135 / 257
第135話ちょっとギアを上げ過ぎた
「まぁ気楽にやろう。ただの確認だ」
「は、はい……」
カフェから外に出た僕は、龍宮院先生とお互いに向かい合って、格闘レッスンの時間である。
とはいえこうして人相手に向かい合うとさすがに緊張してしまう。
というのも僕は先日から手加減の練習を始めているのだが、日常生活では何とかなっても、攻撃となるとこれが中々難しいことが判明していたからだ。
こう……戦闘に切り替わったと意識すると、ギアが一段切り替わったような感覚をようやく意識できたってことなんだろう。
とりあえずいきなり殴りかかるのはかなり怖い。
掴んで取り押さえるが現実的な方法のように思えるが、僕にそういうのをやった経験はなかった。
やり慣れていないのは、精度の低さに直結していた。
「……ふぅー」
僕は集中して先生をよく見て、飛び掛かる。
狙いは襟。
授業で何度かやった柔道技狙いだ。
「……んん?」
だが次の瞬間グルリと視界がひっくり返って、気がつくと勢いよく地面に背中から叩きつけられていた。
「ごへぇ!」
更に勢いあまってズドンとちょっと洒落にならない音がして地面まで砕ける。
「うわ! ご、ごめんな! 大丈夫か!」
大慌てで龍宮院先生が声を掛けるので、僕は半分埋まった体をズボリと引き抜いた。
「……だ、大丈夫です……一体何が?」
「腕を取って投げただけ。でも……すごいな君、今のは殺しちゃったかと思った」
「……勘弁してください」
僕は自前の魔法で回復を掛けながら起き上がる。
ダメージもそんなに大きくはなく、これには先生も驚いていた。
「いやすまない! 相手が100レベル越えともなるとどうしても勘が働いてね。しかしこれがレベルの暴力か……前から一定の所から力が跳ね上がる感覚があったけど、もう何段階か確実に増えてるな。意識を調節しないと」
「……ですね。しかしビックリするほど自然に投げられました」
「ああ、まぁ君、格闘技は授業を受けたくらいだろう? 動きが分かりやすかった。それに打撃はやらないと思っていたからね。それは正解だ。人間相手に取り押さえるとなると打撃は加減が聞かない。投げか、キメか……そういう技の方が手加減しやすいだろうからね」
「そうですね」
「まぁ繰り返し練習しよう。しかし君は、掴んだ感触がなんだかすごいな。体の周りに膜のようなものがあった。薄くしてくれていたが……あれは強度を増せるのかい?」
「はい。こんなこともできますよ」
僕はオーラを手の形にして、先生の全身をきゅっと握って見せる。
全身をくるまれるように掴まれる感覚に先生は声を上げた。
「うわ! これはオーラで包んでいるのか……」
「そうです。変幻自在のオーラは体の動きの補佐にも攻撃にもガードにも使えます」
聖騎士特有のもので、守護することに特化したスキルだが応用が効きやすい、攻略君一押しのスキルである。
「……それはなんというか雑に強いな。なら下手に技を教え込むより君の場合そのオーラの使い方を磨いた方が手加減はしやすいかもしれないな」
僕も多分そっちの方が今となっては危険がないだろうなとは思った。
「……うん。なるほど。ならそっちはゆっくりやろう。じゃあ今日は先に私の方から試させてもらおうかな。君に手加減はいらないようだし……今度は全力で防御してくれ」
「……! 了解です」
龍宮院先生は攻めに転ずることを宣言すると、肩をグルグル回し腰を落として構える。
驚くほど静かな空気から、一転して龍宮院先生の蹴りは飛んできた。
「正面だ!」
「!」
咄嗟にアームを展開して、盾で防ぐ。
ゴワンと銅鑼のような音が鳴り、何とか防げたがドラゴンに殴られたってこんな衝撃は来なかった。
「いい反応だ! 勘がいいんだな! じゃあ次は上!」
脚が空に伸び、かかと落し。
再び盾で防いだが、あまりに衝撃が強すぎてオーラごと体が地面にめり込んだ。
「……んぐっ!」
「……ふむ。君、オーラでこっちの跳ね返る衝撃まで殺してるね。そんなことまでできるのか。いいな聖騎士!」
「そ、そうでしょう? 伊達にメイン盾をやっていません」
これでも高レベルモンスター相手に身体を張って来たんだ。
攻めはともかく守りには少し自信があって、数々の激戦がその自信を裏打ちしていた。
「本当に遠慮はいらないわけだ……じゃあ今度はこれだ」
