う通りこの親は借金をたとえ返していたとしても、すぐにまた別の場所で借金の山を築くだろう。 それなら一緒に連れて行くのも1つの手だ、親の追ってこれない場所まで来れば彼女は自由を手に入れられる。
「それならわたし達と一緒に来る? 女の子だけだし、何も怖がる心配は無いわよ」
リリアとリィナは呆れてものも言えなかった。 心配無いと言っている本人が、ある意味下手な男どもよりも危険なのだから・・・。
「良いの?」
「もちろん、そんな服早く着替えちゃいましょう。 もっと綺麗で可愛い服を仕立ててもらうから!」
セラの言っている意味がよく分からなかったが、アイリは彼女の手を掴んだ。 こうしてセラは3人目の彼女候補となるアイリと出会ったのだった。
シスターは娼館に送られるまでの経緯を少しずつ語ってくれた。 部屋の中に通された後、総大主教から秘儀の修行を行う旨を伝えられ小瓶に入った薬を飲まされたらしい。
「精神をより天へと近づける薬だ、目も眩むような一時を味わえるぞ」
それが媚薬だと気付いたのは、ずいぶん後になってからだった。 その間、疑いもせずに薬を飲み続け誰に抱かれていたのかも記憶に無い。 そして薬におぼれてしまい、薬なしでは生活出来なくなった頃にあの娼館に送られたのだそうだ。
「私の身体は穢れてしまいました、普通の生活に戻る事も出来そうにありません。 2度と会うことは無いと思いますが、どうか私のようにだけはならないでください」
普通の生活が神職としての生活なのか、一般女性としての生活なのかは分からない。 けれど1つだけ言えることは、神の教えを広めようとしていた敬虔なシスターを食い物にする外道が平然とした顔で生きているということだ。
彼女の口から他にも数ヶ所ある娼館の場所を聞いたセラは、総本部へ向かう前にまずその娼館を片っ端から潰していくことにした。
「お客様、当店は予約された会員様のみ入る事が許されます。 申し訳ございませんが、今日のところはお帰り下さい」
「あっ客ではないので大丈夫です、私達はこの娼館を潰しに来ただけですから」
「潰すだって!? じゃあ、お前らがあそこを襲った犯人か?」
「知ってるって事は無関係じゃないですね、あとで仲間達が合流するから先にあの世で待ってなさい」
胸元からナイフを取り出した受付の手を払いながら、拳をみぞおちに叩き込むリィナ。 拳の衝撃で心臓が停止し、受付は声を上げる間もなく絶命した。
ドサッ! 受付が倒れる音を聞きつけて、他の従業員達が控え室を出て向かってくる。 セラはそんな彼らにガトリンクガンの銃口を向け引き金を引いた。
館の主であるベルサは薬漬けにした女達と共に寝ていたところを、突然起きた騒ぎによって叩き起こされた!
「なんだ、何が起きているのだ?」
どこかの組織が襲ってきたのかもしれない、冷静に考えたベルサは近くの本棚に並べられている本の1冊を押し込む。 すると本棚が横にスライドし、地下に続く通路が現れた。
「お前達、主は別の部屋に居ると伝えるのだぞ」
そう言いながら地下通路に下りると隠していた服に着替え始める、その服は全神教のもので主教以上の者しか着れない服だった。
身を潜めていると上の方からは、従業員として雇った男たちの悲鳴や叫び声が木霊している。 このままだといずれこの通路も見つかるかもしれないと考えたベルサは、館を捨て逃げることにした。 通路をそのまま進めば、少し離れた町の教会に繋がっている。 この男は教会で神の教えを伝えながら、裏では総本部から送られてきたシスター達を娼婦として客に売っていたのだ。
ガンッ! 通路の途中で見えない壁に行方を阻まれた、どうやら結界を張り通路を塞いでいるみたいだ。
「結界程度で行方を阻めると思われるとは、私も見くびられたものだな」
軽く手を伸ばしながら、解除の術式を打ち込む。 ニナリスといった名だたる人物と比べれば劣るかもしれないが、それなりの魔力を有している自負があった。 しかし、その力を持ってしても結界が解除出来ない。 何度も解除の術式を打ち込むことで、逆に自分の居場所を知らせていることに気付きもせず・・・。
(くそっ! こんな筈では・・・明日は借金のかたに手に入れた娘を味見するつもりだったのに、こんなことなら先に食っておけば良かった!)
