駿河ノ国妖怪物語 ~知られざる妖怪ワールド~

やまねとも

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章1 異世界へ行くには、どうすればいいですか?

くっころの正体、獣使いへの道

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くっころイノシシ捕獲罠…半分以上ネタでしかけたわけだが、餌が食われている。

歯形が大きい、まさかクマじゃあるまいな?

えーっとクマ出るんだっけ?


出るわ。
結構出現するらしい。

いや確かに大物モンスターと戦ってみたいっていう気持ちあったけど。あったんですけど!

動画とかみてたら「ウギャアアア!!!」無理やろこれ…


そうだ、たとえるならアニメで見るイノシシやらオークってかなりデフォルメされてるから、あんまり怖く映らないけど、名前の通りモンスターだよな。

村人(一般ピーポー)とかマジで「ひと殴り」で死ぬわ。


右ストレートで追い払った老人がいたとかニュースなったことあるけど倒すの無理ゲーすぎんだろ!


「どどどどどどどどドウシヨウ」

こんなん捕まえても殺すの無理じゃねーか! 

罠にかかってなくて良かったよ本当に。


レベル1の俺にどうしろというのだ、女神とっととチートスキルよこせや!


「そうだ、お墓作ろう。作っておけば、いつなんどき入っても安らかに永眠できる。最初に作るのは墓だ!」

なんで気付かなかったんだろう、簡単なことじゃないかエンピ持ってきて墓穴ほらなきゃ。

そっかーエンピは武器じゃなくて墓堀り用のどうぐだよね☆


色々と錯乱した。


家の玄関に閂して市役所に電話連絡する。

すぐに来てくれるらしい。

そうだ市役所のひとがきたら食べてもらえるようにお菓子の準備しなきゃ。

なにがいいかなー このへんコンビニないんだよねー。

家の外に出れるわけないだろうコンチクショウ。


カラダ鍛えないと、そうだスクワットと腹筋背筋して落ち着こう。


歓待用のしらたまゼンザイ作ってたら、ドアが叩かれる音がして(チャイム壊れてやがるな?)職員さんが来てくれた。


早速、くっころの犯行現場を見てくれるらしい。

付近の木々やに爪痕がないことや、くっころ餌についた歯形および足跡からクマではないことが分かった。

イノシシらしい。

「いやー この辺りイノシシでるんですよー」などと気楽な感じで話してくる職員さん。


あなた作業服着て身分隠してるけど、勇者、そう勇者様ご一行ですよね?

わかりますよ、世間に知られず、人知れず、人を助ける勇者様ですね!わかりますう!

この事は口外しません、ありがとうございます!

えーと…お礼を差し上げないと。料理の本とかでいいですか?


とりあえずイノシシだったらしい、クマに比べて脅威度が下がった。

クマはこの辺りには出ないそうだ。


でもイノシシってこわいよね?あんな首太いし、日本の力士くらいじゃないと対抗できないのでは…


職員さん曰く

・よくあることですよHahaha。

・傘を持ち歩く、パッと開いて視界を遮り後ずさりして逃げる。

・ワンコを連れて歩く&助けてもらう。


俺ポケットモンマスターになるわ。
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