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湊の家
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文化祭が終わって、学校の空気が一度ふわっと軽くなった十月。廊下にまだ紙テープのきらめきが取りきれずに残っていて、歩くたびに小さく光った。
後ろの黒板には太い字で「中間試験まで7日」と書かれる。数字の「7」にだけ力が入りすぎて、やけにでかい。現実ってやつは、ちょうどいいところで水を差してくる。
放課後、答案用紙の束のように重たい参考書を抱えて、俺は湊の席の前に立った。
「⋯⋯頼む。英語、教えてくれ」
顔を上げた湊は、いたずらを見つけた先生みたいに目尻を下げる。
「いいよ。図書室、空いてるかな」
「いや、図書室だと閉まるの早いだろ。できれば⋯⋯時間気にせずにがっつり」
言いながら、言葉が自分の喉でちょっと引っかかった。言外に「家でもいい?」って聞いてるのが、自分でもわかる。
湊は一瞬だけ考えて、こくりと頷いた。
「じゃあ、うち、来る?」
「⋯⋯マジで?」
「うん、今日の放課後に」
「助かる」
約束の夕方。地図アプリの青い点が、住宅街の奥で止まった。
黒い門扉、インターホン。でっかい家すぎて最初は視界に入っていなかったチャイムを鳴らす。返ってきた声は柔らかく、門が静かに開く。
敷地を数十歩。白い壁、大きな窓、低い石畳の玄関。足音が涼しく跳ねる。スーツの男性が丁寧に会釈した。この前の運転手とは別の人だ。
「お待ちしておりました。湊様のご学友、東堂様ですね。どうぞ」
東堂様。マジでドラマの世界。ぎこちなく会釈を返す。
「蓮司くん、こっち」
湊が現れ、スリッパを差し出す。その動きがいつも通り自然で、緊張が解ける。
「うわ、すげ⋯⋯いや、でも本当に入っていいのか?一回家で風呂浴びた方が良かったりするか?」
おのぼり丸出しで一通り感心し尽くしてから、俺はおずおずと聞いた。
湊はくすっと笑った。
「入ってよ、招待したんだもん」
リビングを尻目に湊の部屋に向かう。リビングは余計なものがいっさいない。大きなソファ、本棚、庭へ続くガラス戸。空気が、すーっと通る。テレビでかいな。
二階の湊の部屋に入る。広い、けど飾り気がない。勉強机、ベッド、低い棚。整頓された文具と、窓際の観葉植物。壁にポスターはなくて、かわりに、カレンダーに予定が詰め込まれている。
「広っ⋯⋯いや、きれい⋯⋯いや、なんだこの高そうな絵」
「感想が渋滞してる」
「そりゃするだろ。俺の部屋の三倍ある」
「じゃあ、三倍勉強できるね」
「それは関係ねぇ」
ふたりで笑って、机に向かう。湊がノートを開いて、英語の長文のコツをさらっと示す。発音が上手い。教え方も丁寧で分かりやすい。
けれど、俺は全然集中できていなかった。
湊の部屋着、というか私服のせいだ。いつもより襟元がだいぶ緩んでいて、目のやり場に困る。首元から鎖骨、その下までちらりと見えていて、なんだか妙に⋯⋯。
「蓮司くん?聞いてる?」
湊が反応のない俺の顔を覗き込もうと身を乗り出す。その瞬間、シャツの襟元がふわりとめくれて、中が見えてしまった。胸元、白い肌。そして、淡い色の小さな——。
俺は自分の頬にビンタする。突然の奇行に湊はわぁ!?と仰け反った。
「寝てた、ごめん」
「目、開いてたけど⋯⋯?」
ノックの音。タイミングが良いというか、悪いというか。
「湊様。お薬のお時間です」
控えめな声。ドアが少し開いて、トレーに乗った錠剤と水。
「ありがとうございます。——ごめん、少しだけ」
湊は立ち上がり、受け取って一気に飲む。喉仏が上下して、息がひとつ落ち着く。
俺は軽口で緊張を逃がす。
「“湊様”。まだお邪魔してて大丈夫ですか?」
「もう、やめてよ」
唇を尖らせる。からかい半分の俺の肩を軽く叩いてくる。湊は文化祭終わった後から少し距離が近づいた気がする。湊側からの心の壁が一枚減ったというか。
「で?本当に大丈夫か?」
「大丈夫。——時間、決めて飲むほうが体が楽なんだ」
昔より体が良くなった、と言っていたが薬は必要なんだな、とぼんやりと思った。