飛びのいた先生は今度は拳を腰だめに構え、意識を集中。
少し離れた位置から何をしようとしている。
察した僕はパイルバンカーを地面に突き刺して支柱にすると背中を預けて盾を構えた。
「いい判断だ!」
そして拳を開いて突き出したその手からドンとエネルギーの塊が撃ち出されたのを僕は確かに見た。
それは攻撃に特化した一撃だった。
言ってしまえばエネルギーを凝縮して放つ弾丸こそ、先生が新たなジョブで身に着けた未知の攻撃手段だ。
僕の目の前でドカンと先ほどの蹴りに匹敵する衝撃が弾け、光の粒が背後に流れてゆく。
流石は先生。試し撃ちの時点で十分使いこなしている。
しかし魔法に比べて速射性能に優れているはずの気功弾は後が続かなかった。
「……どうしました?」
そっと盾の間から覗いてみる。
そこには手のひらを構えた状態で目を大きく開いている龍宮院先生がいて、そして彼女はツゥと一筋涙を流した。
「ホントどうしました!?」
「ああ……いやすまない。思ったよりも感動してしまった。……いや感動するだろう? 波だよ……波が出たんだ。道場のみんなに自慢したら泣いて悔しがるよ」
「そこまで?」
「そりゃそうだろう! もう明日から格闘家はみんなこいつを出すためにダンジョンに籠りに行くほどの発見だよ!」
「あー……確かに」
世界で今まで使える人間がいなかったから、みんな練習しなかったんだ。
出せるとわかれば、練習するし、修行したい。
特にちびっ子にでも見せたら、明日から教室で必殺技修行がさぞかし捗ることだろう。
浪漫の発露で、目の前の先生も一人の格闘家に戻りつつあった。
「うん! じゃあどんどんいくよ! まだまだ試してみたい!」
「……そうですね。スキルは格上相手の組手でも上がるみたいです。さっきのレッスンのお礼に付き合いますよ」
「本当かい!? じゃあ始めようか!」
宣言通り、龍宮院先生のギアが上がっていく。
繰り出される拳の弾幕はとてもじゃないが、僕のような素人が馬鹿正直に体でガードできるような威力でもスピードでもなかった。
僕はまぁ格闘の素人なりに、今までのダンジョン経験を最大限駆使して頑張ったと思う。
ただ、予想外だったのはこの聖騎士の性能だろう。
こいつは格闘系のジョブと相性が良すぎる。
もっと言うならその相性というのはサンドバックとしての相性だった。
防戦一方でぶちのめされること一時間ほど。
一応無傷ではあったが、僕の方が最初に精神が限界を迎えた。
「……っ先生! ちょっとタイムです! もう無理!」
「えぇ~? せっかく体が温まってきたところなのに……」
「最初に手加減の特訓をした初心者が誰だったかという事を思い出してください!?」
「いやいや、今の君ならもう十分探索者として通用するさ。私に手加減の必要はないしね!」
「双方必要ですって!」
この先生実は酔っぱらってない!?
とんでもねぇ! この人かなりのバトルジャンキーだ!
このままだとジョブのスキルがカンストするまで組手に付き合わされかねない。
有名探索者に修行とかそれはそれですごい事なんだろうけど、さすがに勘弁して欲しかった。
僕が疲弊していることに気がついた龍宮院先生は残念そうではあったが、そこでいったん拳を収めた。
ただまずいのは、この修行のせいか探索者として思ったより先生が盛り上がっていたことだった。
「でもそうだな…………生徒にここまで付き合ってもらうのは問題があるか。……これは教師をやってる場合じゃないかもな。真剣にダンジョンアタックに戻って……」
「それはさすがに待ってくださいお願いします! ……言ったでしょう? そのジョブは3つ極めてさらに強力なジョブへと昇華すると! ……そんなあなたに最適な修行法を進呈します!」
「本当に!」
苦労して部に昇格させたのに、顧問を手放してたまるもんですかい!
そんなことになったら僕が浦島先輩に殺されてしまう!
僕が数度頷き取り出したのは、さっき一匹倒してしまったが予備に持ってた頑丈なアイツだった。
「……どうぞキングオリハルコンスライムのサンドバックです」
「……ひき肉にされないかな?」
「今なら僕のレベルも上がりましたんで、スイカバージョンより強力な封印を施せます! 先生ならいい組手相手になるかと! このネットに入れておけば逃げないと思いますので!」
すまん! 僕の代わりに生贄になってくれ!
