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序章・Halo World
第十一話 めい探偵
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呼び止めるために戌亥の口から発せられた声は人に頼むようなものではなく有無を言わさぬほどに強めで、そこには絶対に逃がさないと言ったような意思がありありとあふれていた。
青年は一歩だけ歩みだした足をピタリと止め、戌亥の方へ不思議そうな顔を向ける。
「まだ何か用か?」
「ええ、あなたに重要な話がありますよ」
自信満点な雰囲気を醸し出す戌亥は、やはり長年練習したであろうかっこつけたポーズをとって言葉を紡ぎ始める。
「ここまであなたの様子を観察させていただきましたが、やはりあなたの存在は最初から違和感が溢れていました。例えば、どれだけ説明を聞いても不自然すぎるほどの冷静さ。途中からどこか誘導しているような話の持っていきかた。そして決定的だったのは、あなたが見せたステータスの異常性。
ここまで決定的な証拠が揃っているんです。これほどまで情報が揃えば推理するまでもなく、即座に答えに行きつきました」
そこでもったいぶるように言葉を区切ると、
「つまり、あなたは自分と同類なのでしょう?」
得意げな笑みを浮かべて言い切った。
どこか気分が高揚しているかのような戌亥は、さらに言葉を続ける。
「あなたは異世界。つまりこの世界に召喚されたことを周囲の状況から瞬時に理解し、日々妄想していた空想が現実になった事を確信したでしょう。そしていち早く──この自分以上の速さで気が付いたあなたは、すぐさま自力でステータスを呼び出しそれに成功した。この指輪が無くてもステータスを表示できたあなたは、そこにチートと呼べる能力があることに気が付きこう思ったはずです。
そう『隠ぺい系のスキルを使用し自身のステータスを無能としか言いようのないものに変更し、すぐにでもここから抜け出して無双系チートとして異世界を楽しもう』と。それと並行に、知識系や生産系のチート使いとして成り上がろうとも考えたはずです。
──違いますか?」
最後のキメ台詞まできっちりと口にした戌亥の表情は、漫画や小説、ドラマやアニメの名探偵が真犯人に向かって推理を披露するかのようなキメ顔であった。
さらには昔から練習していましたと言わんばかりにビシッと青年へ向けて綺麗に指をさし、片方の手を眼鏡のブリッジに沿えてキメポーズをとっている。
徹頭徹尾、なんとも楽しそうに嬉しそうにビシッとキメている。
「いや、まぁ、別に俺もその手の作品を読まないわけじゃないが、そんな創作作品に定番のご都合主義が現実にあるわけがないだろ。
あ~いや、こうして物語のように異世界へと召喚されているから説得力があるんだか無いんだか本当に微妙なところだが、今はそういうことは置いておくとして。最初に言っておくが、まったくもって違う。あと、人に向けて指をさすなよ」
キメ顔からキメポーズに至るまで大見得を切りに切った戌亥へ、青年は疲れたような表情を向けて言い切った。
「まずもってそう言ったチートがあるのならば、ここで隠すことなく素直に提示してさっさと帰るために率先して力を貸すだろ普通。元の世界に帰る方法が分からないならともかく、しっかりとした方法が確立しているのならばなおさらだ。俺は帰れるんなら今すぐ帰りたい。なにせここには日本人の魂である米も味噌も醤油もなさそうだしな。
あ、そう考えると今すぐにでも帰りたくなってきた」
自分が口にした言葉で自分に大ダメージを受けたのか、青年は沈んだような低い声と表情を見せる。それはどうやら猫も同じだったようで、青年の言葉を聞いてハッとした表情になったあと渋い顔をみせた。ホカホカごはん、みそ汁、刺身などと料理名を呟きながら。
青年も同様にものすごく渋い表情へ変化させて話を続ける。
「あと知識系とかなんとか言っていたが、結局あれは自頭の知識だろ。毎年のように量産される程度の、どこにでもいるごくごく普通でしかない二十歳の大学生がどれほど物の作り方を知っていると思ってんだよ。普通科も普通科で、なにかの専門科に通っているわけじゃないんだぜ。
生産系も同じでよくあるマヨネーズの作り方はおろか、石鹸の制作方法なんてさっぱり知らない。せいぜい俺が知っているのは、チャーハンの作り方くらいなものだ。チャーハン作るよ! ってな。それだって米が無きゃ作れない」
中華鍋を振るう動きを見せる。
