駿河ノ国妖怪物語 ~知られざる妖怪ワールド~

やまねとも

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章3 祝!異世界召喚! 

059 状況確認と異世界のお城探索2

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いつ危機的状態に陥るかもしれないので装備の確認を急ごう。
 妖怪ホイッスル:確認を行うには周囲の安全が確認できてからだ
   (下手うって敵対存在を呼び寄せてしまう可能性がある)
 妖怪テレフォン:使用不可能 妖怪電波が安定しない
 妖怪ウォッチ:使用可能 妖怪アイテム管理機能に問題はない
 妖怪ウィンドウ:使用可能 ノイズもなく綺麗に投影されている
 妖怪バリア:使用可能 展開範囲を極小(目盛り1)にしてみた
 妖怪ポシェット:使用可能 次元妖怪との連絡は不明
 妖怪ウィング:使用可能 低く飛んでみたが問題ないようだ

各妖怪グッズを使用してみたが消費妖怪パワーは地球で使用したときと同じくらいだ。

もし戻ることが出来るのならばスルガちゃん様に泣きついてオプション製品を片っ端から貰っておこう。
欠食児童だ。謎カレーをエサにすれば喜んでアイテムを貰えるに違いない。

妖精の死骸から発される光が弱くなってきたので、再びミ・エルワを唱え、妖精の死骸を妖怪ステッキにくくり付けておく。
発動媒体を妖怪ステッキしないのは、光が不利益になったときに妖精の死骸を妖怪ステッキから引きちぎり、叩き捨てれば回避できるだろうとの考えからだ。
他に発動媒体として適当なものが落ちていないのだ許してほしい。
文句を言うのならば召喚したにもかかわらず迎えすら寄越さない召喚主に言ってほしい。

妖怪グッズの確認を終えたが未だに何物も迎えに来ない。
一応ドアに奥様の罠シリーズのトラップを張って待ち構えていたのだが不発に終わったか。
ひょっとして奥様の罠シリーズのサイト主は異世界出身か帰還者なのかもしれんな。
間違いなく平和な世界で暮らす素人ではなかろう。

再び妖精の死骸から光が消える。2時間経過したか。

いつまでもここに居るわけにはいかんな。互助会の受付で急に消えた俺をケモ度1の悠花先生が心配で待っている筈だ。俺のために、泣いちゃってるかもしれないな。
ニャンコが鳴いていいのは、ゴハンの催促と俺の腕で抱かれている時だけだ。
なんとしても帰る手段を見つけなければ!

さらに広い範囲を探索してみよう。
この部屋が唯一のセーフエリアである可能性がある。

後からでもわかるように、超目立つ妖怪互助会旗の紋章を、肥後守で刻印しておく。
実に清々しくも禍々しい洗練された紋章だな!デザインしたものは良いセンスをしている。
人種が見たのならは発狂し、のたうち回ることは間違いないだろう。
デザインした妖怪にスルガちゃん様が大喜びで褒美を与える姿が目に浮かぶ。

自前の妖怪センスを最大限に発動し、周囲を探る。
(妖怪センスとは、感覚を鋭敏にし、周囲の状況を確認するための能力だ妖怪は強かれ弱かれこの能力を持っている)
やはり周囲に生き物や死霊の類は存在しないようだな。

機械的な動きをする無生物が居るかもしれないので、妖怪バリアを目盛り1のまま発動させつつ探索することにした。

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