熟練度稼ぎを最大効率でやるなら、テイムしないでこうして封印するのが便利。
ただし危険なので、龍宮城辺りで使う分にはきっとためになるはずだった。
「は、はい……」
カフェから外に出た僕は、龍宮院先生とお互いに向かい合って、格闘レッスンの時間である。
とはいえこうして人相手に向かい合うとさすがに緊張してしまう。
というのも僕は先日から手加減の練習を始めているのだが、日常生活では何とかなっても、攻撃となるとこれが中々難しいことが判明していたからだ。
こう……戦闘に切り替わったと意識すると、ギアが一段切り替わったような感覚をようやく意識できたってことなんだろう。
とりあえずいきなり殴りかかるのはかなり怖い。
掴んで取り押さえるが現実的な方法のように思えるが、僕にそういうのをやった経験はなかった。
やり慣れていないのは、精度の低さに直結していた。
「……ふぅー」
僕は集中して先生をよく見て、飛び掛かる。
狙いは襟。
授業で何度かやった柔道技狙いだ。
「……んん?」
だが次の瞬間グルリと視界がひっくり返って、気がつくと勢いよく地面に背中から叩きつけられていた。
「ごへぇ!」
更に勢いあまってズドンとちょっと洒落にならない音がして地面まで砕ける。
「うわ! ご、ごめんな! 大丈夫か!」
大慌てで龍宮院先生が声を掛けるので、僕は半分埋まった体をズボリと引き抜いた。
「……だ、大丈夫です……一体何が?」
「腕を取って投げただけ。でも……すごいな君、今のは殺しちゃったかと思った」
「……勘弁してください」
僕は自前の魔法で回復を掛けながら起き上がる。
ダメージもそんなに大きくはなく、これには先生も驚いていた。
「いやすまない! 相手が100レベル越えともなるとどうしても勘が働いてね。しかしこれがレベルの暴力か……前から一定の所から力が跳ね上がる感覚があったけど、もう何段階か確実に増えてるな。意識を調節しないと」
「……ですね。しかしビックリするほど自然に投げられました」
「ああ、まぁ君、格闘技は授業を受けたくらいだろう? 動きが分かりやすかった。それに打撃はやらないと思っていたからね。それは正解だ。人間相手に取り押さえるとなると打撃は加減が聞かない。投げか、キメか……そういう技の方が手加減しやすいだろうからね」
「そうですね」
「まぁ繰り返し練習しよう。しかし君は、掴んだ感触がなんだかすごいな。体の周りに膜のようなものがあった。薄くしてくれていたが……あれは強度を増せるのかい?」
「はい。こんなこともできますよ」
僕はオーラを手の形にして、先生の全身をきゅっと握って見せる。
全身をくるまれるように掴まれる感覚に先生は声を上げた。
「うわ! これはオーラで包んでいるのか……」
「そうです。変幻自在のオーラは体の動きの補佐にも攻撃にもガードにも使えます」
聖騎士特有のもので、守護することに特化したスキルだが応用が効きやすい、攻略君一押しのスキルである。
「……それはなんというか雑に強いな。なら下手に技を教え込むより君の場合そのオーラの使い方を磨いた方が手加減はしやすいかもしれないな」
僕も多分そっちの方が今となっては危険がないだろうなとは思った。
「……うん。なるほど。ならそっちはゆっくりやろう。じゃあ今日は先に私の方から試させてもらおうかな。君に手加減はいらないようだし……今度は全力で防御してくれ」
「……! 了解です」
龍宮院先生は攻めに転ずることを宣言すると、肩をグルグル回し腰を落として構える。
驚くほど静かな空気から、一転して龍宮院先生の蹴りは飛んできた。
「正面だ!」
「!」
咄嗟にアームを展開して、盾で防ぐ。
ゴワンと銅鑼のような音が鳴り、何とか防げたがドラゴンに殴られたってこんな衝撃は来なかった。
「いい反応だ! 勘がいいんだな! じゃあ次は上!」
脚が空に伸び、かかと落し。
再び盾で防いだが、あまりに衝撃が強すぎてオーラごと体が地面にめり込んだ。
「……んぐっ!」
「……ふむ。君、オーラでこっちの跳ね返る衝撃まで殺してるね。そんなことまでできるのか。いいな聖騎士!」
「そ、そうでしょう? 伊達にメイン盾をやっていません」
これでも高レベルモンスター相手に身体を張って来たんだ。
攻めはともかく守りには少し自信があって、数々の激戦がその自信を裏打ちしていた。
「本当に遠慮はいらないわけだ……じゃあ今度はこれだ」