夜、帰り支度。玄関へ向かう廊下で、上品なスーツの女性と鉢合わせた。髪をきちんとまとめ、背筋が通っている。湊の母親だと、すぐわかる。
「湊の⋯⋯母です。——東堂蓮司くん、ね?」
少し驚いた顔をして、それから柔らかく微笑む。
「湊と仲良くしてくれて、ありがとう。昔も遊んでくれたよね」
「こっちこそ、助けられています」
「また、いらしてね」
隣で湊が「送ってきます」と言う。
「車を出させましょうか?」
母親の提案に、湊は小さく首を振った。
「歩きます。すぐなので」
「⋯⋯そう。気をつけて」
丁寧なやりとりだ。距離を測っているみたいな温度。家族で敬語かぁ。親子の温度って、家によってぜんぜん違うんだな。
門を出て、夜気が頬を撫でる。
「こんなぐれた不良と付き合うなーって修羅場でも始まるかと思った」
冗談めかして肩をすくめると、湊はふふ、と口に手を当てる。
「言わないよ。——蓮司くんのことは、母様⋯⋯母に、よく話してるから」
「今、“母様”って言ったよな」
「うん。小さい頃からの呼び方で」
「へぇーすげぇな」
歩幅を合わせて、駅まで歩く。夜の街路樹が、風で小さく鳴る。湊の横顔は、さっきまでの緊張から少しだけ解けていた。
帰宅してシャワー。湯気の中で、さっきの「母様」がリフレインする。住んでる世界、違うよな——と、思う。
風呂から上がってスマホをいじる。通知に、湊から「今日はありがとう。帰り、寒くなかった?」とある。
「余裕。明日も頼む」と返す。既読がすぐついて、「うん」のスタンプ。
もうすぐ冬。二年が終われば三年で、大学。受験モードに入ってるやつもいる。俺は、まだ決め切れてない。体を動かすのが好きだし、まだ働きたくないし。体育大なのかな。それだけで選んでいいのだろうか。足が止まる。
湊はどうするんだろう。今度、聞いてみよう。そう決めて、目を閉じた。
試験は、どうにか走り切った。英語は過去最高。世界史は平均点をちょい上、数学は⋯⋯まあ、登山だ。他は平均台。
答案が返ってきた昼休み、俺はウキウキで湊の席へ行く。
「聞いてくれ。英語、自己ベストだぞ」
「やったね」
湊の答案がふと視界に入る。覗くつもりじゃなかったのに、目が勝手に吸い寄せられた。
——満点。英語も、現代文も、古典も。数学は惜しくも一問ミスで九十五。世界史はまた満点。
「⋯⋯天才?」
「たまたま、得意なところが出ただけ」
「そのたまたまが連続するやつを天才って言うんだよ」
湊は答案をすっと引っ込めた。俺は自分の答案を差し出す。
「見てくれ、苦手なところ解けたんだ。湊のおかげ。コンビニでなんか奢る」
いいよ、と遠慮する湊をまあまあ、とやりとりをしながら放課後。ベンチに腰を下ろしてたい焼きを渡す。齧り付き中の栗がほくほくで、皮がぱりっと音を立てた。美味い。湊はそんな俺をじっと見ている、猫舌らしい。
「なあ、湊は進路どうする? 受験。それか就職?」
「まだ、決めきれてない。行ける場所、やりたいことと、体のこと。全部、天秤にかけてぐらぐらしてる」
「おう」
「欲張りかな」
「欲張りでいいだろ。欲張りじゃない選択は後で後悔するぞ」
「⋯⋯蓮司くんは時々、名言みたいなこと言うよね」
「たい焼きの熱で脳が煮えてるだけだ」
「ふふ」
笑い合って、残りを食べる。ようやく湊がちぎって食べ始めた。冷たい風が、紙袋の角を小さく鳴らした。
勉強の日は、相変わらず湊の家か、学校の図書室だった。湊の家へ行くと、玄関の石畳がかすかに冷たくなってきている。ハーブティーは生姜が強くなって、湯気が鼻に抜ける。
薬の時間になると、ノック。俺も時間を覚えてきた。
帰り際、また母親と顔を合わせる。俺を見る目は、最初の驚きが薄れて、穏やかさが増した。
「風邪、流行っているから、気をつけてね」
「はい。ありがとうございます」
「送ってきます」
「そう。——いってらっしゃい」
やっぱり丁寧で、やっぱり少し遠い。でも、その遠さは、きっと互いを守るための距離だ。家ごとに事情は違うんだから。それでも湊が言った欲張りを俺は応援したい。
夜道。白い吐息が、ついにほんの少しだけ見えた。