娘の部屋の鍵はベルサ本人が持っていて、他の者は入る事が出来ない。 朝食の中に薬を仕込ませて、出来上がったところを楽しむ予定だった。
そんなくだらない事を考えていた所為で、ベルサは上の騒がしさが収まっていることに気付かなかった。 さらに致命的だったのが、本棚が動く音を聞き逃していた事だ。 聞こえていれば迎撃する準備を整えることが出来ただろう、たとえそれが無駄と分かっていても・・・。
「あれ、こんなところでどうしたんですか?」
背後から突然1人の少女に話しかけられたベルサは驚いた、見覚えのない青い髪の娘。 しかしその娘はベルサの着ている服に見覚えがあった。
「その服、トマス小父さんが着ているのと一緒だ。 っということは、あなた全神教の関係者ですか?」
(これは運が転がってきたぞ、私が主教だと分かればきっとこの場から解放するに違いない。 ここさえ乗り切れば、あとはどうとでもなる)
「あっ、ああ、そうだ。 私は町の教会を治めている主教のベルサだ。 若い女性を食い物にする連中が居ると聞き、説得して解放するつもりだったが逆に捕らえられ監禁されていたのだ。 幸い騒ぎの最中にこの通路を見つけ、身を隠していたところへ君達が来てくれた。 救出してくれて、本当に感謝するよ」
娘の横を通り過ぎようとするベルサ、しかしその行く手を盾に仕込まれたガトリンクガンが阻む。
「なっ! どういうつもりだ、主教である私に対して!?」
「被害者のふりをしても誤魔化されないですよ、ここの真の主が総大主教だってことは既に知ってますから。 あなた自身も多くのシスターを騙し我が物とした上で、飽きるとこの娼館で死ぬまで働かせていた・・・。 部下の待っている地獄に行くが良いわ」
とっさに結界を張るが、その結界もセラの攻撃の前では無力だった。 結界は簡単に破られ、放たれた弾が容赦なく手足を吹き飛ばす。 両手両足を失い、身動き出来なくなったベルサを蔑視しながらセラ
が言葉を掛ける。
「痛い? 助けて欲しい?」
「た、たすけ・・て・・・」
「でもオモチャにされた娘達はもっと怖くて痛い目に遭ったのよ、これは当然の報い」
威力を抑えた1発がベルサの右胸を貫く、急所を外してあるので致命傷になっていない。
「楽に死なせるつもりはないわ、地獄に落ちる瞬間まで死の恐怖に怯えていなさい」
絶望で顔を歪めている醜い男の最期に興味はない、胸元から入れなかった部屋の鍵を抜き取るとセラは来た道を引き返した。
ガチャッ ドアを開けるとそこには1人の少女がいた、身に着けている下着が透けて見えるほど薄い生地の服を着せられている。
「あなた、誰?」
「わたしの名はセラ、セラ・ミズキよ。 あなたの名前は?」
「私はアイリ、親の借金のかたに売られちゃったの」
聞くと親が賭け事で借金を作り返せなくなったので教会で相談すると、援助の名目で主教のベルサが娘のアイリを買い取ったらしい。
「お家はどこ? 送っていってあげる」
「家には帰りたくない、きっとまた私は売られるから・・・」
アイリの言う通りこの親は借金をたとえ返していたとしても、すぐにまた別の場所で借金の山を築くだろう。 それなら一緒に連れて行くのも1つの手だ、親の追ってこれない場所まで来れば彼女は自由を手に入れられる。
「それならわたし達と一緒に来る? 女の子だけだし、何も怖がる心配は無いわよ」
リリアとリィナは呆れてものも言えなかった。 心配無いと言っている本人が、ある意味下手な男どもよりも危険なのだから・・・。
「良いの?」
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