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16.から騒ぎ。REY MOMO
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16.
翌朝。
一つのベッドに裸でシーツだけに包まれて寝ている二人。
リエはアレクの腕枕で寄り添って寝ている。
窓から差し込む朝の日差しとアレクの軽いイビキで、先にリエが目を覚ます。
「んん~んっ?」
目を覚ましたリエ。
自分が寝ていた場所が裸のアレクの腕の中で自分自身も裸である事にギョッと気付き、裸同士でアレクと体を密着させて寝ている事に驚き、リエが左手を無意識に動かすと当然ながらアレクの体を掌で触れていることに改めて驚く。
リエは、昨日のアレクとの熱い熱い夜を思い出してしまい、恥ずかしさからカァ~と顔が真っ赤になり
「やだっ」
とシーツを顔から被りアレクの厚い胸にくっついてしまう。
リエの体の動きでアレクも目を覚まし
「ああ、リエさんおはようございます」
「・・・・・・」
恥ずかしさからシーツで顔を隠してるリエ、何も言えない。
「リエさん?顔を見せて下さい」
アレクは被ってるシーツを優しくめくり隠れてたリエを見つけ出す。
「おはよう・・ございます」
リエは恥ずかしそう。
「どうしたんですか?」
シーツの中のリエさんはやっぱり小動物みたいだなと思うアレクだった。
「起きて、朝食にしましょうか?」
「うん」
—————————————————————
2035年になってもスラブ民族は大好きなブランドなのだろう、アレクはアディダスのTシャツと3本ラインジャージを着ながらベーコンエッグを作っている。
「リエさん、もうちょっとで焼けますからね」
「はい」
アレクの大きなワイシャツをパジャマ代わりに着ながらコーヒーを啜っているリエは、あ~幸せだな~と実感している。
朝食風景の二人。
「アレクさん、ベーコン美味しいですよ。はい、アーン」
アレクにベーコンを食べさせるリエ。
「美味しいですね、リエさん」
キスする二人。
この後、何回もキスしながら甘い朝食が続いていく。
朝食が終わり、アレクはコーヒーを飲みながらリエにかしこまって
「リエさんに僕から二つ提案というかプレゼントします。リエさんが、歌手を目指してる件、オーディションだけでは歌の技術が上がらないです。なのでリエさん、ライブしましょう」
「?」
「健吉さんに高円寺のライブハウスを手配してもらってます。リエさんは初めてなので単独ライブショーは重すぎると思いまして、対バン形式、4組の出演者の3番目で持ち時間は30分。歌数にして5、6曲を歌ってもらいます。開催日時は1か月後。リエさんはそれに向けて一生懸命練習して下さい。音楽スタジオと音楽面に関する諸々は健吉さんに高円寺で確保してもらってます」
「ええ!アレクさん、ライブハウスで歌うんですか!練習って言っても、仕事も母の看病もありますし」
「それと、リエさんのお母さんの病気の件です。お母さんの病気全快の為の対策プロジェクトを菱菱商事に組んでもらい、最新の機器が揃った病院に移るなり、世界レベルで腕のいい医者をつけようと思います。」
「母の病気の事ですか」
「はい、失礼なのは百も承知ですが、お母さんの病気内容は勝手に調べさせてもらいました。お母さんのプロジェクトはライブハウスと違いリエさんのサインがないと始まらないので、サインお願いします。あと、音楽の件とお母さんの件は全額ボクがお金を出すので安心して下さい」
「アレクさん、そんなのダメですよ。私のプライベートの事でアレクさんに負担をかけるのはよくないです。お節介すぎます」
「お節介なのは判ってます。僕は一切負担になってませんから任せてください。それに僕は大好きなリエさんの頑張る笑顔が見たいだけなんです。その為なら幾らでも汗をかきますよ。リエさん、サインください。サインくれっ」