「ならボードゲームでも作るのかといえば、作れなくはないだろうがルールや駒の種類などを完全に知っているかと言えばそうじゃないだろ。将棋とかチェスとか囲碁とか。あとこの手の定番であるオセロとかリバーシだって、マス目が全部でいくつあるのか自信を持って言えない自信がある。胸を張ってな」
青年が口にしていく反論? の言葉に、戌亥は自信満々だった表情が徐々に崩れていきビシッと決まっていた腕は力なく垂れ下がっていく。
「あと俺が不自然に冷静に見えたことだが、ちょっとばかし陰口になりそうだから言わなかった理由があっただけだ」
と、少し悩まし気であり疲れたような表情を浮かべる。
「俺の知り合いにはな、なぜか変人と変人が、変態と変態が大勢いてな。毎日が呆れるほど騒動に事欠かないんだよ。いわゆる非常識が常識で、非日常が日常ってやつだ。平穏無事って言葉が、天下泰平って言葉が俺の辞書から消されるくらいに大騒ぎだ。どったんばったん大騒ぎだ。
それで楽しかったことももちろんあるが、それ以上にこうむった被害は計り知れないだろうな。
ああ、どんな被害だったか聞くなよ。聞いてくれるなよ、泣くぞ。大泣きだ、男泣きだ、大号泣だ。この場でみじめったらしく引くぐらい泣いてやるぞ。すがりついて鼻水をその制服にべったりと、べっとりとつけてやろうか。比喩表現じゃなく、実際に現実的に漫画みたいに」
「あ~え~その、すみません」
恨めしそうな目を向けられた戌亥は、自然と謝罪の言葉が口から漏れた。
「いや、いいさ。こうしてなんの因果か、ここに呼ばれて久しぶりにゆっくり休めるんだからな。あ、そう考えれば俺だけずっとこの世界にいていいんじゃね? って感じだ。いや、まぁ、すぐにでも帰りたいけども。帰ってぐっすり寝たいけれども」
愚痴のように言葉をこぼすたび、青年の恨めしそうな両眼から際限なくとめどなく光が失っていき、
「それでこれ以上俺が言うことがもうないから、もう行っていいか?」
最終的には深淵のように深く深い穴のような目が開かれる。
「あ、はい、すみませんでした」
そんな青年の顔を、そんな青年の瞳を真正面から覗いてしまった戌亥はすぐさま逃げるように目線を逸らし素直に引き下がった。
腰が引けつつ引き下がる戌亥の様子を見た青年はこれ以上の話はないと判断し、哀愁漂うサラリーマンのごとく煤けたような背中を引き連れその場から立ち去るために案内役の老執事の元へと向かって歩き出す。
なんともな青年の背中を目にした王は、
「シルバ、彼を丁重にお連れしなさい」
自分の同族を見つけたような眼差しを湛えものすごく優しい表情となり、優しい声で再度老執事へ向けて声をかけた。背後からの王が口にした言葉に青年は振り返り顔を見合わせると、どちらからともなく互いに首を縦に振る。
なんともかんとも微笑ましくない二人の声なき交流を終えたのち、青年が出入り口の扉へ向け裸足で歩いていけば、前を歩いていた老執事がタイミングよく大きな扉に作られた一般的な扉を開き外へと促す。
この場にいる全員が老執事に連れられ大手を振って謁見の間を出ていく青年の後ろ姿を目にしているさなか、琴だけが何か違和感を覚えたのかさっきまで青年がいた場所へと目を向け、
「あれ? 持っていた容器ってどうしたんだろ?」
そう、不思議そうに呟きながら首を傾けた。
青年は一歩だけ歩みだした足をピタリと止め、戌亥の方へ不思議そうな顔を向ける。
「まだ何か用か?」
「ええ、あなたに重要な話がありますよ」
自信満点な雰囲気を醸し出す戌亥は、やはり長年練習したであろうかっこつけたポーズをとって言葉を紡ぎ始める。
「ここまであなたの様子を観察させていただきましたが、やはりあなたの存在は最初から違和感が溢れていました。例えば、どれだけ説明を聞いても不自然すぎるほどの冷静さ。途中からどこか誘導しているような話の持っていきかた。そして決定的だったのは、あなたが見せたステータスの異常性。
ここまで決定的な証拠が揃っているんです。これほどまで情報が揃えば推理するまでもなく、即座に答えに行きつきました」
そこでもったいぶるように言葉を区切ると、
「つまり、あなたは自分と同類なのでしょう?」
得意げな笑みを浮かべて言い切った。
どこか気分が高揚しているかのような戌亥は、さらに言葉を続ける。
「あなたは異世界。つまりこの世界に召喚されたことを周囲の状況から瞬時に理解し、日々妄想していた空想が現実になった事を確信したでしょう。そしていち早く──この自分以上の速さで気が付いたあなたは、すぐさま自力でステータスを呼び出しそれに成功した。この指輪が無くてもステータスを表示できたあなたは、そこにチートと呼べる能力があることに気が付きこう思ったはずです。
