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「あ、あの、夕食の用意をしてもいいでしょうか?」
無言で章の母親と向き合っていた凪だったが、一日の勤務で疲れている章のために、せめて食事を作っておきたいと思い、母親に許可を取ろうとした。
「今日のメニューは何?」
母親が凪に不機嫌そうに訊いた。凪は予想外の質問に戸惑ったが、隠すこともないと思い素直に答える。
「鯖の味噌煮とハンバーグです」
母親はキッチンに入って凪が調理台に並べた食材を確認する。
「安いゴマサバね。ひき肉は合い挽きなの? 随分と白っぽいわね」
母親は見たこともない価格帯の食材に少し戸惑っていた。
「すいません。特売だったもので」
凪はひたすら謝った。確かにお金持ちに食べさせるようなものではない。
「三人前作ってくれるかしら。章が何を食べているのか気になるから」
凪は目を見開いて母親を見る。まさか食べるつもりとは思わなかった。しかし、拒否することもできず頷く。
「そんなに緊張しなくてもいいわよ。章がろくな食生活をしていなかったのは把握しているから。どんな食材だったとしても、手作りの食事がコンビニの弁当よりは体にいいのは理解しているわ。ただ、確かめたいだけよ。材料が足りなければ少しでいいの」
甲斐田家に相応しい行動ができないからと、章は頑なに親から現金を受け取ることを拒否していた。部屋の管理の名目でこのマンションに住まわすのが精一杯で、母親は生活に口出しできずにいた。章が普通に調理したものを食しているのならば、とてもありがたいことだと母親は思っている。
「わかりました。食材はいっぱいありますので大丈夫です」
小さめのゴマサバは五匹三百九十八円、合い挽き肉は一キログラム七百九十八円だった。明日の弁当は鯖の竜田揚げとビーマンの肉詰めにしようと思い、凪は大量に買い込んでいたので、三人分ぐらい作る食材には困らない。
母親の監視と言ってもいいような目線にさらされながら、凪は鯖をさばいていく。十八歳で一人暮らしを始めて五年間自炊をしていた。勤めたスーパーでは、研修のため鮮魚売り場も惣菜売り場も経験した。恥ずかしい手さばきではないはずだと凪は自らを鼓舞する。
まるで突然姑がやってきて戸惑う新妻みたいだと思うと、凪は少し余裕が出てきた。
母親に女だとバレていることも忘れて、章に美味しいものを食べてほしいと凪は一心に夕飯を作っている。
母親はそんな凪を見極めるように無言で見つめ続けていた。
「凪、ただいま!」
夕方五時きっかりに章が帰宅した。昼には凪が作った大きめの弁当を完食していたが、既にかなりの空腹である。凪の作る夕食に思いを馳せていた章は、広い玄関の端に上品な草履が置かれているのを見逃してしまった。
今日の夕飯は何か確かめるためにキッチンに入ろうとした章は、母親を見つけて目を見開きながら後ずさっていく。
「章、お帰りなさい。手を洗ってきて。少し早いけど御飯にしよう」
明らかに母親を恐れる動作をする章を見て、凪は章が強度の女性恐怖症であることを思い出した。そして、凪が少年だと嘘をついてここにいることも。
この幸せな生活は風前の灯火であることを凪はわかっている。しかし、食事だけは章に楽しく食べてほしいと思った。
たっぷりの温野菜と大きめのハンバーグは章の皿。ソースはとんかつソースとケチャップを混ぜ合わせて作った。鯖の味噌には白髪ねぎを散らす。小さめのハンバーグは母親と凪の皿。凪はそれらをテーブルに並べる。わかめの味噌汁と炊きたての御飯も用意した。
味噌と焼き立ての肉の香りが食欲を刺激して、母親から距離を取ろうとしていた章だったが、夕食の魅力には抗えるはずもなく、しかし、母親の近くに寄ることもできずにいた。
「俺はカウンターで食う」
少しでも母親と距離を取ろうと、自分の皿をカウンターテーブルに運んだ章は、そこでさっさと食べ始めた。
「うめー。凪のハンバーグは大好きだ。こっちは初めての料理だな。御飯に合っていて、これも美味い」
