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第3章~この世界を改めて理解する旅路~
第40話 えっこんな簡単に解決するの!?(ジーク&エダ談)
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自分達5人は披露宴を行う事も出来ずに、急いで新郎新婦の衣装から着替えて風魔王エダの城に向かい空を飛んでいる。火魔王ジークもエダの元で子が産まれるのを見守る為に半年近くずっと傍に居たそうだ。ジークとは初めて会う事になるが、聞いた雰囲気的に悪そうな人とは思えないのであまり心配していない。
ジークとエダの側近2人の案内で風魔王の城に到着すると、入り口に1人赤い髪の男性が立っていた。
『この度は遠路ご足労掛けてしまい申し訳ない、ヤマト殿・鞍馬殿とは初めて顔を合わせる事になるので先に自己紹介させて頂きたく思う。わたしは火魔王のジーク・フレイム、ヤマト殿とセシル殿のお陰(?)で風魔王エダと結ばれる事が出来こうして子も作れた。産まれた子に下りた予言についてはこの入り口で話すのは皆様に失礼だと思うので中の応接室でエダも交えて話そうと思うのだが良いだろうか?』
凄く礼儀正しい人だ、こんな人が魔王やっちゃうんだから相変わらずこの世界は色々と変わっていると思う。ジークの案内で応接室まで通される、自分の城ではないのだがエダと夫婦になっているので風魔のジークに対する態度もかなり温かなものとなっている。ジークがエダを呼びに応接間から出て行くと、控えていたメイドが口を開いた。
(ヤマト様、セシル様。その節は本当に有難う御座いました、ジーク様とエダ様が結ばれるきっかけを作って頂きまして)
「「はい!?」」
(セシル様がこっそりエダ様のアイテムボックスに入れた魔道具の試供品のお陰でお2人は結ばれたのです)
え!?自分の知らない間に何しちゃってたのセシル!?セシルの方へゆっくりと顔を向けるとセシルはそっぽを向いて口笛を吹いている・・・2人が来たらまず最初に謝るべきだなコレ。
(ジーク様もエダ様もお互い並々ならぬ好意を寄せているのが周囲にも丸分かりにも関わらず相手の好意に全く気付かずに手が触れただけでもびっくりして距離を取ってしまう位で、早く何かしらの進展を果たして欲しいとも火魔や風魔の側近達は願っていたのです)
2人して奥手だったのね、それでいて思いっきりラブラブな空気を作るから早く付き合わせてしまおうと側近達も画策する訳だ。火と風の魔族が思った以上に仲が良い理由には2人の魔王を結ばせる為にお互いが一致団結してきた歴史が有った事がよく分かった。
(側近の方々やお世話をしている我々もあの手この手と試していたのですがどれも駄目で・・・そんな折にヤマト様とセシル様からのお土産で2人の仲は一気に進みました!!)
急にメイドの声が大きくなった。
(お2人が別々の部屋で試された翌日には、ジーク様の寝室に2人で入りそれから数日もの間部屋から出てきませんでした。その後も事有る毎にお2人はお互いの城を行き来して必ず宿泊してある時子供を授かったのが分かった訳です)
メイドさん、分かりました。・・・けど、そろそろ話を止めておいた方が身の為ですよ。
『『・・・コホン』』
メイドは背後からの咳払いに凍りついた、後ろにジークに支えられながら生まれた子を抱くエダの姿が有ったからだ。
『あなた、後で覚悟しておきなさいよ・・・』(・・・はい)
メイドは静かに部屋を出て行った。死なない様に気を付けてね。
『と、とりあえず今回は突然呼び出してしまってごめんなさいね。セシル・・っとミディアではなく今は御影だったわね。あとはヤマトとストーンではなくこっちは鞍馬か』
