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第74話とあるパーティの奮闘
「……こ、これは。本当にあるじゃん」
愕然として天音さんが立ち尽くしていた。
その原因は1階に当然のように設置されていた扉付きの小部屋で、それは紛れもなくトイレだった。
「だから言ったでしょう?」
月読 カノンは、驚く友人に少しだけ得意げに言った。
とはいえ彼女も何となくそれが出来上がるだろうとは思っていたが、実際にトイレとして成立しているところを見ると感慨深い。
彼はたぶん成し遂げたのだろう。
ただ自分の目で見ても信じられないのか、クラスメイトの天音さんはとても悔しそうな顔をしていた。
「ぐっ。でもまだダンジョンが変化したら消えるかもしれないし? 何回やっても無事とも言えないし…………なんか生意気」
「そんな風に言うものではないわ。すごく助かるでしょう?」
「……それはそうね」
他愛ない事のように思えるが、実際は世界を揺るがしかねない変化だと思う。
ダンジョンを開拓する足掛かりになりそうな技術は、きっと未来、人類の役立つことなんてわかり切ったことだ。
「すごいわよ? ちゃんと水も出るから」
「なんでよ!? おかしくない!?」
「そうなの。おかしいのよ」
だが、何でそんなことが出来るのかはわからない。
彼はおそらくスキルを使っているが、どうやってそれが身につけられるのかは全く知らないし、公開されてもいない。
スキルは切り札だから隠すのは普通だが、自分達とは明らかに違う才能は少しだけ羨ましいとカノンは思っていた。
でもない物ねだりをしていたって仕方がない。
雑談はこれくらいにして、カノン達は他のパーティメンバーを追いかけた。
「さて、見物はこれくらいにして―――じゃあ私達も、やるべきことをしましょう」
「……そうね。いつまでもトイレ見てるのも馬鹿らしいわ」
現在カノン達のパーティは5階で探索を続けていた。
しかし戦闘はパーティで挑んでいても、出てくるモンスターと実力が拮抗していて、毎回激しい戦闘を繰り返していた。
「はぁああああ!」
前衛の草薙君が果敢に飛び掛かっているのは、先日殺されかけたポイズンスパイダーだ。
非常に硬い外骨格と、強力な毒が恐ろしいモンスターはとてもソロでは相手にならない。
戦士の人間離れした力で振るわれた剣ですら刃が立たず、草薙君は何度も斬りつけているのに大したダメージにはなっていなかった。
そして接近戦を挑んでいるうちに、ポイズンスパイダーの腕の一撃が草薙君の服を貫いて引きずり回した。
「うわっ!」
「草薙! 今助ける!」
慌てた羽々霧君は持っていた槍で引っかかった服を裂いたが、隙を突かれて粘液で壁に縫い留められた。
「ぐぁ! マズイ! 動けない!」
そして放り出された草薙君は地面に叩きつけられ、動けないようだ。
前衛がいなくなってカノンも嫌な汗が噴き出たが、すでに魔法の準備は完了していた。
「この! やったな!」
「……行きます!」
カノンと天音さんは練り上げた魔力を魔法にして解き放つ。
強力な熱線と炎はポイズンスパイダーの体に命中して一気に焼き尽くした。
魔法に焼かれポイズンスパイダーは力を無くして崩れ落ち、動かなくなる。
際どいところだったがどうやら止めを刺すことに成功したようだった。
「……よし、やったな」
「大丈夫?」
「ああ。かすり傷だよ」
こちらに足を引きずりながらやってきた草薙君は明らかにかなりのダメージを負っていた。
カノンは彼に歩み寄って、その場に座らせるとすぐに治療を開始する。
「あまり無茶するものではないわ。やっぱりこの階層は私達には少し早いんじゃないかしら?」
カノンは回復魔法を施しながら、リーダーである草薙君に話をしてみる。