母親と凪の様子がおかしいので、何かあったかと不安になっている章だが、とりあえず夕飯を楽しむことにした。
なぜか章の母親と向かい合って夕食をするはめになった凪。この後のことを考えると胃が痛い。
一口味噌汁を口に含んだ母親は、しっかりとだしの効いている味に感心した。鯖の味噌煮も安いゴマサバのはずなのに味噌が引き立っていて上品な味だと感じた。ハンバーグも安い合いびき肉とは思えないほど、しっとりとして美味しい。
母親は今まで見たこともないほど幸せそうにハンバーグを食べている章を見て、涙を流しそうになるが、堪えながら食事を進めていた。
凪もまた幸せそうに食べている章を見ていた。この幸せを壊してしまうのが辛い。しかし、嘘はいつかバレてしまうことは覚悟していた。それが少し早まっただけだと、凪は必死に落ち着こうとしていた。
凪の食は進まない。半分も食べ終わらないうちに、章は完食してしまった。しばらくすると母親も食べ終わる。
「ごちそうさま。美味しかったわ」
「お粗末さまでした」
母親の礼に答える凪の声は震えている。章は不審に思い眉を上げた。
「凪に何か言ったのか?」
思いの外きつい章の物言いに、母親は気弱に首を振った。
「違うの。まさか章が女性と暮らしているとは思わなかったから、不審者と間違えてしまっただけ。章が納得しているのならば、私は何も言うことはないわ」
母親の言葉は章には信じられないものだった。
「凪は男だぞ」
「何を言っているのよ?」
母親も章の言葉が信じられない。確かに凪の髪は短いが、線は細いなりに丸みのある身体は女性のものだ。大きめのジャージを着ているが、見誤るはずはないと母親は疑問を口にする。
「だから、凪は男だ」
凪を見ながら章はそう言った。自分自身に言い聞かせているのかもしれない。
「章、ごめんなさい。私は女なの。章が誤解していたから嘘をついていた」
二人のやり取りがいたたまれず、凪は本当のことを告白した。
一瞬章の動きが止まり、すぐに椅子を倒しながら立ち上がりリビングの壁際まで走っていく。
凪を恐れるような章の動作に、凪は絶望していた。女の凪でも受け入れてくれるのではないかと少し期待していた。もうすぐ出会って三週間になる。それぐらいの信頼関係は築けたと思っていた。
章の恐怖がそんな生易しいものではなかったと、改めて凪は思い知る。
「本当にごめんなさい。私は章を傷付けた、許してください」
謝って許してもらえるのなら、何度でも謝ろうと凪は思う。しかし、壁際で震えるように立ち尽くしている章が許してくれるとは思えない。
「本当になんてことをしてくれたの。男だと嘘をついて暮らしていたなんて。章の症状が悪化したらどうするつもり。今すぐ出ていって!」
母親が怒鳴っている。凪は当然だと思った。
「今すぐリュックを取ってきます。そしたら出ていきますから」
女だとバレたら追い出されると覚悟していた凪は、荷物をリュックサックに纏めていつでも出ていけるようにしていた。
自分が悪いことは十分わかっている凪だったが、それでも涙を止められない。
あの章と出会った日に戻るだけだと凪は自分に言い聞かせる。しかし、幸せだった三週間の思い出は消すことはできない。
唇をかみしめて凪はリビングを去ろうとした。
「待ってくれ、凪、行くな」
弱々しく、悩みながらも章が凪を引き止める。凪は振り向いたが、章は俯いたまま顔を上げようとはしない。
「でも、章を騙していた女なのよ」
母親は早く二人を引き離そうと凪の背を押す。
「凪と二人きりで話がしたい」
そんな母親に章が言い放つ。母親も章の言葉を無視できず、心配しながらも出ていくことにした。
「凪さん、章に不用意に近づかないで。私は地下の駐車場にいるから、章の様子がおかしかったらすぐにここに電話してきて」
母親はメモ用紙に電話番号を書いて凪に押し付け、心配そうに章の方を見た後、リビングを出て玄関に向かった。