『実はな、昨日の未明にこの子が無事に産まれたのだがこの子の未来がどの様なものになるのか親として非常に心配になってだな神託神官を急遽城に招いて予言をさせてみたのだ』
『そうしたらその神官ったら、将来2人の魔王を討つ勇者となると予言しちゃうからさあ大変!今この世界で魔王はわたしとジークの2人だけだから両親殺しの罪を犯す者が生まれてしまったのかとすぐさま全ての魔王領に筒抜けになっちゃって大騒ぎになったという訳。こんな騒ぎになった原因に~ヤマトにセシル~あなた達の作った物が関わっているからこの予言を変える方法を一緒になって探してもらおうと思って側近達をあなた達の元へ送ったのよ』
「とりあえず、予言をした神官さんをこの部屋に呼べるかな?」
『分かった、神官をここへ連れてまいれ!』
数分の後に神官が部屋の中へ通されたが・・・顔がボコボコになってる。色んな人に散々な目に遭わされたと思う、少し可哀想に思えてきた。
「神官さん、お呼びして申し訳ない。自分達に予言の内容をもう1度教えて頂けませんか?」
(はい、神託は【この娘は10の歳の洗礼で勇者の力を認められ、その後16の歳で2人の魔王が世界から居なくなりこの世界は救われる】という内容でした)
「じゃあ、魔王から世界を救うと有るだけで討つとか殺すとかは神託では出ていないんだね?」
(その通りです)
「じゃあ、なんとかなるじゃん」
(『『はい!?』』)
「この世界は救われると有るけど、魔王は世界と有ってこの世界とは言っていない。2人の魔王は別の世界の魔王かもしれないのがまず1つ」
「次に、魔族では10歳で洗礼を行う習慣が有るの?」
『そんな習慣は存在しないが・・・人族では行われている様だぞ』
「じゃあ、まずジークさんとエダさんはこの予言から解放されましたよ」
『え!?ちょっとどういう事なのよ!?』
「お2人の子供、娘さんだったんですね。10歳で洗礼を受けるって事はその歳になるまでには人族の元で暮らしている事になります。つまりあなた達2人は魔王の座を捨てて人して生きる道を選んだと解釈する事も出来ませんか?」
『『!?』』
「それとこの際ですから、火水風土の魔王領を統一しちゃいましょう。そして魔王を4人用意するのではなく1人にするのです。そうすれば確実にあと1人の魔王はこの世界では無く別世界の魔王になる」
『『!?!?』』
「その代わり側近の皆さんには、かなり協力して頂かないとなりません。新しく召喚される魔王に勇者が先代魔王夫婦の娘だと知られない事と最終的にこの世界から別の世界に行く事となるのを気付かせない事を守って頂く必要があります」
『火・水・風・土の側近の者を誰でもいい!何人か呼んできてくれ!』
その後、それぞれの魔王の側近の地位に有った者が大急ぎで集められ正式に魔王領の統一と統一魔王の召喚が決まった。ジークとエダはその場で魔王の座を降りる事を宣言し世話をしてくれた魔族の方々にこれまでのお礼と謝罪を伝えたが逆にこれからの2人の未来への祝福で送り出される事となった。
「そういえば、2人の娘さんの名前をまだ伺ってなかったのですが名前はもう決まっているのですか?」
『ああ、この娘の名前はな』
『ウルスラと名付けたわ』
「ウルスラか良い名ですね」
(ジーク様、エダ様!し、神託に新たに1文が追加されました!!)
『『こんな事は今までありえ無かった、急いで詠むのだ!』』
(は、はい!【この娘は10の歳の洗礼で勇者の力を認められ、その後16の歳で2人の魔王が世界から居なくなりこの世界は救われる】【その16の誕生日に娘は片方の魔王の妻となり勇者の道からも解放される】以上です!)
