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野ざるを檻にいれてはいけません!(1)
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小学校四年生までは、ほぼ野ざるだったKちゃんでも、家庭の中では手のかからない、わりと親の言うことには従う部類の子供だった。といっても、野ざるなのでいい子とは言えない部分も多々あった。習い事の一つを発表会が大嫌いでやめたり、大人の話に口を突っ込んだり…おかんにはそれがどうしても許せないことだったらしく、後々まで、Kちゃんの選択を方向修正しまくることになる。
おかんが過干渉になったきっかけって、やっぱり、アレよね。
「うん、学級崩壊といじめね」
Kちゃん的には、わけわからんって感じだったのよね。
「そう。まず、先生が生徒に泣かされて授業放棄状態だったし、暴れるクラスメイトの行動原理がまったくわからなくって…物を壊すとか、暴れまわるとか、授業妨害とかあって、こいつらな~んでそんなにイラついてんだ?みたいな感じはあったんだけど、先生の態度も、大人としてそれどうなの?的な感じでさ。最初は、まあそのうち落ち着くだろうぐらいにしか思ってないと言うか、いつも通り、マイペースな日常だったね。野ざるだけに」
丁度、婆様が入院してたんだよね。
「ああ、そうだね。だから、音くん連れて病院にいくことがわりとあって、放課後友達と遊ぶ時間は若干減ってた気がする。まあ、病院にいる婆様に会いに行くのは全然苦じゃないし、はやく元気にならないかなくらいにしかおもってなかったな」
爺様は、亡くなるのが急だったもんね。
「クリスマスごろに救急車が来て、そのまま数日しないうちだったかな?自分もまだ人が死ぬってことがよくわかってなくて、通夜とか葬式のこととかほとんど記憶にないんだよなぁ。婆様のときは、通夜の時のことは覚えてないけど、葬式で涙が止まらなかったのは、覚えてる」
で、学校行ったら、担任じゃなくて他のクラスの先生が授業やってたり、なんかクラスでゲーム大会みたいのがあって、葬式で休んでたからKちゃんが当然不参加なのはみんな知ってるはずなんだよね。なのに、みんなして、そのゲーム楽しかったよみたいな報告してきたわね。
「うん。その前に、お前らのやらかしたことをまるで無かったことみたい普通にもどってるってなんだよ?って感じで…自分なんかいらないんだ!ってパニックになって布団の中でギャン泣きしたのが、その前なのか、後なのか記憶は曖昧なんだけど。まあ、とりあえず、おかんの過干渉は、それきっかけかなと…」
そうね。あのとき、おかんが言った言葉って<あなたが一番大事!一番かわいいのよ!>って、泣きながらぎゅってしたのよね。
「そう、だから落ち着いたってのもあるけど、その後がな(苦笑)」
後々、呪いに変わったのよね。
「あれは、仕方ないといえば、仕方ないんだけど」
そういえば、Kちゃんはいじめっ子でも、いじめられっ子でも、傍観者でもないという立場だったわね。
「いや、今にして思えば、めちゃめちゃ鈍いw」
そこらへんは、今も昔もって感じじゃない?