後には壁に背をつけて俯いてい立っている章と、嗚咽を堪えながら章を見ている凪だけが残された。
無言で章の母親と向き合っていた凪だったが、一日の勤務で疲れている章のために、せめて食事を作っておきたいと思い、母親に許可を取ろうとした。
「今日のメニューは何?」
母親が凪に不機嫌そうに訊いた。凪は予想外の質問に戸惑ったが、隠すこともないと思い素直に答える。
「鯖の味噌煮とハンバーグです」
母親はキッチンに入って凪が調理台に並べた食材を確認する。
「安いゴマサバね。ひき肉は合い挽きなの? 随分と白っぽいわね」
母親は見たこともない価格帯の食材に少し戸惑っていた。
「すいません。特売だったもので」
凪はひたすら謝った。確かにお金持ちに食べさせるようなものではない。
「三人前作ってくれるかしら。章が何を食べているのか気になるから」
凪は目を見開いて母親を見る。まさか食べるつもりとは思わなかった。しかし、拒否することもできず頷く。
「そんなに緊張しなくてもいいわよ。章がろくな食生活をしていなかったのは把握しているから。どんな食材だったとしても、手作りの食事がコンビニの弁当よりは体にいいのは理解しているわ。ただ、確かめたいだけよ。材料が足りなければ少しでいいの」
甲斐田家に相応しい行動ができないからと、章は頑なに親から現金を受け取ることを拒否していた。部屋の管理の名目でこのマンションに住まわすのが精一杯で、母親は生活に口出しできずにいた。章が普通に調理したものを食しているのならば、とてもありがたいことだと母親は思っている。
「わかりました。食材はいっぱいありますので大丈夫です」
小さめのゴマサバは五匹三百九十八円、合い挽き肉は一キログラム七百九十八円だった。明日の弁当は鯖の竜田揚げとビーマンの肉詰めにしようと思い、凪は大量に買い込んでいたので、三人分ぐらい作る食材には困らない。
母親の監視と言ってもいいような目線にさらされながら、凪は鯖をさばいていく。十八歳で一人暮らしを始めて五年間自炊をしていた。勤めたスーパーでは、研修のため鮮魚売り場も惣菜売り場も経験した。恥ずかしい手さばきではないはずだと凪は自らを鼓舞する。
まるで突然姑がやってきて戸惑う新妻みたいだと思うと、凪は少し余裕が出てきた。
母親に女だとバレていることも忘れて、章に美味しいものを食べてほしいと凪は一心に夕飯を作っている。
母親はそんな凪を見極めるように無言で見つめ続けていた。
「凪、ただいま!」
夕方五時きっかりに章が帰宅した。昼には凪が作った大きめの弁当を完食していたが、既にかなりの空腹である。凪の作る夕食に思いを馳せていた章は、広い玄関の端に上品な草履が置かれているのを見逃してしまった。
今日の夕飯は何か確かめるためにキッチンに入ろうとした章は、母親を見つけて目を見開きながら後ずさっていく。
「章、お帰りなさい。手を洗ってきて。少し早いけど御飯にしよう」
明らかに母親を恐れる動作をする章を見て、凪は章が強度の女性恐怖症であることを思い出した。そして、凪が少年だと嘘をついてここにいることも。
この幸せな生活は風前の灯火であることを凪はわかっている。しかし、食事だけは章に楽しく食べてほしいと思った。
たっぷりの温野菜と大きめのハンバーグは章の皿。ソースはとんかつソースとケチャップを混ぜ合わせて作った。鯖の味噌には白髪ねぎを散らす。小さめのハンバーグは母親と凪の皿。凪はそれらをテーブルに並べる。わかめの味噌汁と炊きたての御飯も用意した。
味噌と焼き立ての肉の香りが食欲を刺激して、母親から距離を取ろうとしていた章だったが、夕食の魅力には抗えるはずもなく、しかし、母親の近くに寄ることもできずにいた。
「俺はカウンターで食う」
少しでも母親と距離を取ろうと、自分の皿をカウンターテーブルに運んだ章は、そこでさっさと食べ始めた。
「うめー。凪のハンバーグは大好きだ。こっちは初めての料理だな。御飯に合っていて、これも美味い」
