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決戦
開戦ののろしは派手にいきましょう
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「来たよ」
キラが戻り、その一言を言ったことで全員に緊張が走る。
「大きさは?」
「普通の人くらいだったよ。ただ、明らかに人ではなかったけどね」
あまり大きくはないのか。
こういうのはめちゃめちゃ巨大っていうのがお決まりだから覚悟してたんだが。
エルフの伝承に出てくる奴もドラゴンとかいたし。
「山の周りか?」
「そうだね。カイル殿の余地通り、避けて来てたよ」
結局その理由はわからずじまいだったな。
「よし、姿が見えたと思ったら問答無用でいい。ルーリアとマレイユさんにやっちゃってくれと伝えてくれ」
「了解、言ってくるよ」
力押しでいけるならそれが一番だ。
単純で間違えようがないし、今回の力押しは遠距離で大丈夫だから被害も出にくい。
ぶちかまされるとしたらあの辺りから曲がってくるところか……。
「全員、自分の身を守るためだけにとりあえず準備してくれ」
「何からでしょう?」
「味方からだよ」
全貌を知らない獣人族の皆さんはいまいちわかっていないっぽい。
本当の敵は味方の怪物かもしれないよいうことを。
「来るぞ!!」
山の向こうから敵影が見えたその瞬間。
知っている者たちは必死で防御を。
知らない者たちもその必死さに戸惑いながらも身を守る姿勢を取る。
王様が巨大な水の壁を作り、俺がステッド・ファストでそれを固める。
その次の瞬間だった。
ルーリアによる爆発の余波が俺たちを襲ったのは。
ガガアァァン!!!
爆発音とも呼べない何かの音がした。
耳をつんざくほどの音。
水の壁を通して向こう側が真っ白になっているのがわかる。
エグイ。
これがルーリアの本気か。
なるほどな。
地形変わるわ。
水蒸気爆発で3番目ってのもわかるわ。
ただ、ヤバいのは今回はこれで終わりではないってことだ。
俺が空を見上げると、そこには落ちてくる巨大な物体があった。
そう、隕石。
マレイユさんのことだからけっこうワクワクして見てるんだろうなぁ。
なにせ自分の能力なのに一度もやったことないんだもんなぁ。
間近で見ている俺たちにとっては恐怖でしかないわけだが。
どうするんだこれ。
こんな壁1枚で防げるのか?
同じことを思ったであろう王様がさらに4重に水の壁を作り、それを俺が固める。
俺と王様の見解が完璧に一致したタイミングだった。
これも落ちた瞬間は音にならないような音が聞こえ、見らずとも地形が変わったんだろうなって感じだ。
こんなのが人間として起こせていいものなのか疑問でしかないが。
味方なのでありにしよう。
勝つためなら何でもありだ。
勝てば官軍なのだから。
土煙が薄れ、敵の姿が見える。
そう、地形を変えてしまうほどの攻撃でも敵は形が残っていたのだ。
つまり、生きてる。
これだけでどれだけ厄介な相手なのかという事がわかる。
キラが言っていたように人型。
ただし、幽霊のような、ゾンビのような古びたローブを着ている。
まぁ、このくらいでくたばるようじゃ幻想級なんていう大層な名前で呼ばれてないよな!
キラが戻り、その一言を言ったことで全員に緊張が走る。
「大きさは?」
「普通の人くらいだったよ。ただ、明らかに人ではなかったけどね」
あまり大きくはないのか。
こういうのはめちゃめちゃ巨大っていうのがお決まりだから覚悟してたんだが。
エルフの伝承に出てくる奴もドラゴンとかいたし。
「山の周りか?」
「そうだね。カイル殿の余地通り、避けて来てたよ」
結局その理由はわからずじまいだったな。
「よし、姿が見えたと思ったら問答無用でいい。ルーリアとマレイユさんにやっちゃってくれと伝えてくれ」
「了解、言ってくるよ」
力押しでいけるならそれが一番だ。
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ぶちかまされるとしたらあの辺りから曲がってくるところか……。
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「何からでしょう?」
「味方からだよ」
全貌を知らない獣人族の皆さんはいまいちわかっていないっぽい。
本当の敵は味方の怪物かもしれないよいうことを。
「来るぞ!!」
山の向こうから敵影が見えたその瞬間。
知っている者たちは必死で防御を。
知らない者たちもその必死さに戸惑いながらも身を守る姿勢を取る。
王様が巨大な水の壁を作り、俺がステッド・ファストでそれを固める。
その次の瞬間だった。
ルーリアによる爆発の余波が俺たちを襲ったのは。
ガガアァァン!!!
爆発音とも呼べない何かの音がした。
耳をつんざくほどの音。
水の壁を通して向こう側が真っ白になっているのがわかる。
エグイ。
これがルーリアの本気か。
なるほどな。
地形変わるわ。
水蒸気爆発で3番目ってのもわかるわ。
ただ、ヤバいのは今回はこれで終わりではないってことだ。
俺が空を見上げると、そこには落ちてくる巨大な物体があった。
そう、隕石。
マレイユさんのことだからけっこうワクワクして見てるんだろうなぁ。
なにせ自分の能力なのに一度もやったことないんだもんなぁ。
間近で見ている俺たちにとっては恐怖でしかないわけだが。
どうするんだこれ。
こんな壁1枚で防げるのか?
同じことを思ったであろう王様がさらに4重に水の壁を作り、それを俺が固める。
俺と王様の見解が完璧に一致したタイミングだった。
これも落ちた瞬間は音にならないような音が聞こえ、見らずとも地形が変わったんだろうなって感じだ。
こんなのが人間として起こせていいものなのか疑問でしかないが。
味方なのでありにしよう。
勝つためなら何でもありだ。
勝てば官軍なのだから。
土煙が薄れ、敵の姿が見える。
そう、地形を変えてしまうほどの攻撃でも敵は形が残っていたのだ。
つまり、生きてる。
これだけでどれだけ厄介な相手なのかという事がわかる。
キラが言っていたように人型。
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