「いい意味でマイペース。悪い意味で鈍感。ま、よく先生とか教育委員会とかがいじめに気がつきませんでしたっていうアレもわからなくはないんだが、そこは子供同士の関係とは違うし、経験だって違うんだから、大人として気づけよってツッコミたいときもある。ただ、当時のいじめって今と違って徹底的に隠す傾向が強かった気はするな。今は今で、担任が加担するとか、もっとあり得ねぇってことも起きてるけどさ。あんときは、いじめられてた子の親が殴り込んできたからなぁ。主犯格捕まえて、ベランダに引っ張り出して、ものすごい勢いで怒鳴り上げてたもんな。ただ、その後なのか、前なのか曖昧なんだけど、教室に女の子三人だけ残されてさ、なんだろうねって話してたんだけど、わかってないのは自分だけでした!みたいなことが…」
男子は全員、女子はKちゃんといじめられてた子二人以外が、職員室の前の廊下に呼び出されてたんだよね。
「男子が全員だったかは、覚えがないけど…教室に残されたのは覚えてる。で、いじめられてた二人のうちの仲良しさんがクラスが荒れ始めたくらいに、男子いじめっ子主犯者某が水風船に色水いれて、何かの死骸をその仲良しさんの背中にぶち込んで潰したから、<何やってんだてめぇ!>って怒鳴ったのも覚えてる」
たぶん、そのときの逆恨みだったんだろうね。
「かもね。教室に男子が戻ってきて<お前、校長室に来いってさ>って言われて、なんだろう?って行ったら、部屋に入るなり、校長から頭ごなしに<お前も、やったんだろうが!>って怒鳴られて、はぁ?何を?って周り見たら女子が怯え切った顔で泣いてんだよ。で、校長にはなんかこっちの反応が反省してない感じに映ったんだろうな。怒鳴ってんだよ。内容覚えてないけど。ただ、泣きじゃくる女子の中から声が上がってさ、<Kちゃんは違います!やってません!>って必死に訴えてくれた子がいて、校長が<お前、なんで呼ばれたかわかってるのか?>って恫喝するから、正直にわかりませんと答えたら、別の先生に部屋出されて教室に戻ったんだよ。で、<男子主犯者某がお前もいじめてたって言ったんだ>って申し訳なさそうに教えてくれた子がいてさ。ああ、そうってなんかまだよくわかってなかった」
その後、クラス会議みたいなのがあったわよね。放課後、人気のない階段の踊り場でクラスの女子が一人の女の子をいじめてました。仲良しちゃんは男子にいじめられてました。反省しましょうみたいな。
「うん、その時もまだ、なんじゃそりゃ?みたいな呆れるって言うか、よくわからんっていうか…そんな感じだったな」
校長から詫びはなかったね。
「なかったね。その頃から、じわっと人間不信になった気はする。あと、集団恐怖みたいなのも芽生えて、後々、人混みがものすごく苦しいって感覚とか、常に見張られてるっていう感覚がぶわって拡張しやがったw」
うつ病発症までのカウントダウンみたいなね。
「そう!まあ、時代的に子供たちが荒れてる空気があったな。<積み木崩し>とか<金八先生>とか始まった時代だし。特殊な話ではないけどさ」
中学の時は、まだ症状らしいものは出てなかったわよね。
「自覚症状はなかったなぁ。ただ、部活選びで運動部にはいるか文化部に入るかで、悩んだからおかんに話したら<長子と同じなのはよくないわ。それにKちゃんは運動部の方が合うと思うわよ>って言われて…」
流されましたね。
「うん。誘ってくれたのが近所のほんわかした長子の幼馴染で仲良かったお姉さんだったし、心のどっかで<お前と長子は違うんだ!>っておやじに怒鳴られたことが引っかかってたのかもしれんけど。その選択について、今はそんなに悪いとは思ってないな。後々、うつ病治療にも役に立ったしw」
そうなるまでは、ずっと後悔してたよね。
「そう、自分で決めればよかったって(苦笑)高校受験も大学受験も、おかんの言葉に流されまくったから、どん底のときは、自分で決めなかったことを後悔したし、自責とおかんへの恨みで潰れてた」
完全におかんの制御下に堕ちたのって、高校受験の失敗だよね。
「あれは、きつかったなぁ。おかんが希望してた高校に長子が落ちて、あいつもなんか言われたらしいけど、知るかよってスル―したらしいし、こっちは過度な期待に応えようとして、でも、自分で無理だなってわかってて、合否発表のとき、やっぱりなって思ったけど滑り止めに受けてた学校には行けるんだから大丈夫だって気持ちを切り替えたところで…」
<情けない!>って号泣爆弾投下されました。
「そう、だからそこで完全に自信崩壊。長子のごとくスル―とか無理でした。おかげで、高校時代、長子が進学クラスで、こっちは新設された普通科と進学クラスのあいの子で、まあ、目指せ短大!みたいなクラスだったから、頭の中で<お前は馬鹿なんだから、勉強に集中しろ!>みたいな感情が常に付きまとうと言う感じだで…余裕なかったなぁ」
そうね。友達に誘われて何度かカラオケ行ったけど、罪悪感半端なかったもんね。
「勉強できないやつが遊んではいけない的な自己縛り」
というか、おかんという看守つきの檻いれられましたって感じでしょ。
「感じかな。結局、大学受験の時期になったら体おかしくなったけど、誰にも相談できないまま、やっぱり受験に失敗するし、本命は経済的理由から受けられず、島流しのように学校の歴史は立派だけどそれは薬学部だけねっていう大学に進学して歴史の浅い中途半端な底辺学部で寮生活一年やりましたよ」
耐えきれずに、勝手にボロアパート入居を決めて、保証人の書類を実家に送りつけたね。
「結局、手遅れだったけどねw」
それでも、頑張って遊んだわよね。
「遊びは楽しむもので頑張るものじゃないけどね(苦笑)」
そうそう、で、今日は朝活は?