肩が触れそうで触れない距離。信号が青に変わって、街路樹の影が歩道に長く伸びた。
三年。受験。冬。——進路。将来を考える時が来る。
「じゃ、また明日」
「うん。明日」
後ろの黒板には太い字で「中間試験まで7日」と書かれる。数字の「7」にだけ力が入りすぎて、やけにでかい。現実ってやつは、ちょうどいいところで水を差してくる。
放課後、答案用紙の束のように重たい参考書を抱えて、俺は湊の席の前に立った。
「⋯⋯頼む。英語、教えてくれ」
顔を上げた湊は、いたずらを見つけた先生みたいに目尻を下げる。
「いいよ。図書室、空いてるかな」
「いや、図書室だと閉まるの早いだろ。できれば⋯⋯時間気にせずにがっつり」
言いながら、言葉が自分の喉でちょっと引っかかった。言外に「家でもいい?」って聞いてるのが、自分でもわかる。
湊は一瞬だけ考えて、こくりと頷いた。
「じゃあ、うち、来る?」
「⋯⋯マジで?」
「うん、今日の放課後に」
「助かる」
約束の夕方。地図アプリの青い点が、住宅街の奥で止まった。
黒い門扉、インターホン。でっかい家すぎて最初は視界に入っていなかったチャイムを鳴らす。返ってきた声は柔らかく、門が静かに開く。
敷地を数十歩。白い壁、大きな窓、低い石畳の玄関。足音が涼しく跳ねる。スーツの男性が丁寧に会釈した。この前の運転手とは別の人だ。
「お待ちしておりました。湊様のご学友、東堂様ですね。どうぞ」
東堂様。マジでドラマの世界。ぎこちなく会釈を返す。
「蓮司くん、こっち」
湊が現れ、スリッパを差し出す。その動きがいつも通り自然で、緊張が解ける。
「うわ、すげ⋯⋯いや、でも本当に入っていいのか?一回家で風呂浴びた方が良かったりするか?」
おのぼり丸出しで一通り感心し尽くしてから、俺はおずおずと聞いた。
湊はくすっと笑った。
「入ってよ、招待したんだもん」
リビングを尻目に湊の部屋に向かう。リビングは余計なものがいっさいない。大きなソファ、本棚、庭へ続くガラス戸。空気が、すーっと通る。テレビでかいな。
二階の湊の部屋に入る。広い、けど飾り気がない。勉強机、ベッド、低い棚。整頓された文具と、窓際の観葉植物。壁にポスターはなくて、かわりに、カレンダーに予定が詰め込まれている。
「広っ⋯⋯いや、きれい⋯⋯いや、なんだこの高そうな絵」
「感想が渋滞してる」
「そりゃするだろ。俺の部屋の三倍ある」
「じゃあ、三倍勉強できるね」
「それは関係ねぇ」
ふたりで笑って、机に向かう。湊がノートを開いて、英語の長文のコツをさらっと示す。発音が上手い。教え方も丁寧で分かりやすい。
けれど、俺は全然集中できていなかった。
湊の部屋着、というか私服のせいだ。いつもより襟元がだいぶ緩んでいて、目のやり場に困る。首元から鎖骨、その下までちらりと見えていて、なんだか妙に⋯⋯。
「蓮司くん?聞いてる?」
湊が反応のない俺の顔を覗き込もうと身を乗り出す。その瞬間、シャツの襟元がふわりとめくれて、中が見えてしまった。胸元、白い肌。そして、淡い色の小さな——。
俺は自分の頬にビンタする。突然の奇行に湊はわぁ!?と仰け反った。
「寝てた、ごめん」
「目、開いてたけど⋯⋯?」
ノックの音。タイミングが良いというか、悪いというか。
「湊様。お薬のお時間です」
控えめな声。ドアが少し開いて、トレーに乗った錠剤と水。
「ありがとうございます。——ごめん、少しだけ」
湊は立ち上がり、受け取って一気に飲む。喉仏が上下して、息がひとつ落ち着く。
俺は軽口で緊張を逃がす。
「“湊様”。まだお邪魔してて大丈夫ですか?」
「もう、やめてよ」
唇を尖らせる。からかい半分の俺の肩を軽く叩いてくる。湊は文化祭終わった後から少し距離が近づいた気がする。湊側からの心の壁が一枚減ったというか。
「で?本当に大丈夫か?」
「大丈夫。——時間、決めて飲むほうが体が楽なんだ」
昔より体が良くなった、と言っていたが薬は必要なんだな、とぼんやりと思った。
夜、帰り支度。玄関へ向かう廊下で、上品なスーツの女性と鉢合わせた。髪をきちんとまとめ、背筋が通っている。湊の母親だと、すぐわかる。
「湊の⋯⋯母です。——東堂蓮司くん、ね?」
少し驚いた顔をして、それから柔らかく微笑む。
