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国家戦争
戦力の把握は大事だよね
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「てか待て。何でその協力者はそこまで知ってるんだ?」
「わからないよ。たぶん危険な真似をしてしまっているんだろうけどね。危険なことまではしなくていいって言ってるんだけどね」
自覚がないタラシってこんなに制御不可能なのか……。
「なら、そいつが大変なことにならないうちにけりをつけるしかないな」
「あ、そのことなら心配要らないよ?」
どういうことだ?
「もうヤバいっぽいんだ。この前の定期連絡から連絡がつかなくてね。何らかの状況に陥ってるっぽいんだ」
いや、むしろ心配だよね!?
「敵国の者ですよ……。そのような気を回さなくてもいいんではないですか?」
「いや、だめだ」
俺たちが今回目指すのは殲滅じゃない。
あくまでも和解し、妥協点を探すしかない。
つまり、助けられるところは助けるべきなんだ。
その後にできるだけしこりを残さないためにも。
「リブレさんがそう言うならいいですけど……。参謀ですからね。僕たちはリブレさんに従うだけです」
「その通りです」
マレイユさんも続ける。
「私にもしてほしいことがあれば言ってください」
「なら、マレイユさん、あなたは絶対に戦おうとしないでください」
破壊力がでかすぎる。
それに……。
「あなたの存在は公にされてないんでしょ?」
ずっと考えてたことを打ち明ける。
「「「!!」」」
周りが{驚愕}する。
「なぜそれを……」
マレイユさんが呟く。
キラは流石だねって顔してるだけだ。
「いや、そうじゃないとあり得ないんだよな。レインに聞いたら二つ名持ちは世界にあんまりいないことになってるんだろ? それにしてはこの国に多すぎるんだよな。俺を抜いても6人はいることになる。世界でも珍しいのに? あり得ないだろ」
「それに国家の最終兵器レベルの能力者を公にするような国の方が少ないだろ」
「それは……そうですね」
納得してくれたようだ。
「更に言えば、たぶん相手の方が二つ名持ちは少ないだろ?」
「どうしてだい?」
「二つ名ってのはその個人を超えて周りに影響を及ぼすようなやつに与えられるんだろ? なら、元々能力が秀でているやつらはその基準を超えにくいんじゃないかなって思ったんだけど……」
「なるほどね。確かに。能力が低い人間の方が超えやすいってところはあるだろうね」
まぁそこを超えた相手はかなり凄いことになってるだろうってこともあるけど。
そこは言わないようにしよう。
士気を下げたくはないし。
「報告します!」
この部屋を他の人と入れ替わりで出たり入ったりしてた人が駆け込んでくる。
あー。
ここの話を聞きながら伝令役をしていたわけか。
「敵国に動きがありました! どうも虎族が先陣を切ろうとしている模様!」
「規模は?」
「凡そ500と思われます! いかがいたしましょうか!」
「どの方角からだ?」
「は! 速さを活かすため、草原の方から回り込もうとしている様子です!」
「他の種との連携をとってるかはわかるか?」
「はい。手柄を立てたく、首長が勝手に出陣させたものと思われます」
なら、時間の猶予はあるし、援軍の心配もいらないか。
「よし、少数精鋭で行く。俺とレイン、キラ、ケインで行く。他の人たちはマレイユさんの指揮のもと、もっと大掛かりな迎撃の準備をしてくれ」
いきなり最前線に駆り出されたのに、みんな冷静だ。
さすがだな。
約一名を除いて。
「嫌ですー! 行きたくないですー!!」
「わからないよ。たぶん危険な真似をしてしまっているんだろうけどね。危険なことまではしなくていいって言ってるんだけどね」
自覚がないタラシってこんなに制御不可能なのか……。
「なら、そいつが大変なことにならないうちにけりをつけるしかないな」
「あ、そのことなら心配要らないよ?」
どういうことだ?
「もうヤバいっぽいんだ。この前の定期連絡から連絡がつかなくてね。何らかの状況に陥ってるっぽいんだ」
いや、むしろ心配だよね!?
「敵国の者ですよ……。そのような気を回さなくてもいいんではないですか?」
「いや、だめだ」
俺たちが今回目指すのは殲滅じゃない。
あくまでも和解し、妥協点を探すしかない。
つまり、助けられるところは助けるべきなんだ。
その後にできるだけしこりを残さないためにも。
「リブレさんがそう言うならいいですけど……。参謀ですからね。僕たちはリブレさんに従うだけです」
「その通りです」
マレイユさんも続ける。
「私にもしてほしいことがあれば言ってください」
「なら、マレイユさん、あなたは絶対に戦おうとしないでください」
破壊力がでかすぎる。
それに……。
「あなたの存在は公にされてないんでしょ?」
ずっと考えてたことを打ち明ける。
「「「!!」」」
周りが{驚愕}する。
「なぜそれを……」
マレイユさんが呟く。
キラは流石だねって顔してるだけだ。
「いや、そうじゃないとあり得ないんだよな。レインに聞いたら二つ名持ちは世界にあんまりいないことになってるんだろ? それにしてはこの国に多すぎるんだよな。俺を抜いても6人はいることになる。世界でも珍しいのに? あり得ないだろ」
「それに国家の最終兵器レベルの能力者を公にするような国の方が少ないだろ」
「それは……そうですね」
納得してくれたようだ。
「更に言えば、たぶん相手の方が二つ名持ちは少ないだろ?」
「どうしてだい?」
「二つ名ってのはその個人を超えて周りに影響を及ぼすようなやつに与えられるんだろ? なら、元々能力が秀でているやつらはその基準を超えにくいんじゃないかなって思ったんだけど……」
「なるほどね。確かに。能力が低い人間の方が超えやすいってところはあるだろうね」
まぁそこを超えた相手はかなり凄いことになってるだろうってこともあるけど。
そこは言わないようにしよう。
士気を下げたくはないし。
「報告します!」
この部屋を他の人と入れ替わりで出たり入ったりしてた人が駆け込んでくる。
あー。
ここの話を聞きながら伝令役をしていたわけか。
「敵国に動きがありました! どうも虎族が先陣を切ろうとしている模様!」
「規模は?」
「凡そ500と思われます! いかがいたしましょうか!」
「どの方角からだ?」
「は! 速さを活かすため、草原の方から回り込もうとしている様子です!」
「他の種との連携をとってるかはわかるか?」
「はい。手柄を立てたく、首長が勝手に出陣させたものと思われます」
なら、時間の猶予はあるし、援軍の心配もいらないか。
「よし、少数精鋭で行く。俺とレイン、キラ、ケインで行く。他の人たちはマレイユさんの指揮のもと、もっと大掛かりな迎撃の準備をしてくれ」
いきなり最前線に駆り出されたのに、みんな冷静だ。
さすがだな。
約一名を除いて。
「嫌ですー! 行きたくないですー!!」
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