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第3章~この世界を改めて理解する旅路~
第29話 桃が1人で居た訳、そして彼女からのお願い
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『私をあそこまで連れてきたのは、副首相(真田)様のご子息です』
桃は首都からここまで連れてこられる経緯を語り始めた。 武田と真田は昔から仲が良くて、その子供の桃と真田の子息も家族ぐるみの付き合いでいずれは両親公認の許婚になる間柄だったそうだ。 その関係が変わり始めたのは数年前、真田が財務副長官に就任する前後辺りから子息の生活が少しずつ派手になっていたらしい。 毎夜、どこかの酒場に出かけ女を侍らせ子息を煽てる連中を財務の下部組織に斡旋する様になり、不審に思った桃が問い詰めるとその口ぶりから下部組織で財の不正流用を行い遊ぶ金を作っているのに気が付いた。 思い悩む日々が数年続いたが、先日自分達がホテル街の経営権を国に渡した事で動かせる金額が跳ね上がりもはや不正を誤魔化す事は出来ない程、子息の生活は荒れ果ててしまっていた。 桃はついに決断し、子息が留守をしている隙に武田と真田を呼び不正の事実と少しずつ集めてきた証拠を2人に見せた。 2人共驚愕し、真田は子息の不正を見抜けなかった責任を取って副長官を辞そうとするが武田が思い留まらせた。 代わりに子息の斡旋していた下部組織の廃止を決めて、その経理報告書を取りに無人となった組織の事務所を桃が訪れた際に子息に攫われてヒャッハーさんに襲われていた場所の付近で置き去りにされたそうだ。
【おまえの所為で、勘当されて遊べなくなったじゃないか。 おまえを可愛がってくれる連中を連れてくるから大人しく待っているんだな!?】
そう言い残して、子息が引き返して行くのを見て国境まで逃げようとしていた時にヒャッハーさん達に襲われてしまったっと・・・。
ヒャッハーさん達の後に来た賊共の先遣隊の中に、きっとその子息とやらも混ざっていただろう。 首相のご令嬢を誘拐すれば莫大な金額を要求出来るからとか言いながら、分け前を頂戴しようと道案内を引き受けていただろう。 隣に居るセシルに先程の衛兵の所に行って、炭になっているがもしかしたら真田の子息の普段身に着けている物が燃え残っているかもしれないと伝えてきて欲しいと小声で頼むとセシルはこう言いながら部屋を出て行った。
「分かりました、衛兵との打ち合わせで帰りが明け方近くまで掛かるかもしれません。 このまま、桃さんを守ってあげていてくださいな」
「打ち合わせが明け方まで掛かる訳無いだろう!? 一体どうしたセシル!?」
「いずれ婚約者となっていたであろう方に裏切られて傷心している上に、これからその方がどうなったかをあなたは伝えなくてはなりません。 桃さんの心が完全に壊れる前に慰め救ってあげてください。 わたくしは朝の朝食までには、戻りますので」
『子息が今どうしているのかご存知なのですか!? 教えてください! 彼に早く罪を償わせないと、本当に取り返しがつかなくなってしまいます!?』
桃なりに子息の事を愛していたんだろうなきっと・・・だが、これから話す事でその機会が永遠に訪れずもはや会う事も叶わないと知ったら、たしかにセシルの言う通り心が壊れて病むかもしれないな。 だが、慰めるにしてもどうすればいいのか教えてくれていっても良かったのに!?
「これから話す事をしっかり聞いて欲しい・・・。 かなりショックを受けるだろうが事実だ。 聞く覚悟が出来たなら頷いてくれ」
桃は困惑した表情を浮かべていたが、しばらく経ってようやく頷いた。
「最初に君を襲ったヒャッハーさん達は子息とは全くの無関係だ、彼らは大した罪も犯していないから一緒にこの町まで来てボランティア等で贖罪する為にその支援をする施設に衛兵と向かった。 その彼らとこの町に向かう途中で救い様の無い賊達が襲ってきた。 まずは先遣隊と思われる連中と、その後から来た本隊は数百人の規模だった」
『!?』
「知っている者も居るかもしれないが、自分は【カルマ】というスキルを持っている。 襲ってきた連中は全員が真っ赤で女を犯したり人を殺して金品を奪ったりしてきた死すべき者がなる色だった。 ・・・だから、自分は賊の全員を殺した。 君の言う子息はきっと先に来た先遣隊の中に道案内として混ざっていた筈だ。 だから、彼は既にこの世に居ないだろう。 それに、もし生きていたとしても会えばきっと殺す。 これだけの連中と繋がりが有ったという事は、不正の他に君も気付く事が出来なかった悪事を働いていただろうから」
『・・・・・・・・』
彼女は一言も発せられない、自分の知らない影でそんな連中と繋がりを持っていた事にも、もしその連中に自分が引き渡された時どのような展開が待っているかは想像は難しくない。 きっと代わる代わる犯された末に身代金を要求され、お金を受け取った瞬間殺されているかそのまま慰み者として扱われるか、どちらにせよきっと悲惨な末路を辿っていただろう。
だが、偶然自分達が通りがかった事で彼女は助かった。 犯される事も殺される事も無かった。 だが、それまで信じていた者の行った事とその最期を受け入れられない、いや受け入れたくないのかもしれないな。