サインの動作をするアレク。
「わかりました。母と音楽の件はお願いします」
リエはアレクにキスする
「仕事も当然頑張るのは当然ですが、歌は短期間ですが死ぬほど練習して下さい。聞いたらびっくりするようなプロデューサーを健吉さんがつけてくれたらしいです。健吉さん、古着だけでなく音楽関係も知り合い多いみたいですから」
アレクからのリエへのプレゼントが終わると、タイミングよく玄関のチャイムが鳴る。
「沖田か、健吉さんか、はたまた若山さんか」
と言いながら玄関を開けるアレク。
「おっはー」
予想していた沖田、健吉、若山に加えてトオルの4人が玄関前で待っていた。
「どうしたんですか4人も顔を揃えて」
リエの家のリビングに入る4人。
「アレク君とリエちゃんに伝える事がいっぱいあるから、まとめて行っちゃおうと思ってね」
「オハヨウッス、アレク兄貴」
「オオ、トオル君」
「兄貴が狙撃された事、ウチのボスに聞いて居ても立ってもいられなかったんで、公安の沖田さんに相談してここのマンションの管理人室とボスの家で、俺と仲間でアレクさんの警護する事にしたんですよ」
「トオル君、そんな無理しなくていいから」
「アレク、トオル君にはできる範囲でいいからって言ってるから、気持ちは受け取ってやれ」
「沖田・・・」
「次は俺、健吉からリエさんへの話です。アレクさんからライブハウスと音楽スタジオの話は聞いてますね」
「はい」
「リエさんには、1ヶ月後にライブハウスREY MOMOで歌ってもらいます」
「レイモモですか?あそこ有名な人ばかりが出るところですよ」
「そうです。それとリエさんの公園で歌ったSNS動画を知り合いの音楽関係に見せたら助太刀してくれましてね。リエさんなら知ってるかもしれませんが、H@RUKAさん知ってます?ボイストレーナーと音楽プロデューサーやってる人です」
健吉が音楽プロデューサーH@RUKAのスマホ画像を見せる。
「きゃーっ!H@RUKAさん知ってますー。ヒット曲連発のスーパープロデューサーですよ。私がレッスンしてもらえるんですか」
リエが狂喜乱舞する。
「リエさん落ち着いて」
リエを宥めるアレク。
「そうです、見込みがあるからしてもらえるんです。彼女のレッスンは死ぬより厳しい地獄ですから。覚悟して下さい」
「はい、がんばります」気合いを入れるリエだった。
「でも健さん、あなたがどうしてそんな凄い人と知り合いなの」
健吉の膝に手を置いて質問する若山。
「健さん?」
若山と健吉の距離の近さをを見てピリつく沖田。
その沖田を見てニヤつくアレク。
「歌子さん、H@RUKAはね俺の地元の高円寺第一中学からの後輩で、ウチの店の初期からの常連客で、妹分みたいなもんなんですよ。多少の無理は効きますよ」
「報酬は僕からH@RUKAさんに十分な額をお礼します」
「アレクは金は持ってるからな。ヨッ、石油王!」
沖田がアレクを茶化す。
「沖田、うるさいぞ」
沖田に言い返すアレク。
「アレク兄貴と沖田さん、兄弟喧嘩みたいですね」
「ハハハハハハハハハハ」
一同が笑っている。
若山が正座して話す
「そうだ、それと最後の件なんですけど、ワタシ若山はこちらの健吉さんと結婚を前提にお付き合いする事にしたから、よろしく」
リエにVサインする。
「へへ」
若山の隣で同じく正座して照れる健吉。
「えーっ」
突然の発表に驚く一同。
「若山さん、知り合ってから早すぎですー」
驚くリエ。
「だから私も健吉さんの家に近々引っ越すから」
「トオル、最初に言ってたアレクさん警護で俺の家に泊まる話はなしだ。管理人室とここの隣、公安沖田さんの部屋で止めてもらえ。トオル、勘弁な」
両手を合わせてトオルに謝る健吉
「ボスー」
戸惑うトオル。
「沖田、どうしたんだ」
アレクが声をかけるが、沖田の顔に精気がない。
気に入ってた若山に振られる形になった沖田は元気が出ない。
「仕事で部屋に戻ります~」
