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0.むかしむかし
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むかしむかし、世界には無数の神様が住んでいました。
神様たちは思い思いにそれぞれがそれぞれを崇める種族を作り、育て、飽きたら滅ぼしていました。
あるとき一柱の神様が、
「どの神の産子が最も優れているのだろう?。」
と言いました。
ある神は、
「私の産子は死んでも仕えてくれる。忠誠を捧げてくれる。」
と言いました。
ある神は、
「私の産子は約束を必ず守ってくれる。」
と言いました。
ある神は、
「私の産子は優しき者たちだ。」
と言いました。
ある神は、
「私の産子はよく考える者たちだ。」
と言いました。
そうやってすべての神々が己が生み出した種族の優れているところを披露していきます。
そうして、最後の神様は、
「私の産子は神を斃す者たちだ。」
と言いました。
それを聞いた初めの神様が笑って言いました。
「それは面白い、本当に斃せるのか試しに戦ってみよう。」
と。
「さあ、産子たる竜たちよ。我ら神を斃して見せよ!。」
そして、神様たちは最後の神様の産子である6匹の竜と戦いを始めました。
6匹の竜たちは、まず自らの創造主である最後の神と戦いました。
彼らの創造主たる神は、1匹の竜に右腕を、1匹の竜に左足を、1匹の竜に頭を、1匹の竜に右足を、1匹の竜に左腕を、そして最後の竜に体を食われて斃されました。
それを見たほかの神たちは慌てました。
最後の神の産子たる6匹の竜は本当に神を斃すことができたのです。
最初の神が6匹の竜たちに言いました。
「そなたらの力は大いに分かった。そなたらの神は斃れてしまったので、後はそなたらの好きに生きるがいい。」
すると、竜たちのうち、神の右腕を食べた白竜が言いました。
「我らは我らが神より神たちを斃して見せよと仰せつかりました。
今後も神を斃してお見せいたします。」
そうして、神々と竜たちの戦いが始まった。
神々と竜たちの戦いは熾烈を極め、いくつもの世界に渡って続き、とうとう最初の神を残して竜たちに斃されてしまいました。
しかし、最後に残った神、最初の神は世界のはじめの神。
彼の神は今の世界とは別の世界を創って言いました。
「お前たちの力はわかった。
ならば、最後の時までそなたらはその世界の底で待っているがよい。」
と。
そして、最初の神は世界に蓋をして竜たちを閉じ込めました。
こうして世界は竜たちが封じられた世界となったのでした。
(竜神の眷属の神話より)
神様たちは思い思いにそれぞれがそれぞれを崇める種族を作り、育て、飽きたら滅ぼしていました。
あるとき一柱の神様が、
「どの神の産子が最も優れているのだろう?。」
と言いました。
ある神は、
「私の産子は死んでも仕えてくれる。忠誠を捧げてくれる。」
と言いました。
ある神は、
「私の産子は約束を必ず守ってくれる。」
と言いました。
ある神は、
「私の産子は優しき者たちだ。」
と言いました。
ある神は、
「私の産子はよく考える者たちだ。」
と言いました。
そうやってすべての神々が己が生み出した種族の優れているところを披露していきます。
そうして、最後の神様は、
「私の産子は神を斃す者たちだ。」
と言いました。
それを聞いた初めの神様が笑って言いました。
「それは面白い、本当に斃せるのか試しに戦ってみよう。」
と。
「さあ、産子たる竜たちよ。我ら神を斃して見せよ!。」
そして、神様たちは最後の神様の産子である6匹の竜と戦いを始めました。
6匹の竜たちは、まず自らの創造主である最後の神と戦いました。
彼らの創造主たる神は、1匹の竜に右腕を、1匹の竜に左足を、1匹の竜に頭を、1匹の竜に右足を、1匹の竜に左腕を、そして最後の竜に体を食われて斃されました。
それを見たほかの神たちは慌てました。
最後の神の産子たる6匹の竜は本当に神を斃すことができたのです。
最初の神が6匹の竜たちに言いました。
「そなたらの力は大いに分かった。そなたらの神は斃れてしまったので、後はそなたらの好きに生きるがいい。」
すると、竜たちのうち、神の右腕を食べた白竜が言いました。
「我らは我らが神より神たちを斃して見せよと仰せつかりました。
今後も神を斃してお見せいたします。」
そうして、神々と竜たちの戦いが始まった。
神々と竜たちの戦いは熾烈を極め、いくつもの世界に渡って続き、とうとう最初の神を残して竜たちに斃されてしまいました。
しかし、最後に残った神、最初の神は世界のはじめの神。
彼の神は今の世界とは別の世界を創って言いました。
「お前たちの力はわかった。
ならば、最後の時までそなたらはその世界の底で待っているがよい。」
と。
そして、最初の神は世界に蓋をして竜たちを閉じ込めました。
こうして世界は竜たちが封じられた世界となったのでした。
(竜神の眷属の神話より)
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