しばらく黙っていると、彼女は自分に近づきこう切り出してきた。
『実は彼が変わり始める前に1度だけ身体を求められた事が有りました。 その時はまだ受け入れる事が出来ずに拒絶してしまいましたが、それからしばらくして彼は変わり始めました。 もしかしてあの時に彼を受け入れていればこの様な事は起こらなかったのでしょうか? 彼が死ぬ事になった原因は私にも有るのでしょうか?』
「君の所為じゃない、これは全て彼の心の弱さが原因だ。 受け入れられなかったとしても受け入れてもらえる様になるまで己を磨いていけば良かった。 それなのに、彼は君から逃げて酒に走り女に溺れた・・・。 君の様な女性が傍に居ながら悪事を重ねてきたんだ。 その罪を彼は命をもって償う事になった、それだけだ」
『あの・・・こんなお願いをするのは卑怯なのかもしれませんが1つだけお願いさせて頂いても宜しいでしょうか?』
「ああ、自分に出来る事だったら遠慮無く言って欲しい」
『私を今夜だけでいいので、抱いて頂けませんか?』
「いくら彼を失ったからって自暴自棄になっちゃ駄目だよ! 自分の身体をもっと大切にしないと!?」
『分かっています! けれど、このままの身体で居ると何時までも彼を忘れる事が出来そうも無いのです。 彼を受け入れなかった事への罪の意識は、誰かと結ばれるまで続いていく事になってしまう。 私自身の罪を認め、そして彼の死を受け入れる為にどうか今夜だけお情けを私にください』
セシルはこうなる事を見越していたのか。 自分が悪夢にうなされていた際に彼女が身体を差し出してくれたお陰で自分は助けられた、今度は自分が桃を救う番なのだと暗に示してくれていた。
「後悔をするなとは言わないし言えない。 自分も昔、人を大勢殺してきた際に悪夢にうなされていた時期が有った。 その時セシルが身体を差し出して慰めてくれたお陰で正気を保つ事が出来救われた。 同じ事を自分に出来るかは分からない、だが自分と同じ様に悪夢にうなされる前に救えるのなら彼を忘れられる様に君を抱きたい」
『はい、私が彼の事を忘れられる位滅茶苦茶にしてください!』
そう言うと彼女の方から唇を合わせ舌を絡ませてきた、そのまま彼女を抱き上げベッドまで運び少しずつ裸にしていく。 そして翌朝日が射すまで貪るようにお互いの身体に溺れていくのだった。
桃は首都からここまで連れてこられる経緯を語り始めた。 武田と真田は昔から仲が良くて、その子供の桃と真田の子息も家族ぐるみの付き合いでいずれは両親公認の許婚になる間柄だったそうだ。 その関係が変わり始めたのは数年前、真田が財務副長官に就任する前後辺りから子息の生活が少しずつ派手になっていたらしい。 毎夜、どこかの酒場に出かけ女を侍らせ子息を煽てる連中を財務の下部組織に斡旋する様になり、不審に思った桃が問い詰めるとその口ぶりから下部組織で財の不正流用を行い遊ぶ金を作っているのに気が付いた。 思い悩む日々が数年続いたが、先日自分達がホテル街の経営権を国に渡した事で動かせる金額が跳ね上がりもはや不正を誤魔化す事は出来ない程、子息の生活は荒れ果ててしまっていた。 桃はついに決断し、子息が留守をしている隙に武田と真田を呼び不正の事実と少しずつ集めてきた証拠を2人に見せた。 2人共驚愕し、真田は子息の不正を見抜けなかった責任を取って副長官を辞そうとするが武田が思い留まらせた。 代わりに子息の斡旋していた下部組織の廃止を決めて、その経理報告書を取りに無人となった組織の事務所を桃が訪れた際に子息に攫われてヒャッハーさんに襲われていた場所の付近で置き去りにされたそうだ。
【おまえの所為で、勘当されて遊べなくなったじゃないか。 おまえを可愛がってくれる連中を連れてくるから大人しく待っているんだな!?】
そう言い残して、子息が引き返して行くのを見て国境まで逃げようとしていた時にヒャッハーさん達に襲われてしまったっと・・・。
ヒャッハーさん達の後に来た賊共の先遣隊の中に、きっとその子息とやらも混ざっていただろう。 首相のご令嬢を誘拐すれば莫大な金額を要求出来るからとか言いながら、分け前を頂戴しようと道案内を引き受けていただろう。 隣に居るセシルに先程の衛兵の所に行って、炭になっているがもしかしたら真田の子息の普段身に着けている物が燃え残っているかもしれないと伝えてきて欲しいと小声で頼むとセシルはこう言いながら部屋を出て行った。
「分かりました、衛兵との打ち合わせで帰りが明け方近くまで掛かるかもしれません。 このまま、桃さんを守ってあげていてくださいな」
「打ち合わせが明け方まで掛かる訳無いだろう!? 一体どうしたセシル!?」
「いずれ婚約者となっていたであろう方に裏切られて傷心している上に、これからその方がどうなったかをあなたは伝えなくてはなりません。 桃さんの心が完全に壊れる前に慰め救ってあげてください。 わたくしは朝の朝食までには、戻りますので」
『子息が今どうしているのかご存知なのですか!? 教えてください! 彼に早く罪を償わせないと、本当に取り返しがつかなくなってしまいます!?』
桃なりに子息の事を愛していたんだろうなきっと・・・だが、これから話す事でその機会が永遠に訪れずもはや会う事も叶わないと知ったら、たしかにセシルの言う通り心が壊れて病むかもしれないな。 だが、慰めるにしてもどうすればいいのか教えてくれていっても良かったのに!?
