勇者として召喚されたクズな会社員は好き勝手生きる為に魔王を手篭めにする事を決めました。

いけお

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第2話 手篭めにした女神から早速ステータスを変えてもらう

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(こんな・・・こんな事って有るのか!?)

僕、長谷川 吉宗の目の前では先程までクズ男に勇者となってくれとお願いをしていた女神は今、服を全て脱ぎ全裸となってそのクズ男に抱かれている・・・。

男が女の耳元で何か喋ると、女は

『わ、わかりました』

と言いながら体勢を変えてクズ男の上に跨り奉仕を始める。

俺はその異常な光景にただ呆然とするしかなかった。

(ククク・・あのガキ、呆然と見てやがる。ここで女神を犯ったのはやはり正解だったな、女神の全裸と痴態なんて見れるモンじゃねえからもう少しコイツにも目の保養でもさせてやるかな!)

そう思いながら、女神をあのガキの方に向け体勢を更に変える。フローディアは

『いやああああ』

と顔と身体を背けようとするが

「身体の向きを変えずそのまま続けろ」

と、俺が命令すると

『わかりました・・・』

と再び奉仕を再開する。

俺とガキが飛ばされてきた妙な空間の中には、フローディアの牝の匂いに荒い息と嬌声が占めている。結構楽しませて貰ったから、1度この牝には褒美をやるとするか。

「お前、結構佳い具合だったぜ。褒美をやるからしっかりと受け止めろ!」

『駄目!それ以上は駄目~!!』

フローディアは叫ぶが、命令には逆らえず俺からの褒美を涙ぐみながら受け止めた。ふと見ると腿から血が一筋流れた痕が付いていたのでコイツはどうやら初物だった様だ。

「勇者様に純潔を捧げられたんだ、感謝の言葉の1つも言えないのか!?」

『わ、私の様な者の純潔を受け取って戴き真に有難う御座いました。これからも誠心誠意お仕え致しますのでお見捨て無き様お願いします』

フローディアは号泣したい気持ちを抑え、涙を流しながらそう答える。

(こんな顔をする女をこれからも自由に遊んで構わないとは、勇者ってのは本当に最高じゃねえか!?)

「おい、フローディア。ところでよ、こっちの世界じゃ言葉はそのまま通じるのか?」

『いえ、全く通じません。なので、そのまま外に出ると危険なので当初はステータスの数値を少し改竄した後に万能言語と云うスキル等を幾つか授与して言葉の不都合を無くす予定でした』

(幾つか・・・ね。相変わらず自分のバカさ加減に気付いてねえ様だな)

「フローディア、命令だ。お前の力で俺のステータスを現時点でMAXまで引き上げろ、あとお前の持つスキルも全て俺に授与しろ」

『え、そんな!?』

「お前は相変わらずのバカだよ、幾つかって言えば勇者の力に制限掛けようとしているのが見え見えじゃねえか!?」

『・・・・・』

「まずは、俺のステータスから引き上げな」

『わかりました』

名前 越後屋 光圀

職業 勇者 LV99*MAX

HP 65535

MP 65535

力 65535*MAX

魔力 65535*MAX

体力 65535*MAX

素早さ 65535*MAX

物理防御 65535(力と体力の平均値)*MAX

魔法防御 65535(魔力と体力の平均値)*MAX

(ハハハ! LV上げもしないでいきなりカンストか!? 数値も多少誤魔化しも効くかもしれないのに、バレた時にどんな奉仕させられるか分からないから本当にMAXまで上げてくれるんだからこの女騙し甲斐が有るってもんだ)

案の定、フローディアは俺の言った通りにスキルも全て授与してきた。授与されたスキルの中に鑑定がありフローディアのステータスや持っているスキルを確認させて貰ったからだ。しかし、フローディアの職業が女神(光圀の妾)になっていたのには笑えた。フローディアはそれに気付くとまた涙を浮かべていたので俺を何度も楽しませてくれる。

「それはそうと、フローディア。そこに何時までも居るガキはこれからどうするんだ?」

『私は勇者を出迎えろとしか言われていないので、そこに居る人の面倒までは見ませんよ』

「じゃあ、こいつは死ぬまでずっとここの中に居なくちゃならんって事になるのかよ?」

『この先に見える、あの扉から出ればこちらの世界のどこかに通じていますが言葉が全く通じないので後は自力でなんとかして下さい。それから、間もなくこの空間も崩れて消えるのでこの部屋に居れば身体も分解されるから多少は楽に死ねるかもしれないですね』

「おい!長谷川とか言ったな?今、お前は生と死の境目に居るって事になるがどうしたい?あそこの扉から出て、言葉が通じる様になるまで何とか生き延びる事にに賭けてみるか。それとも、この場所に残って死ぬ道を選ぶか・・・あともう1つ」

「まだ何か有るって云うのか!?教えろ!」

「その生意気な口を慎めよ小僧!もう1つの道は、俺の家来となって死ぬまで働け。この妾に頼んでお前にも万能言語の授与と多少家来に相応しいステータスにしてやる。だがな、何時までも俺に逆らう様ならその場で殺す。それがイヤなら、残った2つから選ぶがいいさ。まあ、扉の先が魔物の巣の中だったらその場で喰われてジ・エンドだな」

「わ、分かった、いえ分かりました。あなたにお仕えしますので、こんな口の利き方も知らない自分をどうかお許し下さい」

「いいぜ、手駒は最初は出来る限り多い方がいいからな。役に立てばお前にも役得が有るかもしれないぞ?たまにはこのフローディアを抱かせてやってもいいし、こっちの世界の女でお前が気に入りそうなのを妾にして可愛がるのだって自由だ。思い出せ、俺達はもう元の世界に帰れないんだ!?こうなったら、こっちの世界に呼ばれちまった分をしっかりと楽しませて返して貰わないと俺もお前も大損だ!」

「そ、そうか、そうだよな!元の世界に戻れないんじゃ、幾ら人の為を考えても今更意味なんて無い!俺もあんたの下でお零れを貰いながら楽しませて貰う事にするよ」

(こいつも案外ちょろいな・・・簡単に手の平返して。まあ、どのみち元の世界には戻れずこっちの世界で朽ち果てるしか無いなら簡単に言う事を聞く奴に手を汚して貰ってあとで全部の罪を背負わせて始末すればいい。勇者には生殺与奪の権利は有るが、コイツには無い。コイツはすっかり忘れている様だがな・・・)

俺は妾に続いて家来の長谷川(トカゲの尻尾)を更に手に入れフローディアの案内で、このもうすぐ崩れていく空間から装備などを保管している光の間に移動するのだった。
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