ダンジョン学園サブカル同好会の日常

くずもち

文字の大きさ
74 / 176

第74話とあるパーティの奮闘

しおりを挟む
「……こ、これは。本当にあるじゃん」

 愕然として天音さんが立ち尽くしていた。

 その原因は1階に当然のように設置されていた扉付きの小部屋で、それは紛れもなくトイレだった。

「だから言ったでしょう?」

 月読 カノンは、驚く友人に少しだけ得意げに言った。

 とはいえ彼女も何となくそれが出来上がるだろうとは思っていたが、実際にトイレとして成立しているところを見ると感慨深い。

 彼はたぶん成し遂げたのだろう。

 ただ自分の目で見ても信じられないのか、クラスメイトの天音さんはとても悔しそうな顔をしていた。

「ぐっ。でもまだダンジョンが変化したら消えるかもしれないし? 何回やっても無事とも言えないし…………なんか生意気」

「そんな風に言うものではないわ。すごく助かるでしょう?」

「……それはそうね」

 他愛ない事のように思えるが、実際は世界を揺るがしかねない変化だと思う。

 ダンジョンを開拓する足掛かりになりそうな技術は、きっと未来、人類の役立つことなんてわかり切ったことだ。

「すごいわよ? ちゃんと水も出るから」

「なんでよ!? おかしくない!?」

「そうなの。おかしいのよ」

 だが、何でそんなことが出来るのかはわからない。

 彼はおそらくスキルを使っているが、どうやってそれが身につけられるのかは全く知らないし、公開されてもいない。

 スキルは切り札だから隠すのは普通だが、自分達とは明らかに違う才能は少しだけ羨ましいとカノンは思っていた。

 でもない物ねだりをしていたって仕方がない。

 雑談はこれくらいにして、カノン達は他のパーティメンバーを追いかけた。

「さて、見物はこれくらいにして―――じゃあ私達も、やるべきことをしましょう」

「……そうね。いつまでもトイレ見てるのも馬鹿らしいわ」



 現在カノン達のパーティは5階で探索を続けていた。

 しかし戦闘はパーティで挑んでいても、出てくるモンスターと実力が拮抗していて、毎回激しい戦闘を繰り返していた。

「はぁああああ!」

 前衛の草薙君が果敢に飛び掛かっているのは、先日殺されかけたポイズンスパイダーだ。

 非常に硬い外骨格と、強力な毒が恐ろしいモンスターはとてもソロでは相手にならない。

 戦士の人間離れした力で振るわれた剣ですら刃が立たず、草薙君は何度も斬りつけているのに大したダメージにはなっていなかった。

 そして接近戦を挑んでいるうちに、ポイズンスパイダーの腕の一撃が草薙君の服を貫いて引きずり回した。

「うわっ!」

「草薙! 今助ける!」

 慌てた羽々霧君は持っていた槍で引っかかった服を裂いたが、隙を突かれて粘液で壁に縫い留められた。

「ぐぁ! マズイ! 動けない!」

 そして放り出された草薙君は地面に叩きつけられ、動けないようだ。

 前衛がいなくなってカノンも嫌な汗が噴き出たが、すでに魔法の準備は完了していた。

「この! やったな!」

「……行きます!」

 カノンと天音さんは練り上げた魔力を魔法にして解き放つ。

 強力な熱線と炎はポイズンスパイダーの体に命中して一気に焼き尽くした。

 魔法に焼かれポイズンスパイダーは力を無くして崩れ落ち、動かなくなる。

 際どいところだったがどうやら止めを刺すことに成功したようだった。

「……よし、やったな」

「大丈夫?」

「ああ。かすり傷だよ」

 こちらに足を引きずりながらやってきた草薙君は明らかにかなりのダメージを負っていた。

 カノンは彼に歩み寄って、その場に座らせるとすぐに治療を開始する。

「あまり無茶するものではないわ。やっぱりこの階層は私達には少し早いんじゃないかしら?」

 カノンは回復魔法を施しながら、リーダーである草薙君に話をしてみる。

 しかし彼はゆっくりと首を横に振った。

「いや、ギリギリの戦いだから意味があるんじゃないか。雑魚を倒しても大した経験にはならないよ」

「それはそうだけど……」

「実際俺、強くなってきてる実感があるんだ。だから今はどんどん戦っていきたい。それがパーティのために一番いいと思うんだ」

「……そうね」

 カノンは曖昧に返事をした。

 しかし実際は、彼女が魔法使いという後方支援だからだろうか? 草薙君の言うような強くなった実感はあまりない。

 一日2匹、運が悪いと1匹倒せるかどうかという討伐数はさすがに少なすぎる気がする。

 だが一般論では戦闘は仕留めるかどうかよりも、一回ごとの戦闘の質が重要だと言われていた。

 過酷な戦闘を潜り抜ければ、良質な経験を得られて強くなれる。

 その強さは、レベルというよくわからないダンジョンに入ることで生み出された指標よりもよほど価値のあることだと。

 実際、格下のモンスターを倒しても中々レベルは上がらないし、立ち回りや戦い方は一戦するたびに、洗練されて行っているのは間違いないことだった。

 そしてそれは前衛である草薙君達の方が実感として感じやすいところなのだろう。

「遠回りの様だけど、一つ一つの戦闘を丁寧にやっていこう。大丈夫。僕らは負けないさ」

「……ええ、分かった」

 回復が終わり、肩をポンと叩くと草薙君は立ち上がる。

 魔法があるから成立するが、無茶なことは変わらないとカノンは思った。

 それでも、無茶をするのはカノン達全員が力を求めているからだ。

 このパーティはとても活動的だ。そんな彼らと行動を共にすれば少なくとも停滞するようなことにはならない。

 だが草薙君はこちらを振り返ると、こんな提案をしてきた。

「でも今日はもう帰ろうか。体が治っても装備がもうダメだ。流石にこれじゃあ5階のモンスターは倒せない」

「こっち回復終わったよー。感謝しなよ? 回復と攻撃が出来る魔法使いなんて滅多にいないんだから。二人もいるのはラッキーなんだよ?」

「いちいち恩に着せるなよ……」

「じゃあ、怪我するんじゃないわよ。魔力だって減るんだから」

「……そうだな」

 これは、表情に出てしまっていたかもしれない。

 まだまだ未熟だなと内心カノンは自嘲する。

 しかし今日も無事全員生き延びることが出来た。

 カノンは提案を受け入れて、来た道を慎重にたどって上の階へと上がっていった。




 1階にようやくたどり着いて、カノン達は胸を撫でおろす。

 この階層のモンスターならさすがに負けることはない。

 カノン達は重い足取りで、ダンジョンの外に向かっていたら、そこで今まで見たこともないものを発見した。

「な、なによこれ!」

 天音さんが声を上げて驚いていたが、カノンも同じように驚いていた。

 派手な看板が飾られた小部屋だった。

 備え付けのカウンターの上には、お代はこちらと書かれた宝箱と、数点の商品らしきアイテムが並んでいた。

「あれ!? トイレが売店になってる!」

「なんだこれ? 来た時はなかったよな?」

「ポーションが並んでないか!? 持って行っても構わないという事か?」

 だけどカノンはなんとなく嬉しくなって、ダンジョンにいるとは思えないほど穏やかな笑みを浮かべていた。

 ああ、これはたぶんトイレの彼がやったのだろう。

 売店にはトイレもしっかりついていたから、たぶんそうだ。

 これは彼もすごい速さで進化しているんじゃないかとカノンは感心してしまった。

「……」

 きっと、凄く努力しているんだろうとそう思う。

 自分達の進歩が感じられない現状だと、なおさらそう感じた。

 彼は建築にすべての労力を割いているだろうし、戦闘している暇なんてないだろうと考えるのは自分達がそうだからである。

 だけどなんでだろう?

 彼の事を思い出すと、カノンはあの青白い燃える頭がちらついた。

「そんなわけないわよね……」

「何か言った?」

「何でもないわ。あ、このポーションものすごく安い。買っていこうかな?」

「……でも怪しくない?」

「こっちにはモンスターポークサンドってあるけど……本当にモンスターなのかな?」

「……そうなら毒じゃん」

 まぁそうだけど、ちょっと興味がある。本当にちょっとだけ。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

異世界帰りの英雄は理不尽な現代でそこそこ無双する〜やりすぎはいかんよ、やりすぎは〜

mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
<これからは「週一投稿(できれば毎週土曜日9:00)」または「不定期投稿」となります> 「異世界から元の世界に戻るとレベルはリセットされる」⋯⋯そう女神に告げられるも「それでも元の世界で自分の人生を取り戻したい」と言って一から出直すつもりで元の世界に戻った結城タケル。  死ぬ前の時間軸——5年前の高校2年生の、あの事故現場に戻ったタケル。そこはダンジョンのある現代。タケルはダンジョン探索者《シーカー》になるべくダンジョン養成講座を受け、初心者養成ダンジョンに入る。  レベル1ではスライム1匹にさえ苦戦するという貧弱さであるにも関わらず、最悪なことに2匹のゴブリンに遭遇するタケル。  絶望の中、タケルは「どうにかしなければ⋯⋯」と必死の中、ステータスをおもむろに開く。それはただの悪あがきのようなものだったが、 「え?、何だ⋯⋯これ?」  これは、異世界に転移し魔王を倒した勇者が、ダンジョンのある現代に戻っていろいろとやらかしていく物語である。