そう『隠ぺい系のスキルを使用し自身のステータスを無能としか言いようのないものに変更し、すぐにでもここから抜け出して無双系チートとして異世界を楽しもう』と。それと並行に、知識系や生産系のチート使いとして成り上がろうとも考えたはずです。
──違いますか?」
最後のキメ台詞まできっちりと口にした戌亥の表情は、漫画や小説、ドラマやアニメの名探偵が真犯人に向かって推理を披露するかのようなキメ顔であった。
さらには昔から練習していましたと言わんばかりにビシッと青年へ向けて綺麗に指をさし、片方の手を眼鏡のブリッジに沿えてキメポーズをとっている。
徹頭徹尾、なんとも楽しそうに嬉しそうにビシッとキメている。
「いや、まぁ、別に俺もその手の作品を読まないわけじゃないが、そんな創作作品に定番のご都合主義が現実にあるわけがないだろ。
あ~いや、こうして物語のように異世界へと召喚されているから説得力があるんだか無いんだか本当に微妙なところだが、今はそういうことは置いておくとして。最初に言っておくが、まったくもって違う。あと、人に向けて指をさすなよ」
キメ顔からキメポーズに至るまで大見得を切りに切った戌亥へ、青年は疲れたような表情を向けて言い切った。
「まずもってそう言ったチートがあるのならば、ここで隠すことなく素直に提示してさっさと帰るために率先して力を貸すだろ普通。元の世界に帰る方法が分からないならともかく、しっかりとした方法が確立しているのならばなおさらだ。俺は帰れるんなら今すぐ帰りたい。なにせここには日本人の魂である米も味噌も醤油もなさそうだしな。
あ、そう考えると今すぐにでも帰りたくなってきた」
自分が口にした言葉で自分に大ダメージを受けたのか、青年は沈んだような低い声と表情を見せる。それはどうやら猫も同じだったようで、青年の言葉を聞いてハッとした表情になったあと渋い顔をみせた。ホカホカごはん、みそ汁、刺身などと料理名を呟きながら。
青年も同様にものすごく渋い表情へ変化させて話を続ける。
「あと知識系とかなんとか言っていたが、結局あれは自頭の知識だろ。毎年のように量産される程度の、どこにでもいるごくごく普通でしかない二十歳の大学生がどれほど物の作り方を知っていると思ってんだよ。普通科も普通科で、なにかの専門科に通っているわけじゃないんだぜ。
生産系も同じでよくあるマヨネーズの作り方はおろか、石鹸の制作方法なんてさっぱり知らない。せいぜい俺が知っているのは、チャーハンの作り方くらいなものだ。チャーハン作るよ! ってな。それだって米が無きゃ作れない」
中華鍋を振るう動きを見せる。
「ならボードゲームでも作るのかといえば、作れなくはないだろうがルールや駒の種類などを完全に知っているかと言えばそうじゃないだろ。将棋とかチェスとか囲碁とか。あとこの手の定番であるオセロとかリバーシだって、マス目が全部でいくつあるのか自信を持って言えない自信がある。胸を張ってな」
青年が口にしていく反論? の言葉に、戌亥は自信満々だった表情が徐々に崩れていきビシッと決まっていた腕は力なく垂れ下がっていく。
「あと俺が不自然に冷静に見えたことだが、ちょっとばかし陰口になりそうだから言わなかった理由があっただけだ」
と、少し悩まし気であり疲れたような表情を浮かべる。
「俺の知り合いにはな、なぜか変人と変人が、変態と変態が大勢いてな。毎日が呆れるほど騒動に事欠かないんだよ。いわゆる非常識が常識で、非日常が日常ってやつだ。平穏無事って言葉が、天下泰平って言葉が俺の辞書から消されるくらいに大騒ぎだ。どったんばったん大騒ぎだ。
それで楽しかったことももちろんあるが、それ以上にこうむった被害は計り知れないだろうな。
ああ、どんな被害だったか聞くなよ。聞いてくれるなよ、泣くぞ。大泣きだ、男泣きだ、大号泣だ。この場でみじめったらしく引くぐらい泣いてやるぞ。すがりついて鼻水をその制服にべったりと、べっとりとつけてやろうか。比喩表現じゃなく、実際に現実的に漫画みたいに」
「あ~え~その、すみません」
恨めしそうな目を向けられた戌亥は、自然と謝罪の言葉が口から漏れた。
「いや、いいさ。こうしてなんの因果か、ここに呼ばれて久しぶりにゆっくり休めるんだからな。あ、そう考えれば俺だけずっとこの世界にいていいんじゃね? って感じだ。いや、まぁ、すぐにでも帰りたいけども。帰ってぐっすり寝たいけれども」
愚痴のように言葉をこぼすたび、青年の恨めしそうな両眼から際限なくとめどなく光が失っていき、
「それでこれ以上俺が言うことがもうないから、もう行っていいか?」
最終的には深淵のように深く深い穴のような目が開かれる。
「あ、はい、すみませんでした」
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