叢説竜神世界噺

三郎吉央

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1.クレイストン家の没落

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竜神の眷属、竜属と呼ばれる種族の都、その都にある館の一室、数人の男女が話し合っていた。

部屋の奥の一段高くなっている場所には、白地に金糸銀糸で刺繍が施された豪奢な衣服を纏った老年の男性が金銀で飾られた椅子に座っている。

男性の頭には装飾は少ないが精緻な紋様が刻まれた金色の略冠が輝いている。

男性は渋い顔、不機嫌そうな顔をして、目前の一段低い場所に跪いている二人の人物を見ている。

老年の男性の髪はシルバーブロンド、というより大分白髪が混じっており元の毛色はわからない。

だが、よく手入れされて固められた髪型が少しほぐれており、少し疲れたような印象も受ける。

そんな男性が少し怒ったような、責めるような眼差しで目前に跪いた人物達を見下ろしているのだ。

一人は男性、一人は女性。

茶色よりもやや赤色の髪の大人の男性と、若いというよりまだ幼さの残るまだ十代になったばかりくらいの明るい金髪の少女である。

二人とも豪華な貴族の正装をしている。
男性の方は跪いて暗い表情、というより追い詰められた逃亡者のような表情をしており、頭はうつむき加減で目の焦点が定まらないような様子で体が小刻みに震えている。

少女の方も暗い感じの表情で跪いているが、どちらかというと諦めたような様子で目を閉じている。

部屋には椅子に座っている老年の男性と跪いている男女の他にも警備の者を含めて数人の人物がいるが、他の人物達は『黙って立っていることが役目である』とでも言うように無感情な表情で二人を見ているのみだ。

「さて、ナスタルよ。此度の次第、そなたはどのように仕置きし、事を進めるつもりなのだ?そのように黙っておっては分からぬよな?。」

ナスタルと呼ばれた男性はかけられた言葉にビクリと身体を震わせ、一瞬顔を上げかけて再びうつむき、目を左右に泳がせる。

問いかけられた男性の名はナスタル・ネスタ・クレイストン。

側に控えている少女、次期クレイストン伯爵メリサーナ・クレイストンの父親にして伯爵家当主代理、その身は男爵位の貴族である。

ナスタルのその様子を見た老年の男性はため息をつく。

「そなたより申し開きが無ければ、余も彼の者らの要望を聞き入れるしか有るまい?……。
先ほど申したようにウィマールをはじめとする幾人かの商人より、そなたの財産について誠に懸念すべき陳情が有った。
またそれに加えて、彼の者達からはユグレスの君主として、余にそなたの後見と成って欲しい旨の要望も受けておる。
これは由々しき事態よな?」

老年の男性が言葉を発するごとに名を呼ばれたナスタルの顔色が青くなっていく。

そして、『由々しき事態』と言われたときには最早死人もかくやと言わんばかりに真っ青になっていた。

壇上の人物はダルディオス禅譲皇。

先のエストリア白竜皇国の竜皇にして、現在は竜皇位を退位し、禅譲皇と呼ばれている貴顕であり、現在のユグレス地方を領地として治めているユグレス領の君主である。

「お、恐れながらっ、ダルディオス陛下、しょっ、商人どもの、言い分は、その、まだ、約束の期限も、その……。」

「そなた、金を借りた商人達と返済の期限を決めて居なかったらしいな。
『当面』といって借りておったということであったが、間違いないか?。」

その問いかけにナスタルの表情が明るくなる。

「そ、その通りでございます!
商人達は『当面の間』、用立ててくれると約束したのでございます!
それなのに、商人達は急にすぐ返せなどと言い出した次第でございます。
メリアが元服するまでの『当面の間』の用立てを頼んだというのに『直ぐ』に返済せよなどと、無茶なことを言っております訳でありまして……。」