飛びのいた先生は今度は拳を腰だめに構え、意識を集中。
少し離れた位置から何をしようとしている。
察した僕はパイルバンカーを地面に突き刺して支柱にすると背中を預けて盾を構えた。
「いい判断だ!」
そして拳を開いて突き出したその手からドンとエネルギーの塊が撃ち出されたのを僕は確かに見た。
それは攻撃に特化した一撃だった。
言ってしまえばエネルギーを凝縮して放つ弾丸こそ、先生が新たなジョブで身に着けた未知の攻撃手段だ。
僕の目の前でドカンと先ほどの蹴りに匹敵する衝撃が弾け、光の粒が背後に流れてゆく。
流石は先生。試し撃ちの時点で十分使いこなしている。
しかし魔法に比べて速射性能に優れているはずの気功弾は後が続かなかった。
「……どうしました?」
そっと盾の間から覗いてみる。
そこには手のひらを構えた状態で目を大きく開いている龍宮院先生がいて、そして彼女はツゥと一筋涙を流した。
「ホントどうしました!?」
「ああ……いやすまない。思ったよりも感動してしまった。……いや感動するだろう? 波だよ……波が出たんだ。道場のみんなに自慢したら泣いて悔しがるよ」
「そこまで?」
「そりゃそうだろう! もう明日から格闘家はみんなこいつを出すためにダンジョンに籠りに行くほどの発見だよ!」
「あー……確かに」
世界で今まで使える人間がいなかったから、みんな練習しなかったんだ。
出せるとわかれば、練習するし、修行したい。
特にちびっ子にでも見せたら、明日から教室で必殺技修行がさぞかし捗ることだろう。
浪漫の発露で、目の前の先生も一人の格闘家に戻りつつあった。
「うん! じゃあどんどんいくよ! まだまだ試してみたい!」
「……そうですね。スキルは格上相手の組手でも上がるみたいです。さっきのレッスンのお礼に付き合いますよ」
「本当かい!? じゃあ始めようか!」
宣言通り、龍宮院先生のギアが上がっていく。
繰り出される拳の弾幕はとてもじゃないが、僕のような素人が馬鹿正直に体でガードできるような威力でもスピードでもなかった。
僕はまぁ格闘の素人なりに、今までのダンジョン経験を最大限駆使して頑張ったと思う。
ただ、予想外だったのはこの聖騎士の性能だろう。
こいつは格闘系のジョブと相性が良すぎる。
もっと言うならその相性というのはサンドバックとしての相性だった。
防戦一方でぶちのめされること一時間ほど。
一応無傷ではあったが、僕の方が最初に精神が限界を迎えた。
「……っ先生! ちょっとタイムです! もう無理!」
「えぇ~? せっかく体が温まってきたところなのに……」
「最初に手加減の特訓をした初心者が誰だったかという事を思い出してください!?」
「いやいや、今の君ならもう十分探索者として通用するさ。私に手加減の必要はないしね!」
「双方必要ですって!」
この先生実は酔っぱらってない!?
とんでもねぇ! この人かなりのバトルジャンキーだ!
このままだとジョブのスキルがカンストするまで組手に付き合わされかねない。
有名探索者に修行とかそれはそれですごい事なんだろうけど、さすがに勘弁して欲しかった。
僕が疲弊していることに気がついた龍宮院先生は残念そうではあったが、そこでいったん拳を収めた。
ただまずいのは、この修行のせいか探索者として思ったより先生が盛り上がっていたことだった。
「でもそうだな…………生徒にここまで付き合ってもらうのは問題があるか。……これは教師をやってる場合じゃないかもな。真剣にダンジョンアタックに戻って……」
「それはさすがに待ってくださいお願いします! ……言ったでしょう? そのジョブは3つ極めてさらに強力なジョブへと昇華すると! ……そんなあなたに最適な修行法を進呈します!」
「本当に!」
苦労して部に昇格させたのに、顧問を手放してたまるもんですかい!
そんなことになったら僕が浦島先輩に殺されてしまう!
僕が数度頷き取り出したのは、さっき一匹倒してしまったが予備に持ってた頑丈なアイツだった。
「……どうぞキングオリハルコンスライムのサンドバックです」
「……ひき肉にされないかな?」
「今なら僕のレベルも上がりましたんで、スイカバージョンより強力な封印を施せます! 先生ならいい組手相手になるかと! このネットに入れておけば逃げないと思いますので!」
すまん! 僕の代わりに生贄になってくれ!