しかし彼はゆっくりと首を横に振った。
「いや、ギリギリの戦いだから意味があるんじゃないか。雑魚を倒しても大した経験にはならないよ」
「それはそうだけど……」
「実際俺、強くなってきてる実感があるんだ。だから今はどんどん戦っていきたい。それがパーティのために一番いいと思うんだ」
「……そうね」
カノンは曖昧に返事をした。
しかし実際は、彼女が魔法使いという後方支援だからだろうか? 草薙君の言うような強くなった実感はあまりない。
一日2匹、運が悪いと1匹倒せるかどうかという討伐数はさすがに少なすぎる気がする。
だが一般論では戦闘は仕留めるかどうかよりも、一回ごとの戦闘の質が重要だと言われていた。
過酷な戦闘を潜り抜ければ、良質な経験を得られて強くなれる。
その強さは、レベルというよくわからないダンジョンに入ることで生み出された指標よりもよほど価値のあることだと。
実際、格下のモンスターを倒しても中々レベルは上がらないし、立ち回りや戦い方は一戦するたびに、洗練されて行っているのは間違いないことだった。
そしてそれは前衛である草薙君達の方が実感として感じやすいところなのだろう。
「遠回りの様だけど、一つ一つの戦闘を丁寧にやっていこう。大丈夫。僕らは負けないさ」
「……ええ、分かった」
回復が終わり、肩をポンと叩くと草薙君は立ち上がる。
魔法があるから成立するが、無茶なことは変わらないとカノンは思った。
それでも、無茶をするのはカノン達全員が力を求めているからだ。
このパーティはとても活動的だ。そんな彼らと行動を共にすれば少なくとも停滞するようなことにはならない。
だが草薙君はこちらを振り返ると、こんな提案をしてきた。
「でも今日はもう帰ろうか。体が治っても装備がもうダメだ。流石にこれじゃあ5階のモンスターは倒せない」
「こっち回復終わったよー。感謝しなよ? 回復と攻撃が出来る魔法使いなんて滅多にいないんだから。二人もいるのはラッキーなんだよ?」
「いちいち恩に着せるなよ……」
「じゃあ、怪我するんじゃないわよ。魔力だって減るんだから」
「……そうだな」
これは、表情に出てしまっていたかもしれない。
まだまだ未熟だなと内心カノンは自嘲する。
しかし今日も無事全員生き延びることが出来た。
カノンは提案を受け入れて、来た道を慎重にたどって上の階へと上がっていった。
1階にようやくたどり着いて、カノン達は胸を撫でおろす。
この階層のモンスターならさすがに負けることはない。
カノン達は重い足取りで、ダンジョンの外に向かっていたら、そこで今まで見たこともないものを発見した。
「な、なによこれ!」
天音さんが声を上げて驚いていたが、カノンも同じように驚いていた。
派手な看板が飾られた小部屋だった。
備え付けのカウンターの上には、お代はこちらと書かれた宝箱と、数点の商品らしきアイテムが並んでいた。
「あれ!? トイレが売店になってる!」
「なんだこれ? 来た時はなかったよな?」
「ポーションが並んでないか!? 持って行っても構わないという事か?」
だけどカノンはなんとなく嬉しくなって、ダンジョンにいるとは思えないほど穏やかな笑みを浮かべていた。
ああ、これはたぶんトイレの彼がやったのだろう。
売店にはトイレもしっかりついていたから、たぶんそうだ。
これは彼もすごい速さで進化しているんじゃないかとカノンは感心してしまった。
「……」
きっと、凄く努力しているんだろうとそう思う。
自分達の進歩が感じられない現状だと、なおさらそう感じた。
彼は建築にすべての労力を割いているだろうし、戦闘している暇なんてないだろうと考えるのは自分達がそうだからである。
だけどなんでだろう?
