妻の望みは………貞操逆転世界

クロハナ

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2日目/岡崎優輝※※鈴鳴家※※

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16:30過ぎに扉をノックする音がした

TVでは まだ検索中の画面が表示されているので一度電源を切った

やましい事を検索してた訳ではないが 何か恥ずかしいと感じるのは俺だけだろうか?


「は~い どうぞ~」


三神さん達が来たのかと思っていたが 部屋に来たのは女医の鈴鳴さんと婦長の永井さんだった


「おっ優輝君元気そうだな 身体の調子はどうだい?」


「特に問題ないですよ 逆に調子いいぐらいですよ」


なにせ若返った身体だ 老眼鏡もいらない 身体が妙に軽く感じて逆に動きまわりたいぐらいだ


「まだ検査もしてないから むやみに病室を出ないようにな」


と鈴鳴さんと会話をしている間に永井さんは部屋の電気を点けカーテンを閉めてくれた


永井さんが「18時には夕食だけど どっちがいいかな?AとBがあるんだけどね」とメニューの書かれた紙を渡してくれた


Aは焼き魚メインでBは肉がメインって感じで 俺の感覚では1食3000円ぐらいするのではないかと思った

一応検索で調べたとはいえ本当に男は無料なんだろうか

個室の部屋代も気になる 俺は永井さんに


「ちなみに男性じゃないなら この食事と部屋代っていくらぐらいなんですか?」


永井さんは驚きと不思議そうに


「男なのに変な所気にするのね……え~と確か一般だと1食2500円で このクラスの部屋だと1泊2万ぐらいだったかな」


永井さんの話を聞き え~と30日×2万で60万 2500円×3で7500 7500×30で225000円で 合計82万5000円!1ヶ月入院したらで計算したが高い 高すぎる


俺は鈴鳴さんに「どのくらい入院なりますか?」


「期間か?普通に検査したとしても2日間ぐらいだと思うが 優輝君の場合記憶喪失の可能性が高いから脳を調べないとな あと名前と歳以外他に何か思い出さないか メンタルケアも計画して試さないとな……長くて1ヶ月かな」


「そうですか……あまり長いと」お金を払えない


そう 俺は過去から来た訳でこの国の戸籍はない

戸籍がない 生まれた経歴もなく成人した登録もない

多分三神さん達が一生懸命俺の身元を探していることだろうが見つかるはずがない

先程まで検索していた中に 戸籍がない場合どうなるかを調べていた

どのような経緯で戸籍がないのかもによるが 最終的には必ず戸籍は作って貰える しかし強制的に国に保護される

それは義務が発生するという事

俺は検索中で保護される事を拒否して義務を免状された家系を見つけていた

鈴鳴家 保護されず自力で稼ぎ生活して結婚して子育てをする

俺のいた時代には普通の事だった

こちらの世界では男はペットの様な扱いを受けている

最初はハーレムかと喜んだが 検索してみて思いは変わった

保護区に住み 種馬もしくは性的玩具のような扱いを受けて生涯を終える

仕事もせず 好き勝手に生きて……何か違うだろ?

仕事や生活をして 縁があって知り合った女性と楽しく暮らし子供を作り家族に囲まれて生涯を終える

それこそ意味ある生き方なんじゃないだろうか

そりゃ~ちょっとはハーレムを作って楽しみたい気持ちもあるけど 国から支給されたお金では なんか嫌だ

自分の稼ぎの許容範囲で作るのなら なんとなく理解できる

だから この鈴鳴家の自力で生きる事に共感した

なんとか保護から逃れる方法はないだろうか……

とりあえず 1ヶ月も入院したら82万5000円もかかる

せめて1週間ぐらいにして貰って 仕事を探さねば

そんな事を考えていたら鈴鳴さんが


「優輝君ちょっと相談なんだが うちの親族に君と同じぐらいの男の子がいるんだが友達になってやってくれないだろうか?君も同性の友人が出来れば相談とかもしやすくなり生活しやすいと思うんだが どうかな?」


俺は「えっ?」


「うちの家系はちょっと有名でな 親族に男が結構いるんだよ」


「もしかして家訓を守って生活してる鈴鳴家ですか?」


「ん?覚えていたのか?記憶が戻ったのか?」


「いえ 検索したら見つけまして さっき知りました 鈴鳴さんはその家系なんですか?」


「あぁ 兄が3人いる本家の方だ」


俺は喜んだ 何て偶然だ


「く、詳しく伺ってもいいですか?」


鈴鳴さんは自分の家系に興味を持たれるとは思っていなかったのか驚いていた


「詳しくと言っても 検索したんだろ?私が知ってる事であまり知られていない事と言えば 150年ほど前に鈴鳴家に婿に来た男性から うちの家系は男性が多くなったと聞いた事があるな……確か岡崎清十郎だったかな」


俺は驚いた。


それ親父の名前と同じだ!

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