熟練度稼ぎを最大効率でやるなら、テイムしないでこうして封印するのが便利。
ただし危険なので、龍宮城辺りで使う分にはきっとためになるはずだった。
あなたにおすすめの小説
さびれたレンタル道具屋の転生おっさん、道具の使い方を教えまくる。~客のS級冒険者が俺を歴戦の英雄と勘違いして弟子入りを求めてくるんだが~
遥風 かずら
ファンタジー
前世で過労死した久世織人が目を覚ますとそこは異世界の王都、しかも古道具屋の跡取り息子として転生していた。アクセル・リオットとして成長した彼は荷物持ちとして冒険者パーティーに同行、その道中に【無限収納】スキルを開花させる。
パーティー活動から離脱後、四十歳となったアクセルは前世の記憶を思い出し、儲かりそうという考えで道具レンタル屋を始めていた。客足もなく店がさびれる中、道具の使い方が出来てない冒険者によって治安の乱れや魔物討伐の失敗が続いているという話を常連客から聞かされる。あらゆる道具に精通するアクセルは客の冒険者に使い方を教えに行くことを思い立つ。
アクセルの教えにより、やがてS級冒険者や聖女、王女までも勘違いして彼の元には次々と弟子入りを求める者が現れていくのだった。
《カクヨム様で50000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う
なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。
スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、
ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。
弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、
満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。
そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは――
拾ってきた野良の黒猫“クロ”。
だが命の灯が消えかけた夜、
その黒猫は正体を現す。
クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在――
しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。
力を失われ、語ることすら封じられたクロは、
復讐を果たすための契約者を探していた。
クロは瀕死のソラと契約し、
彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。
唯一のスキル《アイテムボックス》。
そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、
弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。
だがその裏で、
クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、
復讐の道を静かに歩み始めていた。
これは――
“最弱”と“最凶”が手を取り合い、
未来をやり直す物語
俺の家に異世界ファンタジーガチャが来た結果→現実世界で最強に ~極大に増えていくスキルの数が膨大になったので現実世界で無双します~
仮実谷 望
ファンタジー
ガチャを廻したいからそんな理由で謎の異世界ガチャを買った主人公はガチャを廻して自分を鍛えて、最強に至る。現実世界で最強になった主人公は難事件やトラブルを解決する。敵の襲来から世界を守るたった一人の最強が誕生した。そしてガチャの真の仕組みに気付く主人公はさらに仲間と共に最強へと至る物語。ダンジョンに挑戦して仲間たちと共に最強へと至る道。
ガチャを廻しまくり次第に世界最強の人物になっていた。
ガチャ好きすぎて書いてしまった。
素材ガチャで【合成マスター】スキルを獲得したので、世界最強の探索者を目指します。
名無し
ファンタジー
学園『ホライズン』でいじめられっ子の生徒、G級探索者の白石優也。いつものように不良たちに虐げられていたが、勇気を出してやり返すことに成功する。その勢いで、近隣に出没したモンスター討伐に立候補した優也。その選択が彼の運命を大きく変えていくことになるのであった。
ダンジョンのある生活《スマホ片手にレベルアップ》
盾乃あに
ファンタジー
進藤タクマは25歳、彼女にフラれて同棲中の家を追い出され、新しい部屋を借りたがそこにはキッチンに見知らぬ扉が付いていた。床下収納だと思って開けたらそこは始まりのダンジョンだった。
ダンジョンを攻略する自衛隊、タクマは部屋を譲り新しい部屋に引っ越すが、そこにもダンジョンが……
始まりのダンジョンを攻略することになったタクマ。
さぁ、ダンジョン攻略のはじまりだ。
ダンジョントランスポーター ~ 現代に現れたダンジョンに潜ったらレベル999の天使に憑依されて運び屋になってしまった
海道一人
ファンタジー
二十年前、地球の各地に突然異世界とつながるダンジョンが出現した。
ダンジョンから持って出られるのは無機物のみだったが、それらは地球上には存在しない人類の科学や技術を数世代進ませるほどのものばかりだった。
そして現在、一獲千金を求めた探索者が世界中でダンジョンに潜るようになっていて、彼らは自らを冒険者と呼称していた。
主人公、天城 翔琉《あまぎ かける》はよんどころない事情からお金を稼ぐためにダンジョンに潜ることを決意する。
ダンジョン探索を続ける中で翔琉は羽の生えた不思議な生き物に出会い、憑依されてしまう。
それはダンジョンの最深部九九九層からやってきたという天使で、憑依された事で翔は新たなジョブ《運び屋》を手に入れる。
ダンジョンで最強の力を持つ天使に憑依された翔琉は様々な事件に巻き込まれていくのだった。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。