「眠いから寝るw」
おかんが過干渉になったきっかけって、やっぱり、アレよね。
「うん、学級崩壊といじめね」
Kちゃん的には、わけわからんって感じだったのよね。
「そう。まず、先生が生徒に泣かされて授業放棄状態だったし、暴れるクラスメイトの行動原理がまったくわからなくって…物を壊すとか、暴れまわるとか、授業妨害とかあって、こいつらな~んでそんなにイラついてんだ?みたいな感じはあったんだけど、先生の態度も、大人としてそれどうなの?的な感じでさ。最初は、まあそのうち落ち着くだろうぐらいにしか思ってないと言うか、いつも通り、マイペースな日常だったね。野ざるだけに」
丁度、婆様が入院してたんだよね。
「ああ、そうだね。だから、音くん連れて病院にいくことがわりとあって、放課後友達と遊ぶ時間は若干減ってた気がする。まあ、病院にいる婆様に会いに行くのは全然苦じゃないし、はやく元気にならないかなくらいにしかおもってなかったな」
爺様は、亡くなるのが急だったもんね。
「クリスマスごろに救急車が来て、そのまま数日しないうちだったかな?自分もまだ人が死ぬってことがよくわかってなくて、通夜とか葬式のこととかほとんど記憶にないんだよなぁ。婆様のときは、通夜の時のことは覚えてないけど、葬式で涙が止まらなかったのは、覚えてる」
で、学校行ったら、担任じゃなくて他のクラスの先生が授業やってたり、なんかクラスでゲーム大会みたいのがあって、葬式で休んでたからKちゃんが当然不参加なのはみんな知ってるはずなんだよね。なのに、みんなして、そのゲーム楽しかったよみたいな報告してきたわね。
「うん。その前に、お前らのやらかしたことをまるで無かったことみたい普通にもどってるってなんだよ?って感じで…自分なんかいらないんだ!ってパニックになって布団の中でギャン泣きしたのが、その前なのか、後なのか記憶は曖昧なんだけど。まあ、とりあえず、おかんの過干渉は、それきっかけかなと…」
そうね。あのとき、おかんが言った言葉って<あなたが一番大事!一番かわいいのよ!>って、泣きながらぎゅってしたのよね。
「そう、だから落ち着いたってのもあるけど、その後がな(苦笑)」
後々、呪いに変わったのよね。
「あれは、仕方ないといえば、仕方ないんだけど」
そういえば、Kちゃんはいじめっ子でも、いじめられっ子でも、傍観者でもないという立場だったわね。
「いや、今にして思えば、めちゃめちゃ鈍いw」
そこらへんは、今も昔もって感じじゃない?
「いい意味でマイペース。悪い意味で鈍感。ま、よく先生とか教育委員会とかがいじめに気がつきませんでしたっていうアレもわからなくはないんだが、そこは子供同士の関係とは違うし、経験だって違うんだから、大人として気づけよってツッコミたいときもある。ただ、当時のいじめって今と違って徹底的に隠す傾向が強かった気はするな。今は今で、担任が加担するとか、もっとあり得ねぇってことも起きてるけどさ。あんときは、いじめられてた子の親が殴り込んできたからなぁ。主犯格捕まえて、ベランダに引っ張り出して、ものすごい勢いで怒鳴り上げてたもんな。ただ、その後なのか、前なのか曖昧なんだけど、教室に女の子三人だけ残されてさ、なんだろうねって話してたんだけど、わかってないのは自分だけでした!みたいなことが…」
男子は全員、女子はKちゃんといじめられてた子二人以外が、職員室の前の廊下に呼び出されてたんだよね。
「男子が全員だったかは、覚えがないけど…教室に残されたのは覚えてる。で、いじめられてた二人のうちの仲良しさんがクラスが荒れ始めたくらいに、男子いじめっ子主犯者某が水風船に色水いれて、何かの死骸をその仲良しさんの背中にぶち込んで潰したから、<何やってんだてめぇ!>って怒鳴ったのも覚えてる」
たぶん、そのときの逆恨みだったんだろうね。