母親と凪の様子がおかしいので、何かあったかと不安になっている章だが、とりあえず夕飯を楽しむことにした。
なぜか章の母親と向かい合って夕食をするはめになった凪。この後のことを考えると胃が痛い。
一口味噌汁を口に含んだ母親は、しっかりとだしの効いている味に感心した。鯖の味噌煮も安いゴマサバのはずなのに味噌が引き立っていて上品な味だと感じた。ハンバーグも安い合いびき肉とは思えないほど、しっとりとして美味しい。
母親は今まで見たこともないほど幸せそうにハンバーグを食べている章を見て、涙を流しそうになるが、堪えながら食事を進めていた。
凪もまた幸せそうに食べている章を見ていた。この幸せを壊してしまうのが辛い。しかし、嘘はいつかバレてしまうことは覚悟していた。それが少し早まっただけだと、凪は必死に落ち着こうとしていた。
凪の食は進まない。半分も食べ終わらないうちに、章は完食してしまった。しばらくすると母親も食べ終わる。
「ごちそうさま。美味しかったわ」
「お粗末さまでした」
母親の礼に答える凪の声は震えている。章は不審に思い眉を上げた。
「凪に何か言ったのか?」
思いの外きつい章の物言いに、母親は気弱に首を振った。
「違うの。まさか章が女性と暮らしているとは思わなかったから、不審者と間違えてしまっただけ。章が納得しているのならば、私は何も言うことはないわ」
母親の言葉は章には信じられないものだった。
「凪は男だぞ」
「何を言っているのよ?」
母親も章の言葉が信じられない。確かに凪の髪は短いが、線は細いなりに丸みのある身体は女性のものだ。大きめのジャージを着ているが、見誤るはずはないと母親は疑問を口にする。
「だから、凪は男だ」
凪を見ながら章はそう言った。自分自身に言い聞かせているのかもしれない。
「章、ごめんなさい。私は女なの。章が誤解していたから嘘をついていた」
二人のやり取りがいたたまれず、凪は本当のことを告白した。
一瞬章の動きが止まり、すぐに椅子を倒しながら立ち上がりリビングの壁際まで走っていく。
凪を恐れるような章の動作に、凪は絶望していた。女の凪でも受け入れてくれるのではないかと少し期待していた。もうすぐ出会って三週間になる。それぐらいの信頼関係は築けたと思っていた。
章の恐怖がそんな生易しいものではなかったと、改めて凪は思い知る。
「本当にごめんなさい。私は章を傷付けた、許してください」
謝って許してもらえるのなら、何度でも謝ろうと凪は思う。しかし、壁際で震えるように立ち尽くしている章が許してくれるとは思えない。
「本当になんてことをしてくれたの。男だと嘘をついて暮らしていたなんて。章の症状が悪化したらどうするつもり。今すぐ出ていって!」
母親が怒鳴っている。凪は当然だと思った。
「今すぐリュックを取ってきます。そしたら出ていきますから」
女だとバレたら追い出されると覚悟していた凪は、荷物をリュックサックに纏めていつでも出ていけるようにしていた。
自分が悪いことは十分わかっている凪だったが、それでも涙を止められない。
あの章と出会った日に戻るだけだと凪は自分に言い聞かせる。しかし、幸せだった三週間の思い出は消すことはできない。
唇をかみしめて凪はリビングを去ろうとした。
「待ってくれ、凪、行くな」
弱々しく、悩みながらも章が凪を引き止める。凪は振り向いたが、章は俯いたまま顔を上げようとはしない。
「でも、章を騙していた女なのよ」
母親は早く二人を引き離そうと凪の背を押す。
「凪と二人きりで話がしたい」
そんな母親に章が言い放つ。母親も章の言葉を無視できず、心配しながらも出ていくことにした。
「凪さん、章に不用意に近づかないで。私は地下の駐車場にいるから、章の様子がおかしかったらすぐにここに電話してきて」
母親はメモ用紙に電話番号を書いて凪に押し付け、心配そうに章の方を見た後、リビングを出て玄関に向かった。
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