「・・・・・・・・・・・・」×部屋に居る全員
『我が娘ウルスラは16でどちらかの魔王に嫁ぐのか・・・産まれたばかりなのに父親としては複雑な心境だな』
『ちょっと待ってよ!これじゃあ、ウルスラのお嫁入りの予言になっちゃったじゃない!?』
結局、2人は人族の国に移り住む事を選んだ。そして、後日2人の元に精霊を通じて統一魔王が召喚されたと連絡が入る。その魔王はジークと似ている奥手そうだが真面目な男性で(ザンニクス)との名前だそうである。
こうして、結婚式を挙げた直後に呼び出され披露宴すら出来なかったはた迷惑な魔王領での騒動はたった数日で終結した。
そうして、ウルスラの負担にならない様にセシルに馬車を出してもらうと自分達3人夫婦、鞍馬・御影夫婦にジーク・エダ・ウルスラ一家を乗せ初鹿野首都の大菩薩へ向け未来の勇者のお披露目を兼ねた披露宴を再度行う為に馬車を進ませたのだった。
ジークとエダの側近2人の案内で風魔王の城に到着すると、入り口に1人赤い髪の男性が立っていた。
『この度は遠路ご足労掛けてしまい申し訳ない、ヤマト殿・鞍馬殿とは初めて顔を合わせる事になるので先に自己紹介させて頂きたく思う。わたしは火魔王のジーク・フレイム、ヤマト殿とセシル殿のお陰(?)で風魔王エダと結ばれる事が出来こうして子も作れた。産まれた子に下りた予言についてはこの入り口で話すのは皆様に失礼だと思うので中の応接室でエダも交えて話そうと思うのだが良いだろうか?』
凄く礼儀正しい人だ、こんな人が魔王やっちゃうんだから相変わらずこの世界は色々と変わっていると思う。ジークの案内で応接室まで通される、自分の城ではないのだがエダと夫婦になっているので風魔のジークに対する態度もかなり温かなものとなっている。ジークがエダを呼びに応接間から出て行くと、控えていたメイドが口を開いた。
(ヤマト様、セシル様。その節は本当に有難う御座いました、ジーク様とエダ様が結ばれるきっかけを作って頂きまして)
「「はい!?」」
(セシル様がこっそりエダ様のアイテムボックスに入れた魔道具の試供品のお陰でお2人は結ばれたのです)
え!?自分の知らない間に何しちゃってたのセシル!?セシルの方へゆっくりと顔を向けるとセシルはそっぽを向いて口笛を吹いている・・・2人が来たらまず最初に謝るべきだなコレ。
(ジーク様もエダ様もお互い並々ならぬ好意を寄せているのが周囲にも丸分かりにも関わらず相手の好意に全く気付かずに手が触れただけでもびっくりして距離を取ってしまう位で、早く何かしらの進展を果たして欲しいとも火魔や風魔の側近達は願っていたのです)
2人して奥手だったのね、それでいて思いっきりラブラブな空気を作るから早く付き合わせてしまおうと側近達も画策する訳だ。火と風の魔族が思った以上に仲が良い理由には2人の魔王を結ばせる為にお互いが一致団結してきた歴史が有った事がよく分かった。
(側近の方々やお世話をしている我々もあの手この手と試していたのですがどれも駄目で・・・そんな折にヤマト様とセシル様からのお土産で2人の仲は一気に進みました!!)
急にメイドの声が大きくなった。
(お2人が別々の部屋で試された翌日には、ジーク様の寝室に2人で入りそれから数日もの間部屋から出てきませんでした。その後も事有る毎にお2人はお互いの城を行き来して必ず宿泊してある時子供を授かったのが分かった訳です)
メイドさん、分かりました。・・・けど、そろそろ話を止めておいた方が身の為ですよ。
『『・・・コホン』』
メイドは背後からの咳払いに凍りついた、後ろにジークに支えられながら生まれた子を抱くエダの姿が有ったからだ。
『あなた、後で覚悟しておきなさいよ・・・』(・・・はい)
メイドは静かに部屋を出て行った。死なない様に気を付けてね。
『と、とりあえず今回は突然呼び出してしまってごめんなさいね。セシル・・っとミディアではなく今は御影だったわね。あとはヤマトとストーンではなくこっちは鞍馬か』
『実はな、昨日の未明にこの子が無事に産まれたのだがこの子の未来がどの様なものになるのか親として非常に心配になってだな神託神官を急遽城に招いて予言をさせてみたのだ』