「これから話す事をしっかり聞いて欲しい・・・。 かなりショックを受けるだろうが事実だ。 聞く覚悟が出来たなら頷いてくれ」
桃は困惑した表情を浮かべていたが、しばらく経ってようやく頷いた。
「最初に君を襲ったヒャッハーさん達は子息とは全くの無関係だ、彼らは大した罪も犯していないから一緒にこの町まで来てボランティア等で贖罪する為にその支援をする施設に衛兵と向かった。 その彼らとこの町に向かう途中で救い様の無い賊達が襲ってきた。 まずは先遣隊と思われる連中と、その後から来た本隊は数百人の規模だった」
『!?』
「知っている者も居るかもしれないが、自分は【カルマ】というスキルを持っている。 襲ってきた連中は全員が真っ赤で女を犯したり人を殺して金品を奪ったりしてきた死すべき者がなる色だった。 ・・・だから、自分は賊の全員を殺した。 君の言う子息はきっと先に来た先遣隊の中に道案内として混ざっていた筈だ。 だから、彼は既にこの世に居ないだろう。 それに、もし生きていたとしても会えばきっと殺す。 これだけの連中と繋がりが有ったという事は、不正の他に君も気付く事が出来なかった悪事を働いていただろうから」
『・・・・・・・・』
彼女は一言も発せられない、自分の知らない影でそんな連中と繋がりを持っていた事にも、もしその連中に自分が引き渡された時どのような展開が待っているかは想像は難しくない。 きっと代わる代わる犯された末に身代金を要求され、お金を受け取った瞬間殺されているかそのまま慰み者として扱われるか、どちらにせよきっと悲惨な末路を辿っていただろう。
だが、偶然自分達が通りがかった事で彼女は助かった。 犯される事も殺される事も無かった。 だが、それまで信じていた者の行った事とその最期を受け入れられない、いや受け入れたくないのかもしれないな。
しばらく黙っていると、彼女は自分に近づきこう切り出してきた。
『実は彼が変わり始める前に1度だけ身体を求められた事が有りました。 その時はまだ受け入れる事が出来ずに拒絶してしまいましたが、それからしばらくして彼は変わり始めました。 もしかしてあの時に彼を受け入れていればこの様な事は起こらなかったのでしょうか? 彼が死ぬ事になった原因は私にも有るのでしょうか?』
「君の所為じゃない、これは全て彼の心の弱さが原因だ。 受け入れられなかったとしても受け入れてもらえる様になるまで己を磨いていけば良かった。 それなのに、彼は君から逃げて酒に走り女に溺れた・・・。 君の様な女性が傍に居ながら悪事を重ねてきたんだ。 その罪を彼は命をもって償う事になった、それだけだ」
『あの・・・こんなお願いをするのは卑怯なのかもしれませんが1つだけお願いさせて頂いても宜しいでしょうか?』
「ああ、自分に出来る事だったら遠慮無く言って欲しい」
『私を今夜だけでいいので、抱いて頂けませんか?』
「いくら彼を失ったからって自暴自棄になっちゃ駄目だよ! 自分の身体をもっと大切にしないと!?」
『分かっています! けれど、このままの身体で居ると何時までも彼を忘れる事が出来そうも無いのです。 彼を受け入れなかった事への罪の意識は、誰かと結ばれるまで続いていく事になってしまう。 私自身の罪を認め、そして彼の死を受け入れる為にどうか今夜だけお情けを私にください』
セシルはこうなる事を見越していたのか。 自分が悪夢にうなされていた際に彼女が身体を差し出してくれたお陰で自分は助けられた、今度は自分が桃を救う番なのだと暗に示してくれていた。
「後悔をするなとは言わないし言えない。 自分も昔、人を大勢殺してきた際に悪夢にうなされていた時期が有った。 その時セシルが身体を差し出して慰めてくれたお陰で正気を保つ事が出来救われた。 同じ事を自分に出来るかは分からない、だが自分と同じ様に悪夢にうなされる前に救えるのなら彼を忘れられる様に君を抱きたい」
『はい、私が彼の事を忘れられる位滅茶苦茶にしてください!』
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