妻の望みは………貞操逆転世界

クロハナ

文字の大きさ
15 / 85

2日目/三神優子※※報告※※

しおりを挟む
私達は病室を後にナースステーションまで戻って来た

警察署に戻り副署長に報告しなければ……

私は鈴鳴さんと永井さんに


「今日はありがとうございました 本当に助かりました」


鈴鳴さんは「いや精神面も医師としてケアするのは当然の事 気にしないでいい」


婦長さんも 「そうです 今の男性は精神的に病になる方が多いんですから」


私は「正直 優輝君が心配です 記憶を無くした事で右も左側もわからず同性の男性も近くにいないのですから」


すると鈴鳴さんが


「同性の友人でも出来ればか……心当たりがある頼んでみるか」


私は「心当たり?」


すると鈴鳴さんが「あぁ 私の親族には男が多いからな 同じぐらいの歳の男の子も2人ほどいたはずだ」


私は「もしかして 鈴鳴家?名字を聞いた時にもしかしてと思っていたのですが」


遠野と井川も驚いたようで井川が


「あの世界一男が産まれやすいという家系の鈴鳴家ですか?」


婦長の永井さんが自慢するように


「凄いんですよ 男が生まれる確率は50%ですよ それに鈴鳴先生には兄が3人もいるんですから」


鈴鳴さんは「まっ兄は3人だがそのあと私と妹で女2人だがな」


それでも男が3人連続で生まれるなど どれだけ天文的な確率か

そして鈴鳴家と言えば産まれた子供が男だった場合 成人後2人の妻と結婚して夫婦として生活する珍しい家系だ

今の男性は結婚もせず月2回の精子バンクに提供だけして個人で生活しているのが普通だ

家訓として2人と結婚して子供を作り認知して夫婦で子育てする事と国に保護される事はせず 自分で稼ぎ生きる事も家訓らしい

その為 義務の月2回の精子バンク提供も免状となっているらしい

今のこのご時世で男性が仕事するなど競争相手がいないにも等しい

その為 会社社長や政治家など高い役職に就く事が多い

そして鈴鳴さんが


「まあ なぜか気になる男の子だからな」


それを聞いた永井さんが驚いた様子で


「鈴鳴先生が研究対象じゃなく男に興味が沸くなんて……好みだったんですか?」


「いや 好みとゆうより何か身内のような感じでな……自分でも上手く説明出来んのだが面倒をみないといけない気がするのだ」


と不思議そうにしていた


すると遠野が「何か普通の男の子と違う感じはしますね……何て言うか……私は年下はタイプではないんですが 何か男らしいって言うかわからないんですが惹かれるものがありますね」


井川も「何かちょっと違いますよね」


まあ 私も違和感は感じていたが……


「とりあえず鈴鳴さん 出来るだけ身体に異常がないか調べて欲しい あと同性の友人になりそうな方の紹介はお任せますので よろしくお願いします」


鈴鳴さんは頷いて「あぁ 任せておいてくれ」


私達は また夕方に来ますのでと礼をして病院を後にした

私は帰りの車の中で 遠野に全国の男性の行方不明者リストの作成と捜索届けが出てないかの確認を指示 井川には日本での男性の義務と権利に関する書類の準備と優輝と言う名前の成人登録された人物の特定を指示した

そして2人に私は報告書を書き次第 副署長に報告に行く事を伝えた

警察署に到着後 すぐに各自作業に移った

私は報告書を簡単にまとめ 副署長の部屋へと向かった

部屋の前まで行きノックをして


「失礼します 三神です 報告に来ました」


春日副署長が部屋の中から


「入れ」


私は「失礼します」と部屋に入り報告書を手渡した すぐに春日副署長は書類に目を通し「おっ意識が戻ったか……しかし記憶喪失の可能性が高いのか……名前と歳はわかったが確認はまだか……ん?覗き?不起訴?不可抗力だったと?」


副署長が途中から私を睨めるように見てから


「三神!胸に仕舞っているBMRの提出を命じる」


BMRとは B(behaviral)M(moniToring)R(recorder)の略称で行動監視レコーダー

男性保護官は全員バッチを胸につける義務がある そして部署を纏める立場の者になるとカメラ付きのバッチへと替わる

これは署長・副署長・部署統括者だけが知る秘密になっていて48時間毎に提出する決まりだ

私はすっかり忘れていた「あっ」

優輝君の腹筋を録画していたのか……提出……見れない

私はその事に気付き 提出する前にデータをコピーしておけば良かったと後悔した

春日副署長は私の顔を見てすぐにわかったらしく


「その顔だと付けているのを忘れていたな データのコピーもしてないな」とニヤリ


私は渋々BMRを提出した……多分泣きそうな顔だっただろう


春日副署長が「コピーなどしてたら本当に始末書どころの話じゃなかったぞ」

それもそうなのだが……もう一度見たかった

しおりを挟む
感想 9

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

処理中です...