『そうしたらその神官ったら、将来2人の魔王を討つ勇者となると予言しちゃうからさあ大変!今この世界で魔王はわたしとジークの2人だけだから両親殺しの罪を犯す者が生まれてしまったのかとすぐさま全ての魔王領に筒抜けになっちゃって大騒ぎになったという訳。こんな騒ぎになった原因に~ヤマトにセシル~あなた達の作った物が関わっているからこの予言を変える方法を一緒になって探してもらおうと思って側近達をあなた達の元へ送ったのよ』
「とりあえず、予言をした神官さんをこの部屋に呼べるかな?」
『分かった、神官をここへ連れてまいれ!』
数分の後に神官が部屋の中へ通されたが・・・顔がボコボコになってる。色んな人に散々な目に遭わされたと思う、少し可哀想に思えてきた。
「神官さん、お呼びして申し訳ない。自分達に予言の内容をもう1度教えて頂けませんか?」
(はい、神託は【この娘は10の歳の洗礼で勇者の力を認められ、その後16の歳で2人の魔王が世界から居なくなりこの世界は救われる】という内容でした)
「じゃあ、魔王から世界を救うと有るだけで討つとか殺すとかは神託では出ていないんだね?」
(その通りです)
「じゃあ、なんとかなるじゃん」
(『『はい!?』』)
「この世界は救われると有るけど、魔王は世界と有ってこの世界とは言っていない。2人の魔王は別の世界の魔王かもしれないのがまず1つ」
「次に、魔族では10歳で洗礼を行う習慣が有るの?」
『そんな習慣は存在しないが・・・人族では行われている様だぞ』
「じゃあ、まずジークさんとエダさんはこの予言から解放されましたよ」
『え!?ちょっとどういう事なのよ!?』
「お2人の子供、娘さんだったんですね。10歳で洗礼を受けるって事はその歳になるまでには人族の元で暮らしている事になります。つまりあなた達2人は魔王の座を捨てて人して生きる道を選んだと解釈する事も出来ませんか?」
『『!?』』
「それとこの際ですから、火水風土の魔王領を統一しちゃいましょう。そして魔王を4人用意するのではなく1人にするのです。そうすれば確実にあと1人の魔王はこの世界では無く別世界の魔王になる」
『『!?!?』』
「その代わり側近の皆さんには、かなり協力して頂かないとなりません。新しく召喚される魔王に勇者が先代魔王夫婦の娘だと知られない事と最終的にこの世界から別の世界に行く事となるのを気付かせない事を守って頂く必要があります」
『火・水・風・土の側近の者を誰でもいい!何人か呼んできてくれ!』
その後、それぞれの魔王の側近の地位に有った者が大急ぎで集められ正式に魔王領の統一と統一魔王の召喚が決まった。ジークとエダはその場で魔王の座を降りる事を宣言し世話をしてくれた魔族の方々にこれまでのお礼と謝罪を伝えたが逆にこれからの2人の未来への祝福で送り出される事となった。
「そういえば、2人の娘さんの名前をまだ伺ってなかったのですが名前はもう決まっているのですか?」
『ああ、この娘の名前はな』
『ウルスラと名付けたわ』
「ウルスラか良い名ですね」
(ジーク様、エダ様!し、神託に新たに1文が追加されました!!)
『『こんな事は今までありえ無かった、急いで詠むのだ!』』
(は、はい!【この娘は10の歳の洗礼で勇者の力を認められ、その後16の歳で2人の魔王が世界から居なくなりこの世界は救われる】【その16の誕生日に娘は片方の魔王の妻となり勇者の道からも解放される】以上です!)
「・・・・・・・・・・・・」×部屋に居る全員
『我が娘ウルスラは16でどちらかの魔王に嫁ぐのか・・・産まれたばかりなのに父親としては複雑な心境だな』
『ちょっと待ってよ!これじゃあ、ウルスラのお嫁入りの予言になっちゃったじゃない!?』
結局、2人は人族の国に移り住む事を選んだ。そして、後日2人の元に精霊を通じて統一魔王が召喚されたと連絡が入る。その魔王はジークと似ている奥手そうだが真面目な男性で(ザンニクス)との名前だそうである。
こうして、結婚式を挙げた直後に呼び出され披露宴すら出来なかったはた迷惑な魔王領での騒動はたった数日で終結した。
そうして、ウルスラの負担にならない様にセシルに馬車を出してもらうと自分達3人夫婦、鞍馬・御影夫婦にジーク・エダ・ウルスラ一家を乗せ初鹿野首都の大菩薩へ向け未来の勇者のお披露目を兼ねた披露宴を再度行う為に馬車を進ませたのだった。
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