彼の事を思い出すと、カノンはあの青白い燃える頭がちらついた。
「そんなわけないわよね……」
「何か言った?」
「何でもないわ。あ、このポーションものすごく安い。買っていこうかな?」
「……でも怪しくない?」
「こっちにはモンスターポークサンドってあるけど……本当にモンスターなのかな?」
「……そうなら毒じゃん」
まぁそうだけど、ちょっと興味がある。本当にちょっとだけ。
愕然として天音さんが立ち尽くしていた。
その原因は1階に当然のように設置されていた扉付きの小部屋で、それは紛れもなくトイレだった。
「だから言ったでしょう?」
月読 カノンは、驚く友人に少しだけ得意げに言った。
とはいえ彼女も何となくそれが出来上がるだろうとは思っていたが、実際にトイレとして成立しているところを見ると感慨深い。
彼はたぶん成し遂げたのだろう。
ただ自分の目で見ても信じられないのか、クラスメイトの天音さんはとても悔しそうな顔をしていた。
「ぐっ。でもまだダンジョンが変化したら消えるかもしれないし? 何回やっても無事とも言えないし…………なんか生意気」
「そんな風に言うものではないわ。すごく助かるでしょう?」
「……それはそうね」
他愛ない事のように思えるが、実際は世界を揺るがしかねない変化だと思う。
ダンジョンを開拓する足掛かりになりそうな技術は、きっと未来、人類の役立つことなんてわかり切ったことだ。
「すごいわよ? ちゃんと水も出るから」
「なんでよ!? おかしくない!?」
「そうなの。おかしいのよ」
だが、何でそんなことが出来るのかはわからない。
彼はおそらくスキルを使っているが、どうやってそれが身につけられるのかは全く知らないし、公開されてもいない。
スキルは切り札だから隠すのは普通だが、自分達とは明らかに違う才能は少しだけ羨ましいとカノンは思っていた。
でもない物ねだりをしていたって仕方がない。
雑談はこれくらいにして、カノン達は他のパーティメンバーを追いかけた。
「さて、見物はこれくらいにして―――じゃあ私達も、やるべきことをしましょう」
「……そうね。いつまでもトイレ見てるのも馬鹿らしいわ」
現在カノン達のパーティは5階で探索を続けていた。
しかし戦闘はパーティで挑んでいても、出てくるモンスターと実力が拮抗していて、毎回激しい戦闘を繰り返していた。
「はぁああああ!」
前衛の草薙君が果敢に飛び掛かっているのは、先日殺されかけたポイズンスパイダーだ。
非常に硬い外骨格と、強力な毒が恐ろしいモンスターはとてもソロでは相手にならない。
戦士の人間離れした力で振るわれた剣ですら刃が立たず、草薙君は何度も斬りつけているのに大したダメージにはなっていなかった。
そして接近戦を挑んでいるうちに、ポイズンスパイダーの腕の一撃が草薙君の服を貫いて引きずり回した。
「うわっ!」
「草薙! 今助ける!」
慌てた羽々霧君は持っていた槍で引っかかった服を裂いたが、隙を突かれて粘液で壁に縫い留められた。
「ぐぁ! マズイ! 動けない!」
そして放り出された草薙君は地面に叩きつけられ、動けないようだ。
前衛がいなくなってカノンも嫌な汗が噴き出たが、すでに魔法の準備は完了していた。
「この! やったな!」
「……行きます!」
カノンと天音さんは練り上げた魔力を魔法にして解き放つ。
強力な熱線と炎はポイズンスパイダーの体に命中して一気に焼き尽くした。
魔法に焼かれポイズンスパイダーは力を無くして崩れ落ち、動かなくなる。
際どいところだったがどうやら止めを刺すことに成功したようだった。
「……よし、やったな」
「大丈夫?」
「ああ。かすり傷だよ」
こちらに足を引きずりながらやってきた草薙君は明らかにかなりのダメージを負っていた。
カノンは彼に歩み寄って、その場に座らせるとすぐに治療を開始する。
「あまり無茶するものではないわ。やっぱりこの階層は私達には少し早いんじゃないかしら?」
カノンは回復魔法を施しながら、リーダーである草薙君に話をしてみる。
しかし彼はゆっくりと首を横に振った。
