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レオニス様の想い
「メリンダ! ティナは? ティナはどこだ?」
パンと大きなドアが開く大きな音がして息を切らせたレオニス様が入ってきた。
ああ、レオニス様だ。今は顔を見ただけで泣いてしまいそうだ。
レオニス様はキッチンや二階を見て回り、もう一度メリンダさんのところに戻ってきた。
「何だい、騒々しい。ティナがここにいるように見えるかい?」
「しかし探索の魔法ではここにいると……」
レオニス様が食い下がると、メリンダさんはレオニス様に私のネックレスを見せた。
「何だいこれは? ティナにこんな束縛の強いもんつけさせて。ティナはお前のただの家政婦だろう?」
レオ様は顔を少し赤くしてメリンダさんに反論した。
「これはっ。ティナが以前攫われたからだ。ティナが危険な目に合うようなことがあれば、すぐに駆けつけて助けたい」
「でもレオニス。お前ルーンのレティシア王女と結婚するんじゃないのかい? そうしたらティナの事はどうする気だい?」
メリンダさんの言葉にレオニス様はとても驚いているようだ。
「何だって!? 俺がレティシア王女と結婚するわけないだろう。レティシア王女はライル殿下とご結婚される予定だし、俺が結婚したいと思ってるのはティナ一人だけだ」
!!
レオニス様が、私と結婚したいって言った?
「ティナは家事もこなすし料理もうまい。結婚すればただで家政婦が雇えると思ってやしないだろうね」
メリンダさんの言葉にレオニス様が怒鳴る。
「そんなわけないに決まってるだろう! 家政婦なんていなくていい。俺はずっと前からティナを愛してるんだ。断られるのが怖くてずっと言い出せなかったが、きちんと会って告白するつもりだ」
「そうかい。それなら私がいう事は何もないね」
話は済んだと、メリンダさんはキッチンに座って薬草の仕分けを始めた。
「メリンダ! ティナはどこだ。やっぱりこの家にいるんだろう」
レオニス様の剣幕にもメリンダさんは全く怯まない。
「ニャー」
わたしは思わずレオニス様の前に出た。
「ん? 猫? メリンダ、猫なんて飼ってたのか」
「飼ってるってわけじゃないよ。お客さんさね」
レオニス様。私はここです。
「ニャニャ」
レオニス様のズボンの裾を肉球で軽くタッチする。
「なんかこの猫ティナみたいだ……」
レオニス様は私を抱き上げると自身の膝に乗せて撫でた。
「ああ。ティナ。どこに行ってしまったんだ」
メリンダさんはその美しい顔でイタズラが成功したようにあやしく微笑んだ。
「ティナならそこにいるじゃないか。ほら、お前の膝の上だよ」
「へ?」
ボンッと音がしたと思ったら、私はレオニス様に向かい合うようにして、その膝に座っていた。何故かレオニス様の腕が私の腰に回されている。
「……ティナ?」
至近距離で見るレオニス様のびっくりしたお顔が美しい。
「レオニス様っ。ごめんなさい」
私が慌ててレオニス様の膝から降りようとするが、レオニス様はわたしを強く抱きしめた。
「ティナ……。ああ、本当にティナだ。良かった……」
「レオニス様……」
そんな風に思っていてくれたなんて。わたしは一体レオニス様の何を見ていたんだろう。
いつだってレオニス様は真っ直ぐな気持で向き合ってくれていたのに。
「レオニス様。私、レオニス様が好きです」
レオニス様は私の肩に埋めていた顔をあげて私を見た。
「レオニス様、好きです。私と恋人になっていただけませんか?」
気持ちを乗せて真っ直ぐにレオニス様を見ると、レオニス様は泣きそうな顔で笑った。
「ずるいなティナ。俺が先に言おうと思っていたのに」
そしてレオニス様は私の頬に手を当てるとこう言った。
「ティナ、好きだ。愛してる。俺と恋人になってくれ」
私の頬に涙が一粒流れてレオニス様の手のひらを濡らした。
