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第157話 訂正Go
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イスを座り直してキーボードに指をつける。
水元さんは指をさして誤字部分を指摘する。
こうして訂正されて初めて思ったよりも多くの誤字があることに気付かされる。
そして、あまりの多さに少し可笑しさを感じる。
消して、書いてを繰り返し、ようやく2度目のチェックに入る。
水元さんは1回目のチェックと同じ姿勢でメールを覗く。
私はその間に画面の右下に表示されている時間を確認する。
16:42。
30分ほど過ぎてはいたことに安堵するものの、それでも30分しか経っていないと思うとため息が出かける。
「今度は、おっけー、かな。じゃあ、送っちゃっていいよ。」
水元さんは区切り区切りにチェックを済ませたことを伝える。
これは癖で何度も確認しながらもOKサインを出す時は内容に目を通しているからか途切れになりがちだ。
何はともあれOKを貰った。
マウスを移動させ送信ボタンの上にカーソルを合わせる。
「じゃあ、送ります。」
水元さんは最後にアドレスに指を当てて確認した後に
「うん。いいよ。」
と合図を出す。
私はマウスの左ボタンを押下する。
水元さんは指をさして誤字部分を指摘する。
こうして訂正されて初めて思ったよりも多くの誤字があることに気付かされる。
そして、あまりの多さに少し可笑しさを感じる。
消して、書いてを繰り返し、ようやく2度目のチェックに入る。
水元さんは1回目のチェックと同じ姿勢でメールを覗く。
私はその間に画面の右下に表示されている時間を確認する。
16:42。
30分ほど過ぎてはいたことに安堵するものの、それでも30分しか経っていないと思うとため息が出かける。
「今度は、おっけー、かな。じゃあ、送っちゃっていいよ。」
水元さんは区切り区切りにチェックを済ませたことを伝える。
これは癖で何度も確認しながらもOKサインを出す時は内容に目を通しているからか途切れになりがちだ。
何はともあれOKを貰った。
マウスを移動させ送信ボタンの上にカーソルを合わせる。
「じゃあ、送ります。」
水元さんは最後にアドレスに指を当てて確認した後に
「うん。いいよ。」
と合図を出す。
私はマウスの左ボタンを押下する。
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