「いや、ギリギリの戦いだから意味があるんじゃないか。雑魚を倒しても大した経験にはならないよ」
「それはそうだけど……」
「実際俺、強くなってきてる実感があるんだ。だから今はどんどん戦っていきたい。それがパーティのために一番いいと思うんだ」
「……そうね」
カノンは曖昧に返事をした。
しかし実際は、彼女が魔法使いという後方支援だからだろうか? 草薙君の言うような強くなった実感はあまりない。
一日2匹、運が悪いと1匹倒せるかどうかという討伐数はさすがに少なすぎる気がする。
だが一般論では戦闘は仕留めるかどうかよりも、一回ごとの戦闘の質が重要だと言われていた。
過酷な戦闘を潜り抜ければ、良質な経験を得られて強くなれる。
その強さは、レベルというよくわからないダンジョンに入ることで生み出された指標よりもよほど価値のあることだと。
実際、格下のモンスターを倒しても中々レベルは上がらないし、立ち回りや戦い方は一戦するたびに、洗練されて行っているのは間違いないことだった。
そしてそれは前衛である草薙君達の方が実感として感じやすいところなのだろう。
「遠回りの様だけど、一つ一つの戦闘を丁寧にやっていこう。大丈夫。僕らは負けないさ」
「……ええ、分かった」
回復が終わり、肩をポンと叩くと草薙君は立ち上がる。
魔法があるから成立するが、無茶なことは変わらないとカノンは思った。
それでも、無茶をするのはカノン達全員が力を求めているからだ。
このパーティはとても活動的だ。そんな彼らと行動を共にすれば少なくとも停滞するようなことにはならない。
だが草薙君はこちらを振り返ると、こんな提案をしてきた。
「でも今日はもう帰ろうか。体が治っても装備がもうダメだ。流石にこれじゃあ5階のモンスターは倒せない」
「こっち回復終わったよー。感謝しなよ? 回復と攻撃が出来る魔法使いなんて滅多にいないんだから。二人もいるのはラッキーなんだよ?」
「いちいち恩に着せるなよ……」
「じゃあ、怪我するんじゃないわよ。魔力だって減るんだから」
「……そうだな」
これは、表情に出てしまっていたかもしれない。
まだまだ未熟だなと内心カノンは自嘲する。
しかし今日も無事全員生き延びることが出来た。
カノンは提案を受け入れて、来た道を慎重にたどって上の階へと上がっていった。
1階にようやくたどり着いて、カノン達は胸を撫でおろす。
この階層のモンスターならさすがに負けることはない。
カノン達は重い足取りで、ダンジョンの外に向かっていたら、そこで今まで見たこともないものを発見した。
「な、なによこれ!」
天音さんが声を上げて驚いていたが、カノンも同じように驚いていた。
派手な看板が飾られた小部屋だった。
備え付けのカウンターの上には、お代はこちらと書かれた宝箱と、数点の商品らしきアイテムが並んでいた。
「あれ!? トイレが売店になってる!」
「なんだこれ? 来た時はなかったよな?」
「ポーションが並んでないか!? 持って行っても構わないという事か?」
だけどカノンはなんとなく嬉しくなって、ダンジョンにいるとは思えないほど穏やかな笑みを浮かべていた。
ああ、これはたぶんトイレの彼がやったのだろう。
売店にはトイレもしっかりついていたから、たぶんそうだ。
これは彼もすごい速さで進化しているんじゃないかとカノンは感心してしまった。
「……」
きっと、凄く努力しているんだろうとそう思う。
自分達の進歩が感じられない現状だと、なおさらそう感じた。
彼は建築にすべての労力を割いているだろうし、戦闘している暇なんてないだろうと考えるのは自分達がそうだからである。
だけどなんでだろう?
彼の事を思い出すと、カノンはあの青白い燃える頭がちらついた。
「そんなわけないわよね……」
「何か言った?」
「何でもないわ。あ、このポーションものすごく安い。買っていこうかな?」
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注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。