「はい。喜んで」
パンと大きなドアが開く大きな音がして息を切らせたレオニス様が入ってきた。
ああ、レオニス様だ。今は顔を見ただけで泣いてしまいそうだ。
レオニス様はキッチンや二階を見て回り、もう一度メリンダさんのところに戻ってきた。
「何だい、騒々しい。ティナがここにいるように見えるかい?」
「しかし探索の魔法ではここにいると……」
レオニス様が食い下がると、メリンダさんはレオニス様に私のネックレスを見せた。
「何だいこれは? ティナにこんな束縛の強いもんつけさせて。ティナはお前のただの家政婦だろう?」
レオ様は顔を少し赤くしてメリンダさんに反論した。
「これはっ。ティナが以前攫われたからだ。ティナが危険な目に合うようなことがあれば、すぐに駆けつけて助けたい」
「でもレオニス。お前ルーンのレティシア王女と結婚するんじゃないのかい? そうしたらティナの事はどうする気だい?」
メリンダさんの言葉にレオニス様はとても驚いているようだ。
「何だって!? 俺がレティシア王女と結婚するわけないだろう。レティシア王女はライル殿下とご結婚される予定だし、俺が結婚したいと思ってるのはティナ一人だけだ」
!!
レオニス様が、私と結婚したいって言った?
「ティナは家事もこなすし料理もうまい。結婚すればただで家政婦が雇えると思ってやしないだろうね」
メリンダさんの言葉にレオニス様が怒鳴る。
「そんなわけないに決まってるだろう! 家政婦なんていなくていい。俺はずっと前からティナを愛してるんだ。断られるのが怖くてずっと言い出せなかったが、きちんと会って告白するつもりだ」
「そうかい。それなら私がいう事は何もないね」
話は済んだと、メリンダさんはキッチンに座って薬草の仕分けを始めた。
「メリンダ! ティナはどこだ。やっぱりこの家にいるんだろう」
レオニス様の剣幕にもメリンダさんは全く怯まない。
「ニャー」
わたしは思わずレオニス様の前に出た。
「ん? 猫? メリンダ、猫なんて飼ってたのか」
「飼ってるってわけじゃないよ。お客さんさね」
レオニス様。私はここです。
「ニャニャ」
レオニス様のズボンの裾を肉球で軽くタッチする。
「なんかこの猫ティナみたいだ……」
レオニス様は私を抱き上げると自身の膝に乗せて撫でた。
「ああ。ティナ。どこに行ってしまったんだ」
メリンダさんはその美しい顔でイタズラが成功したようにあやしく微笑んだ。
「ティナならそこにいるじゃないか。ほら、お前の膝の上だよ」
「へ?」
ボンッと音がしたと思ったら、私はレオニス様に向かい合うようにして、その膝に座っていた。何故かレオニス様の腕が私の腰に回されている。
「……ティナ?」
至近距離で見るレオニス様のびっくりしたお顔が美しい。
「レオニス様っ。ごめんなさい」
私が慌ててレオニス様の膝から降りようとするが、レオニス様はわたしを強く抱きしめた。
「ティナ……。ああ、本当にティナだ。良かった……」
「レオニス様……」
そんな風に思っていてくれたなんて。わたしは一体レオニス様の何を見ていたんだろう。
いつだってレオニス様は真っ直ぐな気持で向き合ってくれていたのに。
「レオニス様。私、レオニス様が好きです」
レオニス様は私の肩に埋めていた顔をあげて私を見た。
「レオニス様、好きです。私と恋人になっていただけませんか?」
気持ちを乗せて真っ直ぐにレオニス様を見ると、レオニス様は泣きそうな顔で笑った。
「ずるいなティナ。俺が先に言おうと思っていたのに」
そしてレオニス様は私の頬に手を当てるとこう言った。
「ティナ、好きだ。愛してる。俺と恋人になってくれ」
私の頬に涙が一粒流れてレオニス様の手のひらを濡らした。
「はい。喜んで」
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