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第149話テイマーの可能性
とりあえずみんな満足するまでエルフについて語り終えた僕らは、続いて自然と裏スキルの話になる。
かなり危ない橋を渡らなければならないが、切り札となりうる裏スキルを習得したのはこれで3人目。
まだ取れていない浦島先輩にどうするか聞いてみると先輩はあっさりしたものだった。
「興味はあるけど、今はいいかなぁ。手持ちを増やしてる真っ最中だし」
浦島先輩は、独自にやはり成長の仕方を模索中の様だった。
「手持ちと言うと、テイムモンスターですよね?」
「そうそう。人型の獣系を中心にさ、器用そうな子集めてるんだ」
それはまた大変そうな試みで僕は感心して唸る。
テイマーとはいえ、結局モンスターは捕まえないといけない。そのための労力は必要だし、頭のいい奴は狡猾で捕まえるのも難易度が上がること間違いなしだった。
「何かするんですか?」
ただ僕としては獣系のテイムは想定内だが、器用そうというのがポイントなんだろう。
事実そうだったようで、浦島先輩は楽しそうに頷いていた。
「もちろん。いったんサポートジョブをうちの子全員につけるのが最近の目標かな?」
「! 全員ですか? モンスターに?」
「そう、全員。結局今ってさ、建築系ってワタヌキ君に頼りきりじゃない? 今の所どうにかなってるけど、本来建築って一人でやるもんじゃないと思うんだよね。人海戦術ってやつ? そういうの、テイマーは役立てそうでしょう?」
「……浦島先輩そんなこと気にしてたんですか? 僕も必要だと思ってやってるんですから気にしなくていいのに」
なんだか密かに僕は感動したが、いやいやさすがにと浦島先輩は苦笑いだった。
「そりゃ気にするでしょ。カフェ作ってもらって、旅館作ってもらって、気にしない方がおかしくない? ふっふっふっ。だけど最近はコツを掴んで来たからね、テイムモンスターだって大所帯になって来たし、こうご期待ってところだね」
僕は攻略君に一応確認すると、手間はかかるけど可能とのこと。
そして既に成果が出ているようで、浦島先輩が言うなら僕も楽しみになって来た。
「そりゃあ、期待しちゃいますね。……でもサポジョブ育てるのは結構根気がいりますよ? モンスターって細かい事させるには情熱いりますもん」
「それは確かに日々感じるところだねぇ。カフェ店員も、ずいぶんまぁ情熱ありきなところあったよ。まぁ気長にやる」
「カーペンターを上げるなら、やっぱり建築するのが一番ですから何かあればいいんですけど……なんならここのセーフエリアを使ったらどうです? かなり広いですし」
「そうだねぇ。一番現実的だし、試したいわ。ちなみにワタヌキ後輩は、サポジョブ育てるのどうやってんの?」
「トイレと売店作ってますね。おおよそ満足してきたんで、アイディア募集中です」
「……やっぱりアレそういうことだよねぇ。私らの学年でも、ダンジョン潜りやすくなったって好評だよ。ありがとうございます」
「照れちゃいますね」
結局こういうのは地道にコツコツとやるのが一番効率がいいのだ。
そして気がつけば成果が上がっていれば最高だった。
「私もそっち路線で行くのありかもなぁ。授業のアタック最近退屈になって来てるし」
「それはいいですね。みんな喜びますよ」
僕らでこっそり、ダンジョンは不便なものだと言う固定観念を壊していくのも楽しそうだった。
「ちなみに、どんなものがあるといいと思う?」
浦島先輩が話を振ると、すかさず空気を読んで黙っていた全員の手が上がった。
「はい! 刀剣ショップなんてどうでござる?」
「はい! コンビニダンジョン支店欲しいです!」
「はい。そろそろネットカフェがいるかなって。ソフトクリーム食べ放題のやつ」
「超ハードル上げてくるじゃん」
なるほど……全部実現したら超便利なダンジョンになりそうだ。
かなりバラバラだったが、それぞれできそうな根拠もあって、地味に実現は不可能ではない。
「んーまぁ、可能性は無限大か! もっと手広く集めてみるかなぁ……」
