Memory of the human dragon―人竜の記憶―

ノア2nd

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chapter 01 秘密の店

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青年が歩いてから15分後、ようやく目的地が見えてきました。
青年の向かっていた目的地はBARでした。その中に入ると、決して若いとは言えない30代~40代位の男達がバラバラと席に座っていました。
青年はカウンターにある席に座り、目の前にいる女性に耳打ちをしました。
女性は2、3秒話を聴いていると、青年以外の男達に声をかけました。
「店はもう閉めるわ、分かったら出てって」
女性が踵を返すように言うと
「あぁ?何言ってんだ?こっちはまだ飲み足りねぇんだよ!」
男達はガタガタと音を立てながら乱暴に椅子から立ち上がり女性に詰めよろうとした瞬間、男達の前に拳銃「アザゼル」を構えた青年がいました。
「店は終わりだ、これで二度目の警告だ。三度目には...後悔するぞ?」
「ガキの持つ銃のどこが怖」

ダァン!

物凄くデカい銃声が、店の中で響きよく見ると天井に、穴が開いている。
「言っただろう?三度目は後悔するぞってな?」
そう言いながら腰からもう一丁の拳銃「アザエル」を取り出し構える。
ようやく自分達がとんでもない奴を敵に回してしまった事が分かった男達は、急いで店から逃げ出しました。
「おい!見ろよ!アイツらの怯えた顔!悪魔でも見たような顔だったぜ!」
「ハァ・・・また、この人は敵を増やしてばっかり」
「いいだろ、別にこれで俺は退屈しのぎになるんだからよ」
「もうなんでもいいわ」
そう言うと女性は店の玄関まで向かうと、看板を CLOSED にし店の名前を " CLIMAX GUILTY " に変えました。
「さて、店の名前も変えたしエフラムどうする?」

エフラム Age 17
外見はとてもクールだが冗談をかます事が多く、はっちゃけた姿を見せたりする事がある。
彼は、神や悪魔を嫌いその理由は彼以外誰も知らない。
雑誌を読んでいたエフラムはケースを回転させながら女性に投げつけました。
「中を見てくれ、ヴァレンタイン」

ヴァレンタイン=ノーレッジ Age 17
黒髪、ショートヘアで身長はエフラムより少し小さい(本人曰く測りたくないらしい)
エフラムとは孤児院で出会い、それから腐れ縁の関係らしい。

ヴァレンタインがケースを上手く掴むと
「ん?どれどれ?」
ヴァレンタインが中を確認すると
「ふーん...ナマクラって訳ね」
「だろ?」
「やっぱり、貴方には刀は合わないのかしら?」
「そんなことは無い、刀は俺の体の一部見たいなもんだ」
「その体の一部がイカレてるけどね」
「・・・ごもっとも」
そう言いながら、エフラムはカウンターの上に置いてあったホットドッグを食べると
「あ、それよりあなた宛てに依頼が来てるわよ」
「・・・」
「ただの依頼だと思った?合言葉ありよ」
「へ?ファイフォホバハヒ?」
エフラムが口の中にホットドッグを詰めながら言うと
「ホットドッグ、ちゃんと食べてから喋りなさい」

~30秒後~

「んで?合言葉ありの依頼って?相当デカい依頼なんだろ?」
「えぇ、そうね相手は魔物よ」
「ほぉ、退屈しのぎにはなりそうだな」
「でも、相手は普通の魔物では無いらしいわ」
「普通ではない?」
エフラムが首を傾げながら言いました。
「稲妻の神竜 トラレックという竜らしいわ」
「フッ・・・神様か、面白ぇ!で、報酬は?」
「5ヴァルよ」※1ヴァル辺り、100円
「よし、交渉成立だ」
「本当、即決ねこの金額で店なんてやれるのかしら」
「神様なんだろ?俺はアイツらが嫌いだな、その大群の中の1人をぶっ潰せるんだったら俺は金なんていらねぇ」
「・・・貴方のその判断、嫌いじゃないわ」
「嫌いだったら今頃こんな仕事やってねぇよ」
「さぁ!仕事に行くぞ、銃を持て、先に出てるわ」
「ちょっと待って」
ヴァレンタインがエフラムを止める
「何だ?神様がどっか行っちまう前に早く行きた・・・」
気付いた時にはヴァレンタインが消えていました
「たく・・・人の話を聞けよ・・・」

~2分後~

地下室から何かを取ってきたヴァレンタイン、手に持ってる物を見てみると、刀の鞘のように見えます。
「あったわ使って」
そう言いながら、エフラムに向かって投げた物は
「よっと、ん?・・・刀か?」
エフラムが手に取ると黒い鞘に
栗形に通されてる下緒は白色刀でした
「その刀の名は " 斬魔刀 "よ」
「斬魔刀?」
「魔物にしか斬ることが出来ない刀よ、人に当てようとしても人間の生体反応を刀が認知して当てる瞬間に刀身が霊視化する仕組みよ」
「なるほどな、対人用には使えないな」
「まぁ、そうね」
「んで、便利なのは分かったが刀身の持ち具合は?」
「一生折れないとされてるわ」
「そいつは良い事だな」
「それじゃあ、行きましょう!」
店のドアを蹴り破り、モトラドに跨り、目的地を目指す2人



斬魔刀
所持者 エフラム
魔を打ち払う物として使われる刀、斬魔刀。
その力は到底、人では扱えないものとされている。
刀の作成者は不殺の刀を作成したが、中々上手く行かずある日、病により倒れてしまう。
その中、作成者の孫が跡を継ぎ不殺の刀作りを決行。
作成途中、彼の友人が訪れた時ある提案をする。
「不殺というのは、人間だけなのか?もし魔物が来た場合は困るだろう?なら刀身に霊視化の魔法をかければいいさ」
そう言い、刀身に霊視化の魔法を付与した結果、この刀「斬魔刀」が誕生した。
しかし、霊視化は永続で続き魔法の解除も出来なくなっていた。
まるで、刀が霊視化の魔法をかけられるのを待っていたかのように・・・
霊視化の代償として、力を望む者以外、扱えない物となってしまった・・・



はい!どうも!ノア2ndと申します!えぇ、まあ続きはちゃんと、書いてると思いますw!
今回から名前が分かったエフラム君!彼の分かりやすいイメージ図は黒髪で黒いコートに、なった「Devil 〇ay Cry」のダ〇テを想像して頂ければ分かりやすいと思います・・・w
そして、エフラムの武器「斬魔刀」!
これはもう自分は刀好きなので絶対主人公は刀だって決めてましたねwでは今回はここまで!また、次回!
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