駿河ノ国妖怪物語 ~知られざる妖怪ワールド~

やまねとも

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章3 祝!異世界召喚! 

060 状況確認と異世界のお城探索3

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先程確認しておいた城の大広間から階段を登り待機エリアと思しき場所へ移動する。
もちろん妖怪ウィンドウでマッピングを行いながらだ。怪しげな隠し空間がいくつかあるな。
余裕があったら後で確認しよう。

さらに探索を続ける、大広間の上の階はドアーで開くタイプの部屋がいくつかある。
ドアーノブにマ・ダールトを付与していく。
詠唱完了から発動まで10分かかる。
少し待てば中に敵対生物が居た場合、氷漬けの死体となっているはずだ。
妖怪ホイッスルを使用してみる。暫く待ったが反応はない。
仕方あるまい言葉が通じるかわからんが。少し強めの念話を発動してみよう
『各部屋に魔法トラップを発動させた!300呼吸後に氷結地獄になるはずだ、命の惜しいものは出てこい!』

物音一つしないな。廃城だったのか?
召喚主の神達はケモナーの怒りに怯えて逃げてしまったのだろうか、腰砕け野郎しか居ないのか?
オーバードライヴでのアブリールではあったが、熟練度最低での発動だぞ?

ドアーの真横辺りにある壁にインディグネイトを詠唱して仕掛けてゆく、発動後に壁が崩壊。
部屋の中を確認していった。ドアーを使用して入るのはバカのすることだ。

中には朽ちた机や椅子、仮眠用のベッドが存在していたが、やはり生物はいないようだな。
本当に何なのだ、転移して4時間近く立つというのになんのイベントも起きないとは。

逃げたのではなく陰からこっそりみてやがるのか?
城で慌てふためく俺を見て大喜びしている性悪なやつがいるのか?

さぁ出てこい、死ぬ寸前に全力のエラディケイトを無限射程で発動してやる!
俺の呪文は詠唱完了さえすれば成立するのだ、俺が生きていようが死んでいようが発動する筈。
スイッチをオフすることが出来ない爆弾だな。
なにかにブチ当たるまで飛んでいく呪文だ。隠れていても無駄というものよ。(次元の壁経由で隠れていた場合は効果なしではあるのだがな)
勝てるかどうか判らんが、最後の一撃:自爆と、エラディケイト発動の合わせ技一本で畳にキスさせてやる。

油断させるつもりなのか物音一つしないな。本当に廃城だったのか?
召喚主の神達はケモナーの怒りに怯えて逃げてしまったのだろうか、腰砕け野郎しか居ないのか?
オーバードライヴでのアブリールではあったが、熟練度最低での発動だぞ?


いっそうのこと、ロ・クターズフェイトで帰還を試してみるか?
もしかすると地球へ帰還できるかもしれない。
やらないよりはマシだろう。呪文を詠唱した。詠唱完了と同時に妖怪ウィンドウへ帰還ポイントの選択が出た。
妖怪互助会本部の旗のもとと、先程自前で描いた妖怪旗の紋章をマーキングした部屋だ。
これは次元の壁を超えて地球と異世界を往来できるということかな?
とりあえず地球の妖怪互助会本部を選択する。10分後に呪文は発動し、無事に地球へ帰還できた。

ウィズの呪文すげぇな!色々練習しとかなくちゃ!

地球の妖怪互助会本部の旗のもとに帰還した。
俺はすぐさま妖怪互助会のインフォメーションセンターへ移動し、泣き続けているであろう悠花先生を探す。
悠花先生(ケモ度1)は帰ってしまっていた。オノレェ異世界!

受付けのお兄さんへ、スルガちゃん様へ重大な報告があるので、すぐにでも会いたいと伝える。
受付けのお兄さんは上司を呼んでくれた。上司に同じ説明をしてアポイントメントをとってもらう。幸いなことにスルガちゃん様は大衆食堂である「食道楽スルガ」で食事を丸呑みしているらしいので
突撃することにした。

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