始めは勢いよく話し始めたが、ダルディオスの表情を見てナスタルの声は次第に小さくなっていく。

 代わってダルディオス禅譲皇は渋面で眉根に深いシワを刻むと、呆れたように溜息をついた。

「メリアの元服までと言うたか……。それはいつのことぞ?メリサーナよ。いくつになった?。」

ダルディオスはナスタルの側に跪いている少女、メリサーナ・クレイストンに語りかけた。

「今年で8廻年(96年)と5歳に相成りました。 しかし、元服するまではまだ3廻年(36年)と7年ほどございます。」

少女は、厳しい表情を崩さずにダルディオスの問いに答えた。

彼等、『竜神の眷属』と言われる種族は長い寿命を持っている。

おそらく、少女はダルディオスが何を言わんとしているのか気づいているのだろう。

「そうか、8廻年と5歳か。時刻の経つのは早いものであるな。本当に大きくなったのう。」

ダルディオスはそう言って愛しきものを見るように目を細めた。

ダルディオスにとって、メリサーナは今は亡き友、前宰相サーレーナ・クレイストン伯爵の孫娘であり、とても期待し目をかけていた娘だったのだ。

しかしすぐにまた元の不機嫌な表情に戻る。

「元服まではあと3廻年(36年)と7年か……。侍従長、人属の寿命はいかほどか?。」

ダルディオスは傍らに控えていた侍従長に尋ねる。

「は、およそ10廻年……いえ、人属は我ら竜属とは数え方が違いますれば……彼らの10廻年は竜属の8廻年と4年ですので、最長でも9廻年ほどかと。」

傍らに控えている侍従長が表情を変えずに答える。

竜属は年齢を12進法で数えるが、人属は数を10進法で数える。

竜属は12年を一区切りとして『1廻年』と呼称し、成人する年齢を10廻年、人属の10進法で数えるところ144年と定めている。

「ふむ。人属の寿命、9廻年のうちの3廻年と7年か……長いな。
ナスタルよ。そなた、ウィマールたち人属の寿命を知っていて『あと3廻年余り待て』と言うておるのか?。人属の者たちは『人属の時間』で生きているのだぞ?」

その言葉にナスタルもやっとダルディオスの言わんとしていることを理解したらしく、
「そ、それは、その……しかし、それは……。」
と、しどろもどろになってしまった。

「寿命が長い我ら竜属にとって3廻年と7年は長い時間ではないが、我らよりも寿命が遥かに短い人属にとって3廻年と7年は非常に長い年月よな?」

ダルディオスはナスタルを諭すように続ける。

「それに、そなたが金を借り始めてより1廻年以上が過ぎた。
にもかかわらず、いまだに追加で借入れを催促し続けておるそうだのう?」

「金というものは返す際には、礼金として借りた金額よりも多めの金額を返してやらねばならぬ。
それは必要な時に用立ててくれた者への礼儀であるし、貸した者の楽しみでもある。
その礼金は借りておる期間が長ければ長いほど多く渡してやらねばならぬ。」

ダルディオスはそういって一息つき、言葉を続ける。

「しかし、現在、そなたが借りた金は最早そなたの俸禄では賄えぬ額になっておる。
もはやそなたの義父である前クレイストン伯爵サーレーナ・クレイストンが領地の受領の準備、支度金として用意しておった金で支払わねばならぬだろう……。」

「しかし!?領地拝領のあかつきには領からの収入でいくらでも返済することができ……。」

とっさに反論しかけたナスタルの言葉が止まる。

壇上の椅子に腰かけたダルディオスにギロリと睨まれたのだ。

「ナスタル・ネスタ男爵。そなたは勘違いをしておる。領地とは財産でも借金の質草でも無いのだ。」

「領地とは責任である!」

「領地に住まう全ての民を生かし、その領地の力を活かす責任である!
そんなことも判らずに代官を行っておったのか!。」

始めは少しキツイ程度の言い方だった。
だが、後半は明らかに怒気をはらんだ叱責だった。

「ははーっ!思い違いをいたしておりましてございます!。」

ナスタルは両手を胸の前で交差させて最敬礼を行い、さらに可能な限りダルディオスに向かって頭を下げた。

その姿はまるで嵐の風に吹かれて穂を吹き流される麦の様であった。
領地の民や街を嵐や暴風から護る、背後の草木を守るドッシリとした大木のような存在であるべき、そんな領主たる者が在るべき威厳ある姿では無い。

その姿を見てダルディオスはナスタルの義父サーレーナ・クレイストンがナスタルのことを『器用な者だが主には成れぬ』と言っていたことを思い出していた。

ダルディオスとしては代官としての経験もあり、有能であれば娘のメリサーナが成人するまでの領主代行くらいこなせるだろうと考え、授領予定のミモーラ領の統治を預けたのだ。

予定では長年宰相を務めたサーレーナ・クレイストンの功によりクレイストン家はメリサーナの代で領地を与えられ、封領貴族、すなわち『諸侯』となるはずだった。

諸侯となる貴族は、封地を守るため領地軍を組織して領地の平和を維持する『諸侯の義務』を果たす必要がある。
そのため、領地拝領までに準備金として財産を蓄えておく必要がある。

それなのに、まさか預けられた領の経営そっち除けでパーティー等の社交に精を出し、あまつさえその為に借金を重ねるような愚かな行動を取るとは……。

ダルディオスとしてはナスタルを有能で統治能力があると思っていたが、その人となりを見誤ってしまったということだろう。

そういう意味では、他家の事とはいえ友である今は亡きサーレーナのクレイストン家をナスタルに任せきりにしたダルディオスにも負い目がある。

「ふう。」
ダルディオスはため息をつく。

すかさず傍らに控えていた侍従が飲み物を淹れた杯を持ってダルディオスの傍らに来ようとしたが、ダルディオスはそれを手を上げて制した。

侍従は軽い会釈をして元の位置へと戻る。
おそらく、ナスタルの有能さとはこういう有能さなのだろう。
そうダルディオスは一人で納得する。

こういう時、『友』と呼べたサーレーナであればどうするだろう?