鬼死回生~酒呑童子の異世界転生冒険記~

今田勝手
ファンタジー
平安時代の日本で魑魅魍魎を束ねた最強の鬼「酒呑童子」。 大江山で討伐されたその鬼は、死の間際「人に生まれ変わりたい」と願った。 目が覚めた彼が見たのは、平安京とは全く異なる世界で……。 これは、鬼が人間を目指す更生の物語である、のかもしれない。 ※本作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ネオページ」でも同時連載中です。

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

俺の召喚獣だけレベルアップする

摂政
ファンタジー
【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話 主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉 神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく…… ※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!! 内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません? https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html

この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~

仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。 祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。 試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。 拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。 さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが…… 暫くするとこの世界には異変が起きていた。 謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。 謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。 そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。 その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。 その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。 様々な登場人物が織りなす群像劇です。 主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。 その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。 ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。 タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。 その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。

最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~

華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』 たったこの一言から、すべてが始まった。 ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。 そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。 それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。 ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。 スキルとは祝福か、呪いか…… ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!! 主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。 ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。 ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。 しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。 一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。 途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。 その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。 そして、世界存亡の危機。 全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した…… ※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。

《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う

なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。 スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、 ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。 弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、 満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。 そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは―― 拾ってきた野良の黒猫“クロ”。 だが命の灯が消えかけた夜、 その黒猫は正体を現す。 クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在―― しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。 力を失われ、語ることすら封じられたクロは、 復讐を果たすための契約者を探していた。 クロは瀕死のソラと契約し、 彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。 唯一のスキル《アイテムボックス》。 そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、 弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。 だがその裏で、 クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、 復讐の道を静かに歩み始めていた。 これは―― “最弱”と“最凶”が手を取り合い、 未来をやり直す物語

日本国 召喚獣管理省 関東庁 召喚獣総合事案即応科。

wakaba1890
ファンタジー
召喚獣。 それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。 初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。 そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。 また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。 そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。 そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。 そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。

処理中です...