「湊と仲良くしてくれて、ありがとう。昔も遊んでくれたよね」
「こっちこそ、助けられています」
「また、いらしてね」
隣で湊が「送ってきます」と言う。
「車を出させましょうか?」
母親の提案に、湊は小さく首を振った。
「歩きます。すぐなので」
「⋯⋯そう。気をつけて」
丁寧なやりとりだ。距離を測っているみたいな温度。家族で敬語かぁ。親子の温度って、家によってぜんぜん違うんだな。
門を出て、夜気が頬を撫でる。
「こんなぐれた不良と付き合うなーって修羅場でも始まるかと思った」
冗談めかして肩をすくめると、湊はふふ、と口に手を当てる。
「言わないよ。——蓮司くんのことは、母様⋯⋯母に、よく話してるから」
「今、“母様”って言ったよな」
「うん。小さい頃からの呼び方で」
「へぇーすげぇな」
歩幅を合わせて、駅まで歩く。夜の街路樹が、風で小さく鳴る。湊の横顔は、さっきまでの緊張から少しだけ解けていた。
帰宅してシャワー。湯気の中で、さっきの「母様」がリフレインする。住んでる世界、違うよな——と、思う。
風呂から上がってスマホをいじる。通知に、湊から「今日はありがとう。帰り、寒くなかった?」とある。
「余裕。明日も頼む」と返す。既読がすぐついて、「うん」のスタンプ。
もうすぐ冬。二年が終われば三年で、大学。受験モードに入ってるやつもいる。俺は、まだ決め切れてない。体を動かすのが好きだし、まだ働きたくないし。体育大なのかな。それだけで選んでいいのだろうか。足が止まる。
湊はどうするんだろう。今度、聞いてみよう。そう決めて、目を閉じた。
試験は、どうにか走り切った。英語は過去最高。世界史は平均点をちょい上、数学は⋯⋯まあ、登山だ。他は平均台。
答案が返ってきた昼休み、俺はウキウキで湊の席へ行く。
「聞いてくれ。英語、自己ベストだぞ」
「やったね」
湊の答案がふと視界に入る。覗くつもりじゃなかったのに、目が勝手に吸い寄せられた。
——満点。英語も、現代文も、古典も。数学は惜しくも一問ミスで九十五。世界史はまた満点。
「⋯⋯天才?」
「たまたま、得意なところが出ただけ」
「そのたまたまが連続するやつを天才って言うんだよ」
湊は答案をすっと引っ込めた。俺は自分の答案を差し出す。
「見てくれ、苦手なところ解けたんだ。湊のおかげ。コンビニでなんか奢る」
いいよ、と遠慮する湊をまあまあ、とやりとりをしながら放課後。ベンチに腰を下ろしてたい焼きを渡す。齧り付き中の栗がほくほくで、皮がぱりっと音を立てた。美味い。湊はそんな俺をじっと見ている、猫舌らしい。
「なあ、湊は進路どうする? 受験。それか就職?」
「まだ、決めきれてない。行ける場所、やりたいことと、体のこと。全部、天秤にかけてぐらぐらしてる」
「おう」
「欲張りかな」
「欲張りでいいだろ。欲張りじゃない選択は後で後悔するぞ」
「⋯⋯蓮司くんは時々、名言みたいなこと言うよね」
「たい焼きの熱で脳が煮えてるだけだ」
「ふふ」
笑い合って、残りを食べる。ようやく湊がちぎって食べ始めた。冷たい風が、紙袋の角を小さく鳴らした。
勉強の日は、相変わらず湊の家か、学校の図書室だった。湊の家へ行くと、玄関の石畳がかすかに冷たくなってきている。ハーブティーは生姜が強くなって、湯気が鼻に抜ける。
薬の時間になると、ノック。俺も時間を覚えてきた。
帰り際、また母親と顔を合わせる。俺を見る目は、最初の驚きが薄れて、穏やかさが増した。
「風邪、流行っているから、気をつけてね」
「はい。ありがとうございます」
「送ってきます」
「そう。——いってらっしゃい」
やっぱり丁寧で、やっぱり少し遠い。でも、その遠さは、きっと互いを守るための距離だ。家ごとに事情は違うんだから。それでも湊が言った欲張りを俺は応援したい。
夜道。白い吐息が、ついにほんの少しだけ見えた。
肩が触れそうで触れない距離。信号が青に変わって、街路樹の影が歩道に長く伸びた。
三年。受験。冬。——進路。将来を考える時が来る。
「じゃ、また明日」
「うん。明日」
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