「かもね。教室に男子が戻ってきて<お前、校長室に来いってさ>って言われて、なんだろう?って行ったら、部屋に入るなり、校長から頭ごなしに<お前も、やったんだろうが!>って怒鳴られて、はぁ?何を?って周り見たら女子が怯え切った顔で泣いてんだよ。で、校長にはなんかこっちの反応が反省してない感じに映ったんだろうな。怒鳴ってんだよ。内容覚えてないけど。ただ、泣きじゃくる女子の中から声が上がってさ、<Kちゃんは違います!やってません!>って必死に訴えてくれた子がいて、校長が<お前、なんで呼ばれたかわかってるのか?>って恫喝するから、正直にわかりませんと答えたら、別の先生に部屋出されて教室に戻ったんだよ。で、<男子主犯者某がお前もいじめてたって言ったんだ>って申し訳なさそうに教えてくれた子がいてさ。ああ、そうってなんかまだよくわかってなかった」
その後、クラス会議みたいなのがあったわよね。放課後、人気のない階段の踊り場でクラスの女子が一人の女の子をいじめてました。仲良しちゃんは男子にいじめられてました。反省しましょうみたいな。
「うん、その時もまだ、なんじゃそりゃ?みたいな呆れるって言うか、よくわからんっていうか…そんな感じだったな」
校長から詫びはなかったね。
「なかったね。その頃から、じわっと人間不信になった気はする。あと、集団恐怖みたいなのも芽生えて、後々、人混みがものすごく苦しいって感覚とか、常に見張られてるっていう感覚がぶわって拡張しやがったw」
うつ病発症までのカウントダウンみたいなね。
「そう!まあ、時代的に子供たちが荒れてる空気があったな。<積み木崩し>とか<金八先生>とか始まった時代だし。特殊な話ではないけどさ」
中学の時は、まだ症状らしいものは出てなかったわよね。
「自覚症状はなかったなぁ。ただ、部活選びで運動部にはいるか文化部に入るかで、悩んだからおかんに話したら<長子と同じなのはよくないわ。それにKちゃんは運動部の方が合うと思うわよ>って言われて…」
流されましたね。
「うん。誘ってくれたのが近所のほんわかした長子の幼馴染で仲良かったお姉さんだったし、心のどっかで<お前と長子は違うんだ!>っておやじに怒鳴られたことが引っかかってたのかもしれんけど。その選択について、今はそんなに悪いとは思ってないな。後々、うつ病治療にも役に立ったしw」
そうなるまでは、ずっと後悔してたよね。
「そう、自分で決めればよかったって(苦笑)高校受験も大学受験も、おかんの言葉に流されまくったから、どん底のときは、自分で決めなかったことを後悔したし、自責とおかんへの恨みで潰れてた」
完全におかんの制御下に堕ちたのって、高校受験の失敗だよね。
「あれは、きつかったなぁ。おかんが希望してた高校に長子が落ちて、あいつもなんか言われたらしいけど、知るかよってスル―したらしいし、こっちは過度な期待に応えようとして、でも、自分で無理だなってわかってて、合否発表のとき、やっぱりなって思ったけど滑り止めに受けてた学校には行けるんだから大丈夫だって気持ちを切り替えたところで…」
<情けない!>って号泣爆弾投下されました。
「そう、だからそこで完全に自信崩壊。長子のごとくスル―とか無理でした。おかげで、高校時代、長子が進学クラスで、こっちは新設された普通科と進学クラスのあいの子で、まあ、目指せ短大!みたいなクラスだったから、頭の中で<お前は馬鹿なんだから、勉強に集中しろ!>みたいな感情が常に付きまとうと言う感じだで…余裕なかったなぁ」
そうね。友達に誘われて何度かカラオケ行ったけど、罪悪感半端なかったもんね。
「勉強できないやつが遊んではいけない的な自己縛り」
というか、おかんという看守つきの檻いれられましたって感じでしょ。
「感じかな。結局、大学受験の時期になったら体おかしくなったけど、誰にも相談できないまま、やっぱり受験に失敗するし、本命は経済的理由から受けられず、島流しのように学校の歴史は立派だけどそれは薬学部だけねっていう大学に進学して歴史の浅い中途半端な底辺学部で寮生活一年やりましたよ」
耐えきれずに、勝手にボロアパート入居を決めて、保証人の書類を実家に送りつけたね。
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