力なくリエの部屋を出て行く沖田を玄関まで見送るアレク。
「落ち込むなよ」
アレクは沖田の落ち込んでる姿を見てニコニコしてしまう。
翌朝。
一つのベッドに裸でシーツだけに包まれて寝ている二人。
リエはアレクの腕枕で寄り添って寝ている。
窓から差し込む朝の日差しとアレクの軽いイビキで、先にリエが目を覚ます。
「んん~んっ?」
目を覚ましたリエ。
自分が寝ていた場所が裸のアレクの腕の中で自分自身も裸である事にギョッと気付き、裸同士でアレクと体を密着させて寝ている事に驚き、リエが左手を無意識に動かすと当然ながらアレクの体を掌で触れていることに改めて驚く。
リエは、昨日のアレクとの熱い熱い夜を思い出してしまい、恥ずかしさからカァ~と顔が真っ赤になり
「やだっ」
とシーツを顔から被りアレクの厚い胸にくっついてしまう。
リエの体の動きでアレクも目を覚まし
「ああ、リエさんおはようございます」
「・・・・・・」
恥ずかしさからシーツで顔を隠してるリエ、何も言えない。
「リエさん?顔を見せて下さい」
アレクは被ってるシーツを優しくめくり隠れてたリエを見つけ出す。
「おはよう・・ございます」
リエは恥ずかしそう。
「どうしたんですか?」
シーツの中のリエさんはやっぱり小動物みたいだなと思うアレクだった。
「起きて、朝食にしましょうか?」
「うん」
—————————————————————
2035年になってもスラブ民族は大好きなブランドなのだろう、アレクはアディダスのTシャツと3本ラインジャージを着ながらベーコンエッグを作っている。
「リエさん、もうちょっとで焼けますからね」
「はい」
アレクの大きなワイシャツをパジャマ代わりに着ながらコーヒーを啜っているリエは、あ~幸せだな~と実感している。
朝食風景の二人。
「アレクさん、ベーコン美味しいですよ。はい、アーン」
アレクにベーコンを食べさせるリエ。
「美味しいですね、リエさん」
キスする二人。
この後、何回もキスしながら甘い朝食が続いていく。
朝食が終わり、アレクはコーヒーを飲みながらリエにかしこまって
「リエさんに僕から二つ提案というかプレゼントします。リエさんが、歌手を目指してる件、オーディションだけでは歌の技術が上がらないです。なのでリエさん、ライブしましょう」
「?」
「健吉さんに高円寺のライブハウスを手配してもらってます。リエさんは初めてなので単独ライブショーは重すぎると思いまして、対バン形式、4組の出演者の3番目で持ち時間は30分。歌数にして5、6曲を歌ってもらいます。開催日時は1か月後。リエさんはそれに向けて一生懸命練習して下さい。音楽スタジオと音楽面に関する諸々は健吉さんに高円寺で確保してもらってます」
「ええ!アレクさん、ライブハウスで歌うんですか!練習って言っても、仕事も母の看病もありますし」
「それと、リエさんのお母さんの病気の件です。お母さんの病気全快の為の対策プロジェクトを菱菱商事に組んでもらい、最新の機器が揃った病院に移るなり、世界レベルで腕のいい医者をつけようと思います。」
「母の病気の事ですか」
「はい、失礼なのは百も承知ですが、お母さんの病気内容は勝手に調べさせてもらいました。お母さんのプロジェクトはライブハウスと違いリエさんのサインがないと始まらないので、サインお願いします。あと、音楽の件とお母さんの件は全額ボクがお金を出すので安心して下さい」
「アレクさん、そんなのダメですよ。私のプライベートの事でアレクさんに負担をかけるのはよくないです。お節介すぎます」
「お節介なのは判ってます。僕は一切負担になってませんから任せてください。それに僕は大好きなリエさんの頑張る笑顔が見たいだけなんです。その為なら幾らでも汗をかきますよ。リエさん、サインください。サインくれっ」
サインの動作をするアレク。
「わかりました。母と音楽の件はお願いします」
リエはアレクにキスする