なんてことを先輩は冗談めかして言っていたけれど、アレはやる気の顔に違いなかった。
かなり危ない橋を渡らなければならないが、切り札となりうる裏スキルを習得したのはこれで3人目。
まだ取れていない浦島先輩にどうするか聞いてみると先輩はあっさりしたものだった。
「興味はあるけど、今はいいかなぁ。手持ちを増やしてる真っ最中だし」
浦島先輩は、独自にやはり成長の仕方を模索中の様だった。
「手持ちと言うと、テイムモンスターですよね?」
「そうそう。人型の獣系を中心にさ、器用そうな子集めてるんだ」
それはまた大変そうな試みで僕は感心して唸る。
テイマーとはいえ、結局モンスターは捕まえないといけない。そのための労力は必要だし、頭のいい奴は狡猾で捕まえるのも難易度が上がること間違いなしだった。
「何かするんですか?」
ただ僕としては獣系のテイムは想定内だが、器用そうというのがポイントなんだろう。
事実そうだったようで、浦島先輩は楽しそうに頷いていた。
「もちろん。いったんサポートジョブをうちの子全員につけるのが最近の目標かな?」
「! 全員ですか? モンスターに?」
「そう、全員。結局今ってさ、建築系ってワタヌキ君に頼りきりじゃない? 今の所どうにかなってるけど、本来建築って一人でやるもんじゃないと思うんだよね。人海戦術ってやつ? そういうの、テイマーは役立てそうでしょう?」
「……浦島先輩そんなこと気にしてたんですか? 僕も必要だと思ってやってるんですから気にしなくていいのに」
なんだか密かに僕は感動したが、いやいやさすがにと浦島先輩は苦笑いだった。
「そりゃ気にするでしょ。カフェ作ってもらって、旅館作ってもらって、気にしない方がおかしくない? ふっふっふっ。だけど最近はコツを掴んで来たからね、テイムモンスターだって大所帯になって来たし、こうご期待ってところだね」
僕は攻略君に一応確認すると、手間はかかるけど可能とのこと。
そして既に成果が出ているようで、浦島先輩が言うなら僕も楽しみになって来た。
「そりゃあ、期待しちゃいますね。……でもサポジョブ育てるのは結構根気がいりますよ? モンスターって細かい事させるには情熱いりますもん」
「それは確かに日々感じるところだねぇ。カフェ店員も、ずいぶんまぁ情熱ありきなところあったよ。まぁ気長にやる」
「カーペンターを上げるなら、やっぱり建築するのが一番ですから何かあればいいんですけど……なんならここのセーフエリアを使ったらどうです? かなり広いですし」
「そうだねぇ。一番現実的だし、試したいわ。ちなみにワタヌキ後輩は、サポジョブ育てるのどうやってんの?」
「トイレと売店作ってますね。おおよそ満足してきたんで、アイディア募集中です」
「……やっぱりアレそういうことだよねぇ。私らの学年でも、ダンジョン潜りやすくなったって好評だよ。ありがとうございます」
「照れちゃいますね」
結局こういうのは地道にコツコツとやるのが一番効率がいいのだ。
そして気がつけば成果が上がっていれば最高だった。
「私もそっち路線で行くのありかもなぁ。授業のアタック最近退屈になって来てるし」
「それはいいですね。みんな喜びますよ」
僕らでこっそり、ダンジョンは不便なものだと言う固定観念を壊していくのも楽しそうだった。
「ちなみに、どんなものがあるといいと思う?」
浦島先輩が話を振ると、すかさず空気を読んで黙っていた全員の手が上がった。
「はい! 刀剣ショップなんてどうでござる?」
「はい! コンビニダンジョン支店欲しいです!」
「はい。そろそろネットカフェがいるかなって。ソフトクリーム食べ放題のやつ」
「超ハードル上げてくるじゃん」
なるほど……全部実現したら超便利なダンジョンになりそうだ。
かなりバラバラだったが、それぞれできそうな根拠もあって、地味に実現は不可能ではない。
「んーまぁ、可能性は無限大か! もっと手広く集めてみるかなぁ……」
なんてことを先輩は冗談めかして言っていたけれど、アレはやる気の顔に違いなかった。
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