いや、もしかしたらサーレーナも茶を差し出し、ダルディオスを落ち着かせるために無理にでも飲み物を勧めたかもしれない。
そうして、タイミングを見計らって良い解決策を提案してくれただろう。

もっとも、サーレーナがまだ生きていたならばこのような状況に成ってはいなかっただろう。
だが、誰よりも頼れる友であったサーレーナはもう居ないのだ。

「スゥー、フゥ。」

ダルディオスは深呼吸するように息を吸って軽く吐き、気分を落ち着かせると、
「ナスタル・ネスタ男爵、そなたにはセーシェルの代官を命じる。
彼の国境の地をしっかりと治め、その能力を示して見せよ。」

「そ、それは……。ハハッ!慎んで拝命いたしまする!。」

ダルディオスがそう言うとナスタルは一瞬悲壮感の籠った顔を上げたが、すぐに頭を下げた。

セーシェルは遥か西の果て、ユグレスの辺境の地である。

そしてダルディオスはメリサーナを見る。

「クレイストン伯爵公子メリサーナよ。」

「はい。」

メリサーナはダルディオスに向かって両手を胸の前で交差させ、頭を下げる。

ずっと俯き気味な姿勢だったが、一層頭を下げることで成人前の、まだ下ろしたままの金髪が顔にかかって表情が見えなくなる。

聡い少女である。

もしかしたら、ダルディオスの言い渡す沙汰については想像がついているのかもしれない。

願わくばその意味についても気づいてほしい。

いや、それはダルディオスの勝手な希望であろう。

これから言い渡すのは叱責の意味ではない。

そう思いつつも、ダルディオスは目の前に跪くその小さな身体、俯いて髪が流れたことで見えている、白くて細い首筋の主を見る。

ダルディオスは一瞬悲しそうに目を瞑り、しかし、目を開いた時には無表情な冷たい表情を作ると冷たい声色で言った。

「ミモーラの領主と成るにはそなたの力量は甚だ不足。
あまつさえ、王家に陳情されるなど、行状誠に不埒なり。」

「よって、そなたの貴族権を停止しユグレス竜王預かりとする。
また、家督の相続、封地綬領授爵についても延期、クレイストン伯爵家についても同じくユグレス竜王の管理下に置き、名跡を凍結することとする。」

ダルディオスのその言葉に部屋の誰もが驚いた顔をした。

ナスタルが放逐されメリアがユグレス竜王預りということは、ナスタルに代わってダルディオスが後見人となるということであり、借金についてもダルディオスが肩代わりするということではある。

だが、それよりも家督相続の延期、名跡の凍結ともなれば、早期の貴族としての復帰が出来ない。
加えて、貴族権を停止されると貴族としての立場や権利を奪われるということであり、それは平民に落とされる事と同義ということである。
ダルディオスが後見人となってくれるとしても、貴族家としてはほとんど取り潰しに近い措置なのだ。

「なっ!陛下!それだけは!それだけは何とぞご寛恕を!。」

ナスタルが悲痛な声をあげる。
彼にとっては入り婿に入った家であり仮の当主という身分だが、尊敬する上司、愛した女性、愛する娘の家でもある。

そもそも、借金の原因についても、良家とメリアの縁談をと考えて繰り返した社交が原因だったのだ。
それなのに、自分が放逐されるのはまだしもクレイストン家の名跡が凍結されるなんて……。

「あっ……!。」

しかし、ナスタルはダルディオスの無表情な顔を見た瞬間、押し黙った。

怖じ気づいたのか?

部屋の誰もがそう考えた。
だが、他の者とは違いナスタルは真正面からダルディオスの表情を見て、『何かお考えがあるのでは無いか』と考えたのだ。

借金が返せなくなったとはいえクレイストン家は彼の元で長年宰相を務め、ダルディオスから『友』と呼ばれたサーレーナ・クレイストンの家であり、ダルディオスはメリサーナも可愛がっていた。

それなのにダルディオスは今、無表情な様子で少々、というよりかなり厳しい措置を下した。
無理に感情を押し殺して冷徹を装ったようなダルディオスの様子に『何らかの別の思惑が有るのではないか?』と推測したのだ。
それは、ナスタルが長年かけて身に付けた忖度上手な官僚としての経験から来るカンのようなモノであった。

「ご下命……慎んで受諾させていただきます。陛下。
ご厚情賜り有難うございます。
良しなにお取り計らい頂けますようお願いいたします。」

そんなナスタルの様子など気にした様子もなく、メリサーナは頭を下げたまま右手を胸に当てたまま左手でスカートの端を摘まんで少し持ち上げ上意を拝命した。

こうして、前エストリア白竜皇ダルディオス皇の時代、宰相を長年勤めたサーレーナ・クレイストンの名跡、クレイストン伯爵家は没落した。
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