「仕事も当然頑張るのは当然ですが、歌は短期間ですが死ぬほど練習して下さい。聞いたらびっくりするようなプロデューサーを健吉さんがつけてくれたらしいです。健吉さん、古着だけでなく音楽関係も知り合い多いみたいですから」
アレクからのリエへのプレゼントが終わると、タイミングよく玄関のチャイムが鳴る。
「沖田か、健吉さんか、はたまた若山さんか」
と言いながら玄関を開けるアレク。
「おっはー」
予想していた沖田、健吉、若山に加えてトオルの4人が玄関前で待っていた。
「どうしたんですか4人も顔を揃えて」
リエの家のリビングに入る4人。
「アレク君とリエちゃんに伝える事がいっぱいあるから、まとめて行っちゃおうと思ってね」
「オハヨウッス、アレク兄貴」
「オオ、トオル君」
「兄貴が狙撃された事、ウチのボスに聞いて居ても立ってもいられなかったんで、公安の沖田さんに相談してここのマンションの管理人室とボスの家で、俺と仲間でアレクさんの警護する事にしたんですよ」
「トオル君、そんな無理しなくていいから」
「アレク、トオル君にはできる範囲でいいからって言ってるから、気持ちは受け取ってやれ」
「沖田・・・」
「次は俺、健吉からリエさんへの話です。アレクさんからライブハウスと音楽スタジオの話は聞いてますね」
「はい」
「リエさんには、1ヶ月後にライブハウスREY MOMOで歌ってもらいます」
「レイモモですか?あそこ有名な人ばかりが出るところですよ」
「そうです。それとリエさんの公園で歌ったSNS動画を知り合いの音楽関係に見せたら助太刀してくれましてね。リエさんなら知ってるかもしれませんが、H@RUKAさん知ってます?ボイストレーナーと音楽プロデューサーやってる人です」
健吉が音楽プロデューサーH@RUKAのスマホ画像を見せる。
「きゃーっ!H@RUKAさん知ってますー。ヒット曲連発のスーパープロデューサーですよ。私がレッスンしてもらえるんですか」
リエが狂喜乱舞する。
「リエさん落ち着いて」
リエを宥めるアレク。
「そうです、見込みがあるからしてもらえるんです。彼女のレッスンは死ぬより厳しい地獄ですから。覚悟して下さい」
「はい、がんばります」気合いを入れるリエだった。
「でも健さん、あなたがどうしてそんな凄い人と知り合いなの」
健吉の膝に手を置いて質問する若山。
「健さん?」
若山と健吉の距離の近さをを見てピリつく沖田。
その沖田を見てニヤつくアレク。
「歌子さん、H@RUKAはね俺の地元の高円寺第一中学からの後輩で、ウチの店の初期からの常連客で、妹分みたいなもんなんですよ。多少の無理は効きますよ」
「報酬は僕からH@RUKAさんに十分な額をお礼します」
「アレクは金は持ってるからな。ヨッ、石油王!」
沖田がアレクを茶化す。
「沖田、うるさいぞ」
沖田に言い返すアレク。
「アレク兄貴と沖田さん、兄弟喧嘩みたいですね」
「ハハハハハハハハハハ」
一同が笑っている。
若山が正座して話す
「そうだ、それと最後の件なんですけど、ワタシ若山はこちらの健吉さんと結婚を前提にお付き合いする事にしたから、よろしく」
リエにVサインする。
「へへ」
若山の隣で同じく正座して照れる健吉。
「えーっ」
突然の発表に驚く一同。
「若山さん、知り合ってから早すぎですー」
驚くリエ。
「だから私も健吉さんの家に近々引っ越すから」
「トオル、最初に言ってたアレクさん警護で俺の家に泊まる話はなしだ。管理人室とここの隣、公安沖田さんの部屋で止めてもらえ。トオル、勘弁な」
両手を合わせてトオルに謝る健吉
「ボスー」
戸惑うトオル。
「沖田、どうしたんだ」
アレクが声をかけるが、沖田の顔に精気がない。
気に入ってた若山に振られる形になった沖田は元気が出ない。
「仕事で部屋に戻ります~」
力なくリエの部屋を出て行く沖田を玄関まで見送るアレク。
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