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第179話 反応変わらない定期
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ビニール袋の中に入っている衣類についた全てのタグを切り、今日、オリヒメに必要な分だけ手に取ってお風呂場へ向かう。
その時、自分の下着を持ち忘れていたことを急に思い出し、1度取りに戻る。
(危ないところだった~。)
廊下を歩きながら深呼吸とおでこを手の甲で拭う仕草で安堵感を得る。
目の前には脱衣所の光が漏れていて、それを見るだけで高揚する自分がいる。
「お待たせ~。」
廊下から顔だけを出して様子を確認する。
が、笑みが自然と浮かんでいたため、瞼が閉じている。
そして、その瞼が開いた今の瞬間が終わりの合図でもあった。
目の前には衣服を着ていないオリヒメの姿がある。
私はすぐさま顔を横に向けて見なかったことにするものの、すぐに頭の中に先程の光景が浮かび上がってくる。
興奮止まない中、
「お、オリヒメちゃん、入ってていいんだよ~。」
と、この状況に一矢報いる。
浴室の扉の開く音、閉まる音、そして、シャワーからお湯の流れる音が聞こえてようやくうなだれてため息をつく。
(相変わらず、心臓に悪い……。)
その時、自分の下着を持ち忘れていたことを急に思い出し、1度取りに戻る。
(危ないところだった~。)
廊下を歩きながら深呼吸とおでこを手の甲で拭う仕草で安堵感を得る。
目の前には脱衣所の光が漏れていて、それを見るだけで高揚する自分がいる。
「お待たせ~。」
廊下から顔だけを出して様子を確認する。
が、笑みが自然と浮かんでいたため、瞼が閉じている。
そして、その瞼が開いた今の瞬間が終わりの合図でもあった。
目の前には衣服を着ていないオリヒメの姿がある。
私はすぐさま顔を横に向けて見なかったことにするものの、すぐに頭の中に先程の光景が浮かび上がってくる。
興奮止まない中、
「お、オリヒメちゃん、入ってていいんだよ~。」
と、この状況に一矢報いる。
浴室の扉の開く音、閉まる音、そして、シャワーからお湯の流れる音が聞こえてようやくうなだれてため息をつく。
(相変わらず、心臓に悪い……。)
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